タイチが内藤哲也をインターコンチベルトで殴打し挑戦を表明!「お前とクリス・ジェリコより俺の方が一枚上手」と高笑い!
5日、東京都・後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NEW YEAR DASH!!』でタイチが内藤哲也の持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦を表明した。
内藤は、先日4日の東京ドーム大会でクリス・ジェリコと同王座を賭けて対戦し、ICベルトでの殴打からのデスティーノでジェリコを沈めて新王者となっていた。この日、鷹木信悟&BUSHIはIWGPジュニアタッグ王座を、EVIL&SANADAはIWGPタッグ王座を奪取しており、L.I.Jは稼働中のメンバー全員がチャンピオンとなっていた。
一方、鈴木軍は金丸義信&エル・デスペラードがジュニアタッグ王座から陥落し、タイチには試合が用意されず。そして鈴木みのるは同大会で自身に用意されたカードが第0試合であったことを「試合が組まれないよりも屈辱的だ。全方位に向けて鈴木軍は逆襲をしていく」と怒りを顕にしていた。
この日のセミファイナルでは、鷹木信悟&BUSHI&SANADA&EVIL&内藤哲也vsエル・デスペラード&金丸義信&タイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのるという数多の遺恨が存在する“L.I.Jvs鈴木軍”の全面対抗戦が行われた。
タイチが内藤をイスで奇襲して試合が始まり、互いに因縁を持つ相手に狙いを定めてぶつかり合っていく。中でもタイチは内藤に異様な執着を見せ、鷹木&BUSH&内藤に集中攻撃されても内藤だけをロックオン。トドメを狙う内藤にハイキックでカウンターを入れ、アックスボンバーで叩き伏せる。
ここでTAKAがインターコンチのベルトをタイチに手渡すと、タイチは内藤の顔面をベルトでフルスイングし、ブラック・メフィストで叩きつけて3カウント。先日のジェリコ戦で内藤が勝利した流れを再現して見せた。
試合後も鈴木軍は暴れまわり、L.I.Jの面々を全員KO。さらにマイクを取ったタイチは「テメーが昨日勝った同じやり口で今日はこんなにあっさりやられた気分はどうだオイ?お前とクリス・ジェリコの試合より、俺のほうが一枚上手だったようだな!お前よ、いつもよ、このベルトいらねーだの何だの言っておいてよ、一回でもこのベルトコントロールしたことあんのかよ?テメーは口だけなんだよいつも。そんなにいらねーんだったらよ、これ、寄越せよ俺によ」と内藤に挑戦を表明。
バックステージに戻ったタイチは、試合後もコスチュームのパンタロンを履いたままであることに気付き、「初脱ぎもさせてくれねぇのかよ内藤よ。初めてだぜ付いたまま終わったの。もうちょっと頑張れ。『昨日クリス・ジェリコとやりました』って、そんなの理由にならねぇぞ。チャンピオンなんだからもうちょっと頑張れ。期待してるぜ」と高笑いし、会場を後にした。