約20年ぶりにカス野郎プロレスが新宿FACEに復活!藤永代表が「これからのストーリーもお見せできて良かった」

12日、新宿FACEにて『KOBEメリケンプロレス~LAST of 新宿カス野郎~』が開催された。
2006年に新宿FACEで旗揚げされたカス野郎プロレスは、翌年から『月刊カス野郎プロレス・カスイチ』と名を変え毎月興行を行っていた。主催の藤永幸司(現:BADMAX藤永)はプロレスショップの店長であったが、2007年からElDoradoの運営会社代表になるも、2008年にEldoradoは解散。カスイチも同時期に終了してしまっていたが、2015年に神戸カス野郎プロレスとして復活する。リングのあるプロレスカフェバー『リングソウル』も神戸元町に開店し、2020年にカス野郎プロレスを終了させると2021年からはKOBEメリケンプロレスとして名を変えて継続してきた。
約20年ぶりに新宿FACEに帰ってきたカス野郎ども。オープニングで藤永がリングにあがると、約20年ぶりの新宿FACEに感無量で言葉に詰まる。当時カスイチでプロレスの神様として登場していたカス男さんもスクリーンに登場し、温かい空気で大会はスタート。

第4試合のシングルマッチに出場した藤永は入場から缶ビールを両手でぶつけ、頭からビールを浴びながら入場し、ヴァンヴェール・ジャックの待つリングに入ると激しく蹴りつけていく。トペを狙ったジャックの脳天を竹刀で殴り迎撃するが、場外乱闘でジャックがフランケンでエプロンに藤永の顔面を叩きつけ、さらにエプロンから場外へシューティングスタープレスを投下すると会場のテンションはMAXに。
ジャックがトドメのトラースキックを狙うが、藤永がレフェリーのHARUを盾にすると顔面に誤爆しHARUはKO。ジャックのスワンダイブも竹刀で迎撃した藤永は、えげつないニールキックを顔面に叩き込むがレフェリーはおらずカウントが叩かれない。
藤永は竹刀で腕を固定しての磔式ジャーマンで叩きつけると、阿流レフェリーがリングに滑り込みカウントを叩くが2。
藤永はタイガードライバーを狙うも、着地したジャックがトラースキックからハンドスプリングエルボーを叩き込み、スワンダイブ・フロッグスプラッシュを投下するも2。
ならばとジャックがコーナーに上るが、突然爆音が鳴り響き悪の軍団『ブラック・シャドウ』のグンソ、KEN、淳福、藤本幸輝が乱入。神戸戦隊メリケンジャーの谷嵜なおき、三原一晃、TiiDAが助けに入るが、藤永がブラックシャドウの新メンバーとして加入することが発表される。ならばとジャックがメリケンジャーに加入し、そのまま第5試合が正義と悪の全面対抗戦となった。

TiiDAがブラックシャドウの集中砲火をくらい、藤永とエルボー合戦。だが三原がパワーファイトでブラックシャドウを次々場外に叩き出し、ジャックがトペからTiiDAも三角飛びケブラーダ。逆転したメリケンジャーがKENにトレイン攻撃から三原が谷嵜とジャックを背負ってのボディプレスを投下する。フォールも藤永が次々メリケンジャーを竹刀で殴りつけてカットし、ジャックをブラックシャドウで袋叩きに。だがジャックがハンドスプリングエルボーで迎撃すると、藤永に谷嵜が地獄の断頭台を投下。さらにジャックがシューティングスタープレスを投下し3カウントを奪った。

正義と悪に分かれながらも、選手たちは新宿FACEでこの興行を開催してくれた藤永代表に感謝。
藤永代表は最後は笑顔を見せながら「今日のお客さんの笑顔とか、新宿FACEの懐かしいスタッフさんとか、あの顔見ると今日はやっぱやってよかったなって思いましたね。あと選手が心込めて試合してくれてるのを本当に感じて、すべての試合に感動しました。僕が初めは小さなプロレスショップから始めたんですけども、初めて自分で興行を打ち出した時、それがこの新宿FACEで1回目。2006年だったんで、本当に丸20年。見るもの見るもの全てが懐かしくて、これがなくなってしまうのはもう本当に辛いですけども、逆に言えば20年間プロレス道、我が道を進んで神戸でプロレス頑張ってきて、こうやって最後の新宿FACEでこういう興行を打てたということは本当に嬉しく思いますし、20年前は一番弱かったブラザーヤッシーがね、チャンピオンとなってここ同じ場所に帰ってきたっていうのはすごい感慨深いというか。またそのチャンピオンを上回る新チャンピオンが生まれたっていう、そういったこれからのストーリーもお見せできて良かったかなと思います」と、メインイベントでの“brother”YASSHIvs木下亨平の王座戦を振り返り熱い思いを語る。
そして「また新宿FACEみたいな会場をこの新宿FACEの熱いスタッフたちがなんかやってくれそうな気がするんで、それを待って神戸でプロレスを盛り上げていきたいと思います。またその新しい会場ができたら KOBEメリケンプロレスで乗り込みたいと思いますのでよろしくお願いします!ありがとうございました」とメッセージを送り、約20年越しに新宿FACEでのカス野郎プロレスに幕を閉じた。
KOBEメリケンプロレスはこれからも、毎週金曜日に神戸元町リングソウルで歴史を積み上げていく。
















