SOG王者・渡瀬瑞基が元全日本のSUSHIを撃破し王座V4!8・15後楽園での次期挑戦者に尊敬する先輩・入江茂弘を指名

ガンバレ☆プロレスが7月4日、東京・新木場1stRINGで『エンター・ザ・ボイド2026』を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の渡瀬瑞基が元全日本プロレスのSUSHIを撃破し、4度目の防衛に成功。8・15後楽園ホールでの次期防衛戦の相手に、DDTでの尊敬する先輩であり、昨年9月までSOGタッグ王座を保持したパートナーでもある入江茂弘を指名した。
4・5高島平で渡瀬はSUSHIと組み、SOG王座の次期挑戦者だった石井慧介、レザーフェース組と対戦。試合はSUSHIが石井を丸め込んで勝利を挙げ、渡瀬は「石井さんに勝ったら、(SUSHIと)やってやるよ」と発言していた。その後、渡瀬は4・29後楽園で石井を、6・14高島平で前口“アルティメット”太尊を破りV3に成功。同大会には、4・5高島平以降、ガンプロからオファーがなかったSUSHIが参戦アピールをしに来場したが、渡瀬は「SUSHIさん、次やりましょう。だって、やるって約束したから。俺、約束は守るから」と男気で挑戦者に指名した。
開始早々、場外戦になり、SHSHIがプランチャ、渡瀬はトペ・コンヒーロを見舞った。ステージ席に移動すると、両者、壁にぶつけ合った。渡瀬がダイビング・フットスタンプを繰り出せば、SUSHIは腕決め式DDT。さらにSHSHIはコーナーから高角度パワーボム、ダイビング・ヘッドバットもカウントは2。
渡瀬がエルボーを叩き込んでいくと、SUSHIはラリアットで応戦。SUSHIはフィッシャーマンズ・バスターからホールドもフォールは奪えず。渡瀬はダイビング・フットスタンプ、エルボー連弾もカウントは2。ならばと渡瀬はサポーターを外すと、渾身のベアエルボーを叩き込んで3カウントを奪った。
試合後、渡瀬は「SUSHIさんとガンプロじゃないところで当たったり組んだりして、こんなすげえ選手がほかに出ないのはもったいないと思って、ガンプロに呼びました。今日がSUSHIさんのすべてじゃないです。まだまだ持ってるから、また勝手に遊びに来てよ」と声をかけ座礼。
ここで、三島通義社長が「8月15日、後楽園でタイトルマッチをやってもらおうと思ってます。(挑戦者に)希望はありますか?」と問うた。
渡瀬は「俺が前の団体(DDT)を辞めようと思った時、真っ先に話した人がいて。今後、試合が保証されないかもしれない。仕事がゼロになるかもしれない。でも、その人は渡瀬の試合がなくなったら、僕がいつでも作ってあげるって言ってくれて。俺がここに来る決意ができました。今はガンプロだけじゃなくて、いろんな団体で試合させてもらって。いろんなところでベルトに挑戦させてもらって。今やっと背中が見えるかもしれない。自分のなかで勝手にそう思ってます。俺はこのガンプロのチャンピオンかもしれない。でも、挑戦させてほしい。もう分かりますよね?」と胸の内を吐露。
すると、花道から入江が登場し、「渡瀬、挑戦者に指名してくれてありがとう。今の俺は渡瀬が思ってるほど、強くないねん。でも今日を含め、ここ数日、大切な仲間たちの試合を見て、入江茂弘のハートはメラメラと燃え盛ってる。体が痛いとか、年を取ったとか、そんなことを言い訳にしてきた。でも、もう1回プロレスで輝きたい。この入江茂弘にはプロレスしかないから。プロレスに誠実に、渡瀬瑞基に愛を持って、そのベルトに挑戦させてください」と頭を下げると、渡瀬と握手を交わした。
両者の合意があったため、8・15後楽園でのタイトル戦が決定した。
この日の第4試合でバリヤン・アッキと対戦した中村宗達が右足を負傷し、救急搬送されるアクシデントがあった。出場した全選手がリングに上がると、渡瀬は「8月まで突っ走っていくけど、7月25日、新木場、また今日より熱い大会にして。熱く突っ走っていくぞ! 宗達、(後楽園に)間に合わせろよ!」と言うと、最後は「ガンバレ、宗達!」で大会を締めくくった。
ベルトを死守した渡瀬は「俺がチャンピオンになったら、(あり得ない相手との防衛戦が)当たり前になってほしい。あり得ないをやり続ける。そういうチャンピオンになりたい。老若男女、誰でもやっていきたい。去年の8月が10周年だったんですけど、この1年で結構成長したんじゃないかな。ベルトもこの1年のタイミングで来てるし。(入江と)このタイミングでやっておきたいなって。あの人がいなかったら、俺は今プロレス界にいるかも分からない。恩人なんで。恩人と試合するのも変な感じだけど、組んでるだけじゃなくやっておきたい。(入江との防衛戦はずっと心に秘めていた?)ずっと想像してたけど、入江さんがベルト持ってて挑戦してる絵は描いてましたけど、逆とは思わなかった。もちろん入江さんは過去最高の入江茂弘で迎えます。俺も11年で過去最高の渡瀬瑞基でぶつかります」と意欲を見せた。
王座奪取ならなかったSUSHIは「ガンプロでの試合は2回目で、メインでタイトルかけてやらしてもらえるなんて、渡瀬のおかげ。全力で獲りに行って、それが恩返しと思ってたんで。あいつはいろんなとこに上がって、いろんな試合して。どんどん差が広がってるような気がして。でも、ベルトはあきらめへん。まだまだガンプロにも出たいし、絶対あきらめへんから。タイトル獲るまであきらめへん。ガンプロ、めっちゃいい団体やね。また出してください」と再参戦を希望した。
2022年8・13後楽園で当時王者の今成夢人に挑んで以来、4年ぶりの挑戦となる入江は「渡瀬が僕を挑戦者として選んでくれたのも本当にうれしかった。渡瀬の成長をずっと見てて、もう僕がサポートすることはないっていう位置まで来て。その一方、僕はどこででも負けが続いてて、負けてることが当たり前になってて。この数日、仲間たちの試合、今日の渡瀬の試合を見て、完全に今、火がついてしまって。できる限りのことをやって、プロレスに誠実に挑みたいと思ってます。僕にはプロレスしかないから。僕の人生すべてをかけて、渡瀬瑞基と勝負します。(久々のSOG王座挑戦だが?)その魂、今の僕にピッタリじゃないかって。今このタイミングっていうのは、自分にとってピッタリだと思ってます」とコメントした。
また、ガンプロでは毎年恒例の埼玉・所沢パークタウン商店街でのイベントプロレスが9月26日に実施されることが決定。11月14日には、埼玉・ボートレース戸田でのイベントプロレスも決まった。これまではレースとレースの合間に試合を行っていたが、今回は合間ではなく、通常の試合形式となる。
なお、救急搬送された中村は骨には異常が見つからず、6日に精密検査を行う見込みだ。
















