【試合詳細】7・5 大阪プロレスアゼリア大正大会 【大阪ライトヘビー級】アルティメット・スパイダーJrvsSUZAKU 松房龍哉&佐野蒼嵐&水野翔vs入江茂弘&三原一晃&木下亨平

『大阪夏の陣2026』
日程:2026年7月5日(日)
開始:13:00
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:322名(超満員札止め)
▼シングルマッチ20分1本勝負
●ビリーケン・キッド
8分4秒 十字固め
◯大瀬良泰貴
▼タッグマッチ30分1本勝負
●大坂丈一郎&タコヤキーダー
17分5秒 体固め
えべっさん&◯タイガースマスク
▼タッグマッチ30分1本勝負
●TiiiDA&KUUKAI
14分41秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
◯TORU&浅川紫悠
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
松房龍哉&◯佐野蒼嵐&水野翔
11分59秒 無双→エビ固め
●入江茂弘&三原一晃&木下亨平
▼大阪ライトヘビー級選手権試合時間無制限1本勝負
【王者】●アルティメット・スパイダーJr
21分47秒 ヴァーミリオン・スプラッシュ→エビ固め
【挑戦者】◯SUZAKU
※スパイダーが3度目の防衛に失敗。SUZAKUが第5代王者となる。
SUZAKUが悲願の大阪ライトヘビー級奪取!次期挑戦者に大瀬良泰貴指名!大阪プロレス王者・松房龍哉は佐野蒼嵐の挑戦受諾!ローグネイションはタッグ王座挑戦に弾み
第1試合

オープニングマッチは大瀬良とビリーのライトヘビー級バトルより、夏の陣が開幕。
珍しくシングルマッチとなったが、予想に反して序盤はオーソドックスな立ち上がり。レスリング勝負でやりあった後、ベテランビリーが着実にペースを握らんとするが、大瀬良はサミングで機先を制し反撃に転じる。
共に一歩も引かない好勝負の末、大瀬良が得意のクロスフェースロックで締め上げ、丸め込み合戦からビリーのコウモリ吊り落としが決まったその瞬間、反転して大瀬良がビリーを丸め込み技アリの勝利を収めた。
第2試合

大阪プロレスが誇るメンバーによる大阪名物戦線とも言える賑やかな第2試合。
タイガースとタコヤキーダーの師弟対決はロックアップでまじめに始まったかっと思いきや、ロープブレイクでなぜかレフェリーが逆水平チョップを放つ謎の展開に。
えべっさんのちょんまげ唐竹割りチョップや、子どもたちの力を借り鉄柱を使ってのオーエスオーエス攻撃などで沸かせた後、場内の大えべっさんコールに奮起したえべっさんが覚醒し、上着を脱ぎ捨て大暴れ。必殺ガチョーンを炸裂させ、タコヤキーダーの一撃必殺をデッドリードライブで投げ飛ばし大活躍。
そしてアメリカンタコヤキ回転地獄車競争で決着をつけることに。丈一郎組が先にゴールしたが、タイガースとえべっさんをコーナーに貼り付けにして回転地獄車を狙ったが壮絶な自爆をしてしまい、ノックダウンした丈一郎の上に倒れたタイガースがラッキーな勝利を収め死闘を制した。
<試合後>

マイクを握ったタイガースがデビュー25周年にして遂に世界のベルトに挑戦する日がやってきた。7・20TTホールで大阪名物世界一に挑戦させろとぶち上げた。えべっさんも「商売繁盛」と挑戦に名乗りをあげたが、タコヤキーダーはタッグタイトルマッチが内定しているだけに二の足を踏み、挑戦を辞退。この3名による大阪名物世界一王座戦の開催が決定となった。
第3試合

KUUKAIが再び参戦し、TiiiDAと組んでローグネイション退治に乗り出す一戦。一方のTORU&浅川は次戦TTホール大会でタッグ王座挑戦が決まりチームワークの最終調整となる大事な試合。
奇襲から始まり一気にペースを握ったローグネイションだが、KUUKAIが鮮やかなルチャ殺法で逆襲。ところがローグネイションはリング下を通り抜けて後ろから不意打ち。
そこからはド派手な場外乱闘で大暴れし、一気にローグネイションペースで独壇場。鉄棒をTiiiDAに額に突き刺したりして、TiiiDAに集中砲火を浴びせる。
なんとかTiiiDAから交代したKUUKAIは、2人まとめて相手をする大活躍で形勢逆転に成功。業師ぶりを発揮して見せ場を作る。
因縁浅からぬTORUとTiiiDAが強烈なエルボー合戦をみせ、執念で打ち勝ったTiiiDAはリングを縦横無尽に使い攻勢をかける。TORUも強烈なエルボーで迎撃し両者ダウンの状態に。浅川に狙いを定め連続空中弾で攻めたが仕留めるまでには至らず。
しぶとい浅川はトランスレイヴを自爆させると同時にローグネイションの連係プレーが冴え、最後はTORUの垂直落下式ブレーンバスターでTiiiDAを仕留め、次戦TTホール大会でのタッグ王座挑戦に弾みをつけ、意気揚々と引き上げていった。
第4試合

今関西で勢いに乗る入江、三原、木下のトリオがVerteXと正面衝突する期待の一戦。人気者6名がリング上に勢ぞろいすると場内は大歓声に包まれる。
先発は松房と木下、ともにプロレス教室時代から苦楽を共にしてきただけあって高度な技の読み合いで両者一歩も引かず。
三原が松房を抱えた状態で入江を木下をおんぶしてプレスを投下すると、VerteX勢はみな悶絶。これで一気に優位に立った入江組は佐野に狙いを定め猛攻を仕掛ける。
窮地が続く佐野も自力でやり返し、松房に交代すると松房が躍動、場外への伸身トぺコンヒーロでグリーンベアーズを場外に追いやり、水野が木下に猛ラッシュをかける。
VerteXが3人がかりで攻め立て我龍点睛狙いを、三原がアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、そこから連携で形勢逆転。
続けざまに3人がかりのスカイハイWニーアタックで佐野を叩きつけると入江組の勢いが加速し、押し切るかと思われたが、佐野は三原にラリアットで打ち勝ち、入江にも打ち勝つ大暴れから、最後は必殺無双で入江を仕留め、底力を超満員の観衆に見せつけた。
<試合後>

佐野がマイクを持ち松房を呼び込み「松房さん! 俺はプロレスラーになった以上もっと上を目指したい。大阪プロレスで育った俺にとって、あなたの最高峰のベルトが俺には必要なんだよ。俺が大阪プロレスの中心に立つ覚悟はできてます。TTホールで俺の挑戦を受けろ!」と絶叫。
松房も「お前とやりたかったぞ」と受けて立ち、両者による大阪プロレス選手権での対決が決定となった。
第5試合

4月に挑戦したものの惜しくも敗れたが、5月のライトヘビー級トーナメントを史上初の2連覇を果たし、再びライトヘビー級王座への挑戦権を手にしたSUZAKUと、王者スパイダーによるタイトルマッチ。
ゴングが鳴っても暫し両者はにらみ合いだけで中々組み合わないと思いきや、いざ組み合うとライトヘビーらしい素早い動きで渡り合う。
いつもはクールなSUZAKUが珍しく「行くぞー!」と咆哮し、襲撃の嵐で念願の王座奪取の意気込みを見せる。挑戦者らしく果敢に攻め立てる。
王者スパイダーは一瞬の隙を突いてSUZAKUの足殺しに成功し、徹底した左足攻めでSUZAKUの動きを止めにかかる。ミサイルキックでSUZAKUの左足を撃ち抜くと足4の字固めで追い撃ちで、完全にSUZAKUの動きが止まってしまう。
SUZAKUは痛む足を引きづりながら対角コーナーポスト越しのトぺコンヒーロで勝負を賭け、スワンダイブ式ミサイルキックで追撃。そこから流れるような技のコンビネーションで攻め立てるが王者スパイダーもスパイダーピストルで応戦し、気力の勝負へ。側頭部へのトラースキックから飛びつき前方回転エビ固めからのWアンクルホールドで締め上げる。なんとかロープエスケープしたSUZAKUは遮二無二エルボーを乱れ撃ち、ここからは両者ノンストップで技を繰り出しあう大消耗戦に。
蹴りの連打で優位に立ったSUZAKUは何度もあわやの場面を作り上げたが、スパイダーもサイドスピンフリップ2連発からのミサイルキックから垂直落下式ファルコンアローでSUZAKUにダメージを与えた。
しがみつくSUZAKUを振り解こうとするが逆にSUZAKUが雪崩式フィッシャーマンバスターで叩きつけ、両者ダウンの状況に。
先に立ち上がったSUZAKUはガッツポーズからヴァーミリオンスプラッシュをパーフェクトに決め、悲願のライトヘビー王座奪取を果たした。
<試合後>
死闘を制したSUZAKUはセコンドに就いて応援してくれたVerteXのメンバーと熱い抱擁を交わし、「大阪ライトヘビー取りました!」と絶叫。
「諦めずに挑戦を続けてようやくベルトを獲ることができました。このベルトを獲ったらやりたかった事があります。私は攻めのチャンピオンとして、こちらから(挑戦者を)指名していきます。まずはローグネイションのSUZAKUは出てきてください」と呼び込む。

大瀬良も呼応してリングに上がり、SUZAKUは続けて「去年の6月、TTホールであなたの持つベルトに挑戦しましたが、私のヒジのケガで負けてしまいました。貴方と立場は変わりましたが、あなたともう一度同じTTホールでタイトルマッチやりたいです」と指名。
大瀬良も「どれだけ待たせるんだよ。この大阪ライトヘビーのベルト、どちらが似合うと思う。7・20TTホールで最後にベルトをまくのはこの俺、大瀬良泰貴だ」と応じ、次戦7・20TTホール大会にて両者による大阪ライトヘビー級タイトルマッチが濃厚となった。
SUZAKUは「チャンピオンですが気持ちはチャレンジャーの気持ちで、これからも戦っていきます」と決意表明で、激闘続きの夏の陣を締めた。
















