「願えば夢は叶います!」プロレスラーになりたかった先生が安謝(あじゃ)小学校にアジャコングを呼んで特別試合!

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 アジャコング40周年記念興行が開催される二日前、沖縄県那覇市の安謝(アジャ)小学校で、プロレス少年だった先生の夢が叶いました。小学校の先生が子供たちの前で夢を実現するなんて最高じゃないですか(取材:スレンダー川口 @slender_kg https://x.com/slender_kg

 「自分はプロレスラーになりたかったんです」同小学校の長嶺文士郎先生(49)は言う。子供のころからプロレスが大好きで、大学時代にはプロレス同好会まで主宰したほど。残念ながらプロレスラーになれなかったが、プロレスと同じく子供たちも大好きで、現在は安謝小学校の教員となった。

 ふとした時、とある後輩に「なあ、アジャコングさんって繋がりある?安謝小学校にアジャコングが来たら面白いと思うんだよね(笑)」と言ってみたところ、「あ、知ってますよ。聞いてみましょうか?」「え!?そうなの!!!」口に出してみたら話は進むもの。

 とある後輩とは総合格闘家でありプロレスラーの砂辺光久選手(パンクラスでは3階級制覇、RIZINにも出場、プロレスラーとしても活躍中)。大学時代のプロレス同好会の2年後輩にあたる。かくいう砂辺選手も、子供の頃からプロレスラーに憧れていたものの、身体が小さいと諦め総合格闘技の道に進んだ経緯がある。その後2007年に沖縄遠征に来たOZアカデミーの尾崎魔弓代表にスカウトされ、プロレスのリングに上がれることになった。この時、砂辺選手自身も「夢が叶って嬉しかった」という。

 ちなみに私もおんなじです。プロレス大好き少年のまま大人になって、プロレス好きを公言してたらいろんなご縁でプロレスに関わる仕事が出来るようになりました。声に出す、言葉にするって大事だと体感したひとりです。

 さて、当日は机運びからリング設営まで何でも手伝う長嶺先生。先生方・PTAの皆さんが声を掛け合う連携プレーも素晴らしかった。

この日のプログラム、まずは『アジャコング講演会』から。

 「プロレスラーとしてデビュー後は数年間は負け続けた」「夢をかなえたはずなのに、何でこんなに苦しい思いをしてるんだと悩んだ」「それでもプロレスが好きという気持ちで実力を付けた。壊せない壁はない」と自身も壁にぶつかっていたことを話すアジャコング選手。

 「試合では対戦相手を殴る。でも戦うこと、試合は私の仕事」「本当に強い人は弱い人を殴ったりはしない。いじめは絶対にだめ。いじめを止める勇気、助ける勇気を持ってね」とやさしく語った。

 講演会のあとは栃木プロレスの面々によるプロレス教室。挨拶に始まり、スクワット、プッシュアップ、リング上から日頃言えてないありがとうを伝えましょう、など。リングに上がった子供たち、みんな照れながらも頑張っていた。

 プロレス教室を終えると生徒はみんな教室へ。誰もが大好きな給食の時間、今日はプロレスラーが教室でいっしょに食べるという交流会。みんな頑張って質問していた。

 「夢はフィギュアスケーターとプロゴルファー」という中村一織(いのり)さん(8)はプロレス教室でライオンプッシュアップやスクワットに挑戦。感想を聞くと「『ありがとうの言葉』が一番きんちょうしちゃった(笑)」と笑顔で教えてくれました(タコライスをほおばってたところに押しかけてごめんね)

この模様は琉球新報さんでも速報されていた。

 さあ、午後からは大人も子供もお持ちかね、"いじめ撲滅”特別試合!

 安謝小学校のリングにアジャコングがやってきた!

 なんと場外乱闘では長嶺先生がアジャコングの強烈なチョップを喰らう!周りを取り囲む生徒たちも大喜び!

 『痛い…でも最高です…』のその表情、逃しませんでしたよ(笑)

 そんな顔してるから、今回夢を繋いでくれた後輩の砂辺選手が「もう一回?もう一回だよね!?」と子供たちにコールを促す。長嶺先生、都合三回チョップを喰らっていた。

そしてリング場では"プロレス先生"北村彰基が相手チームにつかまってしまう!

 「ガンバレー、プロレスせんせー!」子供たちの声援で復活した北村、その反撃には子供たちも大歓声!
北村からタッチを受けアジャコングが登場、体育館を震わせる『アジャ』コールに『アジャ』コール、子供たちの声援って素晴らしい!

20分を超える熱戦、子供たちは最高の笑顔を見せてくれた。そして長嶺先生、やりきった男の良い顔していた。

長嶺先生「私、子供たちが大きな声を出すってとても大事なことだと思ってるんです。例えばイヤなことをされた時「やめて!」と言える。例えばイヤなことをしてるのを見た時「やめろ!」と言える。自分のため、友達のために声を出せる。結果的にこれがいじめ撲滅にも繋がると思っています。
 すぐにいじめ撲滅とはならないでしょう。でも子供たちが何かのキッカケでこの日のプロレスを思い出して、大きな声で応援したことを思い出して、言葉を発すことが出来れば良いと思います。いじめに遭遇することが無くても、自分の意見を言う・主張するということに役立てばとても嬉しく思います。声を発することで自分を救う、ひとを救う。この日のプロレスがそんなキッカケになれば最高ですよ。
 先生が夢を叶えたことを思い出してくれても良いじゃないですか。ずっと『やりたいな~』と思ってたことを口に出してみたら、ふとしたキッカケで実現するかも知れないんです。だってこの日実現しましたよ。
 プロレスラーになりたかった先生が、異なる形であれプロレスに関わるという夢を実現したんです。みんなにプロレスを見せるという形で実現したんです。チョップも喰らってましたけど。小学校の先生がずっと持ち続けた夢を子供たちの前で実現したなんて最高じゃないですか。子供たちがこの日を思い出すスイッチが必要でしたらぜひこの言葉を使ってください。『今日もプロレス最高っ!』」

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