学生プロレスの祭典が新宿FACEを完売札止めに!東京大学王座戦に紅一点の女子選手も参加「いずれは東京ドーム目指す!」

2月14日、新宿FACEにて『学生プロレスAll STARS 2026』が開催された。
かつて各大学のプロレス同好会・研究会が一同に会す『学生プロレスサミット』が地上波でも放送されていた時代があり、2008年にUWF関東学生プロレス連盟(早稲田、慶応、駒沢、法政、東海、中央、東洋など)、SWSガクセイプロレス(帝京など東京都多摩地区の大学を中心)、日本大学プロレス研究会(NUWA)、一橋大学世界プロレスリング同盟(一橋大学、武蔵野美術大学、東京造形大学、東京大学、津田塾など/HWWA)の関東圏の団体により復活。
2017年の記念すべき10回目の大会では九州産業大学プロレス研究部(KWF)を加えた5団体にて開催し、後楽園ホールを満員にする盛り上がりを見せていた。
だが学プロからプロになる選手も出始めると本格志向が広がり始め、その最中に怪我が起きた事などから学プロサミット2018が中止に。その後は復活する事なく、新型コロナウイルスの蔓延により文化祭なども中止になると学生プロレスサミットは記憶から薄れていった。
そんな中、関西ではRWF(立命館プロレス同好会)、DWA(同志社プロレス同盟)、OWF(大阪学院プロレス研究会)、W-CROSS(佛教大プロレス格闘技研究会)の4団体による『関西学生プロレス祭』が2017年に行われ、その後関東のUWFやSWSも参加。
2024年&2025年には関東関西が合流した『学プロALL STARS』が東京・新木場1stRINGにて開催され、超満員札止めの大成功を収めていた。3年目となる今年は、学プロサミット復活の地である新宿FACEへ進出することに。KWFやAWA(愛知大学プロレス同好会)も参加する全国規模の本大会は、チケット完売札止めの超満員にて開催された。

第2試合ではHWWA世界・東京大学二冠統一ヘビー級3WAY戦が行われ、女子で唯一の参戦選手となるAKMが同じRWFのバリネコはるなとともに王者のおおかみこどものハメとドリを攻め立てるが、セコンドのボッキ・ザ・ファックが助けに入り2対2の構図に。バイオニックエルボーの打ち合いをハメとドリ&ボッキが制するが、AKMが容赦ない急所攻撃を叩き込みバリネコが「学プロで一番可愛いのは~?」と叫んで学プロ一可愛いナックルを連打。だがハメとドリはバリネコを担いでトーチャーラックボムで叩きつけて反撃するも、AKMがハメとドリを雪崩式フィッシャーマンバスターで投げ捨てる。だが投げ捨てた先にバリネコが倒れており、ハメとドリがそのまま覆いかぶさってフォールし3カウント。流れでの他力防衛となったが、ベルトの関西流出は免れた。

メインイベントでは、京都統一ヘビー級王者の“ビンビン53cm”ヒワイエット・ストームッツリvsUWF世界ヘビー級王者のエー!?スゴイオティンティンによる関東関西学プロ王者対決に。
巨体から繰り出されるビンビンのパワーと、空手をバックボーンに持つエースの打撃によるバチバチとした闘いは、ビンビンが名付け親であるCIMAの技であるシュバインやクロス・ファイヤーを繰り出し追い込んでいく。だがエースが三角蹴り、ソバット、パントキックと顔面を蹴り抜いていき、崩れ落ちたビンビンが膝立ちになりながら「来いよー!」と両腕を広げて覚悟を決めた所に、エースが顔面へのミサイルキックを突き刺し26分5秒に及ぶ激戦を制した。

勝利したエースは「今日初めて学プロ見に来てくれた人沢山いると思います。もし今日の試合見てよかったら、また各団体に足を運んで応援してあげてください。必ず皆さんが応援したくなるような選手団体必ずいると思うんで、是非会場に行って力をあげてください。プロの試合もちろん面白いですけど、俺達アマチュアだって頑張ってやってます。絶対に皆さんが見て面白いというプロレス、俺達はやってみせるんで、どうか会場に足を運んできてください」と熱いメッセージ。
ビンビンも「学生プロレスはこんだけ人数が居てまだまだ未来は明るいです。僕らはあと1年ぐらいで何回出るかわからないですけど、また今後も学生プロレスはどんどんどんどん成長していって、新宿FACE、いずれは東京ドーム目指して!人生はまだまだ諦めなければ、先は大きく見えると思うんで、僕も今日の負けを機にまた今日からしっかりと成長して、もっともっと強くプロレス界盛り上げていきたいと思います」と覚悟を語った。
昨年には新日本プロレスの邪道が学生プロレスラーに指導を行い、学生プロレス出身の棚橋弘至が新日本プロレス社長に、岡田太郎がスターダム社長に、Yoshiki InamuraがNOAHのGHCヘビー級王者になるなどかつてないほどにプロと学生プロレスの距離が近くなっている。
3月20日には棚橋の出身団体であるRWF40周年記念興行も京都・KBSホールで予定されており、各4年生選手の引退興行も各地で行われるため、興味を持った方は是非会場に足を運んで学生プロレスを感じてほしい。
















