ファンも団体もベルトも全てを裏切り続ける男が復活!ジェイク・リーが1・4東京ドームにサプライズ登場し「地獄のバカンスから帰ってきました」

4日、東京都・東京ドームにて新日本プロレス『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』が開催。第3試合のスペシャル10人タッグマッチで伏せられていたUNITED EMPIREのXとして、ジェイク・リーが登場した。
ジェイクはウエイトリフティング全日本選手権5位というバックボーンを買われてスカウトされ、192cmの長身に120kg(当時)という恵まれた体躯からヘビー級の未来を担う逸材として2011年に大きな期待を背負いながら全日本プロレスでデビューしたものの、約2ヶ月で引退。同年に総合格闘家に転身するも結果を残せず、2015年に全日本で再デビューすると宮原健斗らとNEXTREAMを結成し、2017年に野村直矢と世界タッグ王座を戴冠するが12日後に左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷と診断され返上へ。
2018年に復帰するもNEXTREAM脱退を宣言し、崔領二らとSweeperを結成すると岩本煌史とアジアタッグを戴冠するが2019年にSweeperを突如解散させ、岩本&野村とともに陣-JIN-を結成。JINで伸び悩むと2021年2月の試合中に岩本を裏切り、TAJIRIらとTOTAL ECLIPSEを結成しヒールターン。6月に三冠ヘビー級王者となるが12月に鼻骨骨折及び左眼窩内側壁骨折により欠場し三冠返上。
復帰した2022年に三冠王者に返り咲くが、9月に突如TOTAL ECLIPSEを解散させると12月に「一度しかない人生だから挑戦したい」と全日本を突然退団し、2023年1月1日のNOAH日本武道館大会に姿を現す。これには全日本所属選手もファンも怒りをあらわに。
NOAHではジャック・モリス&アンソニー・グリーンとともに“Good Looking Guys(GLG)”を結成し強い存在感を放つと、清宮海斗からGHCヘビー級王座を奪取。その後丸藤正道、中嶋勝彦、杉浦貴、潮崎豪と顔となる選手を倒し防衛を続けていたが、2024年6月に急遽GLG解散を宣言すると外道の呼びかけに応じてBULLET CLUB WAR DOGSへ加入。わずか1年半で突然NOAHに別れを告げ、7月から新日本の『G1 CLIMAX』へ参戦を果たしていた。
この行動に拳王とモリスはブチ切れていたが、ジェイクは「感謝しろ。なぜなら私の名前で彼らが何かを発信するごとに注目を浴びるじゃないか。注目度を浴びてNOAHの中でも応援する方々が増えてるんじゃないのか?」と挑発。
さらに9月3日に新日本プロレスへ正式入団すると「私が入団したいんじゃない。新日本プロレスが私を欲するか欲しないかだ。選手はあくまで商品だ。この団体は日本屈指の団体だ。骨を埋めたっていい。心の底からそう思う。私に心があればだがね!ハハハハハハ!お金儲けは嫌いですか?私は大好きだ!」と高笑い。わずか5戦後の9月11日の試合中、エプロンからYOSHI-HASHIを押さえていたところに走り込んだフィンレーと同士討ちし、場外にふっ飛ばされて着地したさいに右ヒザを負傷して長期欠場に。5戦中4戦はジェイク・リー&ゲイブ・キッドvs石井智宏&本間朋晃という同カードであり、9月14日からの北海道シリーズで地元凱旋も用意されこれからというタイミングでの戦線離脱となった。
ユニットを結成させては解散し、全日本を裏切り、NOAHを裏切り、新日本を裏切り、あらゆる期待を裏切り続けて契約金をもらいながら長期欠場状態のジェイクはSNSの更新もストップし、動きのないまま1年半が経過。

この日はスペシャル10人タッグマッチとして鷹木信悟&デビッド・フィンレー&ゲイブ・キッド&ドリラ・モロニー&高橋ヒロムvs[UNITED EMPIRE]グレート-O-カーン&カラム・ニューマン&HENARE&アンドラデ・エル・イドロ&Xと発表されており、CMLLでラ・ソンブラとして活躍しWWEからAEWを経て登場したアンドラデに期待が集中している中で登場したXはジェイク・リー。
WAR DOGSを裏切ってのUE加入にゲイブは怒りの表情を見せ、試合中にもジェイクの顔面を踏みつけツバを吐く。だがヒロムとフィンレーがお互いを使って攻撃し合う漁夫の利をついたジェイクがヒロムにFBSを突き刺し3カウント。

試合を終えた鷹木はジェイクに「いやぁ、不快だね!なんのサプライズにもなってねぇじゃねぇかコノヤロー!全然姿見えねぇからオイ、北海道の北見に帰ったかと思ったよ。あいつ元々WAR DOGSじゃなかったの?な~にがやりたいんだよ。エェ!?塩と書いて“塩パイア”に行ったところで、ジェイク・リー何ができるんだ?さらにしょっぱくなりたいのかコラ!」と酷評。ヒロムも「くだらねぇなぁ、オイ…こんなんで負けるのが一番悔しいっすわ。高橋ヒロム、東京ドーム史上、最低の試合でしたね」と悔しさをにじませる。
ジェイクは「地獄のバカンスから帰ってきましたジェイク・リーです」と一言だけ発し、セミファイナルで行われたIWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合でKONOSUKE TAKESHITAから勝利した辻陽太を背後から襲撃するとFBSを突き刺し、IWGP世界ヘビー級ベルトを手にして辻の上に乗せると無言で会場を去った。
辻もノーコメントで会場を後にしたため、有耶無耶な状態でこの日を終えることとなった。
ジェイク・リーは裏切りという言葉とともにある。次はどのような裏切りを見せるのか、翌日の1・5大田区総合体育館での動きに期待したい。
















