棚橋弘至が青魔道士となりザック・セイバーJr.の技術を学習しての王座防衛を宣言!
5日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』が行われ、棚橋弘至がザック・セイバーJr.の保つ技術をすべて吸収し習得する青魔道士となることを宣言した。
棚橋は1日に行われたロンドン大会でザックの持つブリティッシュヘビー級王座を奪取し、この勝敗に納得がいかないザックはすぐさま次のシリーズでのリマッチを要求。棚橋もこれを承諾し、9月15日の別府大会で同カードでの王座戦が決定。4日から始まった今シリーズでは“タグチジャパンvs鈴木軍”という構図で両者の前哨戦が行われており、昨日は田口の新技“避けられて、ケツ”でタグチジャパンが勝利。
この日も昨日と同じSHO&YOH&田口隆祐&棚橋弘至vsDOUKI&金丸義信&鈴木みのる&ザック・セイバーJr.の8人タッグマッチが行われた。
前日の試合では序盤からバチバチとやり合った棚橋とザックだったが、この日の棚橋はザックの技をじっと見つめてラーニングし、中盤にザックと対面するとドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドという得意パターンに持ち込み、ザックが下から三角絞めを狙うと腕ひしぎ十字固めで切り返すなどザックの土俵に上がって対抗。
試合は終盤にSHOが集中砲火を浴びるもののYOHがこれを救出し、DOUKIのラリアットへのカウンターで3Kを叩き込み勝利。
試合後、田口と棚橋はそれぞれのベルトをギターに見立てて演奏して喜び合い、棚橋はザックへベルトを掲げて見せて勝利をアピール。そしてタグチジャパンの4人は揃ってエアギターポーズを決めてから意気揚々と退場していった。
バックステージに戻った棚橋は、「ザックの引き出し全部開けてやるから。開けるだけじゃないよ。全部俺のものにしてやるから。ザックとの前哨戦でザックが持ってる技術、全部俺が身につけてやる。ファイナルファンタジーで言うところの青魔法みたいなもんで……分かんねえか(笑)闘いながら!日々前哨戦を有利に進めながら!さらに進化していく!This is 棚橋スタイル!」と相手の技を見たり受けたりすると技を身につけて使用することが出来る青魔道士を例えに出し、晴れやかな笑顔で会場を後にした。