【試合結果】1・22 新日本プロレス後楽園ホール大会 アトランティス&棚橋弘至&KUSHIDA&デビッド・フィンレーvsルーシュ&内藤哲也&SANADA&“キング・オブ・ダークネス”EVIL
『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』
日時:2017年1月22日(日)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1592人・超満員札止め
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●ブルー・パンテル・ジュニア/ソベラーノ・ジュニア/ヘナーレ
7分44秒 カベルナリア
○バルバロ・カベルナリオ/邪道/外道
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
ストゥーカJr./獣神サンダー・ライガー/○タイガーマスク
6分58秒 タイガースープレックスホールド
エチセロ/OKUMURA/●ラシエル
▼タッグマッチ 20分1本勝負
ドラゴン・リー/●ティタン
9分7秒 ブシロール
[LOS INGOBERNABLES de JAPON]高橋ヒロム/○BUSHI
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
マキシモ・セクシー/ジュース・ロビンソン/●田口隆祐
8分17秒 レインメーカー→片エビ固め
エフェスト/○オカダ・カズチカ/ウィル・オスプレイ
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
アトランティス/棚橋弘至/KUSHIDA/●デビッド・フィンレー
9分58秒 OUT OF CONTROL→片エビ固め
[LOS INGOBERNABLES]ルーシュ/○内藤哲也/SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○ミスティコ
11分24秒 ラ・ミスティカ
●エウフォリア
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●ボラドール・ジュニア
15分50秒 雪崩式スパニッシュフライ→エビ固め
○ウルティモ・ゲレーロ
マキシモがオカダと棚橋の唇を奪い、今年もメキシコの風吹くファンタスティカマニアは大盛況のフィナーレ!
第1試合
先発はヘナーレと邪道。観客の声を受けてヘナーレはソベラーノにタッチ。
ソベラーノが邪道をコルバタで投げ捨てトペを発射するかに見せてロープの反動でリングへ。そこを外道とバルバロが急襲しストンピング連打。
邪道がコーナーに降って走り込むも、ソベラーノはアームホイップからフォール。カットに来た外道の足をすくって二人まとめてフォール。さらにカットに来たバルバロのエルボードロップを誤爆させる。ソベラーノはヘナーレにタッチ。
へナーレは仲直りした邪道達を次々ショルダータックルで倒し、外道をボディスラム。コーナーに登るとダイビングショルダータックルを叩き込んでフォールも2。
へナーレはエルボー連打から走り込むが、外道がソバットで迎撃しサミング。自軍コーナーに押し込み邪道とタッチ。
邪道はチョップから「フォー」。再度チョップで倒し「フォー」からポーズを決めソベラーノを要求。ソベラーノがリングに入るがレフェリーが止める。
邪道はヘナーレの背中にエルボーから顔面をロープにこすりつけバルバロにタッチ。
バルバロは顔面にフロントキックから腕を捻っていき、さらにその腕にランニングキック。倒れるへナーレを引きずり外道にタッチ。
外道はニードロップから顔面を蹴りつけるも、へナーレはボディブローからエルボー。更にブレーンバスターを狙うが邪道がカット。
邪道外道をへナーレはジャンピングダブルラリアットで倒しソベラーノにタッチ。
ソベラーノはカンクーントルネードで邪道外道を倒すが、バルバロが羽交い締めに。そこへ邪道外道がダブルチョップから串刺し攻撃を狙うが、ソベラーノが邪道をコルバタで、外道をドロップキックで場外に落としケブラーダを発射。
リングではバルバロとパンテル。バルバロがカベルナリアを狙うが、パンテルはロープにバルバロをくくろうとする。逃れたバルバロがロープ際で首投げからリバーススプラッシュも、足を伸ばしてカットしたパンテルがコーナーに振り串刺しラリアット。再度走り込もうとした所をバルバロが後ろから組み付きカベルナリアでギブアップを奪った。
<試合後コメント>
バルバロ・カベルナリオ
「俺は、いつも勝つような試合をして闘ってる。それが、カベルナリオのスタイルだし、今日も勝つことができた。ありがとう、日本。イツモ、アリガトウ。アリガトウゴザイマス」
第2試合
先発はストゥーカとエチセロ。エチセロが不思議な踊りで幻惑。ストゥーカはバックを取りフェイスバスターも、エチセロが腕を取り腕の取り合い。ストゥーカは肩車になり前方回転エビ固めもお互い切り替えしあい、エチセロがクロスアームで押さえ込もうとするが、ストゥーカが下から蹴り上げこれを逃れる。
エチセロが足を取ってコケさせると背中にエルボードロップからガードポジションからフォールするも、これをストゥーカが足の力で持ち上がり
肩車状態からコルバタで投げる。さらに走り込んでアームホイップで場外に投げ捨て走り込むが、これはOKUMURAがカット。そこへライガーが走り込んでストゥーカとチェンジするが、ライガーの足を場外から下田が引っ張り倒す。その下田をリングに引っ張り出しOKUMURAに叩きつけると、ライガーは次々場外にアームホイップで投げ捨て、三人でトペを発射するかに見せて中央に戻りポーズを決める。そこへエチセロたちが急襲し、ラシエルがタイガーを変形ロメロスペシャル。さらにマスクを剥ごうとするが、これはライガーがカットしマスクを剥ごうとする。その後ろからエチセロが、その後ろからストゥーカがマスクを剥ごうと数珠繋ぎになるが、これはOKUMURAがカット。
タイガーとラシエルがチョップ合戦から、ラシエルがタイガーのマスクを剥ぐ。お互いマスクを剥ぐと逆のマスクを付けてしまう。
ライガーがラシエルをロープに振ると、タイガーに風車式バックブリーカー。OKUMURAがカットに入り、ストゥーカに串刺しチョップ。
ラシエルが旋回式スタナーをライガーに叩き込み、OKUMURAとともにストゥーカに連携攻撃。
OKUMURAが場外に降りたのをストゥーカが追いかけ場外で風車式バックブリーカー、タイガー、エチセロ、下田にも叩き込むと、エル・トルペドを発射。
リング上でタイガーとラシエル。ラシエルがストレッチボムを叩き込んでフォールも2。タイガーがソバットからタイガードライバーからタイガースープレックスホールド。これで3カウント。
<試合後コメント>
OKUMURA
――今年もOKUMURA選手はエストレージャとして来日され、変わらぬすばらしいコンディションでの戦いを見せてくれました
「今日まで7試合すべて超満員。超満員札止め。これが新日本プロレスとCMLLが今まで築き上げてきたものだから。お客さんの信頼。クォリティーの高いもの。すべて今まで、2011年から築き上げてきたもの。それがお客さんの入りやテンションに繋がってきていると思うから。それをCMLLの一員としてすごくうれしく思うし、またこれが2018、2019年と続いていくように俺たちも頑張らなくてはいけない。そのためにもまたメキシコに帰って一から頑張ります。下田さんもまたメキシコに帰ってくるでしょうし」
下田「はい」
(エチセロとラシエルがコメントブースへ)
エチセロ「ここには、CMLLのトップが集まっている。そして、それぞれ、自分たちの力を見せているんだ。俺たちは今日も負けてしまったが、実力があることは見せた。俺たちはメキシコから選ばれしルードだ」
ラシエル「今日は負けてしまった。負けたのは残念だが、俺の方が真の実力は上だ。タイガーマスクよりも、俺の方が上。この次は、俺が勝つ」
第3試合
入場してくるL.I.Jに向けてトペ・アトミコでティタンとリーが急襲。リングにヒロムを投げ入れ二人で顔面を踏み潰していく。
ティタンが串刺しラリアットからリーが串刺しジョン・ウー。さらにティタンが8×4からリーがランニングニー。リーがストンピングからヘッドバッド、更にコーナーに振って走り込むが、ヒロムがカウンターのフロントスープレックスでコーナーに叩きつけ、コーナーに乗せるとマスクを剥ごうとする。BUSHIもティタンのマスクを剥ごうとするが、抵抗するリーにハンマブロー。リーは落下しヒロムが場外に蹴り出す。
ヒロムはティタンにストンピングから羽交い締めにし、そこへBUSHIがミサイルキック。BUSHIとヒロムはストンピングから引き起こしてチョップで倒す。ここでリーがリングへ入るが、BUSHIが背後からハンマーブローで倒しヒロムがストンピング連打、さらにBUSHIがTシャツでスリーパー。これはレフェリーが気づきTシャツをリング外へ投げ捨てる。
ヒロムはリーを引き起こすとロープに振ってトラースキック。ティタンがBUSHIにガットショットもBUSHIがキャッチしヒロムがティタンの股間を蹴り上げる。BUSHIは変形STF。ティタンはなんとかロープへ。
ヒロムはティタンをロープに振って急所攻撃を狙うが、ティタンはその足をキャッチしドラゴンスクリュー。ティタンはリーにタッチ。
リーはストンピングからミドルキック。ヒロムをロープに振るとニーリフトからスライディングレッグラリアート。フォールも2。
リーはロープに振ろうとするが、逆に振ったヒロムがコルバタも、リーは着地しドロップキックで場外に出すとノータッチトペ・コンヒーロ。
リングにはティタンとBUSHI。BUSHIがガットショットからハンマーブローで倒しストンピング連打。BUSHIのラリアットをティタンが避けてソバットからバク転旋回式コルバタ。ティタンはそこへケブラーダを発射する。
ティヘラはストンピングからムーンサルトを投下するが、足を伸ばしてBUSHIがカットしヒロムがストンピング連打。
BUSHIが串刺しダブルニーからヒロムが串刺しボディスプラッシュ。BUSHIがコードブレイカーじゃらフォールもリーがカット。
ヒロムとリーがラリアットの相撃ちからチョップ合戦。リーのハイキックを避けたヒロムがスピンキックもキャッチしたリーがジャンピングニー。リーが走り込むもヒロムがハイキックで倒す。
BUSHIがティタンにエムエックスを狙うが避けたティタンがゴリースペシャルを狙うが、BUSHIが急所攻撃からブシロール。これで3カウント。
試合後リーとヒロムは乱闘。ヒロムがリーのマスクを剥ぎ取り見下すとリングを後にした。
<試合後コメント>
高橋ヒロム
「最高だよ!ドラゴン・リー!お前はおもしれぇよ!やっぱりお前とだったら、もっとおもしろくなりそうだ。楽しみだな~、大阪!ドラゴン・リーとやるのが。スゲー楽しみだよ。ワクワクする。こんなワクワクするのは久しぶりだな。いつ以来だ?IWGP初めて獲った時とは、また違うワクワクで新鮮だよ。やっぱり俺はお前のこと好きかもしれないな。そう、なんでなら俺を、もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!楽しませてくれる相手だからな」
第4試合
先発はオスプレイとジュース。ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いからオスプレイが連続ハンドスプリングで切り返しアームホイップ。オスプレイはコルバタで場外に出すとトペを発射するかに見せて中央に戻りポーズを決めるが、その背後からマキシモが尻を触る。驚くオスプレイをジュースが羽交い締めにし、マキシモがリップロックを狙うがこれはジュースに誤爆。
オスプレイが走り込むが、マキシモがアームホイップ。エフェストがカットに来るもジュースがカットし、オカダも場外に出すと、田口とジュースも走り込もうとするが中央に戻りマキシモとポーズを決める。
田口とオカダとなり、オカダのラリアットを避けて田口がひたすらロープワーク。オカダが呆然と見つめていると、田口がだんだんと疲れていき、そこへオカダががガットショットから巴投げ。エフェストがストンピングからキャメルクラッチ。そこへオスプレイが高速ロープワークから顔面にドロップキック。
ジュースをオカダとオスプレイがストンピング。オカダが羽交い締めにしオスプレイがスピンキック、エフェストがチョップ。ジュースは場外へ。
マキシモがリングに入ると3人は後ずさり。オカダが意を決して飛び込みトーキックから、エフェストが羽交い締めにし、オスプレイとオカダがスパンキングからオカダが尻にドロップキック。
コーナーに振って走り込むが、エフェストを尻で迎撃、オカダをアームホイップ、オスプレイにリップロックを狙うがポスプレイはハイキックでカット。そこへジュースがナックルパートも、最後の一発をガードしようとしたオスプレイにマキシモがリップロック。ジュースが胴回し回転蹴りで倒し、マキシモに串刺しラリアット。更に串刺し攻撃を狙うが、避けたオスプレイを足を伸ばしてカットしダイビングスタナーからキャノンボール。
ジュースはオスプレイを担ぐが、着地したオスプレイがハンドスプリング。ジュースは避けてラリアットで場外に叩き出すとトペアトミコも、オスプレイはリングに駆け上りサスケスペシャル。
田口はオカダにヒップアタックからクロスボディ式ライオンサルト。さらにラ・マヒストラルも2。
田口は低空ドロップキックから外道クラッチ。これはエフェストがカット。
エフェストはマキシモに走り込むも、マキシモはホモイェ。マキシモはコーナー駆け上がり式ヒップアタックからトペ・スイシーダ。
田口がオカダに延髄斬りからブレーンバスターを狙うが、着地したオカダがスタンディング式のジャンピングニー。さらに担ぐも、田口は着地し走り込むがオカダはドロップキックで迎撃。オカダはローリングエルボーからレインメーカー。これで3カウント。
試合後、解説席のミラノコレクションA.T.にマキシモがキスのをしようとするが、ミラノは三上大樹アナウンサーを盾にし三上アナにキスの洗礼。さらに倒れたまま息を吹き返さない田口に人工呼吸を行い蘇生させた。さらにオカダにもキスを迫るが、必死に首を振って逃げるオカダのマスクを捕まえマキシモが熱いキス。オカダはその場に崩れ落ちた。
<試合後コメント>
田口隆祐
田口「・・・みなさん、キスをしましょう。キスの力を信じて。キスの力を信じて。今日も明日も、キスをしましょう。」
第5試合
ルーシュが入場するなり急襲。だがアトランティスがドロップキックで迎撃し場外乱闘へ。
リングではSANADAとEVILがフィンレーをストンピングからEVILがダブルチョップ。さらにロープに振るとダブル攻撃を狙うが、フィンレーはEVILをSANADAに突き飛ばし、EVILにドロップキック。
リングにはアトランティスとルーシュ。ルーシュがドロップキックで倒しストンピング連打。ルーシュのラリアットを避けたアトランティスがチョップから、ルーシュをSANADAと内藤にぶつけEVILをアームホイップ。さrにアルーシュをEVILに叩きつけるが、兄等と真田がアトランティスを羽交い締めに。ルーシュがドロップキックも、アトランティスが避けて誤爆させるとアトランティスは風車式バックブリーカー。場外に転げ出たルーシュに走り込もうとするも、内藤が足を引っ張り倒し場外に引きずり出す。そのまま各々場外乱闘へ。
リングには内藤とKUSHIDA。内藤が腕を捻って痛めつけるとその腕にストンピング。さらにルーシュがその腕を蹴り上げ、ボディスラムから内藤とともにストンピング連打。
内藤はKUSHIDAをコーナーに叩きつけるとルーシュが串刺しボディスプラッシュからSANADAと内藤とともにサンドイッチドロップキックを顔面に叩き込む。
リングにはルーシュとアトランティス。ルーシュはマスクを剥ごうとするが、これをレフェリーに注意されるとコーナーに振って串刺しラリアットからストンピング連打。さらに「ありがとございます」と叫んで走り込むと、直前で立ち止まりトーキック。ルーシュはEVILにタッチ。
アトランティスはチョップ連打もEVILはダブルチョップで倒しセントーン。フォールも2。EVILは頭を蹴りつけ、ロープに振ろうとするが逆に振ったアトランティスがスパインバスターで迎撃。アトランティスは棚橋にタッチ。
棚橋は次々エルボーで倒すとEVILにトーキックからコーナーに振ろうとするが、逆に振ったEVILに棚橋は太陽ブロー。走り込んできたSANADAにドラゴンスクリュー。
棚橋はロープに飛ぶがEVILが追走ニーから串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばしてカットしようとした棚橋の足をキャッチし串刺しローリングエルボー。 だが棚橋も蹴りつけエルボー合戦。EVILのローリングエルボーをエルボーで迎撃した棚橋が左右のエルボーからエルボースマッシュ。更に走り込むもEVILは場外に投げようとするも、棚橋はロープを掴んでアイルビーバック。EVILにそのままヘッドシザースから場外に投げ捨てる。
棚橋が走り込むがSANADAがリープフロッグからドロップキック。そこへKUSHIDAがスワンダイブも、避けたSANADAがトーキックから走り込むが、KUSHIDAがアームホイップから顔面にドロップキック。
そこへルーシュがドロップキックからロープに飛ぶが、KUSHIDAが浴びせ蹴り。内藤がKUSHIDAにトーキックから腕を捻ってSANADAとともにロープに振るが、KUSHIDAは二人まとめてハンドスプリングエルボー。
KUSHIDAはコーナー下に内藤をセットすると、場外のSANADAとEVILにトペ・アトミコ。
フィンレーがルーシュに走り込みエルボーから内藤とルーシュに往復式串刺しエルボースマッシュ。さらにアトランティスにルーシュと内藤を振ってアトランティスは次々風車式バックブリーカー。フィンレーも内藤にワンハンドバックブリーカーからフォールも2。
アトランティスは場外のルーシュにトペ・スイシーダ。フィンレーが走り込むも、内藤は延髄斬りで迎撃。フィンレーは雄叫びを上げ走りこむが、内藤がスイングDDT。着地したフィンレーにEVILがラリアット。連携攻撃から内藤が丸め込むも2。
内藤はEVILとともにロープに振ると、OUT OF CONTROLで3カウント。
<試合後コメント>
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
内藤「今回のファンタスティカ・マニア。何度も言うけどインゴベルナブレスのインゴベルナブレスによるインゴベルナブレスのためのファンタスティカ・マニア。まぁいろいろとね、ロス・インゴベルナブレスのルーシュに刺激をもらったよ。たくさんのね。いやぁ~非常に楽しかった。この続きがあるのかないのか。それがハポンなのか、メヒコなのか。その答えはもちろん、トランキーロ。あっせんなよ!」
ルーシュ「今回の成果を、メキシコに持って帰れることを、とても嬉しく思っている。この結果は、メキシコでも、日本でも、アメリカでも通用することだ。このシリーズで、俺たちが負けたことがあるか? この結果を、よく覚えてろよ」
EVIL「棚橋、これはケンカじゃねぇ。いいか、お前は東京ドームで終わってるんだ。今は会社、中西、田口によって操り人形のように生かされているだけなんだ。いいか?これはお前の霊魂を鎮める、ただの儀式だ。よ~く覚えておけ。ディス・イズ・イービル。エ~ブリシング・イズ・イービル。すべては・・・イービルだ」
第6試合
エウフォリアがミスティコを場外に叩き出し、ミスティコはリングに戻るとコルバタで場外に叩き出そうとするが、エウフォリアは着地しミスティコがエプロンに着地したところにスピアーもこれをミスティコが避けて場外に落下したエウフォリアにケブラーダ。
リングに戻りミスティコがフォールも2。ミスティコは肩車からリバースフランケンで丸め込むも2。
ミスティコが走り込むもエウフォリアがラリアットで迎撃。エウフォリアは投げ捨てパワーボムでコーナに叩きつけると串刺しスピアー。ミスティコがこれを避け、場外に落下したエウフォリアに場外に向かってスワンダイブ式シューティングスタープレス。
ミスティコがエプロンにあがり、ハイキックからスワンダイブも、エウフォリアがキャッチしパワーボム。フォールも「チョットマッテ」とこれを離したエウフォリアはロープに飛ぶが、ミスティコはこれに飛びつくもエウフォリアはそのまま力づくでパワーボム。
エウフォリアはコーナーに叩きつけて串刺しチョップ。再度串刺しチョップで倒すと、逆コーナーに振って走り込むが、ミスティコはこれを避けてトラースキック。場外に降りたエウフォリアに三角飛びケブラーダも、キャッチしたエウフォリアが客席に叩きつけようとするもミスティコがDDTで切り返す。ミスティコは客席ステージを走り込みヘッドシザースホイップ。
リングに戻り、ミスティコがウラカンラナからフォールも2。スクールボーイでフォールも2。
エウフォリアはフェイスバスター2連発から旋回式サイドバスター。フォールも2。
コーナーに降って走り込んだミスティコだったが避けてバックを取ったエウフォリア。これを逃れたミスティコにビッグブーツも、ミスティコはこれを避けてエウフォリアは場外に落下。ミスティコはコーナーに登り場外ダイブ式のヘッドシザースホイップ。
リングに戻り、エウフォリアが前方回転エビ固めも2。ミスティコが走り込んだ所をスクールボーイも2。コーナーに振って走り込むが、ミスティコが前方回転エビ固め。これをエウフォリアが切り返すも、ロープを掴んでフォールしていたためこれはカウントが止まる。
ミスティコはラ・ミスティカを狙うが、エウフォリアはそれを止めてコーナーに叩きつけるとフォールもミスティコはロープを掴む。
エウフォリアはミスティコを叩きつけてセットするとコーナーに登りダイビングローリングセントーン。これはミスティコが避けて自爆。ミスティコは走り込むとラ・ミスティカ。これでエウフォリアがギブアップ。
<試合後コメント>
ミスティコ
「こんな嬉しい勝利はない。ホントに強い相手だったけど、自分の力を最大限発揮できた。ミスティコと言う名に恥じないような試合ができたと思う。今日に関しては、200パーセント以上の力を出したし、自分はもっともっと成長したい。ドラゴン・リーもここで頑張ってるし、来年また帰ってきたい。ドウモ、アリガトウ。ダイスキ!」
第7試合
ゲレーロが客席を煽っていくが、背後からボラドールがジャケットを奪いムチのように叩く。
リングにゲレーロが戻るが、すぐに場外に降りてマスクを客席に投げ捨てる。
リングに戻り、ボラドールも場外に降りマスクを脱ぐと客席に投げようとするが、これはゲレーロがカット。場外乱闘へ。
ゲレーロはボラドールの股間を鉄柱に叩きつけるとリングへ投げ入れる。
ボラドールコールに気分を害したゲレーロは会場を後にしようとするが、ゲレーロコールでリングへ戻るとトーキックからロープに振ると、ボラドールはハンドスプリングからコルバタで投げ捨てトペ・スイシーダ。
リングに戻り、ゲレーロのラリアットを避けたボラードルが丸めこもうとするが、これを切り替えしたゲレーロをアームホイップで場外に投げ捨て振り子式ヘッドシザースホイップ。
リングにボラドールが戻るとトペ・スイシーダ。だがゲレーロはキャッチし場外パワーボム。ゲレーロはコーナーに上ると場外ダイビングボディアタック。
リングに戻ってきたボラドールにストンピングも、ボラドールはゲレーロをコーナーに振り走り込むが、ゲレーロはカウンターの投げ捨てブレーンバスター。両者ダウン。
立ち上がったボラドールにゲレーロが串刺しラリアットも、ボラドールはトラースキック。両者膝をつく。
ボラドールをカニばさみでコーナーに叩きつけたゲレーロが走り込んでの倒立ブロンコバスター。再度倒立ブロンコバスターを狙うも、ボラドールが突き飛ばして場外に落下させるとコーナーに登り場外ダイビングヘッドシザースホイップ。
リングに戻り、ボラドールが走り込むもショルダースルーでエプロンに出したゲレーロがスライディングキックで場外に落とし、客席に座らせると場外を走り込んでのジョン・ウー。
リングに戻ると、ボラドールがコーナーに座らせ雪崩式フランケンをはなつが、力づくでこれを止めたゲレーロが雪崩式パワーボム。フォールも2。
ボラドールがトラースキックからアタッケ・デプレタドール。フォールも2。
ゲレーロはコーナーに登るとボラドールを肩車し雪崩式パワーボムを狙うが、ボラドールが雪崩式フランケンで切り返しフォールも2。
ゲレーロがコーナーに登るが、ボラドールが延髄斬りを叩き込んで、雪崩式フランケンで叩きつけるとフォールも2。
ゲレーロはロコモーション式のロメロスペシャル。そのまま上半身を降ろしフォールも2。
ゲレーロはコーナーに座らせゲレーロスペシャル。フォールも2。
ゲレーロはコーナーに登るが、正面に登ったボラドールが雪崩式スパニッシュ・フライ。これで3カウントを奪った。
ボラドール「コンバンワ!お前がすごいのは十分わかった。だからこそウルティモ・ゲレーロと闘えたことを光栄に思っている。お前は本当に強いレスラーだ」
ゲレーロ「ほんとに、お前と闘えたことを感謝している。お前の実力を、ここで確認できた。お前と闘えたことを、光栄に思う。また、闘おう」
最後は全選手がリングに上がり記念撮影。棚橋の唇をマキシモが奪いファンタスティカマニアは幕を閉じた。
<試合後コメント>
ボラドールJr.
「ホントに、この勝利に満足してます。最後の勝者ということで、自分にとってはかけがえのない勝利です。ホントに、皆さん、ありがとうございます。心から、皆さんに感謝してます。是非、また『FANTASTICA MANIA』に帰ってきたい。グラシアス」
ウルティモ・ゲレーロ
「今夜は負けてしまって、本当に悲しい。だけど、一方では、満足している。ボラドール・ジュニアと闘えて満足だ。彼もまた、次元の違うレスラーだ。みんなが、ボクたちのことを応援してくれて、本当に感謝している」