4周年記念興行でロッキー川村を倒し田村が王座防衛!
19日、『HEAT-UP旗揚げ4周年記念興行~新百合ヶ丘プロレスマルシェ~』のメインイベントで田村和宏の持つHEAT-UPユニバーサル選手権にパンクラスイズム横浜のロッキー川村が挑戦した。
2012年に旗揚げされたプロレス団体HEAT-UPは、神奈川県川崎市の地域密着団体として障害者支援・福祉活動・警備活動・子供達への支援など社会貢献活動をプロレスを通じて行っており、昨年10月に行われたとどろきアリーナ大会は『平成28年度川崎市都市ブランド推進事業』に認定され川崎市市長の福田紀彦氏や川崎市議会議長の石田康博氏も来場。
この4周年記念興行も川崎野菜生産者とコラボした『プロレスマルシェ』 を開催し、ロビーを開放し障がい者支援の就労体験も実施された。
初めてプロレスを見る人も多い中、昨年末のシングル3連敗という屈辱を味わった田村にとってはこのタイトルマッチは背水の陣。一方のロッキーはボクシングスタイルに変わってからHEAT-UPマットで負け知らず。期待と不安が入り混じる空間の中、試合は始まる。
川村は首相撲の体勢から膝を突き立てていき、やはり普通のプロレスの展開よりは打撃戦が目立つ。田村のボディブローとロッキーの顔面右フックが炸裂し両者ダウンする中、立ち上がった川村が「バルボアブロー!」と叫びとどめを刺しにいくもこれを田村が腕十字。これを切り替えされるとダメ押しのミノルスペシャルを決め、田村が4度目の防衛に成功した。
両者健闘を称えるが、ここにDRAGON GATEの新井健一郎とヒデ久保田&ヤス久保田が乱入し田村和宏に宣戦布告。2月18日王子大会より開催されるタッグトーナメントを引っ掻き回すことを宣言し、田村は「決勝の3月30日新百合ヶ丘大会で二冠王になる!」と新設されるタッグベルト獲りを誓った。