事故死した長尾一大心さんの永遠のライバル・小藤将太が全日本プロレス入団!

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 2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2026』が開催。OSW所属の小藤将太が全日本プロレスとのW所属となることが発表された。

 小藤将太は2024年12月にOSWでデビュー。師匠は井上雅央であり“王道”の遺伝子を継いだ24歳の若手選手。小藤は以前から全日本プロレスにレギュラー参戦しており、年齢もキャリアも近い長尾一大心さんとライバル関係でバチバチにやり合いながら絆を育んできた。

 しかし、長尾さんは昨年6月に巡業バスとの接触事故にあい、同年9月に敗血症で死去。長尾さんの生前最後の試合相手でもあった小藤は、なんとか長尾さんを見送れないかと全日本へ直談判し、他団体選手で唯一長尾さんの火葬に立ち合ったという。
 その後の大会で行われた長尾さんの追悼式の後には「俺は、アイツの代わりにはなれないかもしれないけど、これからもアイツの永遠のライバルとして、アイツは俺の心の中で永遠に生き続ける。いつだって俺を鼓舞してくれる。それが長尾一大心です。全日本ファンの皆さん、そして全日本の皆さんに1つだけ聞きたいことがあります。彼が、長尾一大心が愛したこの全日本プロレス、僕も愛していいですか?」と涙ながらにファンに問いかけた。
 その後も小藤は長尾さんのコスチュームカラーであった緑色のテープを巻いて試合をし続け、その姿を見てきたファンは小藤を全日本ファミリーの一員として受け入れていた。

 全日本プロレスの1月2日の後楽園ホール大会と言えば、新入団選手の発表。
 この日のオープニングでは、小藤将太がOSW&全日本プロレスとW所属となることが発表。さらに全日本マットに帰還した潮﨑豪も入団したことが明かされた。

 この日の第1試合では、潮﨑豪vs小藤将太のシングルマッチが実施。全日本の新年闘い始めは新入団選手2人による試合となった。


 ゴングが鳴ると、2人はクリーンに握手。
 試合は基礎に忠実なレスリングに始まり、強気に攻めていく小藤を潮﨑がどっしりと受け止めるという構図で展開。潮﨑がショルダータックルで倒せば、小藤もドロップキックから全日本式アームドラッグを連発して会場を沸かせていく。
 小藤がエルボーを打ち込んでいくが、潮﨑は余裕の微笑みを浮かべながら受け切る。ならばと小藤が挑発するかのように潮﨑の得意とする逆水平チョップを連打すると、潮﨑も笑みを消してマシンガン・エルボーからランニング袈裟斬りチョップ。
 小藤も敢えて逆水平チョップで勝負しに行く意地を見せるが、潮﨑はランニング袈裟斬りチョップでなぎ倒してバックドロップ。小藤も諦めることなく得意のミサイルキックから卍固めを決めるが、潮﨑が背負投げのような形で軽々と投げ捨てる。それでも小藤はランニング・エルボーからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、さらなるランニング・エルボーの連打と猛攻を仕掛けるが、潮﨑の余裕を崩すには至らず。
 潮﨑が左腕でのラリアットでなぎ倒し、垂直落下式フィッシャーマン・バスターからコブラツイスト。小藤もこれを耐え抜いてエルボーを連打からの丸め込み連発で粘るが、すべてを返した潮﨑が逆水平チョップでなぎ倒してからの豪腕ラリアットで3カウントを奪った。

 試合後、小藤は「全日本プロレス入団して1発目、このタイミングで俺よりあとに来た豪と闘えたのはかなり大きなことだと思ってますが、もう去年からずっと俺は負けっぱなしなんだよ。このままゆっくり列に並ぶつもりもないからな。俺はこのままこの勢いで全日ジュニアのトップまで駆け抜けてやる!」と叫び、全日ジュニアの明るい未来を感じさせた。


 なお、小藤はこの日のメインイベントで行われた全選手参加バトルロイヤルにも出場。
 大混戦に大混戦が続いてベルト保持者も早々に脱落していく中、最後の4人まで残ったのは宮原健斗、潮﨑豪、安齊勇馬、小藤将太。
 小藤はコーナーに上がった潮﨑をドロップキックで場外に蹴落とし、OTRさせることで雪辱に成功。
 宮原は小藤に「お前所属らしいな。誰について行った方がいいかわかってんだろうな?わかってんのかお前?選手会長にわかってんのかお前」といびりながらペチペチとビンタを見舞うという“ミヤハラ”を行う。宮原へ大ブーイングが飛ぶ中、小藤は思い切りビンタで張り飛ばし、宮原もOTRさせるという大金星の連続を見せて会場をドカ沸きさせる。
 最後は小藤と安齊の一騎打ちに。小藤は得意のミサイルキックやフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを決めるなどあと一歩のところまで追い詰めるが、これを受けきった安齊がジャンピングニー、ジャーマン・スープレックス・ホールド、ギムレットと畳み掛けて3カウント。小藤は惜しくも優勝を逃した。

 安齊は「入団発表した小藤将太、全日本来てくれてありがとう。先輩として一言だけ、小藤将太に。全日本プロレスのな、黒髪イケメンの枠は俺なんだよお前!入団発表したからってな、勝たせるほど優しい先輩じゃねーぞ」と大人げないマイク。しかし、バツが悪くなったのか「ただ正直な話、後輩からは好かれたい」と恥じらいながら小藤にマイクを渡す。

 小藤は「最初からイケメン度合いであなたに勝てるなんて思ってないですよ。でもイケメンが何人いたっていいじゃないですか。高身長にイケメンで強い。クッソ……。でも僕だって高身長ではないですけど、イケメンで、なによりいい匂いなんですよ。これからはそんなイケメン2人で全日本プロレスをもっと盛り上げていきましょう」とヨイショ。
 これで気を良くした安齊は「小藤お前、言うことメッチャカッコいいな!」と肩を抱き、明るく楽しく激しい全日本プロレスを見せていくことを誓った。

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