「女子プロレス団体はスターダムとマリーゴールドだけじゃねーんだよッ!」お正月の興行戦争でMIRAIとちゃんよたが女子プロ界へ宣戦布告!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 9日、東京都・新宿FACEにてPPPTOKYO『Galaxy Revolution―夢幻なる宴―』が開催。みちのくプロレス所属となったMIRAIがPPPへ乗り込んできた。

 岩手県宮古市出身のMIRAIは、小学生のときに東日本大震災で被災した1人。
 2012年5月に初代タイガーマスクが東日本大震災で被災した家族を大会に招待し、MIRAIはそこでプロレスを初観戦。これをキッカケにプロレスラーを目指すようになり、KAIENTAI DOJOの練習生を経て初代タイガー&新間寿の後押しを受ける形で2019年5月に東京女子プロレスでデビュー。その後はスターダムへの所属を経てマリーゴールド旗揚げに参画。団体の中核をなす屈指の実力者となった。
 2024年7月には宮古市観光親善大使に任命され、自らも初代タイガーのように子どもたちを導けるような“ちびっこたちのヒーロー”を目指している。
 そんなMIRAIは「やりたいと思っていて出来ていないこと、今までやりたいなと思ったけど諦めてきたこととか、もう1回叶えられないかなという気持ちが湧いた」と今年9月にマリーゴールドを退団。団体側もその意志を尊重して退団ロードを設けて送り出すと、MIRAIは11月にみちのくプロレスに入団を発表。この移籍には誰もが納得し、今後のMIRAIの活動に応援の声が集まっていた。

 そんなMIRAIは男子団体にも上がるなど活動の幅を広げており、来年1月2日にTOKYO SQUARE in Itabshi(通称:インイタ)で行われるPPPの大会へ初参戦し、ちゃんよたとシングルマッチを行うことが発表。
 両者はマリーゴールドのシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP 2025』に於いて、両者ともに場外でのチョップ&ラリアットの撃ち合いに夢中になりすぎて両者リングアウト裁定という白黒つかない結果に終わっていた。その決着戦の場がPPPになるとは当時は誰も思わなかっただろう。

 この日、ちゃんよたの試合後にMIRAIがサプライズ登場。
 ちゃんよたと向き合うと「前回シングルマッチしたときは決着付かなかったよね。あのときはな~んか不完全燃焼みたいな感じで終わってしまったよね。そこからMIRAIはずっともう1度ちゃんよたとシングルしたいと思ってた。だから1月2日がスゲースゲースゲー楽しみで仕方ないです!今度こそしっかり決着つけようぜ!」と語りかけ、前回のような不本意な結末を迎えないよう時間無制限1本勝負での試合を提案。

 これを受けたちゃんよたは「MIRAIさん、もちろんです!時間無制限、やりましょう!」と即快諾。
 そして「2026年、お正月にいろんな団体がいろんな場所で興行をやると思います。1月3日の大きな団体で興行ありますよね?」と問うとMIRAIは苦笑い。
 対するちゃんよたは獰猛な笑みを浮かべ「でも1つ言わせてください。私たちならそういう団体をビビらせる試合、出来ると思います。女子プロレス団体は、スターダムとマリーゴールドだけじゃねーんだよッ!MIRAIさん、私と目玉飛び出るような試合、魅せましょう。そしてその上で、貴女の魂を私のパワーが凌駕します」とマグマのように熱い気持ちを叫んだ。

 他団体への参戦はスターダムやマリーゴールドが中心のちゃんよたがこれを言うのはどうなのかという是非はともかく、プロレス界でのし上がりたいというハングリー精神に満ちた2人の真っ向勝負は大きな団体の試合に負けないものとなるだろう。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年12月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

月別

ページ上部へ戻る