【試合詳細】5・27 PPPTOKYO新宿FACE大会 三富兜翔vs大門寺崇 ちゃんよた&ZONES&小林香萌vs夏すみれ&VENY&リアラ 田中将斗&八須拳太郎vs土肥こうじ&今成夢人 水波綾&野崎渚vs小橋マリカ&Droog-K 大谷譲二vs翔太

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『Fantastic Phantom ―夢幻なる一夜―』
日程:2024年5月27日(月)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:375人(超満員札止め)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
○大谷譲二
8分33秒 フロッグ・スプラッシュ→片エビ固め
●翔太(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
●Droog-K/小橋マリカ(フリー)
14分39秒 逆エビ固め
○水波綾(フリー)/野崎渚(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗(ZERO1)/○八須拳太郎
11分34秒 胸毛ニキクラッチ
●土肥こうじ(フリー)/今成夢人(飯伏プロレス研究所)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[マッスルシスターズ]○ちゃんよた/ZONES(Evo女)/小林香萌(フリー)
14分7秒 ジャックハマー→片エビ固め
夏すみれ(フリー)/VENY(フリー)/●リアラ(フリー)

▼シングルマッチ 60分1本勝負
●三富兜翔
26分9秒 ブラックレイン→片エビ固め
○大門寺崇(ランズエンド)

マッスルシスターズが奮戦しちゃんよたが激勝!八須が土肥から勝利し師匠超え!三富を下した大門寺が親友・譲二の覚悟を問う!

オープニング


 PPPガールズとSODプロレス応援部がリングにあがりアピール。前説はPPPエンジェルズのmaruが務めた。


 続いて御殿場ショーパブ『Last of the Dragon』によるポールダンスショーが行われ、バブリーでハレンチな空間に変貌した会場は一気に熱気に包まれた。

第1試合


 ロックアップからリストの取り合い。大谷がヘッドロックで捕らえるとショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶが翔太がリープフロッグ。バックを取った大谷からバックエルボーで逃れ、コーナーに振って走り込むが大谷が避けるとアームホイップからバックエルボー。
 翔太はロープにもたれかかり、大谷が走り込むがビッグブーツで迎撃してバックエルボーで場外に落とすとトペ・スイシーダを発射する。
 リングに戻ると大谷の顔面をコーナーに叩き込み、さらにヘッドシザースホイップでコーナーに顔面を叩き込むとチョップからコーナー上に座らせて雪崩式フランケン。フォールも2。

 翔太は腕をとるが、ボディへのエルボーで逃れた大谷に翔太はブレーンバスター。フォールも2。

 翔太はコーナーに振って走り込むも、大谷は足を伸ばしてカットしコーナーに叩き込むとバックエルボー。さらに強烈なチョップを打ち込むが、翔太が避けてコーナーに自爆。
 翔太はエルボーから投げようとするが、耐えた大谷が強烈なチョップを叩き込む。
 大谷はロープ駆け上がり式のDDTを狙うも、着地した翔太がコードブレイカーで迎撃。
 翔太は投げようとするも大谷が逆にブレーンバスター。翔太がロープに振るが大谷はランニングエルボー連発も、翔太がチンクラッシャーからロープに飛ぶが、大谷は追走してランニングエルボーで倒す。
 大谷はコーナーに上りミサイルキックを発射し、ネックブリーカードロップからフォールも2。

 大谷は走り込むが、避けた翔太がバッククラッカーからネックスクリュー。フォールも2。

 翔太はコーナーに上り、ダイビングボディプレスを投下するが大谷が避けて自爆させるとランニングニーからノーザンライトスープレックスホールドも2。

 大谷はスライディングエルボーを狙うが翔太はサムソンクラッチも2。

 翔太は延髄切りも、大谷がチョップからエルボーを狙うがこれを翔太が丸め込むも2。

 大谷はエルボーからロープ駆け上がり式のスイングDDTで突き刺し、ロープに飛んでランニングエルボー。フォールも2。

 大谷はコーナーに上り、フロッグスプラッシュを投下し3カウント。

第2試合


 先発は水波とDK。ロックアップからリストの取り合い。水波が絞り上げていき、ヘッドロックからグラウンドへ。そのままフォールもDKはなんとか肩を上げてヘッドシザースで抜ける。水波は回転してすぐに抜けるとヘッドロックで取り直し、フロントネックで捕らえたまま下がり野崎にタッチ。DKもマリカにタッチ。

 マリカはエルボー連打からヘアーホイップを狙うが、野崎は耐えるとエルボーからヘアーホイップで投げ捨て顔面に膝を連打。さらにナックル連打も、マリカはエルボーからヘアーホイップを狙うも野崎は耐える。マリカは足を踏みつけてからヘアーホイップで投げ捨てるが、すぐに立ち上がった野崎がエルボー連打。お互い髪をつかみ合って睨み合い、野崎がそのままロープに押し込みブレイク。
 野崎はガットショットも、マリカがロープに振ってアームホイップから後頭部への低空ドロップキック。マリカはDKにタッチ。

 DKとマリカはロープに振ってダブルのガットショットからロープに飛んでサンドイッチドロップキック。さらにダブルエルボードロップからフォールも2。
 DKはロープに振っていくが、野崎はノアール・ランサーで迎撃し水波にタッチ。

 水波はロープに振ってショルダータックルで吹っ飛ばす。
 水波はロープに振って再度ショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。
 水波はキャメルクラッチで捕らえ、これを離すとストンピング。
 DKは立ち上がるとエルボー連打から投げようとするが、水波は逆にボディスラム。水波は野崎にタッチ。

 野崎はコーナーに叩き込みダブルチョップ連発。苦しむDKをブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
 野崎は顔面バーン。さらに顔面を踏みつけて挑発していく。
 野崎は髪を掴んで引き起こし、コーナーに振って走り込むがDKは足を伸ばしてカット。さらに大家さん(※炎のスピアー)を突き刺しマリカにタッチ。

 マリカは低空ドロップキックからエルボー連打。野崎がコーナーに振って走り込むが、飛び越えたマリカがスタナーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 マリカはロープに飛んでシャイニング・ウィザードからフォールも2。
 マリカは投げようとするが、野崎はボディに膝蹴り連発で逃れるとスリーパー。バックエルボーで逃れたマリカの腕を掴んで野崎は腕へのノアール・ランサーから串刺しビッグブーツ。さらにロープに飛んでビッグブーツを叩き込み、おしゃれキックからフォールも2。
 野崎は投げようとするが丸め込んだマリカは後頭部に低空ドロップキックを叩き込みDKにタッチ。

 コーナーに振ってマリカとDKでダブルの串刺しバックエルボー。さらにダブルのフェイスバスターからフォールも2。
 DKはエルボー連打も野崎はソバットからビッグブーツ。フォールも2。
 野崎は水波にタッチ。

 水波はロープに振っていくがDKはランニングエルボー。さらにロープに飛んでランニングエルボーも、受けきった水波がラリアット。避けたDKがランニングエルボーも、水波はガットショットからボディスラムで叩きつける。
 DKは立ち上がりエルボー連打も、水波はそのまま前に出て左右のビンタ連打。DKはエルボー連打も水波がガットショットからボディスラム。
 DKはエルボー連打も水波は髪を掴んでビンタ連打。DKもエルボー連発から左右のビンタを連打し、受けきった水波が左右のエルボーからローリングエルボーで倒す。
 水波は髪を掴んで引き起こし、ボディスラムからフォールも2。
 水波は逆エビ固めで捕らえるがマリカがカット。
 野崎がマリカをビッグブーツでふっ飛ばし、水波がデスバレーを狙うがDKは着地し逆さ押さえ込みも2。
 DKはエルボーからロープに飛んで大家さんも、水波はキャッチしボディに膝蹴りからショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 水波は逆エビ固めで捕らえ、これでDKはギブアップした。

<試合後コメント>

小橋マリカ&Droog-K
――再デビュー戦を終えての感想は
DK「メチャクチャシビれました。東京女子のときも毎日毎試合メチャクチャ刺激的だったんですけど、水波さん野崎さん戦は比じゃないくらいリングの厳しさも、楽しさも、全部がすごいグっと濃縮した感じで。気付いたら自分がギブアップしてて。すごい応援しに来てくれた人メチャクチャいたんですけど、ギブアップしちゃったのが情けなくて……。でも、メチャクチャ楽しかったです!もう辞められないくらい、メッチャ楽しかったです。またもうすぐにでもリベンジしたいです」
マリカ「なんか、こうやって痛くて悔しいけど楽しかったって言ってるのが全てじゃないかと思うし、タップしたのが情けないって言ったけど、そんなことないと思って。何度も立ち上がる姿、ボッコボコにされて、それでもやり返して。確かに力のないエルボーだったかもしれないけど、魂はこもってたし。これを見て勇気をもらえた人って絶対にいるから、情けないとか言わないで胸張って、一緒に練習して、たくさん酒飲んで、鍛えて、またリベンジしましょうよ!私たちのタッグはまだまだ未熟だけども、リング上じゃないところでも絆があるんで、それをどんどんリングで出していけるように一緒に練習頑張って、これからのこの正調を期待してほしいと思います。ぎゃう♪」

――やりたかったことは全部できた?
DK「まだまだです。1個も達成できてないです。まだまだこっからなんで。まだまだ全部磨いて、もっと、弱いって思わせないくらい、もっともっと強く、もっともっとカッコよくなります。今日は自分の中では満点でもなんでもないです。まだ通過点です」
マリカ「スタートラインに立てたんで、これから人間は何度でも立ち上がれるってことを私たちが証明していきたいなって」

第3試合


 先発は田中と土肥。ロックアップから土肥がロープに押し込むがクリーンブレイク。
 バックの取り合いからリストの取り合いへ。土肥がヘッドロックからショルダータックルも、受けきった田中とエルボーの打ち合いへ。田中のローリングエルボーをエルボーで迎撃した土肥がローリングエルボーでなぎ倒し今成にタッチ。田中も八須にタッチ。

 ショルダータックルのぶつかりあいを八須が制し、エルボー連打も今成がショートレンジラリアットでなぎ倒し、フィストドロップからボディスラム。さらにストンピングから土肥にタッチ。

 エルボーの打ち合いを土肥が制し、八須が膝立ちでエルボー連打も土肥は強烈なエルボーでなぎ倒しフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも2。再々々々度フォールも2。
 土肥はコーナーに叩き込み今成にタッチ。

 今成はチョップからモンゴリアンチョップ連発。さらにボディスラムからロープに飛んでセントーンを投下。フォールも2。
 今成はコーナー下にセットしリバーススプラッシュからフォールも2。
 今成はコーナーに振って走り込むが八須はスピアーで迎撃。土肥が出てきて八須をロープに振るが、八須はスピアーで迎撃し田中にタッチ。

 田中はロープに振ろうとするが、逆に今成が振るも田中はフロントネックで捕らえ、土肥にソバットからスタナーでまとめて叩き込む。
 田中は今成に串刺しラリアット。今成がコーナーに振って走り込むが、田中はラリアットで迎撃し、ついでに土肥にもラリアット。
 田中は今成のバックを取るが、今成は抜けるとRKOで迎撃し土肥にタッチ。

 土肥はコーナーに振って串刺しバックエルボー連発から串刺しラリアット。フォールも2。
 土肥はクロスフェイスで捕らえるが、田中はロープを掴みブレイク。
 土肥はロープに飛んで走り込むが、田中がDDTで突き刺し八須にタッチ。

 八須は串刺しボディスプラッシュ。土肥がコーナーに振るが、八須はエプロンに降りて走り込んできた土肥にエルボーからスワンダイブクロスボディ。フォールも2。

 八須はスクワットバックフリップからフォールも2。

 八須はジャイアントスラムを狙うが、土肥はアルゼンチンで担ぐ。田中がカットしようとするが、今成が田中をコブラツイストで捕らえる。土肥はそのままバックフリップで叩きつけ、今成とともにロープに振ってダブルのショルダータックル。
 再度ロープに振ってダブルのラリアットから土肥が今成に振って、今成がダブルアームバスター。さらに土肥がエルボードロップからフォールも田中がカット。
 土肥はパワーボムで叩きつけ、髪を掴んで引き起こすと再度パワーボム。フォールも2。
 土肥はロープに飛ぶが、八須はフランケンで丸め込むが2。


 田中が土肥にスライディングDから八須が胸毛ニキクラッチ(※横十字固め)で3カウント。

エチカ・ミヤビから挨拶


 性転換手術を受け今年1月から欠場しているエチカから挨拶。

エチカ「みんなただいま!わたくしエチカ・ミヤビは、1月9日の壮行試合を機に、性転換手術を受けるために欠場しました。そして今その経過報告と今後についてのお話をさせてもらおうと思ってきました。こっからが本題。手術直後、本当に、人生で経験した事のない地獄の痛みが炸裂して、死ぬかと思って、そこから日本に帰ってきて2,3ヶ月たってもなかなかツラくて痛くて歩けなくて、メンテナンスしなくちゃいけなくてとにかく家の中にいなきゃいけなくて、誰とも喋らない。そんな中本当に鬱みたいになっちゃって、ツラくて、体も心もツラくて、でも私の心を支えてくれたのはプロレスでした。だからこそ、このPPPTOKYOで!もう早くプロレスがしたい!そういう思いが日に日に強くなっています。ほんと言ったら今日も試合したかった。こんな熱い試合みたら。でもまだ身体が完全じゃない。だから、完璧に治ったあと、最高の試合を皆に見てもらいたい。だからもうちょっと、復活は待って欲しい。この後の試合も、もっともっと盛り上がるから、みんな見ていってね。私が復活したその日、それは私が伝えたいこと、自分らしく生きること。それの強さ伝えるために、誰が来ても勝つ。それだけ。よろしく!」

第4試合


 夏たちが奇襲し試合開始。リアラがちゃんよたにモンゴリアンチョップ連発も、ちゃんよたがエルボーを打ち込み打ち合いへ。ちゃんよたがロープに飛ぶと夏がエプロンから羽交い締めにし、リアラがドロップキックを突き刺すとVENYと夏とともに顔面を踏みつける。
 逆側のロープにちゃんよたを移動させて3人で改めて顔面を踏みつけ、レフェリーが注意するとVENYがちゃんよたの背中にドロップキック。リアラはちゃんよたをパラダイスロックで捕らえ、ロープに飛んで低空ドロップキックを突き刺す。
 ちゃんよたは立ち上がるとエルボーをガードしてのエルボー3連発。ロープに振ってショルダータックルでなぎ倒し、ボディスラムで場外へ落とすと夏がスイッチ。

 夏はちゃんよたをムチ攻撃で場外に落とすとZONESがスイッチ。

 夏がZONESをロープに振ってムチをフルスイングも、避けたZONESがムチを奪って場外に投げ捨て、夏をバックドロップで叩きつける。
 ZONESはロープにもたれかかる夏にラリアットから、ロープに飛んでジャンピングショルダータックル。ZONESはロープに飛んでエルボードロップも、避けた夏が胴締めスリーパーへ。ZONESは力任せにKUBINAGEからアバランシュ・ホールドを狙うが、着地した夏が走りこんできたZONESをロープをたるませて落とし、髪を掴んでエプロンに座らせるとロープに飛んでケンカキックで場外に落とす。

 リングには小林とVENY。ロックアップをスカした小林がマッスルポーズで観客にアピール。
 VENYは前蹴りも小林はマッスルポーズで挑発していき、スネを蹴りつけロープに振ろうとするが、VENYが逆に振ってうつ伏せになるも、小林が背中にチョップ。だがVENYがアームホイップで投げ捨て走り込むが、小林もアームホイップから丸め込むも2。
 小林はロープに振っていくが、VENYはドロップキックで迎撃し、場外に降りた小林にVENYはセカンドロープでのライオンサルトでリング中央へ。
 だがZONESとちゃんよたがダブル攻撃を狙うも、VENYはまとめてドロップキックを打ち込むが2人は受けきっていく。VENYは同士討ちさせると、まとめてライオンサルトで迎撃しそのまま場外乱闘へ。

 リングにちゃんよたとVENYが戻り、VENYが髪を掴んで挑発するとちゃんよたはエルボー連打。VENYはビンタを打ち込むとちゃんよたはエルボー連打で返しロープに飛ぶも、VENYはショルダータックルを二度三度と受け切る。VENYはエルボー連打からロープに振っていくが、ちゃんよたはショルダータックルでなぎ倒し、VENYはすぐに起き上がるとロープに飛んだちゃんよたにトラースキック。
 リアラがちゃんよたに串刺しエルボーからVENYが串刺しビッグブーツを突き刺し、夏が串刺し腰振りブロンコバスター。
 ZONESと小林が夏をそのまま担いで、胴上げ式にリングに落下させる。

 ちゃんよたが夏をアルゼンチンで、小林がリアラをシュバイン風に、ZONESがVENYをバックフリップで叩きつける。

 リアラとちゃんよたがリングに残りエルボーの打ち合いへ。ちゃんよたがロープに飛ぶが、リアラが追走ドロップキック。ロープに飛ぶがちゃんよたはハンマーブローで迎撃し、シュバインからフォールもVENYがカット。
 次々リングに選手がスイッチし、場外の一箇所にまとまるとそこへ小林がトペ・スイシーダ。だが避けたVENYが三角飛びケブラーダ。



 リングにちゃんよたが投げ入れられると夏がシャイニング・ウィザードからリアラがジャックナイフも2。
 リアラは横十字固めも2。
 リアラはロープに飛ぶが、ちゃんよたはラリアットで迎撃し、ロープに飛んでスライディングラリアットからフォールも2。

 ちゃんよたはコーナーに叩き込み、ZONESとともに合体キン肉バスター。フォールも夏がカット。
 ちゃんよたはジャックハマーで叩きつけフォールし3カウント。

<試合後コメント>

ちゃんよた&小林香萌&ZONES
ちゃんよた「勝ちました!マジでホントに2人のお陰で!2人のお陰で勝つことができました!ありがとうございます!やっぱり筋肉は裏切らないですね!もう2人の筋肉もスゴイんですけど、筋トレしてる人のマインドが私はほんとに大好きで。やっぱり筋肉って1日で付かないじゃないですか。毎日コツコツ努力をして、筋肉を付けてる。だから最後まで粘り強く頑張れる人なんですよ、筋トレ好きな人たちって!筋トレ好きな人に悪い人はいないし、弱い人もいない!本当にありがとうございました!」
ZONES「パワーッ!力こそパワーッ!以上ォッ!」
小林「いやあ、素晴らしい。このマッスルシスターズ。筋肉の友情!そして愛情!そして姉妹愛なんかが芽生えちゃったりしたんじゃないかと思ったりして!今日は最高に楽しかったです!ありがとうございました!」
ちゃんよた「ありがとうございました!また絶対やりましょう!あと、私今回の試合は美しさと美しさの対決だと思ってて。筋肉を愛する私たちは美しいし、あの3人もすごいキラキラしてて妖艶で美しい。私もあんな美しさをさらにプラスで身に付けていきたいと今回闘ってみて思いました。ということで、筋肉も育てて、美しさも磨いていきたいと思います」

第5試合


 ロックアップから大門寺がヘッドロックからショルダータックルでなぎ倒す。
 再度ロックアップから三富がヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルも受けきった大門寺がヘッドロックからショルダータックルでなぎ倒すとボディスラムで叩きつける。フォールも2。

 大門寺はエルボーを打ち込んでコーナーに押し込んでいくが、三富が巻き投げるとアームホイップから腕へのエルボー。さらに投げようとするも、耐えた大門寺が担ぐ。着地した三富がアームホイップから腕をとっていくが、大門寺はチョークで抜けてロープに振ると、フラップジャックでトップロープに叩きつける。そのままエプロンに蹴り出すと、エプロンへDDTで突き刺し三富は場外に落下。
 カウント17で大門寺がリングに投げ入れ、ネックブリーカードロップからフォールも2。

 大門寺は痛めたであろう肩を踏みつけ、引き起こすとフロントネックで絞り上げる。
 ボディブローで逃れようとする三富のボディに膝を突き刺し、サードロープに押し込むと場外を走り込んでのドロップキックを顔面に叩き込む。
 大門寺はコーナーに登り飛び込むが、避けた三富が低空ドロップキック連発から担ごうとするも、切り返した大門寺がファイナル・カット。フォールも2。

 大門寺は胸へのバックエルボー連打からクロスフェイス。さらに変形させてSTFも三富はなんとかロープを掴みブレイク。

 三富は膝立ちでエルボーを打ち込んでいくが、大門寺は容赦なく強烈なエルボーで倒す。
 大門寺は担ぐも三富は暴れて着地し、エルボーの打ち合いから三富がガットショットとエルボーを交互に打ち込む。だが大門寺はビンタを叩き込むと三富はフラフラとコーナーにもたれかかり、そこへ走り込んだ大門寺を三富はバックエルボーで迎撃。三富は走り込んできた大門寺を避けるとボディスラムで叩きつける。
 三富はモンゴリアンチョップ連発からロープに振ろうとするが、切り返した大門寺に河津落としからニードロップ。三富は串刺しバックエルボーからロープに飛んでエルボー。大門寺がコーナーに振って走り込むが三富はエルボーで迎撃し、ドラゴンスクリューから足4の字を狙う。だが大門寺は下から蹴りつけて場外に落とすとこれを追うが、三富は入れ替わりにリングに入ると、エプロンに上がった大門寺をロープ越しにドラゴンスクリュー。
 三富は足4の字で捕らえるが大門寺はロープを掴みブレイク。

 三富は再度ドラゴンスクリューを狙うが、大門寺は背中へのエルボー連打で逃れるとロープに飛ぶ。三富はエルボーをガードして足を取るとリバース・インディアンデスロックで捕らえるも大門寺はロープを掴みブレイク。

 三富はエプロンで大門寺を投げようとするが、逆に大門寺がパイルドライバーの体勢。三富はリバースして場外に落とすと、コーナーに上りミサイルキック。さらにシュバインで突き刺しフォールも2。

 三富はロープに飛ぶが、大門寺がエルボーをガードするとバックエルボーからショートレンジラリアットを狙うが、大門寺はジャンピングエルボーでなぎ倒す。
 大門寺は串刺しラリアットから俵投げ。フォールも2。

 大門寺はスプラッシュマウンテンを狙うが、着地した三富が逆さ押さえ込みも2。三富は丸め込むも2。
 大門寺がエルボーからロープに振っていくが、三富はスリングブレイドで迎撃し両者ダウン。

 腕を掴んでのエルボーの打ち合いから三富がエルボー連打。大門寺がエルボーと膝蹴りを交互に打ち込んでボコボコにし、強烈なエルボーを打ち込むと三富はダウン。

 カウント6で立ち上がった三富が大門寺のエルボーをガードして左右のエルボー連打から延髄斬り。さらに投げようとするが大門寺がブレーンバスターで投げ捨て、場外に転がった三富にトペ・スイシーダ。
 リングに戻ると投げようとするが、三富は逆に垂直落下しブレーンバスターからフォールも2。

 三富は飛びつき横十字固めも2。

 三富は兜斬りも2。

 三富はコーナーに上るが、大門寺は飛び蹴りから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。
 すぐに立ち上がった三富とラリアットの相打ちから大門寺がコンビネーションエルボー。さらにキークラッシャーからフォールも1。

 大門寺は担ぐとバーディクトからフォールも2。

 大門寺はブラックレインを狙うが、三富がラリアットで迎撃。
 三富はスライディングバックエルボーからフォールも2で大門寺はロープを掴む。

 三富はコーナーに上りソルティスプラッシュを投下するが大門寺が避けて自爆。
 大門寺はブラックレインを叩き込み、ロープを往復してのブラックレインを叩き込むとフォールしこれで3カウント。

大門寺「PPP総帥、三富兜翔、青春は見つかりましたか?もし、その青春の、再び取り戻す青春の一部に、怪物的に、パワフルで、早く、破壊的な大門寺崇っていうページを入れといてください。でも、こういう素晴らしい空間で、メインイベントで、シングルマッチで、社長という肩書をもって、リスクを持ちながら、この試合でもう動けませんとかなったらこの会社どうなるかわからない。そんなリスクを持ちながら闘ってくれたことに感謝します。ありがとうございます。おう!PPPの社長を、シングルで倒したぞ!2024年は、大門寺崇の年だ!まだまだ5月だからな。まだ半分ある。こっから、俺が上がる団体全てで、こいつヤベーって言わせてやるからな。さて~!PPP!次は、誰だ~!?(八須がリングへ)八須、お前なら来ると思ってたよ。お前の、PPPへの愛はすごく感じる。それだから、三富さんへのリスペクトも感じるから、そりゃ社長倒されたら、いてもたってもいられねーよな。でもお前は、俺にシングルで2度負けてる。新木場で負けて大阪で負けて、三度目、それでもやりたいのか?」
八須「あたりめーだろ!俺だってよ、土肥こうじ倒したんだよ。俺とシングルやれ!」
大門寺「よし、つまりは、次回大会、7月!9日!ここ、新宿FACEで、八須拳太郎と、大門寺崇の、シングルを」
大谷「ちょっと待てこの野郎!おいおいちょっと待てコラ!オイ、PPPTOKYOは三富と、八須だけじゃない。俺もいるよな?オイ!7月!次、シングルマッチやるのは八須はちょっと待っててくれ。俺だろー!」
大門寺「あぁ譲二、久しぶりだな譲二!久しぶりだなぁ!お前が来るとは思わなかったよ。でも、なんか、社長倒されてさ、PPP愛が強い八須が出てきて、社長の仇ってなってるのに、譲二あんまりPPP愛感じねーんだよなこいつ。感じる?感じる?ちょっとごめん感じるのかな?あんまり、俺結構SNSとかそこそこチェックするんだけど、あまり、お前PPPの興行前ぐらいしかPPPの宣伝してない感じがすごいんだけど~、これどうかな?ちゃんよたの方が愛感じる。ちゃんよたシングルやる?その方がいいかな?お前なんか、なんか、譲二、お前の、お前は頑張ってるよ。三富の後に入った、実質PPP所属第一号だな。でもその後に入ってきた、八須やちゃんよたに勢い負けてねーか?ちょっと負い目に感じてるなお前も。だから、ちょっとPPPに対しても愛を出せないのかな?なんでだろうな?まあ頑張りは認める。いい選手だってのも認める。翔太さんにも今日勝ってる。でもなんか、お前を倒したところでなんか、面白くないっていうかさ。わかる?この感じ」
大谷「めっちゃ言うじゃん、めっちゃ言うじゃん”」
大門寺「愛あるのか?PPPに対して愛ある?なんか、八須、譲二の事先輩としてすごい尊敬してる?めっちゃ尊敬してる?」
八須「・・・尊敬してますよ」
大谷「ありがとー!」
大門寺「なんでそんな間あくなよお前。間あくな。なんかさ、試合は頑張ってるけど、なんか届かねーんだよお前のプロレス。届かねーぞ。俺に、俺に、俺は世界にプロレスを届けたいんだよ。世界にな。お前とシングルやって世界に届くのかな?」
大谷「PPPへの愛、届くとか届かないとか、うーん、愛か~、愛かどうかはわからないけど、ちょっと一瞬真面目な話、俺はめちゃめちゃPPPに恩を感じてるんすよ。愛かどうかわかんないけど、その恩返し、その恩返しの場所がいつか欲しいと思ってたから、いつか欲しいと思ってたから!このシングルで、PPPへの恩を届けたいし、あとなんだオイ、活躍が届かないだとか、お客さん僕の活躍届いてないんですか?」
大門寺「(まばらな観客の反応を聞いて)間があるんだよ。間がある」
大谷「届いて無いですか~!?(やっと大きな拍手が起きる)届いてるよね~!ありがとー!ありがとー!」
大門寺「よし、いいぞ。譲二、7月9日、ここ新宿FACEで、大谷譲二対大門寺崇、シングルマッチ決定だ。あと、八須、ずっと待たせててごめんな。お前も俺とやりたいと言ってくれた、ありがとう。俺もお前とシングルをしたい。だから、今日勝ったけど、もう一回、もう一回、俺にお前の試合を、次の7月9日見せてくれ。それで判断しよう。そうだな、今日素晴らしい戦いをやった、お前の師匠、三富兜翔対、兜翔と、そうだな、タッグにしよう!シングルじゃない。三富兜翔と、三富さんのパートナー、ビッグなやつがいいな。ジャイアントなやつがいいな。それとお前はタッグマッチやって、俺に見せてくれ。だからお前と俺のシングルは来月、追試だな。追試で俺に試合を見せろ。大谷と大門寺シングルと、八須タッグ、7月9日、新宿FACE、みんなもちろん、見に来いよ」
 大門寺はリングから去る。

大谷「八須!」
八須「はい」
大谷「緊急事態だなおい」
八須「緊急事態ですよ」
大谷「総帥もいないし、まったく関係ない奴がカード2つ決めちゃったぞ」
八須「全く困ったもんだよほんとに」
大谷「だけど!俺はシングルマッチ、必ず、大門寺崇、確かに!今の試合めちゃくちゃすごかったですよ超驚いた。だけど!俺しかいないでしょ~。シングルマッチ、期待してくださいそして!タッグマッチ」
八須「はい」
大谷「めちゃくちゃ期待してるぞ!俺もお客さんも!」
八須「絶対見に来てくれよ7月!」
大谷「皆さんまた7月新宿FACEでお会いしましょう。そして最後しめさせていただきたいと思います。皆さん立ってくださーい!よーし、よーし、めちゃめちゃ、小橋マリカ風に言うとバイブス上がってきたなぁ~!」
八須「バイブス上がってますよ~」
大谷「アゲアゲ~そのままで7月まで突っ走って、皆さんそん時は応援よろしくお願いしま~す!それでは最後、3,2,1レッツパーティーでしめたいと思いますので、皆さんついてきてください!」
八須「お願いします!」
大谷「いくぞー!(オー!)3,2,1,レッツパーティー!ありがと~!」

<試合後コメント>

大門寺崇
「このシングルにかける三富さんの覚悟、これはもう試合見ればここに来てた全員が、選手にも届いたんじゃないかな。ちゃんよた、八須、一番それをわからないといけないのは大谷譲二。オメーだぞ。団体の社長がリスクを負って自分の興行のメインでシングルでやり合った。すべてをかけてやり合ったんだ。譲二、お前は所属第1号で、でもその後八須、ちゃんよたの後から入ってきたメンバーに追い抜かされていって。俺はお前のことを親友だと思ってる。親友だと思ってから厳しく言ったんだぞ今回マイク。分かるか。俺だって八須とシングルやりてーよ。俺今31だ。俺は世界を目指して頑張ってる。1試合1試合常に俺は全力だ。俺の身体がこの1日でぶっ壊れようが何しようが関係ねー。全力でやってんだ。全力で俺のプロレスを届けてんだよ。だから1試合1試合が勝負だ。つまりそういうときに八須みたいに全力で頑張って、DEEPで頑張って、総合でも頑張って、色んなところで頑張ってるな、アイツ!そういう奴とやったほうが俺だっていいじゃねーかよ。でもそれを置いて、譲二、お前を選んだのはテメーのケツを蹴り上げてよ!もうちょい、もうちょい後輩に背中見せてみろ。試合でいいぞ。試合でいいから俺に、いや三富さんや、八須やちゃんよたやエチカや今日再デビューしたDroog-Kに、みんなに見せてみろ!先輩っていうものを。あと譲二、これでいつも通り試合1週間くらい前になって『大門寺とシングルですぅ~』みたいなSNSでアップするとか、そういうのいらないから。そういうのじゃなくて。お前がこのシングルを熱くしてみろよ!今のままだったらぶっちゃけ、お前は俺に届かない。一生な。せめてSNSからでいいから発信してみろ。新進気鋭の団体だ。SNS盛り上がってるだろ、PPP。お前もちょっとは団体の力使っていいからやってみろ。盛り上げてみろ。俺との試合を。盛り上げて、美味しくして、その上で俺が食ってやるから。じゃあな」

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