【会見全文】性別適合手術を終えたエチカ・ミヤビが待望の復帰!ちゃんよたが3周年記念試合で水波綾&飯田沙耶との対戦を熱望!新ブランド『PartySoul』が創設
9日、都内・GENスポーツパレスにてPPPTOKYOが記者会見を実施。新ブランド創設、エチカ・ミヤビ復帰戦、ちゃんよたデビュー3周年記念試合について発表された。
第1部 新ブランド発表
PPPTOKYOが新ブランド『PartySoul』の創設を発表。
これについて三富総帥は、華やかさを削ったプリミティブな闘いを見せる毎月開催の興行であると説明。日々技術を磨く選手たちが闘いを以て新進気鋭のリングを創り出すことがコンセプトであり、主に女子選手の試合が中心となるという。
PPPTOKYO本公演は新宿FACEを中心とした華やかなもの、PartySoulはスピンオフ大会として選手たちの経験の場を提供する登竜門的なものにするという棲み分けが説明された。
『PartySoul』は10月13日、11月17日、12月某日と年内に3大会の開催を予定。10月大会、11月大会の会場は川崎駅そばのポスト・ディ・アミスタッド。12月大会の詳細は後日発表となる。
PartySoulを牽引する選手として、ちゃんよた、Droog-Kが登場。
ちゃんよた「選手として試合数が増える、試合をする機会が増えることは嬉しいなと思っています。お客さんも結構、PPPTOKYOの公演って今まで平日が多かったんですけど、PartySoulは土日開催になると思うので来やすいかなと思います。PPPTOKYOを気になってる方が来てくれて、PartySoulを見て面白いと思って本公演を見に来てくれるという流れができたら嬉しいなと思ってます。楽しみにしてます」
DK「川崎ということで、私が数年働いたガールズバーが個人的にすごく思い入れの強い場所で試合が出来るのは嬉しいことで。またさらに色んな選手といろんな試合を重ねて、もっともっと団体もDKも大きくしていきたいと思っています。2024年の後期にもご期待ください。以上です」
ここで突然リアラが会見に乱入。
リアラ「すみません、失礼します。DK選手、私もPPPに今上がらせてもらってて、次試合が組まれなくなるのかなと不安でいっぱいな毎日ですけど、私、その川崎の大会出るつもりです」
三富「2人はキャリアも結構近いですよね」
リアラ「でも先輩です。東京女子の」
三富「でも再デビューしてるんで。(リアラ選手は)キャリア1年?で、(DK選手は)数ヶ月。こうした若い選手が活躍する機会にしたいので。出たいですか、リアラ選手」
リアラ「絶対出たいです!」
三富「ホントですか。スケジュール大丈夫ですか」
リアラ「もちろんです!PPPさんのためならいつでも空けます!」
三富「先にご予定が入られてるということは無いで……」
リアラ「無いです!」
三富「よかった。リアラ選手もレギュラー参戦を目標に。DK選手、どうですか。いきなり来られて」
DK「私もキャリア浅いですけど、PPPは私は主戦場なんで。奪われるわけには行かないんで。私も全力で行かせていただきます」
リアラ「私もメインを勝ち取るつもりで行きます。よろしくお願いします!」
三富「分かりました。リアラ選手も参戦決定で。2人で是非盛り上げてください」
リアラ「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
――スピンオフ大会ということで、本公演とどんなところを変えていきたい、試していきたいという点はあるか
ちゃんよた「闘い方を変えるっていうのは特に考えておらず。いつも全力で闘っているのでそのまま行ければと思ってるんですけど、例えばやってみたい技とか、そういう新しい技を試していく場にしてもいいのかなと思っているので。そういう感じでやっていけたらなと思ってます」
DK「興行の雰囲気、お客さんの雰囲気とかも変わってくると思うので、そういった色んな空気、色んな試合を楽しんでいって、すべて吸収していきたいなと思います」
三富「補足なんですけど、PartySoulは本公演とは違って、PPPガールズとかSODプロレス応援部とかのキャストの出演はかなりミニマムになっています。選手の闘いがメインになっていて、座席種としてもリトルハレンチシートというのは用意してるんですけど、ミニマムのキャストがアルコールの販売は無しで接客させていただく席。あとは残り全席自由席となっています。チケット発売は9月1日からとなっておりますので、そちらもよろしくお願いします」
――PartySoulにはどういう思いを持っている選手に参戦してほしいと思うか
ちゃんよた「PartySoulはPPPTOKYOの華やかな世界観の根底にある堅実な闘いをお届けするのがコンセプトだと思うので、華やかさとかもプロレスに大事だと思うんですけど、『絶対に負けたくない!』っていう泥臭い気持ちというか、そういう気持ちがある選手と闘いたいし、一緒に闘っていきたいと思っています」
DK「少しちゃんよたさんと重複してしまうんですけど、泥臭い選手、ひたすら自分の頑張りを見せたい選手、私と同じくらいのキャリア・境遇の選手と、いろんな選手と試合をしたいので、そういった選手に上がっていただけたら嬉しいです」
――試合数など大会の規模感や、若手主体といったテーマ設定はあるか
三富「毎公演4試合前後を予定しています。4試合か、5試合。3試合ってことはないと思います。1試合だけ男子で、残りは女子で構成して、かつ女子の中では明確な差では無いですけど、キャリアが浅い子、試合経験をどんどん積みたいという子に積極的に参戦してほしいですね。本公演の方はネームバリューのある選手、実績のある選手に出ていただきたいという棲み分けしていきたいと思っています」
――PartySoulはPPPTOKYO本公演への登竜門的存在という意義もあると
三富「非常にそれもありまして、選手も然り、キャストの女の子も人前で芸能活動をしたいという子の中で、いきなり新宿FACEの本公演の舞台には立てないけど、芸能の世界に挑戦していきたいっていう子が、もしかしたらこっちのイベントにキャストとして出ていただくことも考えています」
第2部 エチカ・ミヤビ復帰戦
9月10日に新宿FACEで行なわれる『SPLASH CARNIVAL―宴・解放戦線―』ではエチカ・ミヤビが待望の復帰。
エチカは今年1月から性別適合手術のために休業に入っており、今大会での試合が約8ヶ月ぶりの復帰戦となる。
▼東京不動産商事株式会社presents エチカ・ミヤビ復帰戦―転生―
エチカ・ミヤビ/夏すみれ(フリー)
vs
世羅りさ(プロミネンス)/まなせゆうな(ガン☆プロ)
エチカ「PPPTOKYO所属のエチカ・ミヤビです。この度、9月10日の新宿FACE大会でプロレスに復帰することを決意しました。宜しくお願い致します!」
三富総帥に呼び込まれ、夏すみれ、世羅りさが登場。
世羅「プロミネンスの世羅りさです。この度、エチカ・ミヤビ復帰戦ということで、おめでとうを言いに来ました!自分は彼女が欠場するっていうときに応援に駆けつけてあげられなかったことがとても心残りで。なので今回の復帰戦には自分も結構強い思いで臨みたいと思っております。『おめでとう!』と盛大に、それはそれは盛大に祝わせていただきますので楽しみにしていてください」
夏「フリーの夏すみれです。まずは私からも……エチカ!復帰おめでとう!」
エチカ「ありがとうございます!」
夏「良かった!ホントこの度エチカがこのPPPTOKYOのリングに戻ってきてくれるということでですね。私はエチカ・ミヤビの休業前最後の試合の対戦相手も務めさせていただいたんですけど、今回の彼女の休業が、適合手術を受けるということで、かなりリスクも有る手術ですし、まずは本当にこうやって戻ってきてくれたことをすごく嬉しく思います。やっぱりね、このプロレス業界、私もなんやかんやと長くやってきておりますけれども、すごく残念なことに1度長期で離れてしまうと、正直そのままリングに戻らずにフェードアウトしてしまうという選手も正直少なくないので。その中で正直言えば彼女を壮行試合で送り出したときに、内心少しそこの心配もありました。『ちゃんとこの子は戻ってきてくれるのかな?』っていう思いで送り出した部分もあったので、彼女がこうやってもう1度プロレスをやりたいと言ってリングに戻ってきてくれることにホッとしてますし、彼女に対してはデビュー戦のときから試合を見てきましたけれども、すごく彼女自身ポテンシャルの高い選手だと感じておりました。私はPPPTOKYOさんにレギュラー参戦させていただいている中で、どうしてもPPPさんではちゃんよた選手の存在というのがすごく大きいところにあると思います。その中で彼女のポテンシャルの部分があまり目立ってこなかった印象がありますので、今回こうやって復帰をしてもらうということで、今後エチカがPPPTOKYOのリングで試合をしていく中で『PPPTOKYOはちゃんよただけじゃないぞ!エチカ・ミヤビもいるぞ!』という存在感を大いにアピールして欲しいなと思いますし、私もこの試合の中で彼女を全力でサポートして、一緒に復帰戦をいい形で締められたらなと思いますので、宜しくお願い致します!」
2人のコメントを受け、エチカが復帰戦に向けての意気込みを語った。
エチカ「まずは、世羅選手、夏選手、今日はいらっしゃいませんけど、まなせ選手。試合を受けてくださりありがとうございます。そして、この3選手にはデビューから今までのキャリアの中ですごく思い入れのある選手です。なので、今回の復帰に是非試合したいと思いました。
まず、世羅選手への思いなんですけど、デビュー戦の時に私と試合をしてくれて、その前の会見のときに私が不安でいっぱいだったときに世羅選手が『トランスジェンダーなんて私には関係ない。女子プロレスの厳しさを教えてやる』というふうに仰ってくれました。その言葉は私に少しの緊張をくれたんですけど、それと同時に『あぁ、私を認めてくれてるんだ』と、すごく包まれるような嬉しさがあって。そのことを今でも鮮明に覚えています。なので、また復帰のこのタイミングで是非試合をしたいと思い、世羅選手に受けていただきました。
そして、次にまなせ選手。第2戦目にシングルで闘った選手です。そして、対外試合ということでガンバレ☆プロレスさんに単身行ったときにまだまだ不安がある中でプロレスでドンと受け止めてくれて、当時の私の実力ではなにも出来なかったんですけど、まなせ選手もまた熱い試合をしてくれて、試合が終わったら熱い気持ちで語ってくれてハグをしてくれてとてもあたたかい気持ちになりました。度々ガンバレ☆プロレスさんに出させていただくときもいつも気にかけてくれて、そのたびに私は『認めてもらってるんだ』とすごく嬉しい気持ちになりました。そう言った意味でまなせ選手にもお声がけさせていただきました。
最後に夏選手ですが、夏選手は今年1月9日に私が壮行試合をしたときに闘っていただいた、試合を受けていただいた選手です。外国で私が人生の分岐点に向かう中で緊張しているときに背中を押してくれた選手です。そして、つらい手術が終わって帰国した後もずっと気にかけてくれて……(※涙で言葉を詰まらせる)すごく、動けなかったりとか、家で療養しているときに、結構誰とも話さないので気持ちが落ち込んだりとか鬱っぽくなったりしたときに連絡してくれたりとか、身体が少しずつ良くなっていったときに外に引っ張り出して一緒に遊びに行ってくれたりとか、ずっと気にかけてくれていたことが嬉しくて。だからタッグパートナーとして今回絶対一緒に闘いたいなと思って夏選手にも来ていただきました。すみません、ちょっと……(※涙を拭いて深呼吸)なので、復帰した姿をこの3選手には特に、どれだけ私が人として成長したか、性別適合手術を受けて本当の自分になったところを見せたいと思っております。
あともう1つ言いたいことがあるんですけど、それこそ私が当時デビューしたときに私はトランスジェンダーという立場も分かってはいたので、たくさんの批判があることは覚悟していたんですけど、やっぱりデビュー戦が終わったあとだったり、デビュー前の会見が終わった後も罵詈雑言・誹謗中傷がすごくて、予想していた以上にブワ~ッと……色んな嫌な言葉を見てしまって落ち込んだことを今でも覚えてます。けど、1戦、また1戦と闘っていく中で良き相手と闘えて、その良き相手が良き仲間になって、さらには見てくれている素敵なファンに囲まれて、リアルで私は色んな温かいコメントをもらって私は手術を終えてここまで来ることが出来ました。なので、少しずつ良くなって頑張って来て、復帰して、その姿をみんなに見てもらいたいです。私がどれだけスゴいプロレスをするかっていうのを是非リアルで見てもらいたいと思っております。以上です」
――欠場中にリング上での挨拶、セコンド業務、練習と重ねてきたが、改めて今のプロレスへの思いは
エチカ「やっぱり、すぐ身体が良くなるわけではないので、少しずつ治ってく中でセコンドとして頑張って行く中でDK選手が再デビューして、もちろん八須選手やちゃんよた選手といった所属の選手が頑張っている中で私だけリングに上がれなくて悔しいと思うとともに、プロレスが遠ざかってしまうような気がしたんです。先ほど夏選手がおっしゃっていたように、そのまま辞めてしまう選手もいると。もちろん自分は心の中ではそんなこと思ってなかったんですけど、マイナスなことを考えちゃって……。それとともにセコンドについて色んな選手の試合を見ると、『そんなこと考えてる暇ないな。頑張らなくちゃな。早く体を治さなくちゃな』と思っていました」
――誹謗中傷があったということについて。最近はオリンピックでもねじ曲がった形で話題になってしまっているが、そうした誤解・偏見を取り払うにはリアルで試合を観てもらうのが一番だと思うか
エチカ「そうですね。もちろん、ニュースにこうやって載せていただいたりとか、いろんな形で取り上げてもらうことは嬉しいんですけど、センセーショナルな見出しのみで判断してコメントをぶつけてしまうというのは。やっぱり現地で私の試合を見て判断してほしいと思うところではあります」
――夏選手、エチカ選手のどこにポテンシャルの高さを感じているか
夏「シンプルに身体能力の高さって、ドロップキックとか基本的なものに出るのかなと思うんですけど、彼女の場合は試合を1度でも見たことがある方なら納得してもらえると思うんですけど、すごく空中フォームもキレイなドロップキックを打つ選手だなというのは彼女と初めて試合をする前から、試合を見てる中でも思いましたし、そういった部分、1個1個のボディスラムであったり、いろんな部分でこの軸の部分がもっと際立って世間に見てもらえたら、多分彼女の存在ってもっと伸びるんだろうなと。ちょっと偉そうな目線で申し訳ないんですが(笑)ずっとそう感じておりました」
――世羅選手はどう思うか
世羅「キャリアもまだ浅いと思うんですけど、色んな人の声を聞いて、それでもメゲずに『自分は色んな人に支えられているんです』って謙虚に生きている姿は、本当に対戦相手だとしても尊敬せざるを得ない選手だなと思って。光栄ですね。こうやってちょっとでも慕ってくれて対戦相手に選んでくれたっていうのはとても嬉しいので、その期待に応えたいなと思います」
――先程『復帰を盛大にお祝いする』と言っていたが、それは言葉通りのストレートな意味で受け取って良いのか
世羅「えっ(笑)どっちがいいですかねぇ?それは本人の気力次第というか。ストレートにもお祝いするし……どっちがいいですかねぇ?(笑)それはちょっとお楽しみということで」
――改めて、復帰してこのプロレス界、女子プロレス界でどういう選手になっていきたいか
エチカ「ここまで自分がやって来れたことは、紛れもなく私の周りで支えてくれた人のおかげであり、ファンのおかげであることは明確なので、そういったつらい環境でずっと私のことを支えてくれた、忘れないでくれた方々をリスペクトして、そういった方々に恩返しをするために魅せられるようなプロレスをしたいです。感謝を忘れないレスラーではありたいと思っております」
三富「エチカちゃん、そこは欲を出して『海外でベルトを巻く』とか言ってくださいよ(笑)」
エチカ「それは目標ですけど、精神的なものでやっぱり、私は(笑)」
三富「どんどん欲を出していってください」
エチカ「感謝も欲も出していきます」
――エチカ選手、適合手術を終えて復帰までにリハビリで一番つらかったことは
エチカ「もちろん身体を動かしてプロレスの練習をするっていうのは最近ここ2~3ヶ月で受け身だったりとか様々な動きが出来るようになったんですけど、それまでがスゴい大変でした。やっぱり、簡単に言ってしまったら、身体の一部を切断するってことなので、手術後2~3ヶ月はメンテナンス期間があって。それがすごく大変でずっと寝てなきゃいけないし、出血も多かったりとか。免疫だとか、そういう身体のバイオリズムがグチャグチャになったりするので熱もずっと出ていたりして。中々その辺が大変でしたね。物理的な、身体が切れるような痛みだったりとか、熱の苦しさとか、神経痛だったりとかがずっとあって。それはすごくつらかったですね。その中で一歩踏み出して外に行って、プロレスの練習をするっていうのは『こんなつらいんだ』って。想像を絶するものでもありました」
三富「エチカちゃん、本当は今くらいの時期でようやく普通の人だったら運動をし始めるくらいの時期なんだよね?」
エチカ「タイのお医者さんにはそう言われました」
三富「驚異的な回復力で早くから練習をしちゃってるけど、大丈夫だったっていう。スゴいですよね」
――復帰に向けて身体を動かし始めた中で、手術前と手術後で身体の変化など感じたことは
エチカ「やっぱり、身体を動かさない期間が長かったということで。手術した後って10日とかはベッドに寝たきりになるんです。歩行訓練とか必要なくらいになって、かなり筋力が落ちたりとかして。その後も帰国してもスタスタとは歩けないんですね。普通にジーンズとか履くのもダメなくらいで、傷ついちゃうというか、締め付けちゃうというか。そんな状態で歩行が出来ない、アレが出来ない、コレが出来ないっていうので家にいたので筋力がグーッと落ちちゃって。プロレスの練習を始めたときには足が追いつかなかったりとか、思うように受け身が取れなかったりとか。思うように身体が動かないっていうか、筋力の低下を一番感じました」
第3部 ちゃんよた3周年記念試合
第3部では、9月10日開催の『SPLASH CARNIVAL―宴・解放戦線―』についての補足情報の発表。
時計メーカー『OMECO』とのコラボノベルティグッズが全席に配布。既報のものも併せて改めて対戦カード発表が行なわれた後、ちゃんよたのデビュー3周年記念試合も行なわれることが明かされた。
ちゃんよたの試合に関してはカードが決定し次第後日発表……と三富総帥が締めようとしたところでちゃんよたが口を開く。
ちゃんよた「すみません、対戦カードが決まってないってことなんですけど、会見中にこんなことを言うのも良くないのかなと思うんですけど、どうしても闘いたい選手が2人いまして。ちょっと会見を通じてお話させていただきたいんですけど、まず1人目が、水波綾選手。水波選手はフィジカルも強くて、もちろん技とかもとてもキレイで、私が目指す女子プロレスラー像なんですけど、その他にもすごく会場を巻き込む力がすごく強くて、そういう部分で私もどんどんそういうところを吸収していきたいなと思っていますし、昨年初めて水波選手と対戦させていただいて、いい意味で自分のプロレスに対する思いが変わったなっていうターニングポイントになった試合でもありました。それで水波選手と対戦させていただきたいと思います。
2人目なんですけど、これはもしかしたら会社の都合とかで難しいかも知れないんですが、スターダムの飯田沙耶選手と対戦させていただきたいと思っております。今年の2月にスターダムのNEW BLOODのタッグベルトをかけて飯田選手と闘わせていただいたんですけど、自分としても後もう少しのところだったなっていう感覚があって、その負けがすごく心残りで。また、飯田選手は筋肉系のプロレスラーとして活動されていて、私の中でも特別な感情がある選手なので、対戦させていただきたいなとは思っているんですけど、最近は私もスターダムさんとの関わりがあまり無く、難しい部分はあると思うんですが……是非……」
三富「そこは頑張って交渉してみます。ちゃんよた選手の意見をなるべく汲めるように私の方から責任を持って交渉しますので。ダメだったらすみません(笑)あの、交渉します!」
ちゃんよた「よろしくお願いします!もし2人と闘えるということになったら、私の隣にはEvolutionのZONESと一緒に組んで対戦させていただきたいなと思っております」
三富「分かりました。前向きに検討して交渉しますので。荒波を立てないようにやらせていただきます(笑)」
ちゃんよた「そうですね。ちょっと色々難しい部分もあると思うんですが、よろしくお願いします。あと私事になるんですが、8月17日、24日にMUSCLE GATEというボディメイクのコンテストに出場する予定で、まだ発表されていないんですが8月中にプロレスの試合もある予定ではあります。もう1つ、9月7日にLEMON CLASSIC、その3日後にPPPTOKYOの新宿FACE公演が控えているということで、8月、9月とプロレスとボディメイクの両立しながらやっていく中ではあるんですけど、私はすごく欲張りなので、どちらも、コンテストでも試合でも勝ちたいので、そこは貪欲に頑張っていきたいなと思ってます。今年の夏はちゃんよたの夏にします!」
――3周年記念試合は先ほど挙げた4選手でのタッグマッチが理想?
ちゃんよた「そうですね。難しい部分もあると思うんですけど、言わないと実現しないと思うんで」
三富「今僕も初めて聞いたんで……その、怒られるかも知れない……」
ちゃんよた「会見を通じて言うことによって実現するかなと思って(笑)」
三富「そこは、ビックリはしました……」
――コンテストに向けて減量をしている中で、9月のプロレスの試合はどういった肉体・精神・コンディションで迎えることになりそうか
ちゃんよた「引き続き減量は続けて、どんどん体重は落ちていくとは思うんですが、今日も午前中も練習があって動いた感じ意外と身体が軽くなったからか分からないですけど今までよりもスムーズに動けるというか。『身体が軽くて動きやすいな』って感覚はあったんですけど、カロリー制限をしているのでそこはちょっとエネルギーが切れてきたなって感じました。なので、試合のときにはいつもよりカロリーを増やすとか、そういった面でカバーして行けたら全然今の体重でも闘っていけるんじゃないかなと思います」
『SPLASH CARNIVAL―宴・解放戦線―』
日程:2024年9月10日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
▼東京不動産商事株式会社presents エチカ・ミヤビ復帰戦―転生―
エチカ・ミヤビ/夏すみれ(フリー)
vs
世羅りさ(プロミネンス)/まなせゆうな(ガン☆プロ)
▼PPPTOKYO旗揚げ5周年記念試合
三富兜翔
vs
大谷譲二
▼ちゃんよたデビュー3周年記念試合
▼タッグマッチ
八須拳太郎/大家健(ガン☆プロ)
vs
大門寺崇(ランズエンド)/エンデル・カラ
※全5~6試合を予定。