女子の師弟で凶器乱れ飛ぶハードコア戦!バケツを被せた顔面をカサで殴り、ラダーからお腹へ踏みつけダイブ!

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 15日、新木場1stRINGにてアクトレスガールズ『ACTwrestling Step66~▶︎GAME OF FIXER SERIES ▷IRON WOMAN DOMINO~』が開催。セミファイナルではMARUの持つKING王座に岩井杏加(いわいきょうか)が挑戦した。

 KING王座ことキング・オブ・リングエンターテイメント王座は、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(当時1歳)がコミッショナーに就任し2024年10月に創設された王座。
 現在のアクトレスガールズは、WWEのように台本があることを公表してプロレスを展開中。【実力】【努力】【人気】【運】といった項目で得たポイントを数値化して大会前に集計し、ポイントで上回った選手が試合で勝利することが決まる『ポイントマッチ』が主流となっている。
 そんなアクトレスに於いて、ポイントマッチではない“強さの象徴”とされるベルトがKING王座。過去にはラダーやイスが乱れ飛ぶハードコアマッチで王座戦が行われたこともあり、しっかりとした“プロレス”が出来る選手のみが挑むことを許されていると言っても過言でないベルトだ。

 現在の王者は元JDスターのMARU。主催する劇団『水色革命』では舞台上でプロレスの動きをすることはあったが、2022年にアクトレスガールズとして16年ぶりにリング復帰。今回の挑戦者である杏加は水色革命出身であり、女優としてもプロレスとしても師弟となる2人がベルトをかけて闘う事となった。


 試合はハードコアとなり、いきなり杏加がベルトを奪って殴りかかり試合開始。だが凶器の使い方なら負けることのないMARUがラダーやイスを使って痛めつけていく。
 ならばと一瞬のすきをついてバケツを頭にかぶせた杏加が、バケツごとカサで頭をフルスイングしていき、さらに脳天にイスを叩き込んで机に寝かせてラダーに登りトドメを狙う。しかしMARUが起き上がるとチェーン攻撃でカットし、場外の机に杏加を寝かせるとリング上のラダーから場外へダイビングフットスタンプを投下する荒業。
 リングに戻るとなんとか食らいつこうと得意のデスバレーボムや赤楝蛇(=旋回式ツームストンドライバー)で反撃するが、受けきったMARUがラダーとイス攻撃を足に集中させて動きを止め、MARUロックマフラー(=クロスレッグマフラーホールド)でギブアップを奪った。

 試合を終えたMARUは感慨深そうに「弟子みたいな感じの子とタイトルマッチやるのが夢だったんですが、それが叶えてよかったです。練習じゃわからない試合を通じて、マジでこいつ強くなったなって本当に思いました」とマイク。
 杏加も「すんげぇ痛いです~MARUさ~ん、こういう事私すっげぇしたくなかったんですけど~ちょっと膝痛いんで片足ですいません。ありがとうございました!」と座礼し、「自分にとっては今の自分を作ってくれたのがMARUさんなんですよ。それこそアクトレスに呼んでくれたのもMARUさんだし、お芝居をやるきっかけをくれたのもMARUさんで、本当に私にとってはこの今の岩井杏加を作ってくれた人、本当に私の師匠というか、もう生みの親と言ってもいいぐらいのお芝居をする岩井杏加を作ってくれた本当に本当にお母さんみたいな存在で、その人とこうやってハードコアっていうのができたことが本当に本当に、すっごい嬉しくて楽しかったです」と笑顔を見せた。

 MARUはタッグ王座を奪取したら第一挑戦者として岩井杏加&石川はるかのタッグチーム百華時雨(ひゃっかしぐれ)を逆指名すると宣言。
 この日AWG王座を防衛したタッグと二冠王の才原茉莉乃の前に現れ、「色気と魅力と人気と実力、全て揃ったこの2人が挑戦してチャンピオンになる」と挑戦表明すると、次回11月24日横浜ラジアントホール大会で才原茉莉乃&植原ゆきなvsMARU&入江彩乃のAWGタッグ王座戦が決定した。

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