【会見全文】棚橋弘至の引退試合の相手がオカダ・カズチカに正式決定!棚橋「因縁のあった相手ともう一度やりたい」オカダ「涙の雨も沢山降らす」

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 9日、新日本プロレスが1月4日に東京ドームで開催される『サンセイアールアンドディ Presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』における、棚橋弘至引退試合の対戦カード発表会見を行った。

 まずは菅林直樹会長より正式に引退試合の対戦カードが発表される。

▼棚橋弘至引退試合
棚橋弘至
vs
オカダ・カズチカ(AEW)

 オカダが登場すると、カメラに向かって笑顔で中指を立てて着席。棚橋はアピールせずに席につく。


オカダ「AEWのオカダ・カズチカです。ええ、無事に2026年1月4日、棚橋さんとの引退試合が決まりましたけれども、まあ天龍さんと引退試合した時は、なんかこう、昭和のプロレスが終わったなという感じはしましたけども、棚橋さんと東京ドーム何回もやってた時は、あの時は平成でしたのでね、平成のプロレスを終わらせていきたいなと思います。まあ、東京ドームの棚橋弘至倒すの手強かったですからね。しっかりと気を抜かずにやっていきたいなと思います」

棚橋「はい、改めまして、新日本プロレス100年に1人の逸材、棚橋弘至です。まず、引退試合の相手を引き受けてくれたオカダに感謝します。ありがとう。ただ、ここ数年ずーっと負けてますんで。4連敗か5連敗してますんで。そして何より、レインメーカーとして凱旋してきた時のレインメーカーショックの、まあ古い話になりますけどね。ええ、あそこから始まったね、物語ですから。借りも返してないしと。なかなかこう、引退試合で勝って辞めていくっていう選手はいない。少ないから。けど僕一人知ってますんで(笑顔)。はい、全力を出して、出し切れる相手なんで、はい。まだまだできるぞって思われて辞めるのか、棚橋もうボロボロだししょうがないなって思われて辞めるのか、後者にならないように最高のコンディションで臨みます。以上です」


――まず棚橋さんに伺いたいんですけども、今日の引退試合のカード発表を迎えるまでいろんな思いというのがあったと思います。昨日のリングでオカダ選手が出てきて、向き合った時の気持ちはどんな思いだったんでしょうか?
棚橋「はい。ええ、そうですね。あの、愛してますのね、とこで曲が変わって、思わずニヤっとしてしまいました。はい。うん。自分のこのレスラー人生の中で、繋がった縁だと思ったので。はい。うん。あの、はい、あの、嬉しかったですよ」

――オカダ選手に伺います。新日本プロレスを離れて、まあ一年八ヶ月ぐらいでしょうか。その間に社長になり、そして引退を発表したという出来事がありました。そうした流れの中での棚橋弘至という選手、どういうふうにアメリカでご覧になっていたんでしょうか?
オカダ「まあ、正直そんなに見てないというか(苦笑)まあね、やっぱり僕もアメリカで戦っているのが精一杯なんで。まあでも、引退試合の相手、まあ僕しかいないでしょっていう気持ちはありますし、まあしっかりと、棚橋さんを、もうね、社長業に専念できるように、まあこのね、棚橋さんの引退試合からの方が大変だと思いますんで、そこから社長としての手腕をしっかり見せてもらえたらいいなと思います」

――両選手にお聞きしたいんですけれども、ちょっとこれ変な質問になってしまうかもしれないんですが、昨日の今日で、今日午前中ちょっと大雨で、それでだんだん晴れてきて。向かう途中までは雨降ってなかったんですけど、まあちょっと昨日の今日でそういった形でこう雨が降るのは非常に印象深いとちょっと勝手に思ったんですが、お2人こう今日1日そういった中、どういうふうに感じながらここまで会見を迎えたかっていうのをちょっとお聞きかせください
棚橋「ええ、あの雨と、太陽。まあ僕のね、太陽の天才児っていうイメージがあって、太陽、晴れというイメージがあったかもしれないですけど、まず東京ドームに金の雨を降らしてもらって、その後、時間的には夜帯になりますけど、太陽が明るく照らしたような、ドーム大会になればっていうイメージですね」
オカダ「そうですね、まあ僕もちょっと時差ボケで雨が降ってるの全然知らなかったんですけども。まあでもその後、ちょっと今日外に出たんですけども、まだ雨降ってたかなっていう感じでしたね。別になんか太陽も出た感じもせず、ずっと曇ってたような1日だったのかなと僕の中で思いますんで。まあ申し訳ないね、棚橋さんの引退試合はしっかりと金の雨降らして、まあ涙の雨も沢山降らしていただけたらなと思います」


――オカダ選手にお伺いしたいんですけれども、新日本プロレス退団されてから、アメリカのAEWで活躍して、今統一王座を持っておられますけれども、そのアメリカに行ってどのように変わったオカダ・カズチカを次の東京ドームで見せたいというふうにお思いでしょうか?
オカダ「そうですね、やっぱりこう、昨日はちょっとあの過去の入場曲であったり、外道さんもいたり、まあね、外道さんもまあ次はね、一緒に居てもらおうかなと思うんですけれども、もうエモさっていうのは終わりかなと思いまして。しっかり次はAEWのオカダ・カズチカを見せたいと思いますし、まあAEWではね、あの、好き放題やらせてもらってますので、また違うオカダ・カズチカも皆さんにお見せできるんじゃないかなと。だからその中で新日本時代のなんかレインメーカーだっていうイメージは、もう昨日でおしまいかなと。本当に、金的しちゃうかもしれないですし、金的してから丸め込んで3カウントで情けなく終わってもらうこともあるかもしれないですし、そこはどんな戦いをしているか気になる方は、是非AEWを見てもらってですね、そんなAEWで僕がこの一年、約2年弱ぐらいですね、やってきたものをまた見ていただけたらいいなと思います」

――棚橋選手に質問なんですけれども、引退を発表されてから、この2026年の1月4日を迎えるにあたってご自身の引退試合の相手というのをですね、この11月今日発表されるまでにどういう風に考えて、どんな風にどんな相手を思い浮かべて過ごしていらっしゃったのか、そのあたりおっしゃれる範囲で教えていただけますか?
棚橋「はい。ええ、そうですね。あの~やっぱいろんなパターンがやっぱ引退試合っていうのはあるかなと思って。まあその、所属選手と若い選手とやって、そういった思いを繋ぐのか、それともやっぱ話題性を意識してするのかっていう、ええ、色々な選択肢はありましたけど・・・で、やっぱり僕はその、ええ、やっぱりこう因縁のあった相手ともう一度やりたいっていう思いがありましたので、そうするとやっぱり絞られてくるんですね。はい。そういった中で、はい、あの、はい、決めました。はい」

――オカダ選手に伺いたいんですけど、最初にこの話をもらった時の気持ちと、もらったのがいつぐらいかっていうのを教えていただきたいんですけど
オカダ「まああの、まあ僕がお話もらって、まあ俺しかいないよねっていう感じでしたし、本当に棚橋さんと引退試合に限らずですね、やっぱり戦いたかった人はたくさんいると思うんですよ。本当に日本だけに限らず、AEWでも沢山いますし、その人たちの分も、代わりではないですけど、その人たちの分もしっかりと棚橋弘至を倒したいなという感じですね。はい。なのでまあ、いつ話もらったか。外道さんに聞いてください」


――お2人にお伺いしたいんですけども。2人は過去1・4東京ドームのメインイベントで3回シングルマッチを戦っております。今回はまあ1.4ドームという意味では4回目になるんですけれども、過去の1.4ドームと今回どういった違いを見せたい、もしくはどういった違う光景を見たいかというのをお伺いしたいんですけれども
棚橋「はい、ええそうですね。あのトータルではだいぶ負け越してて。もう残りの試合じゃ逆転はできないんですけども、こと東京ドームに関しては2勝1敗と分がいいというデータがありますので、はい。これで並ばれるのは嫌なんで。ええ、しっかり勝ってっていうイメージです」
オカダ「そうですね。やっぱり僕の自分の中での、ベストバウトというかもう絶対一番忘れられない試合っていうのは、棚橋さんに東京ドームで勝った試合なので、まあそれを上回れるように、しっかりと良い試合をしてですね、東京ドームを楽しみたいなと。まあそんだけお客さんも来てくれると思いますし、いろんな意味で皆さんを泣かしたいなとね。あの引退が寂しいじゃなく、もうオカダやめてあげてよっていうぐらいボコボコにしたいなと思います」

――棚橋選手にお伺いしたいんですけれども、先ほどオカダ選手がですね、天龍さんとの引退試合が昭和プロレスが終わった試合で、棚橋さんとの試合が平成のプロレスを終わらせたいという発言がありました。そのオカダ選手の発言に対して棚橋さんはどのようにお考えですか?
棚橋「いやあの、ええ、平成を背負ってたんだなっていう。はい(苦笑)改めてそんな風に言ってくれて嬉しいです。はい、うん、はい。ただあの、僕を超えていった選手っていうのはいっぱいいて、もう引導はもらいすぎたんで、もうあの在庫はあるので、はい、引導はもういらないですね(笑)」

『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』
日程:2026年1月4日(日)
開始:16:00
会場:東京・東京ドーム

▼棚橋弘至引退試合
棚橋弘至
vs
オカダ・カズチカ

▼IWGPジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ
エル・デスペラード
vs
石森太二
vs
藤田晃生
vs
SHO
※4選手同時に試合を行いいずれかの1選手が勝利した時点で決着とする

▼IWGP女子&STRONG女子ダブル選手権試合 60分1本勝負
【IWGP女子王者】朱里
vs
【STRONG女子王者】上谷沙弥
※IWGP女子は初防衛戦。STRONG女子王座は2度目の防衛戦

▼ウルフアロンデビュー戦 NEVER無差別級選手権
【王者】“キング・オブ・ダークネス”EVIL
vs
【挑戦者】ウルフアロン
※初防衛戦

▼IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合 60分1本勝負
【IWGP世界ヘビー級王者】KONOSUKE TAKESHITA
vs
【IWGP GLOBALヘビー級王者】辻陽太
※両王座2度目の防衛戦

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