無敗の絶対女王・伊澤星花がRIZIN王座防衛!大晦日に大御所と防衛戦へ

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 3日、GLION ARENA KOBEにてABEMA PPVでも放送された『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』が開催。
 セミファイナルの女子スーパーアトム級タイトルマッチでは16戦無敗の絶対王者伊澤星花に、現DEEP&DEEP JEWELSミクロ級王者の大島沙緒里が挑戦した。
 大島は小柄な体ながら、これまで朝倉カンナ、山本美憂、ソルト、クレア・ロペスと闘って全勝。いずれの試合も前評判では大島が負けると言われながらも結果を出して覆してきた。前日の公開計量では大島は今回も負け予想を覆すと宣言し、伊澤はレベルの違いを証明するときっぱり言い放った。

 1R開始から早速圧を掛ける伊澤。大島がケージ際にジリジリ後退していく。伊澤が前蹴りからのワンツーを繰り出すと大島もバックハンドブローで反撃。だが伊澤の蹴りとパンチは一撃が重い。大島がシングルレッグも伊澤がパンチで迎撃しテイクダウンに至らず。その後も大島はタックルを狙うが伊澤が切ってケージに押し込む。ケージ際での攻防。蹴りも圧も力で勝る絶対王者だが、ひるまず果敢に仕掛け続ける大島の気持ちの強さに胸打たれる。
 2Rにはいると伊澤がテイクダウンからバックを狙うが大島が凌ぐ。スタンドの攻防では大島がタックルから伊澤をケージに押し込むが伊澤ががぶる。大島に膝を打ち込んでギロチン。堪えた大島に伊澤が肘を入れるが大島がカウンターのヒールホールドを仕掛ける。逃れた伊澤に追撃の膝十字でゴング。
 3Rはリーチの差に苦しむ大島。パンチが届かない。伊澤の圧に大島が後退しケージを背負わされながらも果敢にバックハンドブロー。切られてもタックルを仕掛け続ける。組んできた大島の上になる。腕十字を狙うが体勢が入れ替わると下から鉄槌。ゴング。シビアだが技量の差が露わになった格好。3-0で絶対王者がタイトル防衛も、最後までわずかのチャンスを信じて仕掛け続けた大島の気持ちの強さは賞賛に値する。

 伊澤は試合後マイクで「試合前散々強気なことを言って圧倒するとか言ったんですけど、気持ちも強いし寝技も強かったし、大島選手は最初から強いなと思っていて、それ以上の選手でした」と大島を絶賛し、「いま打撃をすごく練習していて少し見せれたと思います。もう1試合、大御所みたいな、格上みたいな感じの人がいるじゃないですか?」と続けると、榊原CEOとRENAがケージイン。
 榊原がマイクを取って「もう1試合、大晦日行く?」と意味深長に伊澤に問いかけ、RENAが「RENAです。大御所です(笑)。すみません。いろいろあった中で旗揚げ戦からまる10年、ここで戦うのも運命なのかなと思ってます。あの時の爆発を起こせると思うので、私は私を信じてます」と挨拶すると伊澤は苛立ちを露わに「自分の舞台なのでもう降りてください」とRENAを追い立てた。
 大晦日に伊澤星花vsRENAで、スーパーアトム級タイトルマッチの開催が決まった。

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