【会見全文】フロイド・メイウェザーJr.と朝倉未来の試合は『超RIZIN』で実施!堀口恭司が1年9ヶ月ぶりにRIZINのリングへ!

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 13日、RIZINがYouTube上にてオンライン記者会見を開催し、9月25日にさいたまスーパーアリーナにて『超RIZIN』および『RIZIN.38』が2部制で開催されることが発表された。

 RIZINは9月25日にさいたまスーパーアリーナでの大会開催を予定しており、今大会ではフロイド・メイウェザーJr.と朝倉未来が対戦するビッグカードが組まれていたことから世界中の注目集めていた。
 前回大会での榊原信行CEOの総括から、今大会が海外のPPV視聴層を意識した時間帯から始まる2部制の大会になるプランは語られていたが、今会見では昼からの『超RIZIN』、夕方からの『RIZIN.38』の2部制となることが正式発表された。

榊原信行CEO
「こんちは!今回リモートでの配信という形で。RIZINショップも閉じて『RIZIN大丈夫か?!』みたいな声もありましたが、実は8月頭に新社屋に引っ越したことを受けてRIZINショップも一旦閉鎖させていただきます。新社屋入り口のところで今日も配信してますが、ちょっと見てもらって(※カメラが周囲を映し、ベルト等がショーケースに飾られている様を見せる)。ファンの方にも来てもらえるような場所として作っていけたらということでベルトを飾ったりとか入り口に大きなモニターを付けさせていただいたり。そんな新社屋で今日は配信させていただきます。
 それでは、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催させて頂く大会の概要を、ここまで決まった北概要をお伝えしたいと思います。先日の7月31日の大会で朝倉未来選手から日付を発表させてもらいましたが、9月25日は第1部・第2部という2部制で開催させていただきます。2部制で開催させて頂く理由は配信の時代になって日本国内の皆様にもたくさん見てほしいんですが、今回は朝倉未来選手がメイウェザー選手を迎え撃って試合をすることになって、北米ですね、特にアメリカ・カナダを中心とした海外の皆様が視聴できる時間帯で見ていただこうということで、第1部はお昼の12時スタートで午後3時終わりぐらいで。極論を言うと、メイウェザーと未来の試合は午後の3時。そのくらいのタイミングで行われることになります。前半第1部は5試合ぐらい、インターミッション、休憩時間もエンターテイメントのハーフタイムショーを入れたりとかを考えてますが、2本立てで、17時くらいから『RIZIN.38』として大会を開催する。ですんで、一部海外向けのことを狙ったメイウェザー未来戦。2部で『RIZIN.38』という形を考えてます。
 で。第1部の大会名は『超RIZIN』になります。こういう名称でフロイド・メイウェザーJr.vs朝倉未来の試合を全米を中心に全世界にPPVでライブ配信をしていきたいと、そう思っております。カード編成もメイウェザー未来戦にともなって、少しMMAに特化したというよりは、色んなカード、いろんな格闘技の競技体系のものを全5試合くらい組めたら良いかなと思ってます。2部は『RIZIN.38』ってことで開催させていただきますが、1部・2部ってことで分けて、2018年のメイウェザー天心戦のときに『やれんのか』っていう大会を午前中にやって、お客様に一旦出てからまた2部で入って頂く形を取ったんですが、今回は1部・2部通してチケットは1券種というか、入れ替えること無く『超RIZIN』から『RIZIN.38』まで全部通しで見ていただけるという形で考えてます」

 続けて、榊原CEOよりチケットの券種・料金の案内が実施。アリーナバージョンの席配置で約2万人の収容を予定しており、A席(20,000円)からVVIP1列席(1,000,000円)までの席種を案内。


榊原「超RIZINは大体5試合くらい組みたい。そして『RIZIN.38』は大体8~9試合くらい。その日のトータルの試合数としては12~13試合を予定します。今日ここで発表する1つの大きなニュースとしては、『RIZIN.38』の方に、堀口恭司が参戦します。既にBELLATORのスコット・コーカー代表が今日の大会中にツイートしてますが、1年9ヶ月ぶりに堀口恭司が戻ってきてRIZINで闘います。我々にとっても堀口選手は1年9ヶ月ぶりの試合っていうのはすごく待ち遠しかったと思いますが、ついに日本でまた堀口の試合が見られると。それが9月25日、メイウェザー未来戦とともに堀口の試合が行われます。ですんで、後半2部の方で堀口は出てきます。対戦相手に関しては、ネット上とかでは『扇久保博正選手とのタイトルマッチじゃないか』とか言われてましたが、いきなりここでタイトルマッチ、扇久保も怪我明けのこのタイミングですし、3度めの2人の戦いをタイトルマッチという形で見るよりは、敢えて今回は堀口と扇久保を縦に積もうと思ってます。堀口選手の相手は、RIZINらしい対戦相手を、それでいて過去に対戦してない選手の中で『これは確かに見たいね』っていうカードを最終調整中です。ですんで、堀口選手の参戦発表で、対戦カードはまた後日発表させていただきますけども、並行して扇久保選手の参戦も発表させていただきます。扇久保選手は今回、キム・スーチョル選手と。韓国のトップファイターですね。このカードは正式決定で発表します。堀口、扇久保が縦に並んで揃い踏みするという形になります。
これ以外にもスーパーアトム級の2回戦。4人勝ち残った中で最終的にどのカードで行くかっていうのを最終調整してますんでお、来週中くらいにはこちらも発表できると思ってます」

 その後、扇久保博正、キム・スーチョル両選手から届いたコメントを笹原広報が代読。

扇久保博正(代読)
「昨年末、2試合を終えて長らくお休みをもらっていましたが、また試合ができるようになるまで心と身体が回復してくれたのでとてもワクワクしています。いま日本の中で一番強いのは間違いなく僕です。この誇りを胸に、今後は世界の選手を迎え撃ち、家族のためにまだまだ闘っていきたいと思ってます。そのスタートとなるのがROAD FCチャンピオンのキム・スーチョル選手。きっと総合格闘技が好きなファンの方にとっては極上の試合になると思います。打投極、そして根性。すべての面で僕が勝ちます。日本の皆さん、その姿を見届けてください」

キム・スーチョル(代読)
「ROAD FC元バンタム級、現フェザー級チャンピオンのキム・スーチョルです。素晴らしい舞台に相応しいいい相手との試合をオファーしてくださって感謝しています。誰よりも激しい戦いをしてRIZINファンの皆さんにMMAの面白さをお伝えします」

榊原「この後続々対戦カードを発表していきたいと思いますが、参戦予定選手としては、平本蓮、萩原京平、そして今回は流石に出てこられるように万全の状態を整えて準備をして、スベることがないように選手・主催者ともにと思ってますが、三浦孝太。そして、海外勢で言うとルイス・グスタボも参戦させたいと、そう思ってます。スーパーアトム級1回戦でRENA選手と非常に接戦と言うかアグレッシブな試合を見せてくれたウクライナのアナスタシア選手も今回再度来日してもらって9・25に出てもらえたらと、そう思ってます。それ以外にもカードを最終調整してますんで、お盆明け、来週中には追加のマッチアップを皆さんにお伝えできるかなと、そう思ってます」

 続いて、榊原はチケットの新たな試みとして最前8席のみNFTチケットを発売することを発表。格闘技界ではチケットをNFT化して販売することは初のこと。
 そして、カードの注目度から配信での視聴も大盛況となることが予想されるため、映像配信のメインプラットフォームはRIZIN初となるAbema TVとなることを発表。Abema TVの独占配信ではなく、その他プラットフォーマーとも最終調整し4つほどのプラットフォームに厳選していくという意向を語った。
 そして調整中のRIZIN STREAM PASSについては、将来的にファンクラブである超強者ノ巣、強者ノ巣と合体させ、ファンクラブのサービスの延長線上にRIZIN STREAM PASSのサービスがあるという状況を作っていくため、10月中旬の本オープンに向けて最終調整中と明かした。

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