ラブラブバカップルがイケメンタッグを撃破し王座防衛!猫大好きタッグが次期挑戦者に!

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 22日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『旗揚げ記念シリーズ2025』が開催。53周年の旗揚げ記念日となる今大会で歴史と伝統あるアジアタッグ選手権試合が行われた。

 【むーちゃんせーちゃん】MUSASHI&吉岡世起は全日本ジュニアの中核をなす選手であり、今年5月には当時MUSASHIが持っていた世界ジュニア王座を吉岡が奪取するなど互いに頂点を争い切磋琢磨する間柄。ほんわかした天然なMUSASHIを吉岡がイジり倒すという2人の関係性は女性ファンを中心に高い支持を得ており、“ラブラブバカップル”を自称するまでの絆を見せている。

 むーちゃんせーちゃんは9月15日の後楽園ホール大会で青柳優馬&青柳亮生を制してアジアタッグ王座を奪取。この勢いに乗ったMUSASHIは同月23日の立川大会で亮生の持つ世界ジュニア王座に挑戦するが、これは惜しくも戴冠を逃した。
 亮生は「青柳亮生がアジアタッグチャンピオンからピンを獲ったんだ。挑戦する権利があるよなあ?!」とアジアタッグへのリベンジを宣言し、正パートナーであるライジングHAYATOとの【アツハヤ】での挑戦を表明。
 この試合は歴史と伝統あるアジアタッグ王座をかけた試合であると同時に、全員が過去2年以内に世界ジュニア王座戴冠歴があるという“今”の全日ジュニア最高峰のメンバーが揃った試合であると言えた。


 最近は『スクール☆ウォーズ』にハマっているのか熱血キャラとなったMUSASHIは、リングイン後に吉岡にビンタを見舞って気合を入れる。
 MUSASHIはHAYATOと打撃戦を展開し「ライジングHAYATOォォオオ!そんなもんじゃねーだろォオオ!立てよ!俺らに勝つんだろ!立てよ!立てよ!俺は今からお前のこと殴るからな!立てよ!」と試合開始直後とは思えないテンションで絶叫。その後は逆にビンタを受けて窮地に陥るなどコミカルな立ち上がりに。
 しかし、そんな様子を白けた目で見ていた吉岡がシリアスなファイトで亮生と渡り合って試合を軌道修正。アツハヤのコンビネーションが冴え渡ってピンチは続くが、吉岡の奮闘でなんとかMUSASHIとHAYATOの一騎打ちの場面を作り出す。
 HAYATOが必殺のシド・ヴィシャスを放つが、これを回避したMUSASHIがエクスプロイダーからファルコンアロー。続けて二天一流を狙うが、下から担ぎ上げたHAYATOが人でなしドライバー。MUSASHIは食らいながらも下から丸め込んで切り返し、エストレージャ・フトゥーロを2連撃。最後は二天一流で頭からぶっ刺して3カウントを奪った。

 初防衛に成功したむーちゃんせーちゃんの前に現れたのは小藤将太。小藤はOSWの若手であり全日本にレギュラー参戦中。井上雅央からみっちりと指導を受けている“王道”の担い手の1人だ。

 小藤のまっすぐな挑戦表明にMUSASHIは「小藤選手、いいじゃんいいじゃぁ~ん!いいじゃぁ~ん!なに今の気持ちのいい挑戦表明!やろーよやろー!そういうのだいすき!」と大はしゃぎするも、小藤のパートナーが鈴木秀樹であることが分かると絶望しながら「ちがうじゃん。ちがうじゃん。ジュニアのせんしゅだとおもったじゃん。ちがうじゃん」とうわ言のように繰り返す。

 それでも会場のファンから後押しされると引くに引けなくなり、小藤将太&鈴木秀樹の【アグレッシブキャッツ】のアジアタッグ挑戦が決まった。

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