日本を代表するキッズレスラーデビュー3人がタッグを結成!「私今年20周年、まだまだやっていきますよ!」

20日、新宿FACEにて『スターライト・キッド 10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』が開催。第1試合では日本を代表するキッズレスラー出身者がタッグを結成した。
キッドは2015年にSTARDOMでデビュー。年齢不詳ながら2022年に成人式を迎えており、デビュー後に高校受験で休業する時期もあったキッズレスラーだった。2021年の大江戸隊加入による闇落ちから大ブレイクし、この日の興行も1日持たずにチケットが瞬殺。
第1試合では里歩&ラム会長&吏南という日本を代表するキッズレスラー出身者がタッグを組み、吏南の姉である妃南、里歩の師匠であるさくらえみ、さくらえみと里歩が師匠である水森由菜がタッグを結成し対戦。
さくらが味方である水森に「(我闘雲舞)辞めやがって」と恨み節を言いながらエルボーを連打する場面もあり、弱った水森へ里歩がダイビングクロスボディ。だが水森もスーパーガールで反撃し、熊本の不沈艦(=ラリアット)でトドメを狙うがラムがエクトプラズム攻撃でカット。続けざまに吏南がムチ攻撃、ラムが619から里歩がくるくるリボンで丸め込み3カウントを奪った。

負けはしたものの世界で活躍する里歩とさくらと一緒に成長した自分で闘えた事に感謝する水森へさくらは「適当な事言ってんじゃねーよ。だいたい自分のこと自分で成長したとか言うレスラーが人に認められた事はありません。スターダムに言って髪型色が変わった?体型が変わった。肝心なのはこっからでしょ。じゃあどこが変わったの?答えられないでしょ?でもね、元々努力家だし、元々トップを狙いたいって気持ちがあった。だけど、このゆなもんを変えたのは、はっきり言って環境だと思う。スターダムが彼女にはすごく向いてるし、若い選手が生き生きとするのに、対して卑屈な自分っていうのがお似合いなのよ!オーホホホ」と挑発しさくらワールド全開で去っていく。
水森は「変わってないよ、あれがさくらえみだよ。悔しいけど絶対次は対角で!今日はそれがわかってよかった。見とけよさくら!」と闘志を燃やす。
8歳からプロレスを始めた里歩は「私とラムちゃんが結構批判を浴びながら茨の道を歩んできたんですけど、そこからキッズレスラーも普通な感じになってきたのがすごく私は誇らしくて嬉しいので、それも皆のおかげだなと思ってます」と笑顔。
同年代でスターとしたラムも「ほんとにね、世界で活動してくれてるので日本の女子プロレスが明るいよね。私今年20周年、(里歩は)来年20周年。まだまだやっていきますよ。よろしくお願いします」と貫禄を見せた。