「私が麻優さんもSTARSもスターダムも引っ張っていける存在になりたい」スターダムが旗揚げ13周年を迎え団体の未来を背負う19歳の羽南が堂々の締め!

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 21日、東京都・ベルサール高田馬場にてスターダム『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba ~DAY2 試合~』が開催。スターダム旗揚げ13周年記念試合が行われた。

 スターダムは2011年1月23日に旗揚げ。事実上の鎖国体制を取りながらも数多のスター選手を生み出し、女子プロレス界ナンバーワンの団体へと成長。
 2019年10月には衝撃のブシロードグループ入りを果たし、マルチメディア戦略や海外進出の成功を経てさらに団体規模を拡大。昨年11月には原田克彦社長から岡田太郎社長へバトンタッチを行い、新体制となる中で13周年を迎えた。

 この日のメインイベントでは、岩谷麻優&羽南&林下詩美&上谷沙弥vs葉月&AZM&スターライト・キッド&鹿島沙希という全員が生え抜き選手の8人タッグマッチが実施。ユニットの壁を取り払って組まれたこのカードは普段は絶対見られない組み合わせが実現することもあり、今後の新たな景色の一部が垣間見えるのではという期待も集まっていた。

 試合序盤、鹿島が「いつものいつもの!」と連携攻撃を指揮していくも案の定全く息が合わずいきなりピンチに。葉月とAZMの顔面ウォッシュ競演や、詩美と羽南の柔道殺法競演、AZM&キッドのスターボム連携が次々に飛び出すと場内は大熱狂。
 岩谷と葉月の対面では互いを知り尽くしているからこその高度な読み合いが展開され、ゴツゴツとしたエルボー合戦の末に岩谷&AphroditEのトリプルドロップキックが決まる。葉月もAZMとの師弟連携で盛り返し、ダイビング・セントーンを決める。しかし乱戦の中で岩谷のドドンパ+上谷のバイシクルキックを被弾。
 葉月は岩谷のムーンサルト・プレスをかわして葉・月ストラルで丸め込むも反撃はここまで。岩谷のドラゴン・スープレックス・ホールド、岩谷&羽南の合体フェイスバスターから岩谷のムーンサルト・プレスと連撃が決まって3カウントが叩かれた。

 岩谷からふわふわなマイクリレーが繋がれ、これからスターダムの未来を背負っていく羽南は「私が麻優さんもSTARSもスターダムも引っ張っていける存在になりたいと思います!」と決意表明。
 その後、岩谷が締めようとするもダメだ。頭が回んないや。だって引っ張ってってくれるんでしょ?」と羽南にマイクが託され、羽南が「今を信じて明日に輝け!We are スターダム!」の合言葉で大会を締めた。

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