「ロイヤルランブルでそのジョークに終止符を打つ!」ローガン・ポールのWWE US王座に挑むケビン・オーエンズが矜持を叫ぶも負傷した右腕を痛めつけられKO!
20日、ABEMAにて『WWE SMACKDOWN』が放送。ロイヤルランブルでのWWE US王座戦を前にローガン・ポールとケビン・オーエンズが遺恨を深めた。
現在、WWE US王座は登録者数2350万人のYoutuberでもあるローガン・ポールが保持。昨年11月にレイ・ミステリオから勝利しての王座戴冠劇は世界中で話題を呼んだ。
6日放送のSMACKDOWNでUS王座への挑戦権を獲得したケビン・オーエンズは、祝福に訪れたローガンへ挨拶代わりのKOパンチ。日本では28日に放送されるロイヤルランブルで同王座をめぐって激突する2人の因縁は深まるばかりだった。
この日、ケビンが“KOショー”の司会としてローガンをリングに呼び込むと場内は大ブーイング。
ローガンは「知らないかもしれないが、俺がWWEに入れたのは、ケビン、お前のおかげなんだ」と語り、会場スクリーンに3年前のレッスルマニアで初登場した際にスタナーでKOされて7万人の前で恥をかかされた際の映像を流す。
そして「あのとき、お前とWWEユニバースに自分の居場所を証明してやるって思ったんだ。ありがとな、ケン坊」とケビンを真っ直ぐ見据える。
ケビンは「あのときは『またいつもの芸能人枠か』と思った。毎年そうだ。だが、お前はただの芸能人枠じゃなかったらしい。だって今もWWEにしがみついているからな。それは褒めてやる。努力して見違えるくらい成長した。誰も想像してなかったくらいにな。成長はしたが、俺たちとは違う。レイ・ミステリオじゃない。セス・ロリンズでもない。サミ・ゼインでもない。そして、ケビン・オーエンズでもないんだよ!」と格の違いを見せつける。
そして「お前は守られている。温室でぬくぬくしてんだ。お前はWWEでベルトを勝ち取るために必要な道具をすべて与えられた。お前には話題性があるからだ。お前はその道具を使って王者になった。だが全員がわかってる。お前の王座はおふざけだってな!行き過ぎたジョークだ!ロイヤルランブルでそのジョークに終止符を打つ!」と長年WWEを支えてきた者の矜持を叫んだ。
ケビンが腕のギプスを外そうとすると、ローガンが不意打ちのパンチを顔面に叩き込む。
怒り狂ったケビンが場外でローガンをタコ殴りにしていくが、ローガンはケビンの痛めた右腕鉄柱に思い切り叩きつける。痛みにのたうち回るケビンを尻目に、ローガンは満面の笑みでベルトを掲げた。