“180cmの戦女神”メーガン・ベーンがスターダムラストマッチで笑顔と涙!「アリガトウゴザイマス、ダイスキ!」
21日、東京都・ベルサール高田馬場にてスターダム『STARDOM AWARD 2023 in Takadanobaba ~DAY2 試合~』が開催。メーガン・ベーンがスターダムラストマッチを行った。
メーガンは180cmの長身に筋骨隆々の肉体を持ち、隔絶したパワーを保持。AEWに参戦経験があるなどアメリカマットで活躍し、昨年7月に来日。スターダムマットに上陸してすぐにいきなり赤いベルトへ挑戦してその実力を見せ、11月には舞華とのタッグ【Divine Kingdom】でタッグリーグ優勝。その勢いのままにタッグ王座戴冠も果たした。
高貴な立ち振舞いでどこか他者を突き放すような言動が多かったメーガンだが、参戦を重ねるごとにその温かな人柄が垣間見える一面も増えて人気を獲得。怪我人が続出した昨年下半期のスターダムを支えて来た功労者ということもあり、すっかりファンに受け入れられていた。
しかし、そんなメーガンにも帰国のときが迫り、今大会がスターダムラストマッチ。
セミファイナルでは、舞華&メーガン・ベーン&HANAKOvsジュリア&鈴季すず&星来芽依の6人タッグマッチが行われた。
試合が始まると、メーガンの来日当初から関わりが多かった星来がこれまでの気持ちをぶつけるかのような熱いファイトを展開。メーガンもその世界レベルのパワーで応える。その後はすず&星来のCRAZY STAR連携と舞華&メーガンのDivine Kingdom連携がぶつかり合い試合は一進一退。終盤にはメーガンがジュリア&星来を同時にジャーマン・スープレックスで叩きつけたり、ジュリアを豪快なシットダウン・パワーボムで叩きつけたりと圧巻のパワーを見せ、勝負をHANAKOに託す。
HANAKOはジュリアを相手に一歩も引かず雄叫びを上げながら突撃。舞華との合体アバランシュホールドやメーガンとのダブルチョークスラムを決めてあわやの場面こそ作るが、JPコースターはすず&星来が阻止。最後はジュリアがランニングニーからのバックドロップを決めて3カウントを奪った。
試合後、マイクを託されたメーガンは「今日はスターダムのラストマッチ とても寂しいけど、世界で有名なレスラーがいるスターダムで試合ができたことにとても感謝しています。でも、これが永遠の別れだとは思ってない。またすぐに会えることを願っています」と挨拶。
そして「舞華は私の最初にして最高のパートナー」としっかり抱き合い、「アリガトウゴザイマス、ジャパン。アリガトウゴザイマス、スターダム。ダイスキ!」と朗らかな笑みで日本のファンに一時の別れを告げた。
バックステージに戻ったメーガンは、仲良くなったスターダム選手たちとの別れを惜しんで涙。しかし、その後は笑顔を見せながら「スターダムに来てからのこの半年で私のレスラー人生は大きく変わった。今は悲しいけど、悲しみ続けることはない。なぜなら、また戻ってくるから」と語り、カメラ越しにファンへ手を振ってから去っていった。