『PANCRASE 355』の会見二部はワンマッチに出場する選手5名が登場!各選手が試合にかける思いを語る!

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 7月11日夕、都内新宿区にて、『PANCRASE 355』(7月27日、立川ステージガーデン)出場選手の記者会見が行われた。第一部のフライ級チャンピオンシップ調印式に続き、第二部はワンマッチに出場する選手らが登場、試合への意気込みを語った。

 会見第二部参加選手のカードは以下。

▼フライ級戦 5分3R
岸田宙大(パンクラス大阪 稲垣組/11位)
VS
猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS/第7代同級KOP)

▼バンタム級戦 5分3R
井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/2位)
VS
髙城光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)

▼フェザー級戦 5分3R
ISAO(NEVER QUIT/第5代ライト級&第8代フェザー級KOP)
VS
カリベク・アルジクル ウルル(Olimp Gym Bishkek)

▼ライト級戦 5分3R
ラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO/1位)
VS
鈴木悠斗(パラエストラ八王子/10位)

※試合順は未定

 会見には外国人、また遠方在住の選手を除き、猿飛流、髙城光弘、井村塁、ISAO、鈴木悠斗(順不同)が出席、試合への意気込みを語った。その模様をお伝えする。

【岸田宙大vs猿飛流】

――まず、試合への意気込みをうかがいます。
猿飛流「リバーサルジム川口REDIPSの猿飛流です。前回12月15日のパンクラスで負けてしまって、眼窩底骨折して、また少し間が空いてしまったんですけど、まだちょっと諦めきれず、格闘技に今も全てを懸けて熱い試合を届けるので、ぜひ見てください」

――今回の対戦相手の印象をお聞かせください。
猿飛流「対戦相手の岸田選手は、若くして柔術黒帯を巻いていて、すでに寝業技が完成されていて。でも、全て、全局面で自分が圧倒するつもりなんで、見ていてください」

――怪我をされていたということですが、練習はいつごろから再開されたのでしょうか。
猿飛流「怪我して、去年のクリスマスに眼窩底の手術をして。打撃の練習を再開できたのは、だいたい今年の4月、5月あたりからですね。お医者さんOKということで、徐々に打撃を始めて、という感じですね」

――先ほど「諦めきれずに」とおっしゃっていました。今回、若い選手が相手なんですが、そのあたりいかがでしょうか。
猿飛流「(自分も)もうベテランと呼ばれるような年齢になったんだなあと。こうやって若い、勢いのある選手を当ててくれることがとてもありがたいので、まだちょっと乗り越えられないぞというのを見せる試合をしたいですし、元チャンピオンの意地を見せたいですね。まだ成長もしているので、そこをちょっと見せたいと思っています」

【井村塁vs髙城光弘】

――まず、試合への意気込みをうかがいます。
井村「どうも、ALMA FIGHT GYM PUGNUSの井村塁です。5月にRoad To(
UFC)で負けて帰ってきて凱旋試合になるんですけど、しっかり仕留めて、年内に僕がチャンピオンになって、パンクラスを盛り上げたいです。皆さん応援よろしくお願いします」

髙城「リバーサルジム横浜グランドスラムの髙城です。今回は井村選手というトップランカーと試合をさせてもらって、今バンタム級チャンピオンがちょうどいないんで、自分としては勝手にタイトル前哨戦だと思って、そういう説得力を見せる勝ち方をしようと思ってます。よろしくお願いします」

――今回の対戦相手の印象をお聞かせください。
井村「印象という印象はそんなにないですけど、まあステップとか使って闘う選手、それだけですね」

髙城「井村選手はずっとパンクラスのバンタム級のトップにいる選手で、まあ寝技ももちろん強いし、打撃も意外と強くて、そうですね、(当ててもらって)光栄な相手だと思ってるんで、全力をぶつけて勝ちたいと思います」

――井村選手にお聞きします。前回、ウルル選手に負けたあと「意外とすぐ立ち直った」とおっしゃっていました。今回、Road Toのあとはいかがだったでしょうか。
井村「まあ、自分が目標としている飛躍できる大会で、1Rはあれだけ圧倒できたのに、2Rで足元をすくわれたわけじゃないですけど落としちゃったなと思って。ホテルに帰って、辞めようとまで……本気で一瞬思ったですけどね。でも、石渡(伸太郎)さんと話し合って、ここで終われないし、こんなんで終われないと思ったんで、またすぐ気持ちを切り替えて、またやって行こうと思いましたね」

――2戦外国人選手に敗れてしまいましたが、外国人選手の壁みたいなものは感じましたか?
井村「感じたといえば感じたですけどね。フィジカル面では負けてないなと思いましたけど、スピードだったり、あとスタミナ面ではまだ負けてるのかなと思いました。次の試合、勝って、それを全部超えられるように練習してます」

――髙城選手、今回の試合で見せたいもの、アピールしたいのはどんなところでしょうか。
髙城「そうですね、今の試合はけっこう(存在として)でかい相手で、そういういう選手を超えていかないといけないと思っています。これから先、僕としてはここからチャンピオンになって世界と勝負していきたいと思ってるんで、そのために自分の成長を見せたいです。リーチがあってフィニッシュ力もあるっていう相手を乗り越えられるっていうところを見せたいと思ってますね」

【ISAO vsカリベク・アルジクル ウルル】

――まず、試合への意気込みをうかがいます。
ISAO「NEVER QUIT所属のISAOと申します。約4年ぶりにパンクラスの舞台に帰ってこられて大変嬉しく思います。最高のパフォーマンスを見せてしっかり勝ちたいと思います」

――今回の対戦相手の印象をお聞かせください。
ISAO「若くてすごく勢いのある選手で、今キルギスはとても猛威を振るっていてすごく強い選手が多いので、しっかり警戒して自分の闘いを見せたいと思ってます」

――久しぶりのパンクラスですが、離れていた間にたくさん成長されたと思います。どんなところを見せたいですか。
ISAO「久しぶりに日本の舞台で試合ができるんで。うーん、前回Bellatorで負けて、その後ちょっと怪我もしてしまって、なかなか試合ができない状態が続いてたんで、久しぶりに試合ができる喜びというか、やってきたことを全て出せるようにしっかり試合で見せて、良い姿を皆さんに見せたいと思います」

――久しぶりのパンクラスで、今回再出発の試合になると思うんですが、ここからの選手としてもキャリアとかテーマとか、どのように考えているでしょうか。
ISAO「歳もけっこう重ねてきたんで、一戦一戦大事にしていきたいのと、まずはこの復帰戦、やってきたことを全て出して、いい勝ち方をしたいと思ってます」

――ISAO選手は、これまでさまざまな海外の選手と闘ってきました。今回の対戦相手のウルル選手は、以下までの経験の中で、どのあたりの立ち位置にあると思いますか。
ISAO「まだキャリアもそんなに多くはないと思うんですけど、しっかり勝ち星を重ねてフィニッシュ率もとても高い選手だと思うので、けっこう強豪だと思っています。しっかり油断することなく自分のやるべきことをやりたいと思います」

【ラファエル・バルボーザvs鈴木悠斗】

――まず、試合への意気込みをうかがいます。
鈴木「パラエストラ八王子の鈴木悠斗です。今回、初の国際戦ということなんですけど、しっかりKOして盛り上げたいと思うんで、応援お願いします」

――今回の対戦相手の印象をお聞かせください。
鈴木「身長が高くて手足が長くて、空手出身ってことなんですけど、まあ、あんまデカくても手足が長くても変わんないと思ってるんで。そんなに印象はないですね」

――初の国際線ということで、特に何か意識していることはありますか?
鈴木「あんまないですね。疲れたくないんで、早く倒して帰りたいってくらいですね」

――日本人選手と闘うのと変わらない?
鈴木「あんま変わんないですね、同じ人間なんで、別に。あっちからしたら、こっちも外国人なんで、そこは変わんないのかなと」

――相手はランキング1位ですし、勝てばタイトル戦も見えてくるかと思います。そのあたりは意識されていますか。
鈴木「そうですね、今回勝って、できればタイトルやって。もしヤン坊(雑賀ヤン坊達也)さんが逃げるのであれば海外に行ってもいいのかなと、そんな感じですかね」

――ズバリ、勝って「俺の挑戦受けてくれ」みたいな感じですか。
鈴木「いや、受けるしかないんじゃないですか。む逃げ道がないし、他にふさわしい相手がいるのかなっていう感じですね」

――今回の対戦相手は、今までの中では世界の中でも評価の高い相手だと思いますが、勝って自分のファイターとしての認知度を上げたいとか、そういう気持ちはありますか。
鈴木「認知度を上げたいとかは特に思ってないですね。勝っていけば(認知度は)勝手についてくるもんなのかなと思ってるんで。そこは気にしてないです」

(写真・構成/佐佐木 澪)

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