日本一可愛い体育大卒グラドルがリングで初勝利！「楽しく成長できたんじゃないかなと思ってます」

　16日、アクトレスリング後楽園ホール公演『ACWRES ICHIBAN!! SERIES『ACTWRES HIGHEST HEAVEN』』が開催。第3試合では天翔ゆい（てんしょう・ゆい）vs植原ゆきなが行われた。

　安納サオリや中野たむなど女子プロレス界で数々の名選手を輩出しているアクトレスガールズは、現在はWWEのように台本がある事を公表した『アクトレスリング』としてプロレスを展開中。
　アクトレスガールズという名称自体もWWEスーパースターのように、女優や声優やグラドルやプロレスラーたちが台本ありきでプロレスをするための総称として呼ばれている。

　そのアクトレスガールズで昨年末に大型新人がデビューした。日本体育大学を卒業後にグラビアデビューし、レースクイーンとしても活躍する植原ゆきなだ。170cmの長身と大学時代にセパタクローで鍛えたヒップから脚のラインを武器に、24歳でプロレスデビューを行った。
　『日本一可愛い体育大卒グラドル』の名を冠したイメージDVDを発売するなど体育会系グラドルとして名を馳せ、世界四大ミスコンと謳われる『ミス・アース』の『2024ミス・アース・ジャパン日本大会』では第2位にあたる『2024ミス・エアー・ジャパン』を獲得。その美貌は世界で高く評価されており、会場人気も相まって今業界で要注目の一人だ。

　この日はデビュー戦以来のシングルマッチとなり、対戦相手の天翔は声優・女優・アイドルとして活動しながらも、元全日本プロレスの大森隆男からアックスボンバーを直伝されている脅威の若手。
　その天翔が試合が始まるなり植原をドロップキックからアックスボンバーで場外に叩き落とし、植原は着地した際に足にダメージを受けてしまう。
　リングに戻ると天翔は顔面にナックルを叩き込み、リバースゴリースペシャルで捕らえながら余裕を見せて客席にアピール。逃れた植原は得意のヒップアタックで天翔を圧殺し、アックスボンバーをビッグブーツで迎撃して反撃する。さらにスリーパーで捕らえ、そのまま逆落としのように投げ捨て優勢に。天翔はぐったりとしながらもファルコンアローからしつこくアックスボンバーを狙うが、ゆきなはビッグブーツで迎撃するとジャックハマーで叩きつけ3カウントを奪った。

　自力初勝利となった植原は「メッチャ楽しかったです！ずっとパワー型のゆいさんと闘いたいと思ってて、代表に『誰がいい？』と聞かれて、もう0秒……1秒も空けずに『ゆいさんとやりたいです！』って何回も言い続けて叶って。練習からすごい楽しくて！まだ私もまだまだなところはあるんですけど、いっぱい教えてもらいながら楽しく成長できたんじゃないかなと思ってます」と笑顔を見せる。
　その植原に天翔は「かわいいンスよ、ゆきなが。なんでかって言うと、私の実の妹と年齢がまったく同じで。っていうのも相まってかわいくて。でもやっぱりセンスがメチャクチャあるから。私、ちょっと負けた分際なんですけど……ゆきなとはちょっと先輩として今後いっしょにおもろいこと出来たらいいよね（笑）」とタッグ結成を匂わせた。

　この日は惡斗からタッグベルト設立が発表されており、次期シリーズはタッグトーナメント出場をかけた闘いが繰り広げられる事になる。
　大型新人2人がその闘いにどのように加わっていくのか？次回3月26日新木場1stRING大会に注目だ。