【試合詳細】3・16 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWG】夏葵vs才原茉莉乃 【KING】茉莉vs水嶋さくら 入江彩乃&荒幡寧々&ゆふぁvs汐月なぎさ&なる&福永莉子 天翔ゆいvs植原ゆきな 惡斗&梨央vsみあ朝子&青葉ちい

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ACTwrestling後楽園ホール公演『ACWRES ICHIBAN!! SERIES『ACTWRES HIGHEST HEAVEN』』
日程:2025年3月16日(日)
開始:11:45
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:853人

▼Tag team match ACT GAMEプレテストマッチ
[Actwreskiller'Z]○岩井杏加/石川はるか
13分3秒 鬼薊→片エビ固め
永井絵梨沙/●アンリ

▼Tag team match 梨央デビュー戦
惡斗/○梨央
11分52秒 エアプレーンスピン→体固め
[超人朝子軍]●みあ朝子/青葉ちい

▼Singles match
[GENKI戦隊アクトレス5]●天翔ゆい
8分23秒 ジャックハマー→片エビ固め
[超人朝子軍]○植原ゆきな

▼Tag team match
[Actwreskiller'Z]○MARU/千夜ヒナタ
11分58秒 ストレッチマフラー
●研菜々美/日菜といろ

▼3X3.Tag team match ゆふぁラストマッチ
[Actwreskiller'Z]入江彩乃/荒幡寧々/●ゆふぁ
14分21秒 オフザリップ・スープレックス→片エビ固め
○汐月なぎさ/なる/福永莉子

▼KING of Ring Entertaiment Championship
【KING】●茉莉
13分56秒 笑顔120%スクールボーイ
【挑戦者/GENKI戦隊アクトレス5】○水嶋さくら
※初代KINGが6度目の防衛に失敗。さくらが新KINGとなる。

▼AWG Singles Championship Point match
【王者】●夏葵
16分57秒 MRNスマッシュ!
【挑戦者/GENKI戦隊アクトレス5】○才原茉莉乃
※第5代王者が5度目の防衛に失敗。才原が新王者となる。

茉莉乃がAWG王座、さくらがKINGを戴冠し新生アクトレスで世代交代!皆に愛されたゆふぁが笑顔と涙の卒業式!裏方だった梨央がデビューしスポットライトを浴びる!

オープニング


 新井みずかリングアナがダンス講師を務めている『Ally sister'Z』によるダンスショーから公演がスタート。

 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズたちによるダンスパフォーマンスでは、一曲目で本日卒業のゆふぁセンターに引っ張り出される。2曲目のダンスの途中では本日デビュー戦の梨央が入場し、ゆふぁとともにセンターダンスを踊った。

第1試合


 絵梨沙がはるかを要求し試合開始。
 ロックアップからはるかがロープに押しこみエルボー。絵梨沙が切り返しエルボー連打からロープに飛んでドロップキック。スカしたはるかがストンピング連打から髪を掴んで引き起こし、強烈なエルボーで倒すとコーナーに叩きつけ杏加にタッチ。

 杏加は顔面を踏みつけ、はるかも髪を引っ張り痛めつける。
 杏加はフェイスバスターからストンピングを落とし、はるかからアレンのカサを受け取ると背中を殴りつけていく。さらに振りかぶって背中にフルスイングすると、痛みで絶叫する絵梨沙にカサを使ったスリーパー。レフェリーが注意しブレイク。
 杏加は再度背中にカサを二度三度とフルスイングしていき、ロープに振ってボディにフルスイング。ぐったりと倒れる絵梨沙の背中をカサで殴りつけてはるかにタッチ。

 はるかはボディスラムを狙うが、絵梨沙は首固めで切り返そうとするも、はるかは力任せにボディスラム。ロープに振るが、絵梨沙はドロップキックを突き刺しタッチしようとする。
 はるかは髪を掴んで引きずり倒し、ロープに飛んでセントーンを投下。再度ロープに飛んでセントーンから、ロープに飛んでヒッププレス。フォールも2。
 はるかはセントーンからフォールも2。
 はるかはロープに飛ぶが、絵梨沙が追走エルボーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 絵梨沙はエルボー連打も、受けきったはるかが強烈なエルボーで倒す。
 絵梨沙はブロックバスターホールドもアンリがカット。

 アンリははるかをコーナーに振ろうとするが、逆に振ったはるかが絵梨沙も同じコーナーに叩き込み、二人まとめて串刺し攻撃を狙うが、アンリと絵梨沙がエプロンに避けると2人ではるかの顔面をコーナーに叩きつけていく。アンリがハイキックからマウントエルボーを連打し、絵梨沙がダイビングプリッキーヌレッグドロップ。フォールも杏加がカット。
 絵梨沙はアンリにタッチ。

 アンリはロープに飛ぶとドロップキック。さらにミドルキック連打から低空ドロップキック連発。ロープに飛んででんきショックを狙うが、キャッチしたはるかがコーナーに叩きつけセカンドロープに寝かせる。はるかは走り込むが、アンリは足を伸ばしてカットするとトラースキックからフォールも2。
 アンリは腕を取ってトライアングルランサー。カットにきた杏加を絵梨沙がRKOで迎撃する。アンリはそのまま丸め込むも2。
 アンリはロープに飛ぶが、はるかがスピアーで迎撃しセントーンを投下。さらにコーナーのセカンドロープに寝かせると、串刺しボディスプラッシュからボディをを踏みつける。そこへリバーススプラッシュを投下しフォールも2。
 はるかはストンピングから杏加にタッチ。

 杏加は串刺しバックエルボーからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。踏みつけフォールも2。
 アンリのローキックと杏加のエルボーの打ち合い。アンリはローキック連打からロープに飛ぶが、杏加はスタナーで迎撃し担ごうとする。これをアンリが首固めも2。
 アンリはストンピング連打から、絵梨沙とともにロープに振ろうとするも、杏加は同士討ちさせるとまとめてスタナー。
 はるかのセントーンが絵梨沙に、杏加のギロチンドロップがアンリに投下されフォールも2。
 杏加は担ぐもアンリが丸め込むも2。
 アンリは左右のローからトラースキック。さらにロープに飛んででんきショックからフォールも2。

 絵梨沙とアンリでサンドイッチドロップキックからサボテンの花。フォールも2。

 アンリはコーナーに登り10万ボルト。フォールもはるかがカット。

 アンリは投げようとするが、杏加がエルボーでふっ飛ばしはるかがストンピング。さらにサンドイッチ低空ドロップキックから杏加がコーナーに上り、はるかがアンリを肩車してダブルインパクト。フォールも絵梨沙がカット。
 杏加は顔面に膝蹴りからフォールも2。
 杏加は担ぐと鬼薊からフォールし3カウント。

<試合後コメント>

永井絵梨沙&アンリ
絵梨沙「タッグ組むのは初じゃないんですけど、アンリと改めてちゃんと新タッグ結成して初めての試合ではるかさん杏加さんとやらせていただいて。どうだった?(笑)」
アンリ「ずっと2人の姿を見てて、強敵と言うか、一筋縄ではいかない相手だってので2人で色々連携技をたくさん考えてたけど……ダメだったね(苦笑)」
絵梨沙「私は個人的にずっと石川はるかさんと闘わせてくれっていうのをずっと会社に言っていて。でも中々実現させれくれなくて。ここで後楽園でって言われて、私的ははるかさんと当たるのをずっと楽しみにしてたんですけど、もうちょっと、もうちょっとやっぱりはるかさんに対抗できる技とか技術を磨かないといけないなと思ったし、私たちは多分もっといい試合出来るって思ってるんで、これからもずっと応援してもらえるようなタッグになれるよう頑張っていきたいと思います」
アンリ「色んなタッグチームがいるんですけど、皆さん2人で一緒に闘うっていうのが、連携技がすごいので、1人1人の力ももちろん大切ですけど、相手の力をお借りして、自分も相手に力を与えて、っていう2人の相乗効果で上がっていけるチームになりたいと思うので、応援してくれたら嬉しいです」
絵梨沙「新人だってタッグのベルト巻いたっていいわけですから!」
アンリ「ええ、巻きます!」
絵梨沙「新人がタッグのベルト巻いたっていいと思ってるので、アクトレスの新しい蹴暴の星になれるように頑張っていきます!」

第2試合


 絵梨沙が場外から惡斗の足を掴んで引きずり落とすと、朝子とちいで梨央に走り込みボコボコに。

 ちいがキャメルクラッチで捕らえ、朝子が足を持って2人で絞り上げていく。これを離すとコーナーに振り、朝子が串刺しスピンキックからちいが串刺しドロップキック。朝子がフォールも2。
 朝子はロープに飛ぶが、惡斗が場外から足を掴んで引きずり落とすと、耳を掴んで東客席プレートに顔面を叩き込んでいく。さらに鉄柱に叩きつけてからリングに投げ入れ、梨央がボディスラムからコブラツイスト。そのまま丸め込むも2。
 梨央はロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。
 梨央は惡斗にタッチ。朝子もちいにタッチ。

 ちいが走り込むも惡斗はビッグブーツで迎撃し、コーナーに振って串刺し攻撃。避けたちいがスクールボーイも2。
 ちいは投げようとするが、惡斗が髪を掴んで切り返すと、そのまま首投げ連発から正面ロープに押し込み「梨央デビューおめでとう!」と叫ぶ。すると梨央がエプロンから逆水平チョップを連発し、惡斗がロープに飛んでラリアット。さらにボディスラムからフォールも2。
 惡斗は梨央にタッチ。

 梨央はショルダータックルで倒し、ちいは「もう一回来いよ!」と叫ぶと梨央はロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒す。
 ちいは起き上がり「もっと来いよ!」と挑発すると、エルボーの打ち合いから梨央がチョップ。さらに強烈なチョップから背中にチョップを連発し、ロープに飛ぶがちいが避けるとエルボー連打。さらにロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。

 ちいはストンピングから変形グラウンドコブラツイスト。梨央はロープに足を伸ばしブレイク。
 ちいはディッシャースクリューからフォールも2。
 ちいは首投げからコーナーに上ろうとするが、朝子が「初勝利がかかってるの!」とタッチを要求し、ちいが梨央をコーナー下にセットしてしぶしぶ朝子にタッチ。

 朝子はコーナーに登るが、惡斗がそっと梨央を逆コーナー下に引きずり、朝子が飛ぼうとすると距離があり躊躇する。
 朝子は観客の後押しをうけるが普通にリングに降りると、惡斗が走り込みラリアットからコンプリートショット。
 梨央は担ぐも、朝子は暴れて着地し卍固めで捕らえるが惡斗がカット。

 惡斗は走り込むが、ちいがパワースラムで迎撃し、朝子が梨央に首投げからオーロラヒップドロップを投下しフォールも2。
 朝子は再度オーロラヒップドロップからフォールも2。
 朝子はラリアットを避けてスクールボーイも2。
 朝子は再度スクールボーイも2。
 朝子は横入り式エビ固めも惡斗がカット。
 ちいが惡斗にエルボー連打も、惡斗はフロントネックで捕らえて惡朱螺で投げ捨てる。
 梨央は朝子を引き起こすが、朝子がガットショットからロープに飛ぶが、梨央は追走エルボーからロープに振り、惡斗がラリアットから梨央がエアプレーンスピンからアティテュード・アジャストメントのように叩きつける。そこへボディプレスを投下しフォールすると3カウント。

惡斗「いえーい!また、アクトレスに、面白い新人が入ったぞー!梨央、勝って気持ちいい?デビューして気持ちいい、言ってやれ!」
梨央「試合の時も皆さんの声、ちゃんと届いてました!ありがとうございました!」
惡斗「いいねいいね、まだまだこいつ成長してくるから、お前ら目離すんじゃねーぞ。そしてそして、話は変わるが、これは梨央のデビュー戦であり、ACT GAMEの始まりでもあった。ACT GAME、朝子、新人から勝ち取るって豪語してたが、残念だったな。失格だ」
朝子「う゛わ゛ぁー!」

惡斗「普通に怖い。まあまあまあ、ACT GAMEとはなにか、これから、AWG、KINGベルトに続いて、タッグベルトを設立する!まだ、それに向けての、タッグを、最強のタッグを見つけるため、イスを争うという、イス取りゲームをACT GAMEという!今後は、色んなチーム、出てくると思う。タッグトーナメントに向けて、ACT GAMEを、次期から開催する。題して、アクトレス戦国シリーズ、始まりだ~!これから色んなタッグチームが出来上がってきて、たくさんリングで闘って、チャンピオンベルトが出てくるから、テメーら先輩後輩キラーズベビー関係ない!下剋上、上等。テメーら、私達からまだまだ目離すんじゃねーぞ。以上!」

<試合後コメント>

惡斗&梨央
惡斗「第2試合!どぉ~だ、梨央!デビュー戦の気持ち!」
梨央「楽しかったです!」
惡斗「あとは?」
梨央「あとは……メッチャ痛かった!」
惡斗「アハハ、そりゃ~そ~だ(笑)……それだけぇ?テンション上がりすぎて単語しか出てこない?」
梨央「最後終わったあとも言ったんですけど、苦しんでるときとかアクトレスガールズの先輩たちや仲間の声とか応援に来てくださってるホールの皆さんの声が、目が霞む中で聞こえてきて『頑張ろう!』って気持ちになって高まりました」
惡斗「まあまあ、まだまだ成長していくと思うけど、これからは闘うこともあるからたのしみにしとけよ♪」
梨央「あ、ちょっとまだ大丈夫です……」
惡斗「あはは♪」
(※惡斗が笑いながら去っていく)
梨央「ちょっとまだ、ちょっとまだ惡斗さんとは闘いたくないかもしれない……。いやあ、でもタッグ組むのが惡斗さんでメチャクチャ心強かったし、相手が朝子さんとちいさんで。お客さんも楽しんでもらえたっていう自信があります。私は10年くらい全然運動してなかったし、バスケットもやってたんですけど、運動神経が人より良いほうでもなかったので。今回練習生としてスタートしたときも、前転も出来ないし、なんなら準備運動とかしてても、もう……ほとんど出来ないことが多くて……(※涙で声を詰まらせる)。先輩たちの時間求めちゃうし、悔しい気持ちと、申し訳ないというか情けないないう時間が何ヶ月あったんですけど、日に日にやっていくうちに『身体が動くようになってきたなあ』とか『これ1個1個出来るようになったなあ』っていう成長を自分の中で少しずつ感じられていました。まだまだ出来ないことは多いし、プロレスの世界でもっともっと成長していって、出来る技が増えたり、動きが増えたりしてもっと自分自身でも楽しめる幅が広がって、お客さんにも楽しんでもらえる選手になりたいと思います。そうなれるようにこれからも引き続き頑張っていきたいと思います」

――最近、アクトレスガールズがアップする動画のクオリティが飛躍的に上がっているが、梨央選手が手掛けている?
梨央「あっ!そうですね!一応、SNSとか動画関係を任せていただけるようになったので、自分でももっとアクトレスガールズを広めたいなって思いで『こういうのあったらどうかな』って考えて作ってます!」

――ちょっとした動画でもテレビクオリティで出てくるのでプロの仕事だなと
梨央「ありがとうございます!嬉しいです!元々制作会社にもいたので、その経験を活かせたらと思ってやってます!」

――これまでテレビの仕事や舞台の仕事では“裏方”だったが、今回スポットライトが当たる側の立場になってみての感想は
梨央「今まで裏方としてやっていたときには分からなかった気持ちがすごい分かりましたね。例えば……舞台とかアイドルさんのライブとか、リハーサルの動画を回してるとすっごい喜ぶんですよ。けど、スタッフの人とかがバタバタしてると撮り損ねたりすることがあって。『でも1回くらい良いでしょ』『みんなも忙しいんだしそれくらい許してよ』みたいな気持ちだったんです。でも、そういうときにキャストの皆さんはガッカリするんですよね。『そんくらいいいじゃん』って思ってたんですけど、自分がこっちの立場になると家に帰ったりとか電車の中とかで復習したいし予習したいし、それで動画が1個あるだけでも『コブラってどういう動きだったっけ?』『ボディスラムってどうだったっけ?』とか動画があると『あ!先輩がここがポイントだって言ってたな』って分かるんですよ。だから、あのときキャストさんがガッカリしてたのはこういう気持ちだったんだなって分かりましたし、今回後楽園という大きいホールだったんで、客席埋めたいなあというのもあって街に出てチラシ配りしたりSNSやったり、友達にもほとんどの人に連絡したし、チケットはスタッフの人は簡単に『売ってよ!』とか言うけど、キャストさんも毎回毎回月に何回も試合があったりライブがあったりするとチケット売るの大変だろうなってことも自覚したし、ステージに立って、リングに立って、お客さんに見てもらって、お客さんの表情を見たりして『やって良かった!』って、嬉しい気持ちになる、またやりたいなって気持ちになるのは来てくださってる、応援してくださってる皆さんのおかげなんだなっていうのを、裏方のときよりもこうやって実際に自分が立って実感するっていう部分はすごい大きかったです」

――これからは演者として、ステージに上がる側の人間としても上を目指していきたいか
梨央「そうですね。女優さんとかお笑いとか色々あるんですけど、そんなに自分は表に立って色々やりたいってよりは裏方で頑張ろうって気持ちが大きかったんですけど、プロレスは元々知っていたし、もっともっとリングの上でやっていきたいなって気持ちはあるので、裏方も並行しながらやっていきたいなと思ってます。せっかくこうしてプロレスに関われたので、やってるからこそ味わえる日々の気持ちとか、色々ネタが出来たといいますか。なので、自分が脚本にして実際に舞台上にプロレスのリングを立てて、アクトレスガールズの皆さんに出てもらって、プラスしてアクトレスじゃない外部の声優さん、俳優さん、女優さんとかに出てもらったプロレスの舞台とか映画とか創りたいなと思ってます。それは自分にしか出来ないんじゃないかなと思ってます!」

第3試合


 手4つになり、これを離したゆいがロープに飛んでドロップキックで場外にふっ飛ばし、エプロンに登ったゆきなを大森隆男直伝アックスボンバーで再度場外にふっ飛ばす。

 ゆいは場外に降りると髪を掴んで鉄柱に叩きつけ、リングに投げ入れるとエルボー。ゆきなもエルボーで返し打ち合いになり、ゆいがボディスラム。すぐに立ち上がったゆきながガットショットからボディスラムで叩きつけ、ゆいはロープに飛んでドロップキック。
 ゆきなは左右のローキックからミドルキック。さらにエルボーでコーナーに押し込み、串刺しヒップアタックからコーナーに振って再度串刺しヒップアタック。
 だがゆいは切り返してコーナーに押し込むとエルボーからコーナーに上りナックルパート。

 レフェリーが注意するとリバースゴリーで捕らえ、これを離すとフォールも2。

 ゆいはロープに飛んでアックスボンバー。再度ロープに飛ぶが、ゆきなはミドルキックで迎撃し、ローキック連打からハイキック。さらにかかと落としから背中にサッカーボールキックを連発しフォールも2。
 ゆきなはスリーパーで捕らえ、そのまま逆落としのように投げフォールも2。

 ゆいはストンピングから天鵞絨ドライバー。ロープに飛ぶとアックスボンバーを狙うが、ゆきなはビッグブーツで迎撃しハイキック。ゆきなはジャックハマーからフォールし3カウント。

<試合後コメント>

天翔ゆい&植原ゆきな
ゆい「第3試合、ありがとうございました!いやあ、負けましたね!」
ゆきな「メッチャ楽しかったです!ずっとパワー型のゆいさんと闘いたいと思ってて、今回代表に『誰がいい?』と聞かれて、もう0秒……1秒も空けずに『ゆいさんとやりたいです!』って何回も言い続けて、叶って。練習からすごい楽しくて!まだ私もまだまだなところはあるんですけど、いっぱい教えてもらいながら楽しく成長できたんじゃないかなと思ってます」
ゆい「……いやぁ、かわいいンスよ、ゆきなが。なんでかって言うと、私の実の妹と年齢がまったく同じで。っていうのも相まってかわいくて。でもやっぱりセンスがメチャクチャあるから。私、ちょっと負けた分際なんですけど……ゆきなとはちょっと先輩として今後いっしょにおもろいこと出来たらいいよね(笑)」
ゆきな「そうなんですよ!おもろいこと出来たらいいな~ってところを匂わせながら終わりたいと思います(笑)」
ゆい「またやろうね!」
ゆきな「是非よろしくお願いします!」

第4試合


 ベテランのMARUだけ2カウントの特殊ルールへ。

 先発は菜々美とMARU。すぐにといろがMARUの背後から蹴りつけ、2人でMARUをロープに振ってダブル攻撃。フォールも1。
 サンドイッチドロップキックから菜々美がフォールも1。
 菜々美はDDTからフォールもヒナタがカット。菜々美はといろにタッチ。

 といろは低空ドロップキックから、ロープに飛んでドロップキック。さらにボディスラムからフォールも1。
 といろはコーナーに振ろうとするが、MARUが逆に振って串刺しスピアーからロープに飛んでスピアー。フォールも2。
 MARUは正面ロープに押し込み、ロープに飛んで背中に飛び乗りキラーズでポーズを決める。
 ヒナタとMARUでサンドイッチ攻撃を狙うが、ヒナタのドロップキックがMARUに誤爆し、といろがMARUにスクールボーイもヒナタがカット。
 といろがロープに飛ぼうとするが、MARUは髪を掴んで引き倒す。ボディにフットスタンプ連発からヒナタにタッチ。

 ヒナタはケンカキックからボディスラム。さらに首4の字のまま顔面をリングに叩きつけていく。そのまま回転して痛めつけてフォールも2。

 ヒナタはロープに飛ぶが、といろが避けるとコブラツイスト。だがMARUがチェーンをヒナタに持たせて引っ張り、ヒナタがロープに近づくがレフェリーが注意しブレイク。
 といろがコーナーに登り、ダイビングフォアアームからフォールも2。
 といろはリストロックから菜々美にタッチ。

 菜々美はダイビングハンマーブローを腕に叩き込み、ドロップキック連発から羽折り固め。だがMARUが後頭部にチェーン攻撃を叩き込みカット。
 菜々美はケンカキックからヘアーホイップで投げ捨てMARUを要求。ヒナタは走り込み菜々美にスクールボーイから低空ドロップキック。コーナーに顔面を叩きつけ、リバーススプラッシュ式ダブルニー。フォールも2。
 MARUが髪を掴んでヒナタが串刺しエルボーも、菜々美が避けてMARUに誤爆。
 MARUは「もういい!」とヒナタとタッチ。

 MARUはエプロンから飛び込んで足へのフットスタンプから、足への低空ドロップキックを叩き込みバックドロップ。さらにマフラーホールドもといろがカット。
 ヒナタがダブルを要求し、MARUをボディスラムで菜々美に叩きつけようとするが、菜々美が避けてMARUがしたたかに叩きつけられる。
菜々美がヒナタにドロップキックからといろがMARUにドロップキック。菜々美がMARUのボディプレスからフォールも1。
 ヒナタが走り込むが、菜々美がカニバサミでMARUに叩きこもうとするも、MARUはヒナタを剣山で迎撃する。
 MARUと菜々美でエルボーの打ち合いから、走り込んできた菜々美をMARUがバックドロップで迎撃。
 MARUはヒナタを呼び込むと、「ダブルってこうやるんだ!」とヒナタをボディスラムで菜々美に叩き込んでいく。
 MARUへ菜々美が走り込むが、MARUは前方回転で丸め込んでからマフラーホールド。これを菜々美が丸め込むも1。
 菜々美はDDTから投げようとするが、MARUが逆に投げようとするも菜々美は首固めも1。
 菜々美はスクールボーイも1。
 菜々美は横入り式エビ固めもヒナタがカット。
 菜々美はロープに飛ぶが、MARUはスピアーで迎撃しフォールも2。
 MARUは担ぐも、菜々美はDDTからフォールも1。
 MARUはラリアットを避けるとチェーンを顔面に投げつけ、さらにチェーンでボディを殴ってからチェーンを使ったスリーパー。コーナーに登りダイビングフットスタンプからフォールも、レフェリーがチェーンを使ってるためカウントは叩かず。

 MARUはマフラーホールドで捕らえ、菜々美はこれでギブアップ。

<試合後コメント>

MARU&千夜ヒナタ
MARU「MARUだけ2カウントハンディキャップマッチ!どーだ!MARUだけ2カウントだろーが強いモンは強いんだよ!勝つんだよ!おい、ヒナタ!お前相打ちばっかりじゃねーか!」
ヒナタ「すみません!」
MARU「えらそーなところは『良い個性出てきたなあ~』と思ったんだけど、相打ちばっかりだったからもう、途中で敵かと思ったよ!(笑)どーだった?!」
ヒナタ「ちょっと今日、MARUさんを攻撃してしまったんですよねー」
MARU「攻撃っていうか……」
ヒナタ「(※遮るように)でもいい試合が出来たと思います」
MARU「うんうん、そうだね。研もね、前より良かったかな。成長伝わったかな。ちょっとね?ちょっと。でも私が求める成長はまだまだこれからだから。今後、後楽園ホールのあとも研がどう向かってくるのか。あと、といろもな?あの2人が……あとお前(ヒナタ)もだぞ!同世代!そこの世代が頑張ってどんどんアクトレスガールズを盛り上げて行こ~ぜ?」
ヒナタ「やっていきます」

研菜々美&日菜といろ
菜々美「(※俯いて泣きながら)……くやしいねえ」
といろ「私は、自分の実力不足だなと。マジでそれしか無い。もっと実力あったら、もっと一緒に闘えた」
菜々美「私はね、先輩らしいところが全然見せられなかったから、査定マッチだったんです。今日の試合は。私がMARUさんのところに行けるかどうかっていう、査定をこんな大きいところでやらせてもらって……私、試合中に泣いたの初めてで……。ホントに悔しいし、簡単に超えられる人じゃないのは分かってたけど、こんなに差があるのかと思って。これから、ね?今日はちょっと情けなかったかもしれないけど、これからもっと練習して、もっともっと強くなって、今日のリベンジが果たせるくらい強くなっていけるように今まで以上に頑張っていこうと思います」

プリンセス天功ライブ


 プリンセス天功さんと、オープニングに登場した『Ally sister'Z』改めプリンセスガールズがステージに登場し『Magical Jungle』のライブパフォーマンスを行った。

第5試合


 ゆふぁは握手し試合開始。
 先発はゆふぁとなる。ロックアップをスカしたゆふぁが足を踏みつけながら自撮り棒で記念撮影。さらになるを正面ロープに押し込み、彩乃と寧々もなぎさと莉子を正面に押しこみ記念撮影。

 ゆふぁはなるをコーナーに叩き込み、逆コーナーに振ろうとするがなるが逆に振り串刺し攻撃を狙うも、セコンドのKYANRENが髪を掴んでなるの動きをとめ、そのすきにキラーズがゆふぁに餞別のトレイン攻撃。さらにバニー及川レフェリーも串刺しドロップキックから、彩乃が花束を持って近づいていくも、チョーク攻撃でコーナーに押し込み花束で往復ビンタ。唖然とするゆふぁになるが串刺しドロップキックからボディスラムで叩きつけ莉子にタッチ。

 莉子はドロップキックも、避けたゆふぁがピコピコハンマーを取り出しフルスイング。これを莉子がハイキックでふっ飛ばし、ローキックで膝をつかせるとPK。ゆふぁはキャッチして足に噛みつくが、レフェリーが注意すると光の輪も2。
 ゆふぁはシーソーホイップのように捕らえ、彩乃が走り込み莉子の顔面にビッグブーツ。ゆふぁはフォールも2。ゆふぁは寧々にタッチ。

 寧々はセントーン。再度セントーンも、莉子が避けて蒼天カサドーラを狙うが、寧々は力任せに担いでフェイスバスター。さらにロメロスペシャルで捕らえ、ゆふぁのピコピコハンマーと彩乃の蹴り上げの同時攻撃。

 寧々はコーナーに振ろうとするが、莉子が逆に振ると串刺しバイシクルキック。さらに背中にサッカーボールキックから腕ひしぎを狙うが、寧々が切り返そうとするとKYANRENがカット。
 寧々は投げようとするが、莉子が着地しミドルキック。さらにドラゴンスクリューからなるにタッチ。

 なるはドロップキックから莉子となぎさとともにサンドイッチ低空ドロップキック。なるはロープに飛ぶが、寧々はカウンターで担ぐも、なるは着地し顔面にその場飛びドロップキック。
 なるはコーナーに登るも、寧々が走り込んでくると蜘蛛のようにロープを伝って逃れるが、ゆふぁがピコピコハンマーで落とすと寧々がラリアット。寧々は彩乃にタッチ。

 彩乃はケンカキックからロープに飛んでビッグブーツ。ゆふぁはエプロンからピコピコハンマーを叩き込み、彩乃もエプロンを走り込んでのビッグブーツからスタナー。フォールも2。
 彩乃はエルボーも、避けたなるがロープに飛んでドロップキック。なるはラ・ミスティカからフォールも2。
 なるはなぎさにタッチ。

 なぎさはコードブレイカーから投げようとするが、彩乃はスタナーからコーナーに振り、ゆふぁがピコピコハンマーから彩乃がビッグブーツ。寧々がSTOから髪を掴んで動きをとめ、彩乃がケンカキックから後頭部にもケンカキック。さらにお主の耳にドロップキックを突き刺しゆふぁにタッチ。

 ゆふぁは次々ピコピコハンマーを叩き込み、ロープに飛んでなぎさにドロップキック。ロープに振って顔面にピコピコハンマーをフルスイングしてフォールも2。
 ゆふぁはコーナーに振って寧々が串刺しバックエルボー。さらに彩乃が串刺しビッグブーツからゆふぁがコーナーでのサーフボードストレッチ。これを離すと顔面をコーナーに叩き込み、背中にリバーススプラッシュ式フットスタンプ連発。
 髪を掴んで引き起こすと、なぎさが逆水平チョップ連発からダブルチョップ。ゆふぁが避けるとなぎさは背中にダブルチョップからバッククラッカーを突き刺し、サソリ固めで捕らえるが彩乃がカット。
 なぎさはロープに飛ぶが、ゆふぁはスクールボーイも2。

 ゆふぁは再度スクールボーイも2。再々度スクールボーイも2。再々々度スクールボーイも2。
 ゆふぁはわんだ~らんDON♪からフォールも莉子がカット。
 ゆふぁはロープに飛んでボディプレスも避けたなぎさがロープに飛んでスライディングダブルチョップ。さらに投げようとするが、着地したゆふぁにコードブレイカーからロープに飛んでフライングクロスチョップ。さらにメイルストロムボムからフォールも彩乃がカット。
 ゆふぁがピコピコハンマーをフルスイングも、なぎさが避けると莉子がハイキックからなるがミサイルキック。なぎさがドルフィンスイングで叩きつけフォールも2。

 なぎさはオフザリップスープレックスで叩きつけフォールし3カウント。

 なるが握手してゆふぁを引き起こし、なぎさが抱きしめる。

ゆふぁ「悔しいなぁ。あー!この、悔しい思いが、次に繋がらないって思うと、寂しいなぁ(泣きながら)私が、芸能活動初めて、歌やミュージカルやって、アクトレスガールズと出会って、こんな素敵な仲間と、もちろん、朝陽も、色んな出会いが、ここにいる皆さんと出会えたのも、アクトレスガールズのおかげだし、ほんとに、今までありがとうございました。何か、すごく大きいこと言ってしまいますが、皆さんの人生の中に、少しでも、一欠片でも、甲部優花という人間がいた事、ちょっとでも刻めてたら私は幸せだなって思います!」

彩乃「はい皆さんご協力いただいてほんとにありがとうございます。すごく、見せたかった景色を、見せられたと思います。ここで、最後に、一番見せたかった景色を、皆さんのお力をお借りして実現出来たらと思います。皆さんお手元に紙テープある方、お席の移動していただいてかまいません。是非、このゆふぁに投げるんではなく、ゆふぁの上を狙って、高く高く投げていただければと思います。その前に一つ、ここ(リング下)に入っている紙袋をとってください。(紙袋から花束を取り出す)殴ったのとは別の花束です。今度は殴らないからね。ゆふぁ、卒業、おめでとう」
ゆふぁ「(花束を受け取り)ありがとう!」
彩乃「(寄せ書きを渡し)メンバーからの、メッセージが書いてありますので、あとで読んでください」
ゆふぁ「ありがとうございます!」
彩乃「はい、では、皆さんこのあと、紙テープゆふぁの名前が呼ばれたあと投げるので、今ご移動、手元にご用意お願いします!みんな準備いいですか?ちゃんと持ってる?是非投げてください。頑張って投げてね!それじゃゆふぁ、最後に一言お願いします」
ゆふぁ「入場からもう、キラキラ輝いてる世界で泣きそうになったし、もうなんか泣いてますけど、泣かないように最後終わりたいと思います!皆さん本当にありがとうございました!」


 最後にゆふぁは、客席からの紙テープに包まれてアクトレスガールズ卒業とともに全ての芸能活動を終了した。

<試合後コメント>

入江彩乃&荒幡寧々&ゆふぁ
彩乃「本日はありがとうございました!卒業ということで、多分一番卒業してほしくないメンバーが隣に立ち、試合をしたんですけども……この試合が決まってからどう彼女を送り出そうかっていうのをずっと考えてて。なにをしてあげたいかとか、なにを見せてあげたいかとかをずっと考えてて。お客様、皆様のご協力があったおかげで見せたい景色を見せることが出来たので、本当に私も胸が一杯になって。本当に皆さん、ご協力いただきありがとうございました!どうだった、最後?」
寧々「楽しかった?」
ゆふぁ「楽しかった!ホントにもう、言葉通りに夢の時間みたいな感じで。カーテンを開けたときに、みんながサイリウムと応援ボードを持ってて……ちょっともう、なにが起きたか分からなくて……(※涙で声を詰まらせる)」
彩乃「後ろから戸惑いが見えたもん(笑)」
ゆふぁ「本当に予想を……紙テープは来る来るって思ってたんですけど、想像してたこと以上のことがたくさんてんこ盛りでありました。すっごい楽しかったし、それで横を見ると寧々と彩乃がいるっていう、幸せな時間。もちろん対角にも莉子となるちゃんとなぎささんも何回も闘ってきた相手で大好きですし、とにかく嬉しかったです。今はキラーズのゆふぁというキャラも忘れながら喋っておりますが(笑)こんなに嬉しいアクトレスガールズの卒業と、芸能活動も引退できるって幸せ者だなって思いました!」
彩乃「よかったぁ~。どうだった、寧々?」
寧々「……いやぁ~、なんか、さみしいわ!ごめん!ダメだわ、さみしいわ……。卒業に向けて彩乃がすごい動いててくれて。それだけ愛されてたんだなって。良かったな~って思っちゃって」
彩乃「改めて、ゆふぁは愛されるメンバーだったなっていうのが感じられたから。卒業という形になるんですけど、引き続き友達として、シンプルに友達としてもそうだし、時間が合えば遊びに来てもらえたらいいなって思うから。多分ここで出来た縁は一生だと思うから。今の円を大切にして頑張って、お互いに別の道にはなっちゃうけど、友達としてときどきメンバーのSNSに登場すると思うんで(笑)その際には『ゆふぁちゃん元気でかわいいね~♡』って言っていただければと思いますんで(笑)引き続き、彼女のことを絶対に忘れないで、心の中にゆふぁを飼ってあげて下さい。常に心に甲部優花を飼って飼育して下さい♡じゃあ、ゆふぁ。最後にメッセージを!」

ゆふぁ「アクトレスガールズに入ってたくさん素敵な出会いがありました、本当に今までありがとうございました!ずっと大好きです!」

第6試合


 茉莉がローキックを打ち込み、じっくりとリングを回ってからロックアップ。茉莉がヘッドロックで捕らえて絞り上げると、さくらはボディブロー連発からロープに振っていく。だが茉莉がトラースキックも避けたさくらがロープに飛んで走り込むが、茉莉がガットショットで迎撃しアームホイップで場外に投げ捨てる。
 茉莉はエプロンからサッカーボールキックを叩き込み、顔面を踏みつける。レフェリーが注意すると顔面を蹴り上げ、髪を掴んで投げようとするが、さくらが足を刈ってエプロンに倒すと、リングに走り込み619。さらにエプロンからの619で場外に落とすと、客席に叩き込もうとするが茉莉が逆にエプロンに叩き込む。
 茉莉はさくらを客席に叩き込み、さらにプリンセス天功さんの机にさくらの顔面を叩き込んでいく。

 リングに戻り、茉莉はストンピングからかかと落とし。さらに髪を掴んでロープに押し込み、ロープをまたいでのチョーク攻撃。
 これを離すとさくらの上に座り込み、レフェリーが再度注意すると顔面にケンカキックを叩き込んでいく。
 茉莉はコーナーに叩き込むと、さくらがコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、茉莉は阿吽で迎撃しスライディングレッグラリアート。フォールも2。
 茉莉はミドルキックも、キャッチしたさくらが足へのDDTからフィギュアエイト。これを離すと足へのフットスタンプからリングに足を叩きつけ、二度三度と繰り返し足へのストンピングから、リバーススプラッシュ式フットスタンプ。さくらはロープに飛んでスライディングクロスボディからフォールも2。

 さくらは投げようとするも、耐えた茉莉が背中にエルボー連打から担ぐが、着地したさくらが走り込むも、茉莉はカウンターのサイドバスター。フォールも2。
 茉莉は側転ボディプレスからフォールも2。

 茉莉は髪を掴んでエルボーを打ち込んでいき、担いでフロントフリップからフォールも2。
 茉莉はロープに飛ぶが、さくらが追走してドロップキックで場外に落とすと、エプロンを走り込んでのダイビングクロスボディ。
 さくらはコーナーに登ると場外へのプランチャを投下し、リングに戻るとストンピング連打。
 さくらはノーザンライトスープレックスホールドも2。

 さくらはコーナーに上るが、茉莉はエルボーから正面に登るとエルボーの打ち合いへ。茉莉はそのまま担ぐも、さくらは丸め込むが2。

 さくらはロープに飛ぶが茉莉はレッグラリアートで迎撃。だが茉莉は足のダメージでなかなかフォールにいけず。
 エルボーの打ち合いは茉莉が制していくが、さくらは立ち上がるとエルボー連打。茉莉は切り返して熨斗紙からフォールも2。

 茉莉はサッカーボールキックから奈落落とし。フォールも2。

 茉莉はハイキックからバズソーキックも、避けたさくらがコーナーを駆け上がりブーメランクロスボディからロープに飛んでスタンディング式の笑顔120%式バックラッシュも2。
 笑顔120%スクールボーイで3カウント。

さくら「勝ったぞー!!さくら、KINGになりました。茉莉さん、半年前のベルト戦から、ずっと茉莉さんから、私がベルトを取りたいってずっと思ってました。でも、こうやって、茉莉さんからベルトを取って、これで、KINGベルトをとったからって、これが最終地点ではありません。私が、こうやって、巻くだけじゃない。もっともっと、アクトレスガールズっていうジャンルを、広めていくことが、このベルトを巻いた責任だと思っています。もっともっともっと、この後楽園ホールを、満員にできるぐらいのエネルギーを、ここにこうやっている仲間たちと一緒に、アクトレスガールズを、もっともっと大きく大きく、私がしてみせます。私はこのKINGベルトを、笑顔と、勇気の象徴として、これから、この私が、みんなに、希望を与えられる!そんなベルト!そうやってこのKINGベルト、していきます!それが私の中の最高です!応援してくださった皆さん、ほんとにありがとうござました。アクトレス、最高~!」

<試合後コメント>

茉莉
「……ベルトなくなっちゃいました。今のアクトレスガールズで負ける気はしなかったんですけど。でも『ベルトを持ってゴールじゃない』ってさくらも言ってましたけど、本当にそのとおりだと思うので。私がKINGベルトをメチャメチャ重たくしといたんで、そのベルトにどんな感じで押しつぶされてくれるのか楽しみです」

水嶋さくら
「アクトレスガールズ後楽園ホール公演、ありがとうございました!KINGベルト、茉莉さんのKING戦、半年前に茉莉さんと闘って敗れて。やっぱり茉莉さんから『お前が獲りに来いよ』って言われた言葉をずっと覚えてて。私が獲りたいとずっと思ってた中で後楽園ホールでまたカードを組んでいただけて、本当に本当に、まずはそれが嬉しかったし、光栄だったし、絶対にここで茉莉さんからベルトを獲るんだと改めて気が引き締まる思いで今日臨みました。でも、もう今までにない緊張感で、ずっと手が震えてたりとか、涙が出そうなくらい、始まる前から緊張してて。でも、それは相手が茉莉さんだからこその武者震いというか。今持てる自分の全部をぶつけて、こうやって今日ベルトを獲ることが出来て。でもさっきマイクで言ったんですけど、ここがゴールじゃなくて。今まで茉莉さんがベルトを巻いてアクトレスガールズを引っ張っていってくれたように、私自身ホントにまだまだだけど、私もこういう熱さとかそういう気持ちとか、もっともっとアクトレスガールズの中にも外にも伝染していけるような、そんな熱いチャンピオンとしてこれから頑張っていきたいと思ってます」

第7試合


 お互いローで牽制し、夏葵がロー連打からロープに振ると、バックの取り合いから夏葵がアームホイップで投げ捨てる。
 夏葵が走り込むとブーメランアームホイップからドロップキック。さらに背中にミドルキック連打からフォールも2。

 夏葵はコーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらに逆コーナーに振ろうとするが、茉莉乃がエルボー連打から串刺しドロップキック。茉莉乃はチキンウィングフェイスロックを狙うが夏葵はすぐに足をロープに伸ばしブレイク。

 夏葵のローと茉莉乃のエルボーの打ち合いへ。茉莉乃はエルボー連打も夏葵は水面蹴りで倒して背中にサッカーボールキック。
 夏葵は投げようとするが、茉莉乃はボディスラムからフォールも2。

 茉莉乃は脇固めも夏葵はロープに足を伸ばしブレイク。

 バックの取り合いから茉莉乃が足を掴んで倒し、逆片エビ固めも夏葵はロープを掴みブレイク。

 茉莉乃はコーナーに振って走り込むが、夏葵はブーメラン延髄斬りからフォールも2。

 夏葵は袈裟固めで捕らえるが、茉莉乃はロープを掴みブレイク。

 夏葵はロープに押し込みミドルキック連打。ロープに飛ぶとスライディングニーを突き刺し、さらにコーナーに登るも茉莉乃が走り込みジャンピングエルボーでエプロンに落とす。
 茉莉乃はエプロンを走り込んでの低空ドロップキックで場外に落とし、場外でのエルボーの打ち合いへ。夏葵がハイキックで倒すと、コーナーに登り場外へのダイビングフットスタンプを投下。
 リングに戻りフォールも2。

 夏葵はローキックを叩き込んでいき、髪を掴んで引き起こすと投げようとする。着地した茉莉乃がソバットからロープに振ると、ミドルキックで蹴倒しコーナーに登る。だが夏葵がエルボーから正面に上り、ハイキックから雪崩式ブレーンバスター。
 夏葵はコーナーに上り、ダイビングニーを発射するが、避けた茉莉乃に走り込みジャンピングニー。
 ぐったりとする茉莉乃の背中にストンピングから引き起こすが、茉莉乃がガットショットからのドロップキック。ダブルダウン。

 夏葵がマウントエルボー連打。返した茉莉乃とエルボーの打ち合いに。これを制した茉莉乃がフォールも2。

 茉莉乃はチキンウィングフェイスロックで捕らえるが夏葵はロープに足を伸ばしブレイク。

 茉莉乃はロープに飛ぶも、夏葵は顔面に膝を叩き込んで迎撃し、ローからトラースキック。さらにハイキックからフォールも2。

 夏葵はロープに飛ぶも、茉莉乃は追走ドロップキックからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 茉莉乃はロープに飛んでヒーローキックからフォールも2。

 茉莉乃は投げようとするが、夏葵がサムソンクラッチも2。

 夏葵はハイキックからキューティースペシャルも2。

 夏葵はロープに飛んでスタンディング式のSunlight KneeAttackからフォールも2。

 夏葵は走り込むが、茉莉乃は正拳突きで迎撃するとMRNスマッシュ!で3カウント。

茉莉乃「AWGベルト、とったぞー!そして、今日、夏葵に勝てました!夏葵、私達は、アクトレスガールズを背負っていくうえで、まだまだなところもあります、だから、お互いこれからも頑張っていきましょう。今日はありがとう本当に!(夏葵と握手)このベルトは重いです。めちゃくちゃ重いです。重圧は半端ないです。でも、これを成長の糧にして、どんどん、新しいアクトレスガールズの新時代を作り上げたいと思います。今日はアクトレス5にベルトが2本来ました!これからは、アクトレスガールズを、アクトレス5が盛り上げ、どんどん人気にして、最高のアクトレスガールズにしていきたいと思います。皆さん、ありがとうございます。ありがとうございます。アクトレス!最高!!(大きな拍手を受けて)みんな、上がってきて。アクトレス5、2本ベルトとった。これからどんどん、アクトレスガールズを盛り上げていきます!よし!みんな!いくぞ!」
ゆい「おぅ!」

茉莉乃「アクトレス~ファイブ―!ありがとうございます!(集合ポーズを決めて拍手を浴びる)それでは本日登場した皆さん、リングに上がってきてください。登場した皆さんです。お願いします。はい、皆さんTシャツを脱いでください。早く、はよ、はよ。ゆふぁ、ゆふぁも(前に出す)梨央は?梨央?(梨央も前列へ)はい、いかがでしょうか?それでは皆入って・・・写真撮影じゃないわ。写真撮影あるのかと思った、ごめんなさい。はい、じゃあいきます!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~!!!」

<試合後コメント>

夏葵
――今回ベルトを落とす結果となってしまった
「個人的には5回目の防衛戦で、これまで4度防衛してきたんですけど。AWGシングル王者がこれまで6回防衛している(※初代王者の青野未来)ということで。個人的には7回防衛、それよりももっと防衛数を増やすことを目標にしていたので……。今回ベルトを落とす結果になって、応援してくださった皆様に申し訳ないなと思ってます。茉莉乃ちゃんはこれまでアクトレス5のリーダーとして、5のアクトレスガールズを引っ張ってきていたので、ホントに、ホントに悔しいけど、彼女自身がきっと今回ベルトを持ったことによって、きっともっとアクトレスガールズを上に持っていってくれると思うし、私もそれに負けないように努力を重ねていきたいと思います」

――またAWGベルトに挑みたいか
「今回私はまたチャレンジャーに戻ってしまったわけですけど、この数ヶ月ベルトを持っていたことを糧にして、もっと上を目指していきますし、今日チャンピオンになったさくらや茉莉乃よりももっと存在感のある、もっと見てくれるお客さんを魅了できるキャストになりたいと思ってます。そしてもちろん、また自分の腰にAWGシングルベルトを巻こうと思っています。……ちょっと今回、もっとポイント突き放せたと思うんですよ。でも結果的にポイントが敵わない結果に最終的にはなってしまったので。まずはもっと自分にできること、そして……運を上げるために、今日からゴミ拾いから始めようかなって思います。でも変わらずアクトレスガールズは前を向いて進んでいくので、これからも応援よろしくお願いします」

才原茉莉乃
「第6代シングル王者……このベルトが出来た頃からもちろんいるんですけど、まず1年前には挑戦するとも思ってなくて。まさか巻くとは思ってなくて。いや、嬉しです。ホントに嬉しいし、ビックリのほうが……『夏葵に勝てたんだぁ』っていう驚きのほうがありますね。そもそも夏葵とシングルもこれが初めてで、夏葵ちゃんの闘い方とかは見てたし、今までのベルト戦もメチャメチャ見てたから、ホントに強いから、ホントにどうやって勝とうかなって気持ちはメチャメチャあって。パワー的には勝てるんじゃないかなって思うので、とりあえずパワーでどんどんやろうと思って。そしたら、勝てて。ホントにビックリして、して……嬉しいです、ホントに。いや、まあ、アクトレス5でベルトを2本持つと正月とかに言ってたんですけど、まさか3月に2本獲れるとは思ってなくて。やっぱり2025だけあって、アクトレス5の年だなっていうのを痛感してます。さくらと2人でリングの上で最後写真撮ったりできたし。さくらは私の試合の前だったから応援はできなかったけど、ちゃんとベルトも獲ってきてくれて。これからGENKI戦隊アクトレス5の時代がやってきますし、そうしなければいけません。でも巻いたからといって強くなったわけでもないし、まだまだ努力しなくちゃいけないところや、もっともっと出来ることがあると思います。しかも、待っているのが防衛戦。それが一番怖いです、今のところ。でも運だけはあるので。ビックリするくらい運だけは、ベルト戦じゃないポイントマッチも運だけは死ぬほどあったので、これからも、もちろん実力も努力も頑張りますし、皆さんの応援をもっともっと糧にして運も味方につけて、誰よりも防衛できるように頑張っていきたいと思いますので、ベルトを持った才原茉莉乃。不屈の心で、不屈のアベンジヒーローとなった私、これからももっともっと真のヒーローになっていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。不屈の心で頑張れば!誰でもヒーローになれます!誰でも勝てます!だから今悩んでる人とか、つらいことがあった人でも、絶ッ対に努力は実を結ぶし、心が折れなければ絶対に勝ち残ることができます!これからも私はアクトレス5のリーダーとして、アクトレスガールズのAWGシングル王者として頑張っていきたいと思います。これからもキラキラ頑張るアクトレスガールズをどうぞよろしくお願いします!」

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