【試合詳細】3・11 マリーゴールド新宿FACE大会 高橋奈七永vsビクトリア弓月 桜井麻衣&青野未来&ちゃんよたvs CHIAKI&メガトン&ギガトン 林下詩美&後藤智香vsボジラ&松井珠紗 田中きずなvs野崎渚 MIRAIvs勇気みなみ 翔月なつみvs瀬戸レアvs咲村良子

『Marigold Spring Victory Series 2025』
日程:2025年3月11日(火)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
観衆:305人
▼3WAYマッチ 15分1本勝負
○瀬戸レア
5分41秒 オースイ・スープレックス
●咲村良子
※もう1人は翔月なつみ
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○MIRAI
9分44秒 ミラマーレ・ショック→片エビ固め
●勇気みなみ
▼シングルマッチ 15分1本勝負
●田中きずな
10分52秒 ノアール・ランサー・ハイ→体固め
[Darkness Revolution]○野崎渚(フリー)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
林下詩美/●後藤智香
8分19秒 ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
[Darkness Revolution]○ボジラ/松井珠紗
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
桜井麻衣/青野未来/○ちゃんよた(PPPTOKYO)
10分2秒 永田裕志直伝ナガタロックII
[Darkness Revolution]CHIAKI/●メガトン/ギガトン
▼パッションカウントダウン 20分1本勝負
○高橋奈七永
19分1秒 チャナラッカ☆百→エビ固め
●ビクトリア弓月
Marvelous勢が襲来し“ロッシー小川vs長与千種”の全面抗争勃発!MIRAIが3・11の試合で勇気に“諦めない心”を教える
第1試合
試合が始まるなり咲村が翔月にドロップキック。瀬戸も翔月に串刺しバックエルボーからフェイスバスター。咲村が翔月に低空ドロップキックを突き刺し場外に出す。
咲村と瀬戸でロックアップからリストの取り合い。瀬戸が小手返しから腕ひしぎも翔月がカット。
瀬戸は翔月にエルボー連打でロープに押し込むと、咲村も走り込み2人で翔月をロープに振ろうとするが、翔月は同士討ちさせると2人まとめてロープ際で喉元を踏みつけていく。
これを離すとまとめて蒼魔刀から、咲村にヘアーホイップ連発。咲村にケンカキックから再度ヘアーホイップを狙うも、咲村がエルボーで返すと翔月も強烈なエルボーからヘアーホイップで投げ捨てコーナーで顔面を踏みつける。これを離すと串刺しダブルニーからフォールも2。
瀬戸が走り込み二人まとめてネックブリーカードロップから、翔月の足に組み付いてアキレス腱固め。翔月もアキレス腱を取り返すも、瀬戸が絞って伸ばし翔月はロープを掴みブレイク。
瀬戸がロープを使ったヒールホールドから、ロープに飛ぶも翔月はドロップキックで迎撃。
咲村が翔月にドロップキックから瀬戸をボディスラムで叩きつけてフォールも2。
咲村は瀬戸に蜘蛛絡みも瀬戸はロープを掴みブレイク。
翔月がエプロンから瀬戸の髪を掴んで動きを止め、咲村がエルボー連打。咲村が振りかぶってのエルボーも、瀬戸が避けて翔月にヒットし場外に吹っ飛ぶ。
瀬戸はロープに飛んで咲村にドロップキックからロープに飛ぶが、咲村は追走ニーからロープに振ろうとするも、逆に振った瀬戸が追走後方回転エビ固めからのオースイ・スープレックスで3カウント。
<試合後コメント>
翔月なつみ
「今日は、自分も高橋奈七永選手にパッション注入してもらったばっかなんで。あとの2人もパッション注入してもらったことのある選手ってことで、熱い闘いを期待してたんですけど。なんか予想以上に咲村もレアも目は死んでなかったというか。気付いたら終わってて……なんか気付いたらお客さんにポテトチップスもらってた。まあこれ食べてちょっと後輩の勢いも嬉しく感じつつ、自分も栄養つけて頑張りたいと思います」
咲村良子
「……レアさんの、なんか初めての丸め込みで、押さえられたのが丸め込みで負けるの悔しです。頑張って初白星目指して練習します」
瀬戸レア
「今日3WAY、対角になつみさんがいたということで、3WAYとはいえ私はなつみさんからギブアップか3を獲りたいなと思って挑んで、今回足攻めをさせていただいて。絶ッ対ギブアップ獲れると思ったんですけど、獲れなかったですね。すごい粘り強い、なつみさん。でも今日の咲村さんの、自分のオースイ・スープレックスで3獲れた、なつみさん私に油断してたんじゃないですかね。油断しないで下さい、瀬戸に。瀬戸に油断をし続けないで下さい」
第2試合
勇気が握手を求めるも、MIRAIがビンタを叩き込む。両者一度下がり試合開始。
ロックアップからロープ際で押し込み合い、MIRAIがクリーンブレイクも勇気はドロップキック連発から投げようとする。逆にMIRAIがボディスラムを連発しフォールも2。
MIRAIは首投げからサッカーボールキック。さらにコーナーに振って串刺しラリアットから逆エビ固めで捕らえるが、勇気はロープを掴もうとするもMIRAIはリング中央に引きずり絞っていく。勇気の心が折れそうになるとMIRAIは「お前諦めんのかオイ!折れんなよ!」と鼓舞。勇気は叫びながら必死にロープを掴みブレイク。
勇気は膝立ちでエルボー連発。MIRAIは受け切り強烈なエルボー。さらに投げようとするが、勇気が逆にボディスラムからフォールも2。
勇気は首極め腕卍もMIRAIはロープに足を伸ばしブレイク。
勇気が走り込むもMIRAIはカニバサミでロープに叩き込み、背中に低空ドロップキックから逆エビ固め。
勇気は必死にロープを掴みブレイク。
MIRAIは髪を掴んで引き起こし、ボディスラムからフォールも2。
MIRAIはバックドロップからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
MIRAIの足に勇気がしがみつくが、MIRAIはストンピングから膝立ちで両手を広げて「来い」と挑発。勇気はエルボー連打で倒しマウントエルボー連発。さらに引き起こして投げようとするが、MIRAIはエルボー連打で逃れて走り込むも、勇気はカウンターの河津落としからロープに飛んでドロップキック。
再度ロープに飛ぶがMIRAIは追走ラリアットから投げようとするも、勇気は南の風も2。
勇気は走り込むが、MIRAIが担いでバックフリップからフォールも2。
MIRAIはミラマーレショックで叩きつけ3カウント。
試合後にはMIRAIが勇気に手を差し伸べてガッチリ握手。試合を通して“諦めない心”を伝えた。
<試合後コメント>
MIRAI
「3月11日っていうこの大事な日に勇気みなみとシングルマッチを組まれて、最初はどうなるかなって思ってたんですけど、今は今日という日に勇気とシングルマッチ組まれてよかったなと自分は思ってます。早々に折れそうになってたけどさ、あのあとやられてもやられても立ち上がる気持ちを自分は感じたよ。お客さんはみんな勇気のことを応援してた。何度やられても立ち上がる勇気にお客さんもすごい乗ってたね。自分が伝えたいプロレスを勇気が見せてくれたんじゃないかと思います。勇気、まだまだだけど、その気持ちを持ってたから必ず上に行けるから。折れるな!」
勇気みなみ
「今日は試合中に思わず心が折れそうになってしまって……。なにをしてもなにをしても相手は倒れなくて……。でも、絶対勝ちを諦めない。何回投げられても何されても立ち向かう選手に私はなりたくてプロレスラーになったことを今日MIRAIさんが思い出させてくださったので。私はもっと自分が人を元気にさせられるプロレスラーになりたいとまた思ったので、また明日から頑張ります」
第3試合
腰の負傷で欠場していた田中は復帰戦。相手が憧れの野崎ということもあってか入場時から涙ぐむ。
ロックアップから野崎が両手を広げて耐えていき、そのままロープに押し込むもクリーンブレイク。
野崎のブレイジングチョップを避けた田中がロープに飛んで飛び蹴りから前蹴り。さらにコーナーに振って串刺しドロップキックから、ロープに飛んでネックブリーカードロップ。
エルボーの打ち合いから野崎がエルボー連打。さらに走り込むが田中は脇固め。ロープを掴もうとした野崎に田中がストンピングからロープに飛ぶが、野崎はカニバサミでロープに叩き込み、ロープを蹴り上げてからケンカキック。さらにおしゃれキックから踏みつけフォールも2。
野崎は首を踏みつけていき、レフェリーに注意されるとロープに飛んでビッグブーツ。避けた田中が低空ドロップキックから足へのローキック連打。さらにアンクルホールドで捕らえるが野崎はロープを掴みブレイク。
田中は投げようとするが、耐えた野崎がボディに膝蹴り連発からスリーパー。さらに大外刈りからフォールも2。
野崎はドルミルで捕らえるが、田中は膝へ肘を押し付けてグリグリして逃れ、足へのローキック連発から引き起こす。だが野崎は右ストレートを叩き込み田中は大の字に。
野崎は髪を掴んで引き起こし、コーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらにコーナーに登るも田中は正面に上りエルボー連打。田中はビンタからフェイスロック。これを離して落下させるとミサイルキックからフォールも2。
野崎はスリーパーで捕らえ、ドルミルで絞りあげるも田中はロープを掴みブレイク。
野崎はボディへのビールマンキックから髪を掴んで引き起こすも、田中はエルボー連打。野崎はビッグブーツも、田中はハイキック連発。野崎はソバットからビッグブーツで倒す。田中は必死にローキック連打からミドルキックも野崎はキャッチするが田中は足を掴んで引き込み膝十字。野崎はロープを掴みブレイク。
田中はコーナーに上りミサイルキックからフィッシャーマンズスープレックスホールドも2.
田中はRe:Dreamを狙うが、野崎が逃れると後頭部を蹴りつけ、さらに顔面へのソバットからレインメーカー式ビッグブーツを狙うが、田中は切り返してローキックからバズソーキック。さらにロープに飛んでスライディングニーからフォールも2。
田中はRe:Dreamも2。
田中はロープに飛ぶが、野崎はビッグブーツで迎撃し、さらにレインメーカー式ビッグブーツからロープに飛んでノアールランサー。フォールも2。
野崎はノアールランサー・ハイを突き刺しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
野崎渚
「まさかのね、田中きずな復帰戦の相手にノザキ様が選ばれたわけなんだけど。なんでだろうって思ったね、最初。もちろん過去があったとしても、今を見なきゃいけないんだったら、リミットが近づいてる、私よりも年季の入ったパッションがいるんじゃねーのって思ったけど。でもどうやら田中きずなが望んだらしいんで。だからどんなもんかと。復帰戦、久々の試合だからとか関係なくガッツリせめてやろうと思ったんだけどさ、まさかアイツ、よく腕とか絞ったりするイメージが……アイツ、いつの間にか足攻められるようになってんじゃんと思って。彼女なりの成長、勢い。ただ復帰するだけじゃなくて、なにか1つ得て帰ってきたのは肌で感じて。そこだけは褒めてやってもいいかなと。ただね、まだまだノザキ様、元気だよ。もっともっとノザキ様にダメージを与えられるくらい、田中きずな、強くなってみろよ」
田中きずな
(※しばらくすすり泣いてからコメント開始)
「今日は、復帰戦だったんですけど、私はそれ以上に、復帰戦ってこと以上に、野崎さんと対戦できることが、対戦できることを考えて今日試合に挑んで……。この会場は前団体のラストマッチをやった以来の試合で、正直、あの頃の弱い自分を思い出しちゃうから、この会場にトラウマがあって。でもそれに全部打ち勝って今日野崎さんとのシングル、しっかり挑まなくちゃいけなかったのに……ホントに……悔しくて。今私がプロレス続けられてるのも、ホントに野崎さんのおかげなので、ホントに悔しいしか言葉が出てこないんですけど、プロレス、これからもずっと続けてたらいつかまた野崎さんと闘わせて、シングルまた出来る機会も来ると思うので、下ばっかり向かずにしっかりとまた今日から再スタートということでしっかり頑張っていきます」
第4試合
先発は松井と後藤。後藤が腕を伸ばすも、手が届かないとみた松井がボディにソバットからロープに飛んでドロップキック。受けきった後藤がエルボーも、避けた松井がサミングからロープに飛んでドロップキック。さらにロープに飛んでスライディングキックで場外に叩き出すと、そのまま場外乱闘へ。
リングに戻りフォールも2。
松井が正面ロープにくくると、ボジラがエプロンからチョップ連発から松井が背中へランニングニー。フォールも2。
松井は投げようとするが、後藤が耐えるとエルボー。ロープに飛ぶが詩美がエプロンから蹴りつけ、後藤がエルボー連打からロープに飛ぶ。松井は追走してカサドーラを狙うが、後藤はそのまま力任せにリバースジャイアントスイング。そのままフェイスバスターからフォールも2。後藤は詩美にタッチ。
詩美はロープに飛んでラリアットも、避けた松井がボジラにタッチ。
ショルダータックルのぶつかりあいから、ボジラが打ち勝ち、ボジラが串刺しボディスプラッシュからリバーススプラッシュ。避けた詩美が低空ドロップキックからロープに飛んでスライディングラリアット。詩美は後藤にタッチ。
後藤はケンカキック連発から背中にハンマーブロー。さらにエルボー連打から串刺しヒップアタック。フォールも2。
後藤はロープに飛ぶが、ボジラはラリアットで迎撃しフォールも2。
ボジラは担ぐが、着地した後藤がラリアット連発。ボジラが腕を巻き込んでブレーンバスターから松井がそこへダイビングフットスタンプ。ボジラがセントーンからフォールも詩美がカット。
後藤はビッグブーツ連発からロープに飛ぶが、ボジラはヘッドバッドで迎撃し、ネックブリーカードロップからフォールも2。
ボジラは投げようとするが、詩美がエルボーでカット。さらにエルボーから後藤がスクールボーイも松井がカット。
後藤は投げようとするも、ボジラが逆にみちのくドライバーIIからフォールも詩美がカット。
ボジラは詩美をラリアットで場外に叩き出し、後藤をパイルドライバーで突き刺し3カウント。
松井「ボジラ~やっぱりボジラがイチバーン!ボージーラ!ボージーラ!ボージーラ!その、赤いベルトさぁ、返上するなら今のうちじゃない?後楽園で、こんな嫌な思いしたくないでしょ」
詩美「おいクソチビ、おい、お前らな、舐めんのもいい加減にしろよ。お前(ボジラ)も、私がぶん投げてリングに沈めてやるよ」
<試合後コメント>
ボジラ&松井珠紗
松井「OK、ボジラ!ユー・アー・ネクスト・チャンピオン♪」
ボジラ「私は負けるために日本に来たわけではないんだ。私はまた勝った。これでまたマリーゴールド・ワールド・チャンピオンに近づいたな。私たちは勝った……ということはなにをすればいい?そう、飲むぞ。飲んで騒ぐぞ!」
松井「……?YES!(笑)よくわかんないけど、ごめん(笑)今波に乗ってるのはDarkness Revolution一択でしょう!ということで、チャンピオン、レッツゴー♪」
ボジラ「Let‘s GO♪」
林下詩美&後藤智香
後藤「……詩美さん、すみません。詩美さんが必ずこの赤いベルトを後楽園で守るって私は信じてます。すみません、今日足引っ張って」
詩美「いや、全然。むしろ助けに行けなくて申し訳ない。ここ最近チャンピオンとしては不甲斐ないことばかりで。でも私はチャンピオンでありマリーゴールドのエースなんで、下向いてるばっかでいるわけにはいかないんで。タイトルマッチ、必ずボジラを投げてリングに沈めます」
第5試合
Darkness Revolutionが殴りかかり試合開始。ちゃんよたを正面ロープにくくりCHIAKIは顔面に足を押し付けていくが、ギガトンはリング下でポーズをきめてアピールし、メガトンは猫をあやすように顎を撫でていく。
CHIAKIとギガトンがロープに飛んで次々ちゃんよたの背中にランニングエルボー。メガトンもボディスプラッシュからフォールも2。
メガトンは引き起こすと、「がおー!」と威嚇してから胸を鷲掴みに。悲鳴を上げたちゃんよたはビンタを叩き込み、メガトンはギガトンにタッチ。
ギガトンは胸へのダブルチョップ連発から胸を鷲掴みに。さらにヘアーホイップからコーナーで顔面を踏みつけていく。
これを離すとフェイスバスターから指を踏みつけ、指へのフットスタンプからブレーンバスターを予告するも、ちゃんよたが逆にブレーンバスターから桜井にタッチ。
桜井は串刺しビッグブーツから足を刈って座らせ串刺しケンカキックを顔面に叩き込む。フォールも2。
CHIAKIが出てきて桜井にエルボーから、2人でロープに振るも桜井は同士討ちさせ、まとめてドロップキックからフォールも2。
桜井はロープに飛ぶが、ギガトンはショルダータックルで迎撃する。だが桜井はビンタからバイシクルキックを叩き込み、おパラダイスロックから青野にタッチ。
青野は低空ドロップキックから串刺し低空ドロップキック。さらに首投げからサッカーボールキック連発。ケンカキックからPKも、避けたギガトンがスクールボーイも2。
青野はローキックからエルボー連打でロープに押し込み、ロープに振るが、CHIAKIがギガトンの背中にタッチしギガトンは青野にネックブリーカードロップ。ギガトンはフォールするもタッチされているためカウントは叩かれず。
CHIAKIはギガトンを場外に投げ捨て、青野にストンピング連打からロープに押し込み顔面ウォッシュ。
さらに投げようとするが、耐えた青野がミドルキック。キャッチしたCHIAKIがサミングからロープに飛ぶも、青野は追走ラリアットからキャプチュードも2。青野はちゃんよたにタッチ。
ちゃんよたはエルボー連打からロープに飛ぶも、CHIAKIは避けるとスピアーからフォールも2。
CHIAKIは担ごうとするが、耐えたちゃんよたの髪を掴んで引き倒し、ギロチンドロップからフォールも2。
CHIAKIはアイアンクローでロープに押し込むが桜井がカット。
桜井とちゃんよたでロープに振るが、CHIAKIはまとめてコードブレイカーからアイアンクロースラムを狙うも、切り返したちゃんよたが延髄斬り。ショルダータックルのぶつかり合いでお互い倒しあうと、CHIAKIが担いでムーンウルフからフォールも青野がカット。
ちゃんよたがエルボー連打も、CHIAKIが切り返してエルボー連打からロープに振る。だがちゃんよたがジャンピングショルダータックルで吹っ飛ばす。CHIAKIはメガトンにタッチ。
メガトンは左右の袈裟斬りチョップからメガトン波。だがちゃんよたは「効かねーんだよ」とヘッドバッドを叩き込み、ロープに飛んでスライディングラリアット。フォールもCHIAKIがカット。
青野と桜井がメガトンにサンドイッチラリアットから、ちゃんよたがエルボードロップを投下しフォールも2。
メガトンはギガトンから受け取った『ちゃんよた式「爆モテ♡ボディ」メソッド 自宅で完結‼90日で作るカッコいいカラダ』で殴りかかるが、避けたちゃんよたのボディにフルスイングして倒す。
メガトンがメガトンプレスを狙うも、ギガトンが後ろから走り込んでメガトンごとちゃんよたにプレス。そのままフォールも桜井がカット。
ギガトンが青野を、メガトンがちゃんよたを、CHIAKIが桜井をロープに振るが、ちゃんよたたちはそれぞれ迎撃し、桜井が蝶野直伝STF、青野が39ロック、ちゃんよたが永田直伝ナガタロックIIで捕らえギブアップを奪った。
桜井「ダークネスレボリューションの雑魚どもよく聞きなさい。お前お前お前、お前らさ、そんなふざけた格好してないで、もっとちゃんとやりなさい。ちゃんよた、言ってやってちょうだい」
ちゃんよた「お前らさ、筋トレ、してないだろ?筋肉は裏切らないんだよ。おい、せいぜい、私の本読んで、ギガトンと、メガトン?筋トレしろよ」
<試合後コメント>
青野未来&桜井麻衣&ちゃんよた
青野「無事、怪人退治、しっかり出来ました。ホントにやかましいのが今日も増えてましたけど、ボロ出まくりなんでDarkness Revolutionとか早く解散してください。もうこっちが懲り懲りなんで、もう大丈夫です」
桜井「あんなふざけた格好しやがって。マリーゴールドにそんな奴はいらないんだよ。もっと真面目にプロレスしろ」
ちゃんよた「私の本で殴りやがって。オイ、ギガトンだかメガトンだか名前がややこしくて覚えられねーんだよ!とりあえず今日は勝ったんで、もうね、これを機にちゃんと筋トレをして更生してほしいです」
CHIAKI&メガトン&ギガトン
(※CHIAKIがメガトンを冷たい目で見下ろしてから無言で去る。ギガトンは「フハハハハハハ!フハハハハハハハハハ!」と笑って去る)
メガトン「またぁ!固め技でギブして。これから、だんす、だん、第3形態に行くから、みんなメガトンから目を離すなよ。待ってくれぇ……待って……(※這いながら去った2人を追いかける)」
第6試合
手4つを狙いながら弓月がタックルを仕掛けるも、奈七永が潰してリストの取り合いへ。
奈七永が足を絡めてグラウンドの攻防になると、弓月が回転してリストをとってスタンドへ。
リストの取り合いから奈七永がそのままコーナーに叩きつけ、チョップからコーナーに振って走り込むが、弓月はブーメランミサイルキックで場外に叩き出す。そのまま場外乱闘へ。
奈七永が弓月の顔面を客席に叩きつけていくが、弓月も客席に叩き込んでお返し。さらに客席のテーブルを走り込んでのプランチャから、イスをリングに投げ入れてリング中央に向かい合わせにセットし座って待つ。奈七永もイスに座り、向かい合ってのビンタの打ち合い。奈七永が前蹴りで倒すと、イスを弓月に叩き込んでから髪を掴んで引き起こし、ブレーンバスターからフォールも2。
奈七永はリバースインディアンデスロックのまま受け身を取って絞っていき、さらに髪を掴んで絞りあげる。再度受け身を取ってから絞り、これを離すと変形キャメルクラッチ。弓月はロープを掴みブレイク。
奈七永は髪を掴んで引き起こし、エルボーでふっ飛ばして背中にハンマーブロー。膝立ちで弓月はエルボーも、奈七永は膝蹴りで倒して後頭部を踏みつけていく。さらにバックドロップから引き起こすが、弓月はエルボーを打ち込んで反撃。エルボー連打を受けきった奈七永に弓月が走り込むが、奈七永はカウンターのサイドバスターからフォールも2。
奈七永はロープに振るが、弓月はコルバタから顔面への低空ドロップキック。フォールも2。
弓月は投げようとするも、耐えた奈七永にソバットからロープに飛ぶが、奈七永は足を刈って倒しアンクルホールド。弓月は下から蹴り上げて逃れると、走り込んできた奈七永の足を刈って倒しアンクルホールド。
奈七永も下から蹴り上げて逃れようとするが、離さない弓月が足へのストンピング連打から足4の字で捕らえる。奈七永はロープを掴みブレイク。
弓月はロープを使ったアキレス腱固めから、足への低空ドロップキック。ロープに飛んで再度足への低空ドロップキックから足4の字で捕らえて絞り上げる。奈七永はロープを掴みブレイク。
弓月はロープに足をかけて蹴り上げ、串刺しドロップキックも奈七永はすぐにショートレンジラリアットでなぎ倒す。
奈七永は担ぐとカナディアン式ストマッククラッシュから走り込む。だが弓月はショルダースルーで場外に落とし、コーナーからのプランチャを投下。
リングに投げ入れた弓月がミサイルキックからロコモーション式ダブルリスト・アームサルトも2。
弓月はムーンサルトプレスを投下するが、避けた奈七永がスライディングDからフォールも2。
奈七永は走り込むが、弓月がローリングアローも2。
弓月はジャーマンを狙うも、切り返した奈七永がショートレンジラリアットでなぎ倒し、ワンセコンドEXを狙うが弓月はビンタからトラースキック2連発。さらに顔面へのソバット3連発からフォールも2。
弓月はムーンサルトプレスを投下しフォールも2。
奈七永がバックドロップも弓月はトラースキック。奈七永はラリアットからフォールも2。
奈七永はナナラッカからフォールも、弓月が切り返して丸め込むが2。
弓月はトラースキックからコーナーに登るが、奈七永がヘッドバッドからチャナラッカ☆百で叩きつけフォールし3カウント。
奈七永「ありがとパッショーン!弓月!おいお前!ほんとにさ、ほんとにお前さ、キャリア2年目?見えないよね?肝っ玉座ってんなテメーこら。なかなかいい根性してるよ。でもな、高橋奈七永引退前のシングルで、勝者は高橋奈七永、敗者はビクトリア弓月、これが現実だ。お前は、一生!この負けを、覚えとくんだな」
弓月「ふざけんじゃねーぞコラ!おい、悔しくて悔しくてたまんねーんだよ。オイだから、4月、14日、パッション興行やるよな?ナナモモの相手、決まってねーよな?その相手、やらせろ!」
奈七永「おいテメーよ、人に物頼む態度かそれ。どう育って生きてきたんだ今まで、でもプロレスラーとしては頭がオカシイほうが絶対上に行けるからな!もっともっと!狂えお前は、狂って狂って、4月14日、ナナモモの対角に立ってください・・・それはちょっと検討させてください。ちょっと一個もう一個、北側の、ステージの、マーベラス軍団、あらため、パッション応援団の皆さん、今日はパッション応援に来てくれてありがとうございました。でもよ、でもよ、ちょっとリングに上ってこいよ。(マーベラスの選手たちがリングへ)あのさ、マーベラスの皆さんさ、後楽園の時も来てくれてパッションパッション言ってくれて、ね?プロレスが好きなのか、よっぽど、暇なんですね(笑)マーベラス、マリーゴールドが好きなのか、高橋奈七永が好きなのかな?いや暇なのか」
彩羽「暇じゃねーよ。奈七永さん、自分新人の頃、奈七永さんにパッション注入してもらいましたよね?」
奈七永「しましたね」
彩羽「で奈七永さんが引退されると。自分は、奈七永さんと試合がしたいです。そのために、後楽園も見に行ったし、今日も来たし、自分は、ちゃんとお金払ってアピールしてましたよ。ただ!ただ!たださ、ここだけの闘いじゃなくてさ、自分、もう成長して、こんだけの後輩ができて、プライド持ってるんですよ。奈七永さんも、マリーゴールドの選手、抱えてますよね?教えてますよね?プライドありますよね?そこも、一緒に勝負しませんか?」
奈七永「闘うってことね。おう、闘うってことだったら話はちげーな。おう、マーベラス対、マリーゴールドの、対抗戦だよオラ!」
彩羽「全面戦争だよ。おいマリーゴールドの選手お前ら何してんだオラ!お前ら下で寝てんじゃねーぞこいよオラ!(選手がなだれ込み乱闘に)」
奈七永「おいおいおいはいはいはいはいはい、おい!おい!ハイハイハイハイその気だったらおもしれーな。3月20日後楽園、誰か出てこいよコラ!」
暁千華が服を脱ぎ捨ててコスチュームで「自分がいきますよ!」と奈七永と向かいあい、双手刈りからボディプレスで潰す。そのまま両軍入り乱れるが、奈七永は髪を掴んで千華を引き起こすとお互い髪を掴んで睨み合う。
彩羽「千華いいね。お前試合する気で来たな今日。おいやってやるよ今からでもいいよ!でもな、うちはコスチューム着てきてねーんだよ。だから3月30日、おい一緒に行くぞ。まあでもさ、あれだね、あれ。もっと、奈七永にしごいて貰ったほうがいいよ、今日見たけど。な?」
奈七永が彩羽に掴みかかり両軍乱闘へ。
彩羽「おいやめろコラ!おい!3月30日じゃ終わらせないよ?なんだったら全員、3つとってやるよ。そこまでやってやるよ。なぁ!美桜も、お前、復帰したら一人でやってやるよな?じゃあ、小川さんよろしく。3月30日、長与千種対ロッシー小川の闘いでもあるんで」
マーベラスはリングを降りる。
奈七永「おいそうなったらよオイ!マリーゴールド!おい絶対に!マーベラスに!負けねーからなー!(円陣を組んで)マリーゴールド負けねーぞー!」
<試合後コメント>
高橋奈七永
「おう、情報量が多いなあこりゃあ。なにから行きますか?試合から行きましょうね。ビクトリア弓月、旗揚げであの子と対戦してマリーゴールドの歴史はスタートしました。そっから1年、同じような時間を……時間はね、みんなに平等だから。その時間の中で弓月がどんだけいろんなことを考えて、プロレスのことで悩んだり苦しんだり喜んだりしてきたのかっていうのが、あのときの試合とはまったく違う試合っぷりで、改めて体で感じました。スゲーよ。素直にスゲーと思う。だけど、弓月だから、弓月だからまだまだ行けると思う私は!だからあんだけ肝っ玉据わってんだから、アイツがエースになるつもりで、詩美さんの次だ桜井さんの次だ?そんなんじゃねーよ。お前が飛び越していけ!それでいい!それがいい!若いモンが元気に飛び抜けていかないとマリーゴールドの未来はないんで。アイツの熱い気持ちに私は未来を託したい。そう思いました。そして!Marvelous!こないだの後楽園に続き、わざわざみんなでご来場いただきましてありがとうございます。貴重な時間とお金を使っていただいて。まあ、彩羽匠が気持ちもあれば実力もあるのを私はすごい知ってます!だから試合することに異議はない。で、マリーゴールド若手。ホントにこの機にもっともっと真剣にプロレスに取り組んでほしいし、マリーゴールドがMarvelousに負けたらみっともないと思う。負けて掴めるものもあるかもしれないけど、対抗戦っていうものは負けちゃいけないんで。その激しさ・厳しさを、私からも叩き込みたいなって、そう思います。とりあえず3月30日、Marvelousの皆さん、待ってますんで。よろしくお願いします。まだまだ引退までテーマが目白押しなんで楽しみです。パッション!」
ビクトリア弓月
「高橋奈七永との、旗揚げ以来のシングル。今回も負けた。だけど、あの旗揚げ、私はメチャクチャ悔しい思いをしたんですよ。何も出来なくて。でも、今回2度目のシングルで、あのときとはまるっきり違うビクトリア弓月、スーパーフライのチャンピオンにもなって、あのときよりも色んな技を奈七永に刻み込んで。あのときとはまったく違う成長をしたビクトリア弓月を高橋奈七永にぶつけられたんじゃないかなって自分では思ってます。もうシングルで闘う機会は無いかもしれないけど、4月14日、パッション興行。私は悔しい悔しい思いを今回もしてるから、私もナナモモと闘わせて下さい。パートナーはまだ考え中だけど、私の考え抜いて考え抜いて、決めたパートナーを呼んできたいと思います。それと、Marvelous。ズカズカと乗り込んできやがって。団体対抗戦?望むところだよ。私だって団体背負って闘ってやる。奈七永だけじゃない。ここにも強い奴、いるっていうことを、マリーゴールドのエースを背負って、マリーゴールドの団体を背負って、勝ちに行ってやる。覚えとけ。ビクトリア弓月という名を覚えておけ」
<大会総括>
ロッシー小川
――Marvelous勢が乗り込んできて対抗戦をぶち上げていたが、マリーゴールドの代表としてどう受け止めているか
「ああやって堂々とリングに上ってきた以上、受けて立たなきゃいけないでしょう。交流するつもりはさらさら無いんで。あくまでも昔ながらの団体対抗戦。それも1回や2回で終わらない、そんくらいの。もっと業界自体が騒がしくなるような闘いをしたいと思います」
――3月30日の後楽園ホールがその開戦日となるか
「そうですね。とりあえずまだカードも発表してないんで。3・30が第一弾。向こうは暁千華って子がやる気満々なんで。我々も誰か選抜して、どういうカードになるか発表しますけど」
――後楽園での対抗戦は1試合のみか
「う~ん、どうなんだろ。今から考える。でもやるからにはね、やっぱり試合内容も含めて業界の話題になるようなことをしていかないと。一番イヤなのは単なる貸し借り。選手が足らないから1人借りて、とかよくあるじゃないですか。誰か欠場したからちょっと出るとか。そんなのやってる絡みではそんなこと一切ないし。我々も向こうに出ていきますよ。でも試合数的にはこっちのが多いから、こちらに来ることのほうが多いと思いますけど」
――ロッシー小川vs長与千種という構図になった
「それはその内闘うんじゃないですか?(笑)」