【インタビュー】『言葉に出来ない、だからパッションなんです』3.21旗揚げ二周年大会で高橋奈七永と激突!パッション越えを目指すZONESインタビュー!

2023年3月に生え抜き選手3名とともに旗揚げ、今年1月に新体制となった「プロレスリングEvolution」。旗揚げ2周年記念大会でメインを務める"パッションEvolution支部長"ZONES選手に雪が降る直前にお話をお聞きしました!
(収録日3月4日 聞き手:スレンダー川口 ⇒リンク https://x.com/slender_kg)
――最近いろんな団体で活躍されてますね。
「はい、出させていただいてます。オフは取るようにしてますけど、出稽古とかトレーニングを増やしているので、週に1回体を休める日が取れたらいいかな、ぐらいです。」
――団体ごとにカラーも違うでしょうし。
「全然違いますね。でも今レギュラーで出させていただいてる団体はみんな私に合うと思ってますし、好きですね。OZさん、P.P.P.TOKYOさん、仙女さんとかマッチメイクをすごく面白い当て方をしてくださるので、やってて楽しいですね。」
――仙女では先日ズドンとやられてましたね(↓こちらご参照ください)
https://x.com/ZONES_evo/status/1895767723319443668
「アハハ!やられました!(笑)」
――お返しにドロップキックをズドンと突き刺して。
「でもちょっとまだダメージが。あと何日かで直します(笑)」
――団体の枠を超えたゴジゾネス連合なんてめちゃくちゃ楽しみですよ。
「私も楽しみです!初のユニット所属なんです。」
――ユニット名に「ゾネス」も入ってますし。
「いやでもみんな「ゾネス」ではあるんですよ。山下さんはデスマッチアマゾネスですし、松本さんはもともとアマゾネス感あるし(笑)」
――御三方わざわざ言わなくても伝わるアマゾネス感持ってますもんね。いろんな団体で暴れて欲しいです。
「まだOZさんの中だけですけど、たくさん呼んでいただきたいですね~。ご期待ください!」
――ボディメイクのトレーニングも継続されてますが、プロレスのトレーニングと種類が違うと思うんです。大会が重なると困ることはないですか。
「でも全く違うことをしてるわけじゃないので。 もともと身体作りってやらなきゃいけないじゃないですか。 それをどれぐらい一生懸命やってるかの違いなので、別に違うとも思ってないですね。 ボディメイクはウェイトトレーニングなのでパワーもつきますし、体も大きくなります。プロレスのトレーニングが独特なので、道場の時はプロレス用のトレーニングをしますけど、ジムでやるのはボディメイクとプロレスどっちも使えるものっていう感じですね。」
――ボディメイクのコンテストだと傷とかあざとか得点に影響しませんか。
「確かに!(笑)」
――あら?気にしてなかったですか?
「芸術点みたいなものなので影響するかもしれないですね。でもファンデーションとかで隠せば何とかなると思います。ちゃんと身体が出来てれば多少マイナスになろうとも大丈夫なはずなので、まずは身体を作ることが先決ですね。あと傷・アザは気にしてらんないです(笑)」
――試合だけじゃなくファンイベントも完売続きで。青木さんとのトークイベント、めちゃくちゃ面白かったです。
「ありがとうございます!」
※ダイジェスト版はこちら!前後編ありますのでぜひ!
<<青木のマカロニ・スイシーダー>>
https://youtu.be/fpOOPFNP55Q?si=YqDu58TiqeGHL0TR
栃木が生んだZONES ストレスが溜まると山へ 成績はオール5 朝練大好き!
――多岐にわたる家族構成に始まり、フィールドホッケーは国体にまで呼ばれたのにプレイヤーの人数を覚えてないとか(笑)
「でも他の部分は出せないです。ヤバイ話しかしてないので(笑)
――前後編で70分もあったのに!現場はいったい!?
「うわー!ってなってました(笑)。どこにも出してない過去というか経歴とか。」
――秘められた過去!
「ほとんどそんな話ですよ。プロレスの話はほぼしてないんです。というかそこまで行きつかなかったんです。デビューの前までの話で終わっちゃった。私、いつか本書きたいんですよ。デビューの前からの目標なんです。密度の濃い人生を送って来てますから(笑)」
――まず青木さんに第二弾をお願いしましょう!
「呼んでくださーい(笑)」
――さて、旗揚げ二周年大会を迎え(3.21新木場1stRING)メインで高橋奈七永選手とシングルマッチです。昨年1月の再戦になります。
「なんというか・・・。気持ちの強さというか、会場全部を飲み込む気持ちの強さを感じました。パワーとか技術とかはもちろんなんですけど。ぶつかり合う当たり合うのが結構多かったんですけど、パワーだけじゃないんですよ。圧と言うかオーラと言うか、それがきっと「パッション」なんだろうなって思います。 」
――体感されたんですね。
「ただ鍛えたらいいとか、技術を身につけたらいいとか、頑張ったらいいとかの次元じゃなく、プロレスってこうやるんだって教えてもらったような気持ちになりましたね。」
――キャリアのある選手と戦うと、フィジカルで上回っていても先にスタミナが切れるし掌で転がされてる感じがする、というのは良く聞きます。
「はい。ただ奈七永さんの場合はペースを握られるということじゃなくて、「どうだやってみろ」「 全部受け止めるぞ」みたいな合わせ方をしてくれたというか、ぶつからせてもらったので。その瞬間も楽しかったですし、でもダメージも半端じゃなくて。普通の試合の何倍もダメージありました。」
――「バッチ来ーい!」なんですね。
「多分もっと早く試合を終わらせられたと思うんです。でもこう(両手を広げて)全部受け止めるから全部出せみたいな。器の広さを感じた日でしたね。」
――困りますね。何をやっても効いてるのかどうなのか分からず、更に「もっと来い」ってやられると。
「でも、奈七永さんも効いてないはずは無いんですよ。 だって私普通の人よりはパワーあるほうですし。 けど、気持ちなんでしょうね、気持ち。本当にこのポーズしてくるんです。 試合中に何度も手を広げて。それでプロレス観が変わったってSNSにも書いたんです。 言い表しづらいですけど、メンタル面のプロレスの仕方を学びました。 」
――そこは戦った人でないと分かんないメンタル面、言葉で表現しづらいですね。
「だから「パッション」なんです。」
――ガムシャララリアットを何発も打ち込んだのに、バックドロップから冷蔵庫爆弾で潰され敗れました。奈七永選手が反撃した時の爆発力も凄かったですね。
「ずっとなんですよ。奈七永さんはずっと気持ちで戦ってるというか、気持ちが強いままでいられる人じゃないですか。それを見ると、こんな若手が気持ちでできなかったらどうするんだって。 もう戦ってるだけで鼓舞されている気持ちになる。 」
――若手はみんな引退する前に戦った方がいいですね。
「あのキャリアですよ?あのキャリアだったら、技術だけでひょひょひょってやって終わらせられるのに、気持ち100%で若手と戦ってくれるなんて。そうそうないですから。本当にすごい人です。」
――試合後のマイクもめっちゃ元気ですし。
「それにうるっとくるようなことを言ってくださることが多い気がしますね。感動しますよ。今の時代に私みたいなぶつかり合えるパワーのある選手がすごく貴重だから、もっともっと自分を高めていけよみたいな、そういう趣旨のことを言ってくださって。パッションのEvolution支部長に任命するって言ってもらえたのは、1人の選手として高橋奈七永選手に認めてもらえたっていうのがすごく嬉しかった。」
――全力出し切った後に言われるとグッと来ちゃいますね。
「あと入場からすごくないですか?」
――確かにぱあーっと明るくなる感じがします。
「P.P.Pさんのちゃんよたvs高橋奈七永戦で特に感じました。P.P.Pのお客さんってプロレス見慣れてない層が多いんですよ。でも自然と大きなパッションコールが起こってて。そんなパッションコールが起こる会場ってプロレス見慣れてる層が多くてもなかなか無いですから、それを巻き起こしちゃうんです。」
――全然知らなくてもパッションが伝染する!強大な対戦相手ですね。
「さあ、次はどうでしょうね。私は全部出すつもりで行きますけど(ニヤリ)」
――自信ありのようですね。
「最近いろんなモヤモヤした気持ちだとか、うまくいかないこととか、やっぱりプロレスをたくさんやればやるほどあるんです。でもそれを全部、全部パッションに変え、感謝の気持ちを込め、パッション越えを果たします。」
――静かに言い切るところ、素晴らしいです!期待しております!
『~旗揚げ2周年記念~プロレスリングEvolution新木場大会#32』
日程:2025年3月21日(金)
会場:新木場1stRING
開始:19:00
チケット
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=54704
▼シングルマッチ 30分1本勝負
Chika
vs
優宇(プロレスリングEVE)
▼ストンピンpresentsタッグマッチ 30分1本勝負
Chi Chi/シン・駿河メイ
vs
ソイ/花園桃花(フリー)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
田村男児(全日本プロレス)
vs
真霜拳號(2AW)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
【暴走大巨人】諏訪魔(全日本プロレス)/石川修司(フリー)
vs
【アストロノーツ】阿部史典(格闘探偵団)/野村卓矢(格闘探偵団)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
ZONES
vs
高橋奈七永(マリーゴールド)