【試合詳細】6・4 Evolution新木場大会 Chi ChivsSareee サニーvs梅咲遥 ZONESvs水波綾
『#Evolution新木場大会3』
日程:2023年6月4日(日)
開始:19:00
会場:新木場1stRING
観衆:200人
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●ZONES
11分27秒 ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め
○水波綾(フリー)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●サニー
11分7秒 逆エビ固め
○梅咲遥(ディアナ)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●Chi Chi
10分12秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
○Sareee(フリー)
デビュー4戦目のChi ChiがSareeeと髪を掴んでの殴り合い!Sareeeは「私が練習見たい」と育成に興味!水波綾と梅咲遥が初参戦!
オープニング
まずは所属3選手がリングに登場し挨拶。ZONES「皆さんこんばんは。EvolutionのZONESです。今日はお集まりいただきありがとうございます。必ず熱い試合をお見せしますので、今日は楽しんでいってください。ありがとうございます」
サニー「Evolution所属のサニーです。今日は皆さんご来店ありが、あっ、ご来場いただきありがとうございます(苦笑)今日も皆さん楽しんでもらえるような試合しますので、応援よろしくお願いします」
Chi Chi「EvolutionのChi Chiです。ありがとうございます。今日1人で来られた方どれぐらいいますか?おっ、ありがとうございます!1人で来ても、誰かに連れてこられたとしても、その方の意思がなければ今日ここには皆さんいません。その方たちの意志を後悔させないために、3試合頑張りますので応援よろしくお願いします!」
選手たちと入れ替わりで、TikTok1,230万人フォロワー、Youtube97万人登録者を誇る、『キングオブポップ』の代名詞、マイケルジャクソンの遺伝子を受け継ぐマイケルジャクトン(https://www.youtube.com/@MichaelJackton.official)がパフォーマンス。往年の名曲にノリ、華麗なムーンウォークやダンスで会場を魅了した。
大会開始前に全日本プロレスの石川修司Evolutionプロデューサーとブラックめんそーれレフェリーが登場し、めんそーれが痛めつけられる形で始めてプロレスを見る人向けのルール説明が行われた。
第1試合
ZONESが突撃しショルダータックルも、水波が受けきりショルダータックルのぶつかりあいへ。水波が打ち勝つも、すぐにZONESが立ち上がりショルダータックル連発。受けきった水波がショルダータックルでなぎ倒し、引き起こすとロープに振って再度ショルダータックルでなぎ倒す。水波は首投げからフェイスロックで捕らえ、切り返したZONESがリストを取っていくもすぐに水波が切り返す。ZONESはヘッドロックで捕らえていくが、水波がすぐに取り返しグラウンドで絞り上げる。ZONESはロープに足を伸ばしブレイク。
水波は背中にハンマーブロー。ZONESは立ち上がるとエルボーを連打し、水波はお返しにボディに膝蹴りを叩き込むとZONESは崩れ落ちる。
水波はキャメルクラッチで捕らえ、これを離すと背中にギロチンドロップ。
水波はランニングニーを突き刺し、髪を掴んでZONESを引き起こすとZONESはエルボー連打。受けきった水波がボディスラムで叩きつけ、ガットショットから背中にハンマーブロー。再度ボディスラムからギロチンドロップを投下しフォールも2。
水波は背中にエルボーからコーナーに叩きつけ、逆水平チョップからマシンガンチョップへ。
コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、ZONESは足を伸ばしてカットするとエルボーから投げようとする。だが逆に水波がボディスラムからロープに飛んでギロチンドロップ。避けたZONESがショルダータックルから串刺しラリアットを叩き込み、ブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
ZONESはコーナーのセカンドロープからダイビングエルボードロップ。フォールも2。
ZONESは投げようとするが、水波は膝蹴りで迎撃。ZONESはエルボー連打も、水波は強烈なエルボー1発で吹っ飛ばす。エルボーの打ち合いからZONESがエルボー連打。だが水波は強烈なエルボーで倒すと、引き起こしてチョップから左右のエルボー、さらにローリングエルボーで倒す。
ぐったりとしながら立ち上がったZONESが必死のラリアットを2連発。さらにショートレンジラリアットも、水波がロープに振るがZONESはラリアットで迎撃しフォールも2。
ZONESはバックフリップからコーナーに上り、ダイビングラリアットからフォールも2。
ZONESはアバランシュホールドを狙うが、着地した水波にZONESがラリアット。これをSTOで返した水波がラリアットからロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも2。
水波はイチジクで捕らえるがZONESはロープに足を伸ばしブレイク。
水波は髪を掴んで起こそうとするが、ZONESはぐったりとして起き上がれない。
水波は引き起こしてエルボーからフォールも2。
水波はコーナーに上り、ダイビングギロチンドロップからフォールし3カウント。
第2試合
ロックアップからリストの取り合い。梅咲がヘッドロックで捕らえるがサニーはロープに足を伸ばしブレイク。梅咲は再度ヘッドロックで絞り、サニーが突き飛ばすと梅咲はロープに飛んでランニングエルボーで倒す。さらにボディスラムからフォールも2。
梅咲はストンピングからヘアーホイップ連発。ストンピングを落としていき、立ち上がったサニーとエルボーの打ち合い。
打ち勝った梅咲がボディスラムから逆エビ固めで捕らえるが、サニーはロープを掴みブレイク。
梅咲はサニーをロープに振るが、サニーはクロスボディも梅咲はキャッチし正面に落とし、さらに走り込みフットスタンプを投下。
必死に立ち上がったサニーとエルボーの打ち合い。サニーがエルボー連打からロープに飛んでエルボーも、受けきった梅咲がエルボーで倒しコーナーに振る。梅咲は走り込むが、避けたサニーが串刺しバックエルボーからコーナー駆け上がり式のスイングDDTで突き刺し、ロープに飛んでクロスボディアタック。フォールも2。
サニーはコーナーに上りダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
サニーは投げようとするが、耐えた梅咲にエルボー連打。ロープに振ろうとするが梅咲は切り返してエルボーで倒し、ぐったりとロープにもたれかかるサニーに串刺しドロップキック。フォールも2。
梅咲はコーナーに登り、ミサイルキックからフォールも2。
梅咲は逆片エビ固めで捕らえ、ロープを掴もうとするサニーをリング中央に引きずり逆エビ固めを再度狙うがサニーが丸め込むも2。
梅咲がストンピングから丸め込もうとするが、サニーが切り返してフォールも2。
サニーが前方回転エビ固めも切り返し合戦になるが2。
サニーはスリーパーで捕らえるが梅咲がロープに足を伸ばしブレイク。
サニーはフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
サニーはエルボー連打からロープに飛ぶが、梅咲はエルボーで迎撃しブレーンバスター。フォールも2。
梅咲はコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。
梅咲は逆エビ固めで捕らえ、これでサニーはギブアップした。
第3試合
Chi Chiが握手するなりSareeeの背中にドロップキックを打ち込みコーナーでエルボー連打。さらにロープに飛んでドロップキックを連発するが、受けきったSareeeは強烈なドロップキック。Sareeeはストンピングから「一発行くぞ―!」とロープに振ってドロップキック。
Sareeeはロープ際でChi Chiを踏みつけていき、ロープの反動を使ったフットスタンプ。
引き起こしたSareeeがロープに振ろうとするが、切り返したChi Chiが卍固め。Sareeeはロープを掴みブレイク。
Chi Chiがストンピング連発から髪を掴むが、Sareeeがガットショットからヘアーホイップを狙うもChi Chiも髪を掴んで耐える。
レフェリーが反則カウントも、3で離したChi Chiを見て、Sareeeは再度髪を掴んで「クソガキ!」とヘアーホイップからストンピング。
SareeeはインディアンデスロックもChi Chiはロープを掴もうとする。だがSareeeはリング中央に引きずるとリバースインディアンデスロックで捕らえるが、Chi Chiは髪を掴んで逃れる。
Sareeeは背中に馬乗りになると、頭を叩いてからキャメルクラッチ。これを離したSareeeはストンピング。立ち上がったChi Chiがエルボー連打も、受けきったSareeeが強烈なエルボー。コーナーに振って串刺しラリアットも、避けたChi Chiがビッグブーツ連発からエルボー連打。
Sareeeは受けきりえげつないエルボーを打ち込み、Chi Chiは必死にエルボー連打もSareeeは強烈なエルボーで吹っ飛ばす。
Chi Chiは立ち上がりエルボー連打も、Sareeeは髪を掴んで動きを止めてエルボー。
Sareeeは「応援してあげろChi Chiを!」と叫び、観客の声援を受けて立ち上がったChi Chiはエルボー連打。Sareeeは心を折るようなエルボーから、髪を掴んで引き起こしロープに振っていく。だがChi Chiはエルボーを避けてスクールボーイも2。
Chi Chiは前方回転エビ固めも2。
Chi Chiはボディスラムを狙うが、Sareeeが逆に投げようとするも、Chi Chiはなんとかボディスラムで投げ捨てギロチンドロップ。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールもSareeeはロープに足を伸ばしブレイク。
Chi Chiはロープに飛んでラリアットも、避けたSareeeがスクールボーイから鎌固め。これを離すとボディを踏みつけて乗り越え、コーナーに上りダイビングフットスタンプ。避けたChi Chiがビッグブーツを叩き込んで倒し、コーナーに登るとセカンドロープからのミサイルキック。再度コーナーに上りトップロープからのミサイルキックからフォールも2。
Chi Chiはノーザンライトスープレックスホールドも2。
Chi Chiはビンタからロープに飛ぶが、Sareeeは追走ドロップキックからロープを貫いてのドロップキック。フォールも2。
Sareeeはフィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウント。
試合後お互いにビンタを打ち合い、Sareeeが手を差し出すとChi Chiはその手を両手で握り返した。
Sareeeが去ると、ZONESとサニーがリングへ。
ZONES「新木場の皆さん、今日はご来場ありがとうございました。えー、悔しいですけど、勝つところを見るのはもうちょっと待っててください。私達、いえあの私は、目先の勝利よりも、どんどん強い相手と戦わせていただいて、自分のレベルを上げて最強になることを目指しています。半端な相手とやって勝つより、今日は、強い相手と、ぶつかって、負けたのはほんとに価値のあることだったと思います。水波選手にもほんとに感謝しています。皆さん今日はありがとうございました」
サニー「・・・ありがとうございます。皆さん応援ありがとうございました。いや、いやほんとに、毎回毎回、ひよっこの私達には、ほんとにもったいなさすぎる選手が相手になってくださってるんですけど、練習で、やってきたことを、せめて全部出し切るってことを今日は目標にしてきたんですけど、まだまだ出し切れなくてすいません。ものすごい梅咲選手のエルボー強かったんですけど、ほんとに、なんかいろんな身体の毛穴という毛穴から全部出てきそうだと思ったんですけど、絶対今度私が、もっともっと練習して、もっとすごいエルボーをお見舞いする日が必ず来ますので、それまでどうか見守っていてください。よろしくお願いします」
Chi Chi「皆様、今日は本当に来ていただきありがとうございました。ありがとうございました。強すぎだって、強すぎ。死ぬほど強い。みんなやったことないでしょ?ホント強い。悔しいです。・・・大丈夫、ほんと悔しい。でも、今回、一個学んだことあります。今回、プレッシャーすごかったです本当に。対戦カード発表されてから、心臓もすごいドキドキしてていっつも。相手Sareee選手だし帰ってきたばっかだし、だけど、今回プレッシャー、楽しかった。だって、これが生きてるってことだと思えたから。生きてないとプレッシャー感じないとか、心臓バクバクとかしないし、皆さんも3試合観て、うわーそこもっと丸め込めたなとか、今のドロップキック強かったなとか、ハラハラしたでしょ?それが生きてるってことなんです。私達、真剣に、自分たちと向き合ってプロレスと向き合ってここに立ってます。いま生き様を全部見せてます。これからも私達の試合を見て、生きてるってのを実感してください。エボリューション、進化って意味です。レボリューションは革命って意味。だから、これからも、私達エボリューションしてレボリューションします。これからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」
<試合後コメント>
「ありがとうございました。えっと初のエボリューションさん参戦させていただいて、まだ3戦目の、今日で3戦目のChiChi選手とシングルマッチさせて頂いたんですけども、いやめちゃくちゃ面白い選手だと思いましたね。いや、3戦目であれだけガッツがある選手ってなかなかいないと思いますし、最後の突っ込みのドロップキック、返されたのは本当びっくりしましたね。まさかあそこで返してくるとは思わなかったので、ほんと意地なのかなと。いやー、めちゃくちゃ面白い選手がまた1人女子プロ界にデビューしたなと。はい、本当に嬉しく思いましたね素直に。私は日本に帰ってきて、これからも、そうですね、私と戦いたいと思ってくれる選手がいるならば、誰の挑戦でも受けたいですし、どんな団体にもどんどん、なるべく上がっていきたいなと思ってます。今日は本当にすごくなんか、嬉しかったですね。女子プロ界にまた新たにこういう選手がデビューしたんだなと思うと、これからの女子プロ界の未来すごく明るいんじゃないかなと思いました。ありがとうございました。」
――エボリューション女子初参戦で、今後に繋がる手応えは感じましたか?
「そうですね、まだ3戦目なんで、みんな3選手とも今日で3戦目だと思うんですけど。ほかの2人の選手は全然試合とか見れなかったんですけど、すごくChi Chi選手はすごく気持ちのある選手だなと思ったので、ちょっとこれからが本当楽しみですね。またぜひ機会があれば、よろしくお願いします」
――他の2人は
「他の2人もちょっと気になりますね。ゴンザレスさんでしたっけ?(苦笑)ゴンザレスとかあとなんだっけ、サニー!サニーはなんか自分とめっちゃ名前似てるなって思って。ちょっとサニーって言われるとSareeeって聞こえるから(笑)えちょっと戦ってみたくなりました。なんかChi Chi選手がめちゃくちゃすごく自分的に良かったので。すごいガッツがあったので。まあまだまだですけど、楽しみなので、他の2人ともやってみたいなって思います」
――男子選手の指導を受けている女子選手は、戦ってみて違いを感じましたか?
「いやなんかそんなに感じなかったです。それは多分、私自身のSareeeのプロレスでしか勝負してないので。そこが見える前にもうこっちに引き込んだのかなって感じで、あんまり差は正直感じなかったですね。でもあの、男子の全日本さんのすごく石川修司さんとかに指導受けてるってことで、これからやっぱ女子とも当たっていくわけじゃないですか?きっと女子プロレスラーなんで。なのでちょっとなんか、男子プロレスは男子プロレスですごくいいんですけど、これから女子と当たっていくんだったら是非私練習見たいなって。すごいなんかそういう気持ちにもなりましたね。私もやっぱ日本に帰ってきて、選手育成とかもすごい興味があるので、そういう気持ちのある選手どんどんやっぱ女子プロ界に出てきて欲しいので。はい。ぜひもし機会があったら一緒に練習とかどうですかね?よろしくお願いします」
Chi Chi
「本当に、シンプルにすっごい強かったです。もう舐めんなクソガキ、って言われて、Sareee選手いつもフワフワしてらっしゃるのに、もうこんな、私もメラメラしちゃって。燃やされました、気持ちを。ドロップキックひとつでも、練習してるのと、練習お互いにZONESとサニーとしてるのと全然強度違って、一回一回受け身とか関係なく吹っ飛んじゃって。エルボーも、毎回吹っ飛んじゃって。情けないっす自分が。基本的なこと、一からやり直さないといけないなと思いました。ただ、今回マイクでも言ったんですけど、すごいプレッシャーの中戦ったんですけど、プレッシャーすごい楽しかったです!全部試合にプレッシャーぶちまけました。あと、ちょっと練習してた技やっと出せたかなってところですね。練習します!絶対強くなって、Sareee選手に勝ってみせます。ありがとうございました」
――練習していた技とは具体的に何か
「ノーザンライト・スープレックスとあとはギロチン、ですね」
――Saree選手と戦うにあたって、イメージしていた戦いはできました?
「やっぱり何ていうんですかね、自分の気の強さとか負けん気を、今まで以上に全面に出さないといけないなって思ってたんで、そういうところは普段生活の中で人の髪の毛引っ張ったりとか、張り手とかしないんで、そういう常識を捨てて戦いました」
――負けん気には自信があると思うが、Sareee選手はもっとすごかったか
「すごかったですけど、負けん気だけだったら負けてないんじゃないかなって思います。もう一試合、絶対どこかでやりたいです。もう一試合とは言わず、Sareee選手とは絶対またどこかでやりたいです」
――Sareee選手が「一緒に練習したい」と言っていたが、どのように思うか
「死ぬほど光栄です。それは、あんなスーパースターの方と対戦カード組まれただけでサプライズだったんですけど、練習なんてしていいならもう、どこでも行きます。Sareee選手の全てを盗みたいです」
――石川選手に教わるより怖いか?
「へへっ(笑)どうですかね、やっぱりSareee選手の方が怖いかもしれないですね。でも、石川選手も怖いんで。あの優しい笑顔の中に怖さが詰まってるので。石川さんは。私にとってはみなさん怖いです(苦笑)」