『Hey!Say!JUMP』推しの女子柔道家がデビュー2戦目でデスマッチ・アマゾネスと激突!
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19日、東京都・新木場1stRINGにて『#Evolution新木場大会31』が開催。Chikaが山下りなとシングルマッチで激突した。
Chikaは164cm100kgの柔道家。4歳より柔道を始め、団体戦ではインターハイ3位、個人戦では関東2位になり講道館杯に出場をした実績を持っている。『Hey!Say!JUMP』の山田涼介さんを推しており、ライブで着ていた中で1番好きな赤のチェックの衣装をモチーフにコスチュームを制作したという。
Chikaは、今年1月の新宿FACE大会にて松本浩代とのシングルマッチでデビュー。
徹底的に基礎固めされた質実剛健な闘いぶりを見せ、試合後には浩代が大興奮で「モノが違う。女子プロ界の中心、ここまですぐ上がれる」と手放しにChikaのポテンシャルを絶賛。新人について辛口のコメントを残すことが多い浩代が認めた逸材として注目を集めている。
デビュー2戦目となるこの日は、山下りなとシングルマッチで対戦。浩代に続いて女子プロ界の最前線を走るパワーファイターとの試合には期待が高まっていた。
Adoの『新時代』で入場して会場の熱を上げていき、試合前には「よろしくお願いします!」と元気に挨拶して握手。
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Chikaはロックアップでの力比べで圧勝し、ショルダータックル合戦では女子の試合のものとは思えない重厚な衝突音が響かせる。エルボー合戦でも山下が「ちょっと待って……」と休憩を要求するほどのダメージを与えていく。
山下は「クソガキ!」と悪態をつきながら突っ込んでいくが、Chikaがショルダータックルで迎撃してボディスラムからセントーン。さらにChikaがタックルを狙うが、山下がカウンターのトラースキックを顔面に叩き込んで渾身のエルボーから串刺しラリアット。
山下は顔面をぺちぺちとはたきながら挑発してChikaの覚悟を問う。Chikaも猛烈なエルボー連打からカウンターの払い腰を決めるが、反撃はここまで。山下が100kgの巨体をぶっこ抜くバックドロップで圧巻のパワーを見せ、ラリアットで追撃。最後はインプラントでぶっ刺して3カウントを奪った。
試合後、Chikaは「デビュー戦を終えて2戦目ってことで、『ボコボコにされても立ち向かっていくぞ!』っていう前向きな気持ちを前面に出せたかなと。得意技の払い腰を思い切り決められたことが良かったと思います。勝てるまでの道程は長いと思うんですけど、これからも応援していただきたいです」と浮かない表情で語る。
松本浩代、山下りなと大物との対戦が続いていることに触れ「いずれはトップ戦線で肩を並べたいか」と問われると「もちろんです。強い選手との連戦が続いていますが、荒波に揉まれながらもっともっと先輩方に鍛えていただく思いで向かっていきたいと思います」と力強く語った。
一方、山下は「旗揚げ戦以来の参戦でした。旗揚げのとき以上の熱量が会場があって、旗揚げメンバーやその子たちを支える人たちが頑張ってきたんだなって思えるような大会でした」とEvolutionという団体自体の成長を実感した様子。
そしてChikaについては「メチャクチャいい新人がまた出てきたんじゃないですか?!ヤバいな、次は分かんないな。しばらく間を空けたいです。負けるかもしれないんで。さらなる成長を期待したいです。怪我しないで真っ直ぐ突き進んで下さい」と自らの脅威とまでみなす高評価を下した。