「数時間後のフライトでメキシコに戻ってすぐ試合」AAAで活躍する日本人タッグが王座防衛を果たし3ヶ月で1000回の防衛戦を宣言!

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 22日、東京都・後楽園ホールにて『GLEAT Ver.16』が開催。SBK&TAKUMAがG-INFINITY王座の初防衛に成功した。

 SBKは2019年に小舩賢登の名でデビューしSB KENToとしてヒールターン。オープン・ザ・ブレイブゲート王座やオープン・ザ・ツインゲート王座を戴冠するなど最前線で活躍し、2022年8月から無期限メキシコ遠征へ出発した。
 TAKUMAは藤原拓磨の名でデビューし、新人ながら将来を期待され2022年6月にメキシコ遠征へ。同年11月には一時帰国しDRAGON GATEの選手としてNOAHとの交流戦に出場していた。
 メキシコでタッグを組んでDTU Nexoタッグ王座を戴冠するなど活躍を見せていた2人だが、2023年6月にはDRAGON GATEが“重大な契約違反の疑い”があるとして2人の所属契約を解除したことを発表。不穏な報せにファンがざわついていた中、同年8月にGLEATに現れて侵略開始。現在はAAAの所属としてメキシコを拠点に闘っている。

 SBK&TAKUMAは2025年1月19日にGLEATのタッグ王座・G-INFINITY王座を戴冠。今回は【G-RIZE】渡辺壮馬&俊桀(ジュンジェ)を相手に初防衛戦を行った。


 試合は序盤からSBK&TAKUMAが圧倒的な運動量で試合を支配していき、TAKUMAがパワーファイターの俊桀を手玉に取る中でSBKが壮馬にSBシューターを決めるなど早々に試合が終わってしまうかと思われる場面もあった。
 コーナーからの合体ダイブ技を決めようとしたSBK&TAKUMAだったが、TAKUMAがロープから足を踏み外して転落。それでもSBKが「大丈夫だ!」と叫んで即座にフロッグ・スプラッシュを決めるという鉄の連携を見せていく。
 それでも、これでSBK&TAKUMAの連携にほころびが生じたのは確か。挑戦者組はTAKUMAに狙いを定め、俊桀のブルーサンダー・ボム、壮馬のカナディアン・デストロイヤー、俊桀のパワーボム+壮馬のドロップキックの合体技と猛攻をかけて一気に逆転。
 救援に入ったSBKも集中砲火を浴びるが、俊桀のラリアットをかわしてスパインバスターから串刺しデスバレーボムを2連撃。最後はTAKUMAが630°スプラッシュを決めて3カウントを奪った。

 マイクを取ったSBKは「俺とTAKUMAはあと数時間後のフライトでまたメキシコに戻るけど、メキシコに着いたらすぐ試合だ。AAAの試合でこのG-INFINITYのベルトを持って入場するからよ!」とベルトを掲げてGLEATERSから大歓声を受ける。今年5月の再来日を宣言すると、会場はさらなる歓声に包まれた。


 バックステージでは、実は試合前に体調を崩していたというSBKがぐったりとした様子でうなだれる。そんな中でTAKUMAが5月までに1000回防衛して日本に戻ってくることを宣言すると、SBKも「俺らはメキシコでガンガン防衛戦勝手にやらせてもらうからよ」と不敵に笑った。

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