【試合詳細】11・14 アクトレスリング新木場公演 【AWGシングル】夏葵vs荒幡寧々 高瀬みゆきvs岩井杏加 茉莉vs千夜ヒナタ
『ACTwrestling Step51-TO THE GOLDEN TIME SERIES-『RISE OF THE GOLD』』
日程:2024年11月14日(木)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表
▼Tag team match
[アクトレス5]なる/○福永莉子
10分10秒 タイガースープレックスホールド
[超人朝子軍]●みあ朝子/永井絵梨沙
▼Special Singles match
○高瀬みゆき(フリー)
3分12秒 ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め
[Actwreskiller’Z]●岩井杏加
▼Tag team match
[Actwreskiller’Z]○MARU/入江彩乃
11分26秒 MARUロックマフラー
●汐月なぎさ/水嶋さくら
▼Singles match
[Actwreskiller’Z]○茉莉
13分2秒 フロントフリップ→片エビ固め
[Actwreskiller’Z]●千夜ヒナタ
▼AWG Single Championship Point match
【王者】○夏葵
13分51秒 midnight sun
【挑戦者/Actwreskiller’Z】●荒幡寧々
※第5代王者が初防衛に成功
夏葵が荒幡寧々を倒しAWG王座初防衛!2年11ヶ月ぶりにアクトレスガールズのリングに参戦した高瀬みゆきが12・29後楽園ホールにも追加参戦を宣言!
オープニング
白い衣装に身を包み、『ELECT』に合わせてのダンスパフォーマンスからスタート。『Love Riddl』のセンターダンスでは、メインイベントでAWGシングル王座戦を行う夏葵と寧々が睨み合った。
第1試合
先発は朝子となる。ロックアップからなるがヘッドロックで絞り、朝子がぼでぃにエルボーを連打して逃れるとなるを突き飛ばして走らせる。だがなるは朝子のラリアットを避けてスピアー。さらにボディスラムで叩きつけて莉子にタッチ。
莉子はボディスラムからなるにタッチ。
なるはボディスラムから莉子を呼び込み、莉子がスリーパーで捕らえたところになるがロープ往復式のドロップキックを突き刺す。フォールも2。なるは莉子にタッチ。
莉子は低空ドロップキックからバイシクルキック。吹っ飛んだ朝子の背中に絵梨沙がタッチ。
絵梨沙がドロップキックも避けた莉子がリストを取って丸め込んでからバズソーキック。フォールも2。
絵梨沙のエルボーと莉子のローキックの打ち合い。莉子がローキック連打からハイキックも、避けた絵梨沙がロープに飛んでドロップキック。
絵梨沙はボディスラムを狙うが莉子がサムソンクラッチで切り返すが2。
莉子はコーナーに振って串刺しバイシクルキックから、スライディング式の水面蹴り。フォールも2。
莉子はキーロックで捕らえ、絵梨沙はロープに足を伸ばすが莉子は胴絞め状態へ。絵梨沙はなんとかロープに足をかけてブレイク。
莉子は背中にサッカーボールキックからフォールも2。
莉子はなるにタッチ。
なるは低空ドロップキック連発でコーナーにふっ飛ばし、串刺し低空ドロップキックからコーナーに振って串刺しスピアー。
さらにボディスラムを狙うが絵梨沙は首固めも2。
絵梨沙はスクールボーイも2。
絵梨沙は横入り式エビ固めも2。
絵梨沙がコーナーに振ると朝子軍でトレイン攻撃から次々前転で潰していき、朝子がエルボードロップから絵梨沙がプリッキーヌ・レッグ・ドロップ。フォールも2。
絵梨沙はコーナーに振り、背後に回り込んでサーフボードストレッチから安全式バックドロップホールドも2。両者タッチ。
莉子は朝子にジョン・ウーからストンピング連打。さらに逆エビ固めを狙うも、耐えた朝子に変形腕サソリ。朝子はロープを掴みブレイク。
莉子はロープに押し込み、なるとともにダブルのドロップキックから莉子がPK。フォールも2。
朝子はチンクラッシャーからロープに飛んでフライングクロスチョップ。さらにロープに飛んでオーロラヒップドロップ。フォールもなるがカット。
朝子はコーナーに上るとドラゴンリングイン式スクールボーイも2。
朝子はロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
朝子はロープに飛ぶが、莉子が水面蹴りで倒すと腕ひしぎで捕らえる。これは絵梨沙がカット。
絵梨沙をなるがDDTで迎撃し、コーナーに上ると朝子にミサイルキック。莉子がタイガースープレックスホールドで叩きつけ3カウント。
朝子「今日は、東京の皆さん、お久しぶりです。みあ朝子です。ありがとうございます。今日は、絵梨沙の不甲斐ないアシストで負けてしまいました。そんな絵梨沙がレベルアップしたいということで、新人トーナメントに出場します。超人朝子軍を脱退できるっていう勝手な噂が広がってますが、騙されないでください。都市伝説です。朝子軍を抜けるっていうことはできないように、鋭い目を光らせて、私が見ています。だから、一度入ったら抜けられない、超人朝子軍です!繁殖率で言えば、ネズミなみ、ユニット、どの世界のユニット、そしてムーブメントにも引けを取らない、それが、超人朝子軍だ。なんなら、真夏の汐風も、超人朝子軍だったんです」
なる「嘘つけ!」
朝子「本当です!夏葵が言ってました」
夏葵「言ってない言ってない!」
なる「言ってないって言ってるよ!」
朝子「実は、ファイブも、超人朝子軍だったんです!」
なる「嘘つけ!」
朝子「本当です!茉莉乃が言ってました」
なる「今日茉莉乃来てないよ!?誰と喋ったんだよ」
朝子「皆さんも!皆さんの心のなかにも、超人朝子軍がいます!」
なる「朝子~!ストップ。座って」
朝子「はい」
なる「みんな引いてるから。それより絵梨沙、新人トーナメントが始まるみたいなんで、名前は決まってるんですか?」
絵梨沙「はい。ヤングアクトレスカップと、代表が言ってました」
なる「ヤングアクトレスカップ、みんな覚えて帰ってくださいね。めっちゃいいじゃないですか!出るのは絵梨沙とちい、あと他は?」
絵梨沙「ほかは、出たい人、名乗り出てください!」
なる「お?え?ってことは、自分で代表に言いに行くと」
絵梨沙「はい」
なる「直談判。わかりました、じゃあ私達も出れるって事だよね」
絵梨沙「ちょっと辞めてほしい(苦笑)」
なる「新人じゃない?大丈夫そうだったら出させていただきます。ってことで、絵梨沙とちいはもう決まってて、今日一緒に闘った絵梨沙、なんかありますかコメントトーナメントに向けて」
絵梨沙「はい、私、絶対優勝します!一度も負けませーん!」
なる「絵梨沙!頑張って。実はね、アクトレス5の皆は新人を全力で応援してるんですよ。なので、元気に頑張ってください!」
絵梨沙「はい頑張ります!」
なる「皆さんも応援よろしくお願いしまーす」
第2試合
杏加は握手せず、コーナーに戻ろうとしたみゆきの背後から走り込みエルボー連打。みゆきはエルボーからロープに振ろうとするが、振りほどいた杏加がエルボーからロープに飛んでショルダータックル。受けきったみゆきの髪を掴んで引き倒しフォールも2。
杏加はチョークでロープに押しこみ、レフェリーが注意するとこれを離してロープに飛ぶ。だがみゆきはドロップキックで迎撃。
みゆきは正面ロープに杏加をくくり、顔面を踏みつけ、これを離すとロープに飛んでドロップキック。
杏加はアレンのカサを持ち出しみゆきのボディにフルスイングから滅多打ち。さらに脳天に振り下ろすが、キャッチしたみゆきを振りほどいてボディにフルスイング。さらにギロチンドロップからフォールも2。
杏加はカサをフルスイングするが、避けたみゆきがカサへのドロップキックからエルボー。避けた杏加がロープに飛ぶが、みゆきはラリアットで迎撃しフォールも2で髪を掴んで引き起こす。
みゆきはロープに飛ぶが、ラリアットを避けた杏加が卍固め。みゆきは力任せに担いで恵比寿落としで叩きつけフォールも2。
みゆきはダイビングギロチンドロップを投下しフォール。これで3カウント。
杏加「(帰ろうとするみゆきに)高瀬ー!高瀬~!!もう一回試合しろ~!(観客から「えー?」「喋ってねぇで行動でしめせオラ!」とヤジが飛ぶ)うるせ~!高瀬~!もう一回、もう一回試合しろ」
みゆき「やったやろ今」
杏加「代表はもういい、もう一回あんたと試合がしたい!なにか見えた気がしたんだよ今の試合で!」
みゆき「今の試合で?言われてたよお客さんに。何も、何が見えたねん?いったいよ」
杏加「こいつらは関係ない。あんたとの試合で、今まで何しても何も上手くいかなくて、ずっと足踏みばっかしてた前に進めなかった!でもあたし変わりたいんだよ!」
みゆき「じゃあ変われよ!お前はさ、じゃあ変わりたい変わりたいって言って、じゃあ今日までの間に何をしたねん?何が変わったねん?自分が変わるために、日々何を努力した?何を、何をアピールした?何をここに来てくれてるお客さんに伝えてん!何が伝わってんの!?伝わってたらよ、もっと席埋まってるんちゃうん?この、第2試合に組まれて、伝わってたらよ、メインイベント、組まれたんちゃうん?何を伝えてん。試合してください?変わりたいから試合してください?他人任せやの!そういうのはな、自分で変わるねん!この子が、アクトレスガールズに上がる前に、舞台でも会った事があって、私の周りにはですね、この岩井杏加選手に、期待してる人がいっぱいいるんですよ。どんな子かなって思ってたんです。いざ、リングに上って、見て、この現状。これがリアルや。君が、作り上げたリアルや。わかる?なんでかわかる?どんだけ周りが期待しようが、君が私に試合してもらって、変わりたいと思おうが、君が、一番自分の事を信じてないからな。一番自分の可能性に期待してないからな。自分に自信ある?自信がないなら、努力して、自信をつけーや。人間はな、1日で変われへんねん。自分に期待して、自分の未来を信じて、それに向かって日々変化を積み重ねるから、1ヶ月後、1年後、違う姿に見えんねん。輝かしい舞台に立つ事ができんねん。今輝いてる人ら皆そうや。誰かになにかやってもらってるからここに立ってるんじゃない。皆が、それぞれ自分を信じて頑張ってるから、その時力を貸したいと思ってくる人が寄ってくんねん。この子を応援したいと思って、君の売店に行くねん。その努力をしーや。自分の可能性信じてない奴は、輝けられへんねん。ほんまはですね、12月29日の後楽園ホールにオファー来たんですよ。後楽園ホールでやるカードですか?って思って、今日出たんですね。代表、12月29日、受けていいですか?やったるよ、もう一回。どんなカードか知らんけど。どうなるんやろな?自分が、自分のために、変わらないと、またこうやと思うで。今ぐらいさ、死ぬ気で人生生きてみたら?12月29日まで、必死で上がってこいよ。君の、今のその気持ちが本物なのかそれとも、舞台の上だけの偽物なのか、見てやるよ。12月29日にな。2025年、絶望で迎えんのか、輝かしく迎えんのかはお前次第だ。楽しみにしてます」
杏加「(リングを後にする高瀬の背中へ)たかせ~!輝かしい新年迎えてやるよ!見とけよ~!」
<試合後コメント>
岩井杏加
「もう、悔しいしかないですよね。なんかもう、1ミリも届かなかった。本当に高い壁過ぎて、何も先も見えず、ほんとになんか、すっげぇ悔しいです。とにかく悔しいです。うーん、周りがどう思ってるかわからない。お客さんがどう思ってるかは、めちゃくちゃ『え~』とか聞こえたしもっかい試合やれって言った時に。でも、マイクでも言った通り、自分は今変わりたい。行動で示せってみゆきさんに言われたの本当にそうだと思ってて。そこに今更気づくのはすごい遅いと思うんですけど、気づけた事によって、行動できる、自分が行動しなきゃいけない、だったらもっと、今更遅いけどめちゃくちゃ行動して行動して行動して、29日に目にもの見せてやろうと思ってます。高瀬みゆき、見とけよお前絶対ボコボコにしてやっからな!29日、見とけよ!」
高瀬みゆき
――まずは久々のアクトレスガールズはいかがでした?
「なんかやっぱ自分がいた時と別物なので、そうですね、なんというか、もがいてるんだろうなっていうのはすごく感じましたね。でも、なんでしょう、私は杏ちゃんの事しかわかんないですけど、こう悩んで、なんでしょう?悩んで、落ち込んじゃうとかしてても意味ないと思うんですよね。悩んでるなら、それを解決するために行動しないと何も変わらないし、変わりたいと願ってるなら、変わるために行動しないと変わらないと思うし、なんかそれが根本的に違うんじゃないのかなって今日は闘って感じました」
――戦前に叫んでいた岩井さんの気持ちっていうものは闘ってみても感じることは一切できなかった
「そうですね。うん、あがいてるんだろうなっていう感じはしました。けど、私はその、プロレスラーとしての立場からしか話せないですけど、悩むのも、もがくのも、そんなの誰だってそうだし、私もそうだし。で、ね?彼女には努力足りないって言いましたけど、努力だってみんな当たり前にしてて、スタートラインより前だと思うんですよ。ただ私は、私は今日闘ってまだわからなかったですけど、私の周りで彼女に期待してる人がいっぱいいたり、『杏ちゃんはいいもの持ってるんだよね』っていう人がいっぱいいるんですよ。でそれは、多分舞台とか見て、杏ちゃんの中に感じてるものがあって、そういう、なんか人を少しでも動かせるところがあるっていうのは、あるんだと思うんですよね。周りがそう言うということは。だから、私も今日試合を受けてみたんですけど・・・今日の試合では、私はまだあがいてるとこしかわからなかったので、だから、先輩、私の周りの先輩に免じて、もう1回。あと、このアクトレスガールズというリングが偽物なのか、それとも本人たちは、真剣に向き合って頑張ってる、その気持ちが本物なのか、それを知りたいなと思って、いろんな意味を込めて29日もう1回向き合おうかなと今思ってます」
――対角に岩井さんがいるとしても、シングルではなくタッグで他の選手とかも感じてみたい?
「そうですね、私今のアクトレスで残ってて知ってるのが、それこそ今関わりあるっていうとMARUさんぐらいですし、あとは元々いたメンバーの彩乃ちゃんとか未依ちゃんとか、茉莉さんとかになってくるので・・・そうですね、私はなんでもいいかなと思ってます」
――様々葛藤があったとは思うんですけれど、当時とは変わってしまって、プロレスラーでは上がれないリングという部分で、アクトレスガールズに限定復帰をしても良いと思ったきっかけであったり覚悟っていうのはどこにあったんでしょうか
「別に私はアクトレスガールズに上がったという気持ちではないので、高瀬みゆきとしてこのリングに上がったっていうものなので、そこをどうこうするのは、アクトレス自身だと思うんですよ。その、上がれないって言いながら、Xには、なんか何年何ヶ月ぶりとか書いたりして。いや、私はプロレスをやってたわけで。なんか、コンセプトがはっきりしてないのは団体の方だと思うので、それは団体の方でなんとかしないと、中にいる子たちが困るんじゃないかなと思うんですよね。で、私はプロレスラーとして今日上がったのか、役者として上がったのか、そういうの関係なく、いち表現者として、このリングに立って、同じ表現者として、お客さんがお金を払って見に来てくれてるリングに立ってる身として、足りないものが多すぎると思ったので、それを伝えましたし、29日もそういうのは全て関係なく、高瀬みゆきとして上がりたいと思います」
第3試合
先発はMARUとなぎさ。なぎさの背後から彩乃が殴りかかり、MARUがチェーンでなぎさを殴りつけそのまま場外乱闘へ。
リングに戻るとMARUがチェーンをなぎさのボディに叩き込み、苦しむなぎさの髪を踏みつけ顔面にフットスタンプ。再度顔面へのフットスタンプから彩乃にタッチ。
彩乃はコーナーに押し込みチョーク攻撃。これを離すとロープを使ったリストクラッチ。そのまま顔面を蹴りつけていくがレフェリーが注意。
彩乃はロープに飛ぶが、避けたなぎさがバッククラッカーからダブルチョップで倒しさくらにタッチ。
さくらはロープに飛んでクロスボディからフィギュアエイト。彩乃はロープを掴みブレイク。
さくらは619も避けた彩乃がミドルキック連発。さらにエプロンを走り込んでのケンカキックからロープを使ったスタナー。さらにケンカキックを叩き込みフォールも2。
彩乃は極楽固めを狙うが、切り返したさくらが胴絞めスリーパー。彩乃はそのままコーナーに下がって逃れ、串刺し攻撃を狙うがさくらが切り返して変形ジャックナイフも2。
さくらがロープに飛んでドロップキックから、ロープに飛ぶも彩乃がネックブリーカードロップで迎撃しケンカキック。彩乃はMARUにタッチ。
MARUはスピアーからフォールも2。
MARUはコーナーに振って走り込み、コーナーに駆け上がったさくらの尻にエルボー連打からコーナー上でのマフラーホールド。これを離すとフォールも2。
MARUは投げようとするがさくらはエルボーで逃れ、ロープに飛ぶとドロップキック。フォールも彩乃が投げ入れたチェーンをでMARUが殴りつけて返す。
MARUはチェーンを使って首を絞め、これをレフェリーに注意されるとさくらのボディにチェーンを投げ落とす。
MARUは紙を掴んで引き起こしロープに振るが、さくらはドロップキックを突き刺しストンピング。引き起こしてコーナーに振ろうとするが、MARUが逆に振るもさくらはコーナーに駆け上がりブーメランクロスボディで迎撃。フォールも2。さくらはなぎさにタッチ。
なぎさはドロップキックから逆水平チョップ連発。MARUが避けてロープに飛ぶがなぎさはダブルチョップで迎撃しフォールも2。
なぎさはロープに飛ぶもエプロンから彩乃が髪を掴んで動きを止め、エプロンに上半身を引きずり出すとMARUが背後から走り込み後頭部にジャンピングニー。さらに彩乃のビッグブーツとMARUのスピアーの同時攻撃からフォールも2。
MARUは顔面を踏みつけて挑発し、ロープに飛ぶがなぎさはスパインバスターで迎撃するとそのまま逆エビ固め。MARUはロープを掴みブレイク。
さくらがMARUに619からなぎさがコードブレイカーを突き刺しドルフィンスインを狙うが、逃れたMARUがカサドーラからヒザ十字。なぎさはロープを掴みブレイク。
MARUはロープに飛んでドロップキックも、避けたなぎさが横入り式エビ固めも2。
なぎさはバッククラッカーからさくらがなぎさを踏み台にしてのフットスタンプ。さらになぎさがサソリ固めも彩乃がビッグブーツでカット。
彩乃はビッグブーツからTeardrop Angelで叩きつけ、MARUがダイビングフットスタンプからフォールも2。
MARUはMARUロックマフラーで捕らえギブアップを奪った。
第4試合
ロックアップから茉莉がロープに押しこみブレイク。
再度ロックアップから茉莉がヘッドロックで捕らえ、そのまま顔面に膝蹴り連発からロープに振るもヒナタはドロップキック。すぐさま茉莉がケンカキックからストンピングを落とし、髪を掴んで引き起こすとコーナーに叩きつける。
茉莉は顔面を踏みつけ、これを離すとストンピングから首投げで倒しサッカーボールキック。再度サッカーボールキックからフォールも2。
茉莉は逆エビ固めで捕らえるがヒナタはロープを掴みブレイク。
茉莉はボディスラムを狙うが、ヒナタが首固めを狙うも、茉莉は力付くで担ぎ直しボディスラム。フォールも2。
茉莉は髪を掴んで睨みつけ、チョーク攻撃もレフェリーが注意。
茉莉はコーナーに押し込み顔面に膝を押し付けて痛めつけ、これを離すとコーナーに振って走り込む。だがヒナタが避けて自爆させると串刺しドロップキックからロープに飛んでドロップキック。さらに首4の字で捕らえるが茉莉はロープに足を伸ばしブレイク。
ヒナタはロープにもたれかかる茉莉の背中にドロップキックからフォールも1。
ヒナタは投げようとするが、耐えた茉莉にエルボー。ヒナタのエルボーと茉莉のローキックの打ち合いから、ヒナタがロープに飛んでドロップキック。さらにマウントエルボー連打からロープに飛んでスーフィーキックを狙うも、茉莉が追走しエルボーで潰す。
茉莉がお返しとばかりにマウントエルボー連打からヒールホールドで捕らえて絞り、ヒナタはなんとかロープを掴みブレイク。
茉莉はロープに振って走り込むが、ヒナタはスーフィーキックで迎撃し、ダイビングフェイスバスターからフォールも2。
茉莉はハイキックも避けたヒナタがサムソンクラッチも2。
ヒナタはヒラールロックで捕らえるが、そのまま力任せに立ち上がった茉莉が熨斗紙で叩きつけフォールも2。
茉莉はミドルキックも、キャッチしたヒナタが足へのエルボーから低空ドロップキック。さらにスクールボーイも2。
ヒナタは首固めも2。
ヒナタは走り込むも茉莉はガットショットからサイドバスターで叩きつけフォールも2。
茉莉はバズソーキックからフォールも2。
茉莉はブラジリアンキックからフロントフリップで叩きつけ3カウントを奪った。
茉莉「ヒナタ、今日のカード、実は、お前に喝を入れるために、私が、指定した。今日、この試合が終わって、お前がなにか一つでも持ち帰って、もっともっと努力して、一人ひとりがもっともっともっと、死にものぐるいでやってかないと、キラーズは上がっていかない。ヤングアクトレスカップ?なんかさっき小耳に挟んだんですけど、ヒナタが、キラーズを代表して、出場してこい!ヒナタが、ヤングアクトレスカップで優勝して、この後寧々がベルトとって、そして私がこのKINGベルトを持ってます。アクトレスの、全てのタイトルを、キラーズで奪おう。いいな?」
ヒナタ「わかりました。ヤングアクトレスカップ、優勝してきます」
第5試合
クリーンに握手から試合開始。
ロックアップから一度離れ、再度ロックアップを狙うかにみせてお互い蹴りをスカシあい、寧々がコーナーに振って串刺し攻撃も、夏葵が避けて串刺しジャンピングニーからロープに飛んでのフットスタンプ連発。フォールも2。
夏葵はロープに飛ぶが、寧々がチョークで捕らえ大外刈り。さらに髪を掴んで引き起こし、アルゼンチンで担ぐが夏葵が着地してロープに飛ぶとドロップキック。
夏葵は首投げからサッカーボールキック連発。ロープに飛ぶが、寧々は足をキャッチして倒すと、ロープに飛んでセントーン。再度ロープに飛んでセントーンからフォールも2。
寧々はコブラツイストで捕らえ、これを離すとコーナーに叩きつけてエルボー連打。コーナーに振って走り込むが、夏葵は三角蹴りで迎撃する。
夏葵は串刺しジャンピングニーからロープに飛ぶが、寧々はエルボーで迎撃しフォールも2。
寧々はスリーパーで捕らえるが夏葵はロープに足を伸ばしブレイク。
寧々はロープを使ったアキレス腱固め。レフェリーが注意すると寧々は足へのストンピングからロープに飛ぶが、夏葵はエプロンに逃れるも寧々は髪を掴んで引き起こすと鉄柱に叩きつける。夏葵は場外に落下し、これを追った寧々が客席に叩き込んでいく。
夏葵は場外でのランニングニーで反撃し、リングに投げ入れるとコーナーに登りダイビングニー。フォールも2。
寧々は投げようとするが、夏葵がコブラクラッチ式ネックブリーカーで切り返し変形コブラクラッチへ。寧々はロープに足を伸ばしブレイク。
夏葵は投げようとするが逆に寧々がブレーンバスター。再度ブレーンバスターからフォールも2。
寧々はアルゼンチンで担いで絞り上げ、これをバックフリップ気味に投げ捨てるとブレーンバスターからフォールも2。
寧々はロープに振るが夏葵はジャンピングニーを叩き込み、ロープに飛ぶも寧々はラリアットで迎撃し両者ダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合いから寧々が髪を掴んでエルボー。さらにネックハンギングボムからフォールも2。
寧々はブレーンバスターを狙うが、着地した夏葵がソバットからハイキック2連発。さらにダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。
夏葵は投げようとするが寧々が逆にブレーンバスターを狙うが一度崩れてしまう。再度担いでブレーンバスターからフォールも2。
寧々はダイビングセントーンも、夏葵が避けて自爆させるとドロップキックからmidnight sunで叩きつけ3カウント。
夏葵「初防衛戦守ったぞ~!ほんとに、寧々は、パワーがすごい。初防衛戦、寧々と戦えて、私は嬉しかった。ありがとう。でも、私たち、こんなんじゃまだまだダメ。私たちをもっともっと前に!上に!進んでいかなきゃいけない。そして私は、もっと防衛戦がしたい!アクトレスガールズ、全員倒してこのベルトを持って、初めて真のエースだと、真の、エースだと、胸を張って言えると思ってます。はい。だから、全員、いつでも、どこからでも、24時間!かかってこい!それで、なんですか?ヤングアクトレスカップですか。いいっすね!新人にも、チャンスがいっぱい来るということで。え?優勝は?優勝者には何か決まってるんですか?特に、決まってない(苦笑)だったら優勝した人が、ベルト、挑戦すればいいんじゃないですか? AWGベルトでもいい、KINGベルトだってもちろんいい。全員レベルを上げて噛みついてきてください!ということで、しめになるわけですが、次回は、大阪」
彩乃「夏葵ちゃん、新人と防衛戦、何そんなぬるいこと言ってるんですか?アクトレスガールズのエース、トップになりたいなら、もっと倒さなきゃいけない人、いるんじゃないですかね?年末、ベルトがなくならないように、気を付けてください」
夏葵「新人だけじゃなくもちろん、私はたった今24時間誰でもいつでもかかってこいって言ったので、年末までこのベルト、来年も守ってみせます。ということでしめまーす!今日出演した方全員上がってきてください。次回は大阪公演になりますので、大阪公演のメインにタイトルマッチ、KINGベルトのタイトルマッチが決まってます。是非そちらも皆さん、大阪で見届けてください。お願いします。(さくらがキラーズに引き込まれそうになってファイブが助けているのを見て)仲がいいですね。それでは皆さん、小指を掲げて、強く優しくあなたに一生懸命、アクトレスガールズ~って言ったら、一緒に小指を掲げてください。はい、いきます!せーの、強く、優しく、あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~~」
<試合後コメント>
荒幡寧々
「夏葵とは、練習生の頃から一緒で、シングルが2回目だったんですけど、悔しいっすね。ずっとなんか夏葵すげえなって思いながら、色々あって、やっと背中追いついたと思って挑戦させてもらって。まだ足りないっすが、でもいつでも挑戦者を受けつけるっつってたんで、もう1回時が来れば、挑戦したいと思います。以上です」
――ポイントマッチでの試合でしたがそういう点での差っていうものを感じましたか?
「そうっすね。もう、うん、やっぱ今日その、ポイントマッチの点数とかもそうなんですけど、会場のやっぱ夏葵の応援とか見てると、アクトレスのエースだなって思って。その差はすごく感じましたね今日。もっと、今日、その、杏ちゃんも言われてたけど、どれだけ自分がここで輝けるかを、もっと考えたいと思います。次は絶対に負けないです。はい」
夏葵
「第5代目AWGチャンピオンになって、初の防衛戦。無事勝利することができました。やっぱりポイントマッチって、まあ前も1月の時も言いましたけど、私1人で取れるものじゃなくて、応援してくださる、皆さんも、そして一緒に切磋琢磨できる仲間たちの、そのおかげで取れてるベルトだと思うので、勝てるたびにいつも感謝の気持ちが。改めてありがとうございますと言いたいです。今回、初の防衛戦相手に荒幡寧々が対戦相手となってくれて、形としては、ハロウィンのバトルロイヤルで優勝してクイーンとなってでの挑戦者でしたけど、私は、1人目が寧々ちゃんで良かったなって心の底から思います。4年前くらいから練習生をずっと一緒にやってきて、ずっと一緒にこのリングの景色見てきて、一緒に練習してきて、お互いの手の内が正直1番わかってる仲だと思うので、ちょっと感慨深いというか。でもお互いやっぱり勝てない。ポイントマッチといえど、結果が決まってるといえど、やっぱりお互いリングの上での気持ちのぶつけ合いって本物だと思うし、痛さも本物だと思うし。でも、そんな、そんな中で、今日一緒にリングで闘えたことがほんとに嬉しいです。ただ、やっぱり、私のなりたいアクトレスガールズってまだまだだと思ってて。私のもう最高のアクトレスガールズはこんなんじゃダメだって、こんなもんじゃないって。さっきちょっとマイクでも言いましたけど、24時間いつでも誰でもどこからでもかかってこいって言いましたけど、下ももちろん成長してきてるし、上の先輩たちだってどんどん上に行っちゃうし、私も負けないように、誰にも負けないように、自分を磨いていきたいし、今日スペシャルゲストで高瀬みゆき選手来てくださってましたけど、マイクで、もっと自分に自信を持って、死ぬ気で人生生きていきたいなって。人生かけてアクトレスガールズ、最高のアクトレスガールズにしていきたいなって思います。ちょっと今日最後、彩乃さんがちょっと、ちょっと喧嘩、喧嘩売られたのかな?私。あれ私に喧嘩を売ってきたのかな?ちょっと ちょっとぬるいことやってんじゃねえよって言われたので、もちろんぬるいことなんかする気はさらさらないので、誰よりも熱くこのベルト固く守っていきます。ありがとうございました」
――現エースとして、高瀬みゆきがこのリングに上がってきたっていうことに関してはどう思われてるんでしょう?
「最初はご来場、見に来てくださってて、で、そこで岩井杏加がみゆきさんにすごい噛みついてて。もうその時点で私、岩井杏加、ちょっとかっこいいなって思っちゃったんですよ(笑)で、このアクトレスガールズのリングじゃないところで得られるものって本当にあると思うし、多分本人、ご本人はちょっとね、きっと不本意ではあったのかもしれないんですけど、今日 このリングに立ってくださって、マイクで熱い言葉、杏ちゃんにかけてるところ見て、多分今日いるアクトレスメンバー全員が胸に刺さったと思うんですよ。だから、本当に、やっぱ昔のアクトレスガールズの方が良かったなって思われたくないなって思いました。もちろん、たとえみゆきさんがもし相手になったとしても、絶対に負けないって思えるように、これからも自信、自分に自信を持って前に進めていけたらなと思いますので、結果的には、本当に今日、みゆきさんが来てくださってよかったです。ありがとうございました」
――惡斗戦の時にはポイントマッチで同点からの再戦で勝利にはなりましたが、今回の荒幡さんとの戦いは、圧勝できたのか、それともギリギリの闘いだったのかというとどちらでしょう?
「あんまり、そのポイントの差っていうものにあんまりこだわってはいないんですけど、そんなに大きな差は正直なかったです。元々の差もそんなにきっとなかったですし、サイコロも正直、とんとんどころか、ちょっと私危ないかなぐらいの、本当にそれぐらいの試合で。でも、惡斗さんの時には同点、寧々の時も私はうかうかしてられないなってやっぱり思ったので。でも、それはやっぱり誰が相手でもそうだと思うので、今の差なんて関係ないと思ってます。勝ててよかったですね。はい。急に他人事みたいになっちゃいますけど(苦笑)」