【試合詳細】10・26 スターダム新宿住友ホール大会 葉月&コグマvs刀羅ナツコ&琉悪夏 岩谷麻優&向後桃vsAZM&天咲光由 朱里&鹿島沙希vs上谷沙弥&小波 妃南&レディ・Cvs月山和香&梨杏 なつぽい&安納サオリvs星来芽依&狐伯

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『第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ開幕戦~ in SHINJUKU』
日程:2024年10月26日(土)
開始:13:00
会場:東京都・新宿住友ホール
観衆:499人(満員)

▼ブルーゴッデス公式戦 20分1本勝負
[なつ&さおりー]なつぽい/○安納サオリ【1勝0敗=2点】
9分22秒 タンタンドル
[星狐]星来芽依/●狐伯【0勝1敗=0点】

▼ブルーゴッデス公式戦 20分1本勝負
[チーム教室]●妃南/レディ・C【0勝1敗=0点】
11分9秒 オースイ・スープレックス
[がむしゃらファンタジー]○月山和香/梨杏【1勝0敗=2点】

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[E neXus V]○白川未奈/舞華/HANAKO
10分21秒 インプラントDT→片エビ固め
鈴季すず/飯田沙耶/●八神蘭奈

▼タッグマッチ 20分1本勝負
スターライト・キッド/△梅咲遥(ディアナ)
10分42秒 両者リングアウト
[H.A.T.E.]△渡辺桃/吏南

▼レッドゴッデス公式戦 20分1本勝負
[凹アネコン凸]○朱里/鹿島沙希【1勝0敗=2点】
12分17秒 白虎
[PsyQueen]●小波/上谷沙弥【0勝1敗=0点】

▼レッドゴッデス公式戦 20分1本勝負
[Peach☆Rock]○岩谷麻優/向後桃【1勝0敗=2点】
13分40秒 二段式ドラゴン・スープレックス・ホールド
[02line]●AZM/天咲光由【0勝1敗=0点】

▼レッドゴッデス公式戦 20分1本勝負
[FWC]○葉月/コグマ【1勝0敗=2点】
14分52秒 葉・月ストラル
[BMI2000]●刀羅ナツコ/琉悪夏【0勝1敗=0点】

桃が岩谷を襲撃し『Historic X-over Ⅱ』でIWGP女子王座に挑戦決定!FWCがBMI2000を下してタッグリーグ白星発進!

第1試合


 なつぽいと狐伯の対面でゴング。ロックアップでの力比べは狐伯が圧倒し、離れ際にエルボー。なつぽいは三次元的な動きで翻弄していくが、狐伯がどっしり構えてエルボー&ビンタで迎撃。素早いアームドラッグの応酬から狐伯が低空ドロップキックを見舞って行くが、安納が飛び込んできてなつぽいとダブルのドロップキック。安納にタッチ。
 安納はなつぽいとともにダブルの変形鎌固めからかかと落とし。ロープに飛ぶも、星来が飛び込んできて目にも止まらぬロープワークの応酬から2人で足払いからの低空ドロップキック。安納もビッグブーツで一矢報いてなつぽいにタッチ。
 なつぽいは狐伯にダイビング・クロスボディから腕十字。狐伯がロープに逃れると、星来がカットに来てロープに振るが、なつぽいがアームドラッグ。2人をロープ際に並べてまとめて貫通ドロップキックで顔面をぶっ飛ばす。なつぽいがロープに飛ぶが、狐伯が足払いからDDT、低空ドロップキックと連撃。星来にタッチ。
 星来はなつぽいに串刺しジャンピング・ラリアットから連続エビ固め。なつぽいもジャックナイフで返していくが、星来もすぐに返してドロップキック。なつぽいはソバットからヘッドハンターを見舞い、安納にタッチ。
 安納はコーナートップからミサイルキックを叩き込み、延髄斬りを発射も星来が回避してドロップキック。安納も回避してロープに飛ぶが、星来がカウンターのローリング・ソバット。狐伯にタッチ。
 狐伯は安納に串刺しドロップキックから滞空時間の長いブレーンバスター。さらにクロスフェイスで捕らえる。なつぽいが加勢に入り、なつぽいのトラースキック+安納の延髄斬りから安納がブロックバスター。安納がコーナーに上るが、星来がカット。狐伯が安納を肩車し、星来がコーナートップから飛びついて変形スタナーを見舞う合体攻撃から狐伯がミサイルキック。狐伯がロープに飛ぼうとするが、安納がバックを取って投げっぱなしジャーマンから延髄斬り。安納が再びジャーマンを狙うと星来がダイビング・クロスボディで飛んでくる。安納はこれをかわしてジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるもカウントは2。もう1発を狙うが、狐伯がノーザンライト・スープレックス・ホールドで切り返し、星来との連携攻撃を狙う。これをかわした安納が狐伯にポテリングも星来がカット。なつ&さおりーは合体ローリング・ネックブリーカーを決め、最後は安納がタンタンドルで狐伯から3カウントを奪った。

<試合後コメント>

星狐
星来「ごめん!」
狐伯「いやいやいや。まあでも自分たちが再会したの3~4年ぶりなんで想定内想定内」
星来「これから!」
狐伯「点を取れば、次から負けなきゃいいんでしょ?」
星来「これからだよね。でも今日でなんか分かったわ」
狐伯「相手はなにチャンピオン?」
星来「タッグチャンピオンとシングルチャンピオン」
狐伯「っていうのを準備体操にしたっていうふうな結果になると思うんで。みんなしっかり見ててください」
星来「絶対星狐が優勝しますんで」
狐伯「いって~……」

なつ&さおりー
なつぽい「開幕戦、勝ちましたよ!なつ&さおりー!いいね!」
安納「なんかさ、2人を見てるとさ。同じ場所でデビューで、同期、ライバル、再会……なんか見たことあるよな?」
なつぽい「あるねぇ♪なんか似てるねえ、どっかの誰かさんたちと!」
安納「ウチらやろ?(笑)」
なつぽい「そうだね(笑)見てて、向こうはきっと久しぶりに組むんだろうなって思うんだけど、でもあんだけ息の合ったタッグワーク見せられたら悔しいね」
安納「そやな。ウチらも久々やったからな。組むの」
なつぽい「でもすごいよかったとおもう!」
安納「ホンマ?ありがとう。これから真のタッグ決める闘いが始まるからさ」
なつぽい「マジで全勝優勝からのその先、狙っていきましょう!ばいぽ~い♪」

第2試合


 レディと梨杏の対面でゴング。ゴングが鳴るなり梨杏が突っ込んでいってエルボー猛連打。ロープに振っていくがレディがショルダータックルで迎撃。レディがロープに飛ぶが、月山が救援に入って足払いから2人でヒップアタック。梨杏はボディスラムを狙うが、レディが余裕で耐えて逆にボディスラム。さらに追撃を狙うが、梨杏が背後からスタンド式の胴絞めスリーパーホールド。レディがコーナーブレイクも、梨杏がエルボー猛連打からクロスボディを発射。レディがこれをキャッチし「行くぞ新宿!」とジャイアント・スイングで10回転。妃南にタッチ。
 妃南は梨杏にボディスラム3連発からレディにタッチ。
 レディは梨杏にガットショット連打から逆水平チョップ連打で倒しダブルニードロップ。梨杏はなおもエルボー連打で粘り、レディは両手を広げて「まだまだまだまだ!」と好きなように打たせたうえで強烈なエルボーで反撃。レディがロープに振るも、梨杏がクロスボディで一矢報いて月山にタッチ。
 月山はレディに串刺しヒップアタック連打からパロ・スペシャル、低空ドロップキック。ロープに飛ぶが、レディがうまくいなしつつショルダータックル。さらにレディが逆水平チョップ&袈裟斬りチョップからビッグブーツ。妃南にタッチ。
 妃南は串刺しジャンピング・エルボーからドロップキック。さらにワンハンド・バックブリーカーから逆エビ固めも梨杏が必死のカット。2人で妃南をコーナーに振ってダブルのバックエルボーから月山が地獄突き、梨杏がクロスボディ、月山がヒップドロップ。月山はエルボー連打から極楽どんを狙うが、妃南がレインメーカー式払い腰で切り返し、逆エビ固め。これは梨杏がドロップキックでカット。月山はエルボー猛連打も、妃南がパンプハンドル式の変形裏投げ。レディとのダブルのランニング・ネックブリーカー・ドロップ、変形3Dと合体攻撃を続けていくが、月山が一瞬の隙を突いて妃南をオースイ・スープレックスで捕らえて3カウント。

<試合後コメント>

チーム教室
妃南「今日、タッグリーグ初戦、がむしゃらファンタジー?正直ね、前も全く同じ試合したときに私たちが勝ったんで今回も勝てるだろうって思ってましたけど」
レディ「連携も私たちのほうが強いし」
妃南「だけど隙を突かれましたね。あの2人を見て自分たちも初心に戻ってもっとがむしゃらさを出していかないなとって思うような試合でした」
レディ「こないだも月山に丸め込まれて負けて。アイツのそういうずる賢い部分とか賢い部分は認めるけど、お前のことは許さねーからなお前!」

がむしゃらファンタジー
月山「タッグリーグ初戦、チーム教室に勝ちました!」
梨杏「月山、よくやった」
月山「ありがとうございます!……えっ?」
梨杏「よくやった!」
月山「あ、ありがとう。まだ明日も試合があるんで。梨杏のがむしゃらさと、私の……ファンタジー?で頑張りたいと思います!ありがとう!」
梨杏「明日も頑張ろう!」
月山「はいっ!……あれっ?」

第3試合


 HANAKOと飯田の対面でゴング。ロックアップでの力比べはHANAKOが圧倒も、飯田は必死のリバースから離れ際にエルボー。HANAKOをリフトアップしてコーナーに叩きつける怪力を見せるが、HANAKOがビッグブーツからのショルダータックル。さらに串刺しラリアット攻撃を狙うが、飯田がエプロンに逃れてかわし、マシンガン・チョップ&マシンガン・ラリアット。そこへ八神がドロップキックでアシストし、飯田がショルダータックル。八神にタッチ。
 八神はHANAKOにサッカーボールキックを連打し、腕十字から三角絞めへ。HANAKOはこれをぶっこ抜いてバスターしボディスラム。白川にタッチ。
 白川はミドルキック連打。八神の反撃をかわしてビーナスポーズを取り、サッカーボールキックで追撃。舞華にタッチ。
 舞華のバックドロップ+白川のドロップキックの連携攻撃から舞華がボディスラム。さらに串刺し攻撃を狙うが、八神が回避して串刺しバックエルボーからサッカーボールキック。すずにタッチ。
 すずはランニングニー連打も、HANAKOがカット。すずは舞華とHANAKOの攻撃を誤爆させた上で2人に足払いをかけ、背後からのドロップキックで2にまとめて吹っ飛ばす。舞華の頭をエプロンに出し、場外から助走をつけて地対空ドロップキック。ロープに飛ぶが、舞華がパワースラムで迎撃しロープに飛ぶ。すずがカウンターのエルボーを叩き込んでロープに飛ぶが、舞華がカウンターのラリアット。両者相打ちのエルボーからタッチへ。

 白川と八神の対面。八神がドロップキックからミドルキック連打でコーナーに追い込み、串刺しジャンピング・ハイキック、サッカーボールキックと連撃。白川は下カラメルメコンで足4の字固めを狙うが、八神が変形ネックブリーカーから腕十字。ブレイクされるもサッカーボールキックで追撃。HANAKOがカットに入り、白川を八神の上に変形サイドバスターで投げ落とす連携攻撃。すずがカットに入ってトラースキック、飯田がラリアットを見舞うアシストから八神がゼロ戦キック。八神がバズソーキック―を発射も、かわした白川がロープを使った三角飛び延髄斬り。白川がローリング・エルボーからバックブローを見舞い、インプラントDDTを狙う体勢へ。八神がこれを丸め込むも、舞華&HANAKOがカットして飯田&ずずを排除。舞華のブレーンバスター+HANAKOのバックブリーカーの合体攻撃から白川がインプラントDDTで突き刺して3カウント。

<試合後コメント>

鈴季すず&飯田沙耶&八神蘭奈
(※飯田が八神を背負い、すずをつつき回しながら登場)
すず「おい、おまっ、お前!オイ!なんで私がお前と組まないといけないんだよ!」
飯田「こっちのセリフじゃボケッ!合うわけねーんだよバカヤロー!」
すず「出しゃばんなよ!」
飯田「八神いるから行くぞオラッ」
すず「痛ッ!いてーな!コノヤロー!」

舞華&白川未奈&HANAKO
白川「はい!タッダイマ~♪」
舞華「オカエリー!」
白川「もう、ただいまって今年何回言えばよいのでしょうか?マイルが貯まって貯まって仕方ない。こないだやっと自分のマイルでグレードアップして帰ってきました。防衛したし!でもホント今日からタッグリーグ開幕戦ということで、2人にはもちろん優勝を目指していただいて」
舞華「もちろんだよぉ。優勝という名のおみやげを」
白川「私は、ちゃんみなは……どこにいこーかな~♪」
舞華「まってぇ~♪」
(※3人で渡り鳥のように羽をパタパタさせながら退席)

第4試合


 梅咲と桃の対面でゴング。ゴングが鳴るなり梅咲が突っ込んでいき、桃にティヘラからのドロップキック。さらにロープに飛ぶが場外から吏南が足払いをかけ、桃が低空ドロップキックで追撃。桃は「頭使えよ馬鹿が!」と罵倒しながら顔面を蹴りつけていき、エルボー連打で反撃してくる梅咲をミドルキック一発で黙らせる。さらに桃がヘアホイップ連打から「なにがディアナじゃ!」とコーナーで顔面踏みつけ。吏南にタッチ。
 吏南は梅咲をロープにくくりつけて串刺しドロップキック。さらに「このクソ野郎!」とボディスラムからダブルニードロップ。「ディアナのセンターはこんなもんか!」とビッグブーツ連打も、梅咲がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップからフットすんタプ。キッドにタッチ。
 キッドは吏南に619から低空ドロップキックで倒してロープに飛ぶが、桃がエプロンからミドルキックでカット。H.A.T.E.が連携攻撃を狙うが、キッドがまとめてヘッドシザーズ・ホイップで放り捨ててダブルのドロップキック。吏南に「一発喰らえ!」とその場飛びムーンサルト・プレスを見舞ってからマフラーホールドを狙うが、吏南がマスクを引っ張ることで脱出。怒ったキッドが殴りかかるも、吏南がカウンターの払い腰から串刺しダブルニーアタック、低空ドロップキックと連撃。桃にタッチ。
 桃はサッカーボールキックからロープに振るも、キッドがブーメラン・アタックで切り返して梅咲にタッチ。
 梅咲は桃にミサイルキックからロープへの串刺しドロップキック。梅咲がコーナーに振って串刺しランニングエルボー。2発目を狙うが、桃がかわしたところに吏南が飛び込んできてトレイン攻撃、吏南のノーザンライト・スープレックス・ホールドから桃の蒼魔刀が決まるもキッドがカット。桃はコーナーに上っていくが、キッドが雪崩式アームドラッグで投げ落とし、梅咲が旋回式ダイビング・ボディプレス。さらにジャーマン・スープレックスを狙うが、桃が振り払ってミドルキック。梅咲も強烈なエルボー連打で桃をぶっ倒してロープに飛ぶが、桃が素早くバックを取ってチキンウィング・フェイスロック。そのままテキーラサンライズを狙うが、キッドがゼロ戦キックでカット。梅咲が桃にブロックバスターを見舞い、カットに来た吏南をキッド&梅咲がダブルのドロップキックで撃退、場外に逃れたH.A.T.E.へ梅咲がプランチャを発射も、かわされてキッドに誤爆。桃が梅咲へエプロン上からの空対地サッカーボールキックを叩き込む。

 桃と梅咲が場外でのエルボー合戦を展開。さらにブレーンバスターで投げ合ったり観客席へと叩き込んだりと大暴れしている内に場外カウント20が数えられて両リン決着。桃と梅咲が乱闘を続けながら退場していった。

<試合後コメント>

渡辺桃&梅咲遥
(※桃が梅咲をコメントスペースに引っ張り込んで組み伏せながらコメント開始)
桃「アァ?!ナメんじゃねーよ!チョーシ乗ってノコノコとスターダムに来たみてーだけどよ、大したことねーじゃねーか!アァ?!二度と来んじゃねー!」
(※桃が荒々しく去る)

梅咲「ディアナのセンターはこんなもんだとか言ってますけど、じゃあ自分たちはスターダムの何なんですか?今日もこんな結果で終わるなんてあり得ないし、悔しすぎるので。いいですよ、またディアナでやったってスターダムでやったっていいですよ。自分はいつでもどこでも出来る準備出来てるんで。絶対に諦めないで渡辺桃を、H.A.T.E.を倒すので」

スターライト・キッド
「今日はタッグリーグの開幕戦だけど私は公式戦じゃなくて梅咲遥とタッグで対H.A.T.E.って感じだったんですけど、まあ桃と遥の抗争に巻き込まれた感じになってしまいましたね。H.A.T.E.、私もやられた側ではあるんで。吏南?ちゃんと対戦はあまりしたことないんですよ。同門のときも1、2回あったくらいなんですけど、あの生意気キャラは、あんだけ一緒にやって来たけど、追放するだけして、そのあとは特に何もしてこなかったでしょ?あの生意気キャラ、出てった私が潰してあげてもいいって思いました。遥、同世代ですよね?まあNEO GENESISのSLKと初めて組んだと思うんですけど、同世代と組んでやっていくのは楽しいです。今日はちょっと両者リングアウトでスッキリはしないけど、もっと同世代と組んだり闘ったりシたいと私は思ってます。また遥、組もうね」

第5試合


 朱里はこの日がデビュー16周年記念日。
 鹿島と上谷の対面でゴング。やる気に震える鹿島が上谷の攻撃をかわして起死回生。上谷もすぐに切り返すが、鹿島が組み伏せてマウントエルボー連打。上谷もすぐに体制を立て直して鹿島の顔面をメチャクチャに蹴りつけていくが、鹿島は「ナメんな!」とティヘラからビッグブーツ。朱里にタッチ。
 朱里は上谷にビッグブーツからロープに飛ぶが、小波が場外から足払い。全員入り乱れた場外戦へと発展し、PsyQueenが観客席に叩き込むなどのラフファイトで圧倒。朱里をロープにくくりつけて2人で顔面を踏みつけながらポーズを決める。
 小波と朱里の対面。小波は顔面へのストンピング連打から腕に狙いを定めて集中攻撃。ロープを使ったアームロックでいたぶっていき、腕を固めたまま上谷にタッチ。
 上谷は腕攻めを引き継いでアームブリーカー連打から顔面蹴り。小波が「朱里、そんなもんかよ(笑)」と嘲笑しながらロープを使ったアームロックで捕らえ、上谷がその腕をグリグリと踏みつける。朱里は敢えて痛む腕でエルボーを連打して意地を見せ、コードブレイカーを見舞って鹿島にタッチ。
 鹿島は上谷に串刺しニーリフトからダイビング・フットスタンプ2連撃。さらに大阪臨海アッパーからロープに飛ぶが、鹿島がボディブローからのコンビネーション打撃を決めニールキック。小波にたちt。
 小波が低空ドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにロープに飛ぶが鹿島がカウンターのトラースキックから延髄斬り。朱里にタッチ。

 朱里は小波をショットガン・ドロップキックでふっ飛ばし、串刺しニーリフトからハーフハッチ・スープレックス。互いに足を止めてのミドルキック合戦となり、朱里が優勢も小波がサミング。鹿島が救援に入り、朱里のDDTからアネコンのサンドイッチ式サッカーボールキック。朱里が小波に串刺しランニングニーからコーナートップに上がり、ダイビング・ギロチンドロップ。朱里が投げようとするが、小波が絡みついてスタンド式の胴絞フルネルソン。さらにサッカーボールキックから腕固めに捕らえるが、鹿島が必死のカット。
 上谷が鹿島を排除し、PsyQueenが朱里に集中攻撃。小波のミドルキックから上谷のバイシクルキックが決まり。PsyQueenが同時に同コーナーに上ってダブルのミサイルキック。小波が朱里にジャーマン・スープレックス・ホールドからトライアングル・ランサーも、朱里が下から丸め込む。小波は返してハイキックも、耐えた朱里がジャンピングニーからハイキック。さらにマフラーホールドに捕らえるも小波が下から三角絞め。これを朱里が白虎で切り返してギブアップを奪った。

<試合後コメント>

PsyQueen
小波「おう、朱里!お前今日勝ったくらいでこの私たちの戦争が終わったと思うなよ!私たちはまだまだ闘うんだ。そして私はお前を倒す。絶対にお前を倒すから。首を洗って待っとけよ。そして、タッグ。ありがとう、上谷」
上谷「今日からPsyQueen始動。今日始まったばっかりなんでね。まだまだこれからしっかり足並みを揃えて、狙うはもちろん優勝。そしてその先にあるゴッデス。私たちなら絶対狙えると思うんで、H.A.T.E.、まだまだ上を目指していきますよ」

凹アネコン凸
朱里「タッグリーグ開幕戦、沙希とまず1勝しました!ありがとう!」
鹿島「ありがとうございます!間違いなく朱里さんの力で2点取りました!」
朱里「いや、沙希。メチャクチャ、最初不安だったのよ」
鹿島「えっ、なにがッスか?なにがッスか?」
会見で『朱里の力で』みたいな」
鹿島「はい!」
朱里「でも沙希もメチャクチャやる気で、パワーアップに……(※鹿島が目をそらす)励んでくれたんだよね?まあこの勢いで2人でタッグリーグ優勝して、ゴッデス、絶対2人で巻いてみせます。あと小波、まだまだ終わらせねーぞ。覚悟しとけ」

第6試合


 向後と天咲の対面でゴング。ヘッドロックからアームドラッグの応酬となり、向後が619、天咲がDDTを狙い合う攻防。ここにAZMが飛び込んできて02lineでダブルの低空ドロップキック。天咲がAZMにタッチ。
 AZMはコーナーでの顔面踏みつけから串刺しドロップキック。向後はふらふらとエルボーを放っていくが、AZMが強烈なエルボー一発で吹っ飛ばす。それでも向後はカウンターのドロップキックで一矢報いて岩谷にタッチ。
 岩谷はAZMにドロップキックからソバット。ロープに飛ぶが、天咲がエプロンからミドルキックを見舞ってカット。2人でロープに振ろうとするが、岩谷がロープを踏み台に2人まとめてアームドラッグからダブルのドロップキック。AZMはハイキックを囮に組み付いてブレーンバスターを見舞い、天咲にタッチ。
 天咲はコンビネーションDDTから顔面へ低空ドロップキック。岩谷もノーザンライト・スープレックス・ホールドでやり返し、ミドルキック、サッカーボールキックと連撃して向後にタッチ。
 向後は天咲にドロップキック。天咲がエルボーで反撃し、そのまま足を止めてのエルボー合戦の打ち合いに。向後がガムシャラな猛連打で天咲をダウンさせ、ドロップキックで追撃。さらにロープに飛ぶが天咲が急角度DDTで迎撃しグラウンドでの変形コブラツイスト。さらに串刺し攻撃を狙うが、向後がエプロンに逃れながらロープを使ったアームブリーカー、スワンダイブ式ミサイルキックから619と決めていく。向後は変形ツイスト・アンド・シャウト。天咲がハンマーロック式DDTでやり返し、両者タッチへ。
 岩谷とAZMの対面。両者ロープワークを駆使しながらの攻防を展開し、岩谷がバカタレスライディングキックを発射もAZMがかわして顔面への低空ドロップキックを連打。クロスフェイスから腕固め、ヌメロ・ウノと狙うが向後がカット。02lineが岩谷に合体DDTからAZMがバズソーキック。AZMがコーナートップからのダイビング・フットスタンプを発射も、岩谷が回避。向後がAZMにトラースキック、天咲にティヘラを見舞い、場外に逃れた02lineにスワンダイブ式プランチャで追撃。


 岩谷がAZMをリングに放り込み、コーナートップからフロッグ・スプラッシュ。さらにドラゴン・スープレックスを狙うが、AZMがサムソンクラッチで切り返してハイキック。さらにロープに飛ぶが、岩谷がスリングブレイドで迎撃。Peach☆Rockがダブルのトラースキックを放つが、AZMがかわして岩谷にあずみ寿司。これは向後が必死のカット。岩谷がAZMにトラースキック、向後がブーメラン・アタックを決め、Peach☆Rockのダブルトラースキックが炸裂。岩谷がAZMにスタンド式のドラゴン・スリーパーから二段式ドラゴン・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪った。

 試合後には渡辺桃がバットを振り回しながら登場。

桃「おう岩谷。テメーふじさんメッセ休んだよな?そんときから私はずーっと待ってたんだよ。待たせやがって。いーよいーよ、待たせたことはいいよ。でも何AZMと睨み合ってんの?違うだろ?お前?その無い頭でよーく思い出してみろ。5★STARではお前、反則で私に勝ったよな?覚えてるか?」
岩谷「覚えてないねえ」
桃「お前ホントに脳がねーな!馬鹿か!お前は私に反則して勝ったんだよ!だから反則して勝ったお前に、汚名を返上するチャンスをくれてやるっつってんだよ。なあ?だから私と、そのIWGPかけて、私と闘え」
岩谷「あのさぁ、お前ら今まで何回も何回も凶器で勝ってきたんだろ?なんで1回だけ……。まああんまり記憶にないけど、1回だけただ単にバットで野球遊びをしてただけなのに?ただその憎たらしいボールみたいな顔面を殴っただけなのに?なんでそんなこと言われなきゃいけないんですか?」

(※怒り狂った桃がバットでタコ殴りにし、場内から大ブーイング)

桃「うるせーうるせーうるせーオイ!おい岩谷!もう1回言ってやるよ。汚名返上のため、オメーの汚名返上のため、そのIWGPかけて、11月17日、『Historic X-over Ⅱ』でよ!私10周年だしぃ?私が相手になってやるっつってんだよ。なあ?!楽しみにしてろ。そーだそーだ。AZMとの約束は無し!AZMはいつだって私の次点なんだよ!」

岩谷「AZM、AZM、いますか?……帰っちゃったか。AZM、ごめん。ちょっと悪者を倒してから行くわ。ごめん。もうちょっと待ってて」

<試合後コメント>

02line
AZM「タッグリーグ初戦、負けたし、負けたのに岩谷麻優から負けたのに!最後試合後、岩谷麻優がベルトを掲げてきて。私が岩谷に5★STAR勝ったけど、負けた後に挑戦するとかカッコわりーだろ!だから今回は渡辺桃に譲ってやるけど、次私が岩谷麻優から勝って、改めて挑戦表明してやるから待っとけ!今はタッグリーグ中」
天咲「明日もタッグリーグは続くので。私たちは決勝まで上がって、決勝で闘いたい人達がいるので。そこに向けて全力で突っ走りたいと思います」

Peach☆Rock
岩谷「今日、タッグリーグ初戦、Peach☆Rock、勝ちました!しかもヤバいよ小桃!アンタ天才じゃない?!意外と!」
向後「メッチャ嬉しい!メッチャ良かったです!今日の勝利、正直プロレス人生で一番嬉しいです」
岩谷「ホントに、前はよくあるんです。小桃と組んでて、でも自分の実力で最後勝って。だけどどこか1人だけの力で勝ってるような感覚があって。でも今日の勝ちは小桃が導いてくれた勝ちだと初めて思いました。スゴかったよホントに!」
向後「メチャクチャ嬉しいです!」
岩谷「いや、ホント!過去一番!スターダムの中で向後桃の試合を見た中で今日が一番カッコ良かった!貴女スゴいよ!やれば出来るって!」
向後「ありがとうございます!このまま私はPeach☆Rockで驀進していきたいです!」
岩谷「ホントに今日闘ってみて、Peach☆Rock、優勝の可能性、大いにある!そう思いました!これからも頑張っていきたいと思うし、桃、IWGP、AZMとやる予定だったんですけどね。AZMはちょっとまた待たせる形になるけど、必ず渡辺桃、悪を倒して。アイツら何回も反則してくるのに、こっちがたった1回……したのかしてないのかあんまり覚えてないレベルだけど、グチグチうるさいね。でも、バットでボコボコにされた回数、そんなん101くらいでしょ?このIWGP、『Historic X-over Ⅱ』?このベルトの重さ、バットを叩き込む重さよりも何倍も何千倍もこのベルトの価値の重さ、岩谷麻優の重さ、アイコンとしての強さ、それを叩き込んでやりたいと思います。私はIWGPも防衛して、タッグリーグも優勝していきたいと思います。応援よろしくお願いします。このまま頑張ろう!」
向後「はい!よろしくお願いします!ありがとうございました!」

第7試合


 BMI2000の奇襲から場外乱闘となる中でゴング。
 葉月がリングに放り込まれ、BMI2000が交互にセントーンを見舞うなど集中攻撃。ナツコが葉月をロープにくくってダブルアームロック。さらにブレーンバスター2連撃から琉悪夏にタッチ。
 琉悪夏はコーナーでの首絞め攻撃からショルダータックル。ナツコが水を口に含んで葉月の顔面に噴射。葉月はドロップキックで反撃していくが、琉悪夏は倒れず耐えてショルダータックル。琉悪夏はラリアットを狙うも、かわした葉月がDDTで突き刺してコグマにタッチ。
 コグマはBMI2000の攻撃をかわして翻弄し、2人をコーナーに重ねて串刺しボディスプラッシュから2人を重ねてふみふみ。さらに琉悪夏へ胴絞めスリーパーホールドも、琉悪夏が絞められたまま立ち上がってKUBINAGEで脱出。琉悪夏が串刺しスプラッシュからのセントーンを見舞い、エルボー連打で圧倒。ロープに飛ぶが、コグマがRKOで迎撃。琉悪夏は怯まずスライディング・クロスボディで反撃しフィッシャーマンの体勢。コグマはDDTで切り返すが、琉悪夏が即座に起きてフィッシャーマン・バスター。コグマもすぐに起きてクロスボディを発射も、琉悪夏も同時にクロスボディを発射。空中で相打ちとなり両者タッチ。
 葉月とナツコがバチバチのエルボー合戦を展開。葉月が優勢もナツコがショルダースルーからバックフリップ、セントーンと連撃。ナツコがラリアットを狙うも、コグマがカットに入ってFWCの目まぐるしい連携攻撃から葉月がクロスフェイス。これを琉悪夏がカットしてBMI2000での連携を狙うが、葉月がロープを使ったダブルのアームドラッグ。さらにコグマとのダブルドロップキックでロープ際までふっ飛ばし、2人で顔面ウォッシュの競演を狙うが、最後の一撃をBMI2000がカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばす。
 ピンチに陥るFWCだったが、コグマのダイビング・クロスボディに葉月がミサイルキックを合わせる合体攻撃で窮地を脱出。葉月のトペ・スイシーダ+コグマのプランチャの編隊飛行で一気に逆転し、葉月がコーナートップからダイビング・セントーン。これをナツコが2で返すと琉悪夏が飛び込んできて葉月をコーナーへ。

 ナツコがキャノンボールを見舞い、コーナーに上った琉悪夏をファンタスティック・フリップでは月に投げ落とす。さらに琉悪夏がファンタスティック・フリップでナツコを葉月に投げ落とし、ナツコがデスバレーボムを狙うが、葉月が葉・月ストラルで切り返す。葉月がビッグブートからロープに飛ぶが、琉悪夏が場外から凶器で一撃。ナツコがデスバレーボムを決めるもカウントは2。
 BMI2000がともにコーナーに上ってナツコのスワントーン・ボム+琉悪夏の冷凍庫爆弾の同時攻撃を発射も、FWCがかわして自爆させ、それぞれ丸め込んで3カウントを奪った。

 試合には勝利したもののボロボロなFWCの2人は大の字になって手をつなぎながらマイクを取る。

葉月「ちょっと待って、ちょっと待って……このままで……タッグリーグ初戦、2点ゲットしたぞ!ちょっと休ませて欲しい。しゃべって、おねがい」
コグマ「じゃあ私もこのまま喋るね。FWCがナンバーワンタッグなのは間違いない。間違いないけど、BMI2000は重かったァ……。いやでも、明日もあるし、明日はなんと私たちはダブルヘッダーで。OZのタッグのベルトの挑戦権ももぎ取ってくるので、OZのベルトのチャンピオンにもなって、スターダム、ゴッデスのベルトのチャンピオンにもなって、タッグ二冠王やりますんでどうぞご期待ください。よし。復活した?葉月、締めて!」
葉月「タッグリーグ初戦、今日勝ったのは?!(観衆「FWC!」)優勝するのは?!(観衆「FWC!」)We are!(観衆「FWC!」)」

<試合後コメント>

FWC
葉月「勝ったよね?勝ったよね?勝った勝った勝った!初戦、2点ゲット!」
コグマ「初戦って大事だからね」
葉月「勢いついたよね。明日はスターダムの後楽園やったあとに初参戦のOZアカデミーさんで次期タッグ王座挑戦者決定戦の3WAYタッグあるからね」
コグマ「どっちも勝つしか無いでしょ」
葉月「当たり前に勝って、ウチらが最強タッグだってことをみんなにわからせてあげよう」
2人「We are FWC!」

BMI2000
ナツコ「オイ、今日結果的に負けちまったのはウチらのせいじゃねー。レフェリー、バーブとかいう奴がカウントだよカウント。アイツのカウントがへっぽこだから勝手に3入っちゃったんだよ。肩上げてたんだからよ。アイツの見間違いだよ。誤審だよあんなの。なあ?!」
琉悪夏「ホントだよ。どーでもいーんだよFWCなんて。狙うは優勝のみ!以上ォ!」
ナツコ「バーブしっかりしろよ」
琉悪夏「ホントだよ」

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