【試合詳細】10・14 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWGシングル】惡斗vs夏葵 【KING】茉莉vs水嶋さくら

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RAINBOW ROAD SERIES『ALL ROADS MEET KING』
日程:10月14日(月・祝)
会場:後楽園ホール
開始:11:45
観衆非公開

▼Tag team match アンリデビュー戦
汐月なぎさ/●アンリ
10分3秒 〆のデザートはアイス~トッピングはちいでよろしいですか?~→片エビ固め
みあ朝子/○青葉ちい

▼Tag team match 石塚美帆デビュー戦
○荒幡寧々/石塚美帆
10分52秒 ブレーンバスター→体固め
KYANREN/●研菜々美

▼6-man Tag Match
[Actwreskiller’Z]○入江彩乃/千夜ヒナタ/ゆふぁ
9分46秒 Teardrop Angel→片エビ固め
[アクレス三銃士]日菜といろ/●永井絵梨沙/蒼乃ありす

▼8-man Tag Match 3本勝負
○[アクトレス5]才原茉莉乃/なる/福永莉子/天翔ゆい
2-1
●[Actwreskiller’Z]MARU/石川はるか/岩井杏加/グレート朝子

▼KING OF RING ENTERTAINMENT CHAMPIONSHIP 初代KING決定戦
[Actwreskiller’Z]○茉莉
20分26秒 奈落落とし→エビ固め
[アクトレス5]●水嶋さくら
※茉莉が初代王者へ

▼AWG Single Championship Point match
【王者/Actwreskiller’Z】●惡斗
13分26秒 midnight sun
【挑戦者】○夏葵
※第4代王者が初防衛に失敗。夏葵が第5代王者へ。

夏葵が惡斗を倒し世代交代のAWG王者へ!茉莉が初代KINGとなり闘いのベルト宣言!石塚美帆とアンリがデビュー!

オープニング

 新井みずかリングアナがダンス講師を務めている『Ally sister'Z』によるダンスショーから公演がスタート。

 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズたちによるダンスパフォーマンスが続き、
 ダンスの途中では、本日デビュー戦のアンリと石塚美帆が紹介された。
 

第1試合

 朝子が走り込むが、なぎさがガットショットで迎撃し試合開始。なぎさはコーナーに振って顎への串刺しドロップキックから、逆コーナーに振って再度串刺しドロップキック。
 さらにリング中央に連れていき、強烈な逆水平チョップ連発からストンピングを落としアンリにタッチ。

 アンリはドロップキック。朝子は左右のエルボーからローリングエルボーを叩き込み、コーナーに振って超人朝子軍を呼び込むと、「デビューおめでとう!」とトレイン攻撃。さらにアンリに前転のトレイン攻撃から、なぎさも突き飛ばしてアンリに叩き込もうとするが、なぎさはギリギリで飛び込み前転で逃れる。
 ちいは朝子をボディスラムでアンリに叩きつけてフォールさせるがなぎさがカット。
 アンリがスクールボーイも2。アンリはなぎさにタッチ。

 なぎさはストンピングからリストを掴んでの逆水平チョップ。朝子は呆然としながらタッチしようとするが、なぎさが捕まえて逆水平チョップ。朝子は何を思ったか「来いやー!」と胸を張ると、なぎさが逆水平チョップを放つが避けた朝子がソバットから卍固めで捕らえる。なぎさはロープを掴みブレイク。
 朝子はストンピング連打からちいにタッチ。

 ちいは低空ドロップキック連発から投げようとするが、なぎさがバッククラッカーからロープに飛んでドロップキック。再度ロープに飛ぶが、ちいはパワースラムで迎撃しフォールも2。
 ちいはロープに飛ぶが、なぎさもダブルチョップで迎撃し、髪を掴んで引き起こすとコードブレイカーからメイルストロムボムも2。なぎさはアンリにタッチ。

 アンリはミドルキック連打。ちいがエルボーを打ち込むと、アンリはローキックで返す。ちいは尻を突き出してローキックを受けていき、アンリのロー連打にちいがエルボー連打で返す。アンリは強烈なローからスクールボーイも2。
 朝子が出てきてアンリにストンピングから、ちいが引き起こしてボディスラム3連発。フォールも2。
 ちいは投げようとするが、アンリがバックをとって突き飛ばし、なぎさがエプロンからチョップを打ち込みアンリがブラジリアンキックからフォールも2。
 アンリはトライアングルランサーで捕らえるがちいはロープを掴みブレイク。
 アンリはロープに飛ぶが、ちいがキャッチするとキャトルミューティレーションで捕らえる。これはなぎさがカット。
 朝子がフライングクロスチョップでなぎさを迎撃し、エルボー連打でロープに押しこみちいとともにロープに振ろうとするが、なぎさは2人を同士討ちさせて背中にチョップ。
 アンリはちいに首固めも2。アンリは丸め込むも2。アンリは尻を叩いてから逆片エビ固めも朝子がカット。
 アンリはロープに振ろうとするが、ちいが逆に振ってカニバサミで倒し、ロープに飛んで低空ドロップキック。ちいはボディスラムからディッシャースクリューで叩きつけフォールもなぎさがカット。
 ちいはコーナーに登り、セカンドロープからの〆のデザートはアイス~トッピングはちいでよろしいですか?~(=フロッグスプラッシュ)を投下しフォール。これで3カウント。

ちい「先輩!ついに超人朝子軍が結果を出しました!」
朝子「努力の先に結果がある。真夏の汐風に近づいてきた気がする。ちい、そういえば電車でコスチューム無くしたそうだな。もしよければ、遠慮なく私の水色のお古を着るといい」
ちい「いやですいやです」
朝子「アンリ!立派だったな。是非超人朝子軍として働いてください!」
なぎさ「(マイクを奪って)後楽園ホールにお越しの皆さん!本日はありがとうございます!アクトレスシリーズ最終決戦へようこそ!アンリ!デビューおめでとう!」
アンリ「ありがとうございます」
なぎさ「これから正規軍として一緒に頑張っていきましょう」
アンリ「はい、よろしくお願いします」
なぎさ「今日は、メインイベントでアクトレスガールズの未来が変わると思います。夏葵さんが勝って、さくらさんが勝って、今までにないアクトレスガールズを、光り輝くアクトレスガールズを見せてくれると思います。ということで、あっ、そうだった、超人朝子軍、色々されましたけど、正規軍のね、てっぺんを狙っているという気持ちは伝わりました。みんなで!キラキラした力で、このまま驀進していきましょう!よろしくお願いします!ということで残り5試合楽しんでいってください!ありがとうございました!」

 最後はノーサイドで4人で手を上げてリングをあとにした。

<試合後コメント>
みあ朝子&青葉ちい
ちい「アンリさんがデビュー戦ということで、でもすごい、もうここ最近のデビューの方々と比べるとすごいアンリさん、技、技もたくさんあって、すごい動ける方だったので、すごい試合をしてて、すごい楽しい試合ができたと私自身思っております。すごいお腹にアンリさんにいっぱいくらわせましたが今日は(苦笑)はい、いい洗礼になったかなと思っております」
朝子「今日はアンリちゃん、デビューおめでとう。ということで、私たちは超人朝子軍として迎え撃つことになったんですが、前回のオッパイゴリラ編を経て私たちは結束力が強くなったと思うので、今回の一勝に繋がったと思います。アンリちゃんも超人朝子軍に入れて、これからもあの、ますます爆進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。お願いします」

――超人朝子軍で結果を出せましたね
朝子「結果出せました。はい。よく参謀のちいがよくやってくれたので、今回試合に繋がったと思います」

汐月なぎさ&アンリ
なぎさ「今日はまずね、アンリちゃんのデビュー戦ということで。デビューおめでとうございます」
アンリ「ありがとうございます」
なぎさ「超人朝子軍がね、何を仕掛けてくるかわからなかったので、もうね、万全の対策で臨んだつもりだったんですけどね。はい、いっぱい前転されちゃったね」
アンリ「そうですね。お腹の上にゴロゴロ沢山来ました」
なぎさ「私もゴロゴロ行っちゃってごめんね」
アンリ「いや全然」
なぎさ「もう、最後の最後まで。今回ね、アンリちゃん負けちゃったけれども、最後までね、負けない強い意志を見せてくれて、かっこよかったんじゃないかなと思ってます」
アンリ「もうなぎささんがすごく頼もしくて、すごくリードしてくださって、やっぱり私もこう、なぎささんに負けずにこうやっていきたいなと思って、何度もチェンジ、チェンジって言ってしまったんですけれども、結局私がボロボロにちょっとされてしまって、ちょっと悔しいので。はい。今後もっともっと磨いてやっていきたいと思います」
なぎさ「私も頼もしい先輩になれるように、もっともっと頑張ります」

――デビューしてどなたを目指していますか?
アンリ「そうですね、どれぐらい時間かかるかわからないんですけれども、その憧れの惡斗さんという存在がおりますので、そこに挑めるようにちょっと自分の力をつけていって、シングルマッチできればいいなと思っております。それを目標に今後も頑張っていきたいと思います」

――なぎささんは今日で時代が変わったと思いますか?
なぎさ「そうですね。もう今日の公演を通してだと思うんですけど、そうですね、このデビューの子たちがどんどん力をつけていって、この前の8月の後楽園でね、デビューした子たちもこれからどんどん上がってくると思うので、アクトレスガールズの歴史もどんどん変わっていくんじゃないかなと思ってます」

――アンリさんは練習でやったものは出せましたか?
アンリ「そうですね。こう、練習では反復でこう何度も何度もやって、で、5回目、6回目でやっとちょっと綺麗な形になる、威力がつくというような感じだったんですけども、やっぱりこう、本番でそれを1発目から出そうって思うとなかなか難しくて、ちょっと練習の成果を出せたっていうと、ちょっとなかなか難しかったかなと思います」

――身長と体重と生年月日は
アンリ「身長155cmで体重は45kg。生年月日は12月14日生まれです」

――バックボーンはキックボクシングとSNSに書いてありましたが、女優さんなど色々やられていて何をメインで今までやられてたのでしょうか?
アンリ「今まではですね、女優として活動しておりまして、劇団に6年間おりまして、巡回公演という舞台を中心にお芝居をやらせていただいたんですけれども、アクションという方向で女優活動も今後強めてやっていきたいなと思っておりまして。はい。お芝居をメインにやらせていただいております」

――アクトレスガールズにはどういう経緯で
アンリ「そうですね、それこそ舞台、その劇団にいた、舞台の1番最初の公演で共演させていただいた、その、もうアクトレスガールズ引退されちゃったんですけど、山田奈保ちゃんからお話をいただきまして。道場練習1回おいでということで見学させていただいて、そこからちょっとのめり込んでしまったというような流れになります」

――プロレスという試合を行うことに対して、何か憧れのようなものをそこで抱いたということでしょうか?
アンリ「そうですね。プロレス自体は、私が個人的にはこう、興味があるものではなかったんですけれども、その道場練習をしている先輩方の姿を見て、やっぱりかっこいいなって。皆さんすごく華麗に飛んだり、受け身をとったり、痛くないのかな?ってやっぱり思うくらいのことをされていらっしゃるので、これぐらい自分の体を使ってアクションができたらすごく楽しいんだろうなと思って。というような流れですね」

――試合は痛かったですか?
アンリ「試合は痛かったです。とても痛かったです(笑)」

第2試合

 先発はKYANRENと寧々。ロックアップをスカしてKYANRENが足を刈って倒し、走り込んできた寧々をロープワークで翻弄するが、寧々は容赦なくチョークで捕らえてそのままリングに叩きつける。寧々はロープに飛んでセントーンも、避けたKYANRENがロープに飛んで低空ドロップキック。すぐに立ち上がった寧々が睨みつけると、KYANRENは菜々美にタッチ。

 菜々美はドロップキックも、受けきった寧々がローキックから正面ロープに顔面を擦って痛めつけ、さらに髪を掴んでロープにくくりいじめぬく。
 寧々はこれを離すと腕を掴んでロープを使った腕固め。美帆がエプロンから反則カウントを数えてこれを離させるとタッチを要求する。寧々はしぶしぶ美帆にタッチ。

 美帆はロックアップからリストの取り合い。バックも取り合いから菜々美がガットショットを叩き込みエルボー連打から投げようとする。だが逆に美帆がボディスラムで叩きつけ、二度三度とボディスラムから逆エビ固めで捕らえる。菜々美はロープを掴みブレイク。
 菜々美はエルボーからコーナーに振り、KYANRENが串刺しドロップキックから菜々美も串刺しドロップキック。KYANRENが河津落としからインディアンデスロックで捕らえ、そのままリストを取って絞り上げると菜々美とともに「づっかまん!デビューおめでとう!」と絞り上げる。レフェリーが注意して離すと菜々美はKYANRENにタッチ。

 KYANRENはガットショットからコーナーに振って串刺しエルボー。さらに手を繋いで拝み渡りをしながらレン様コールを起こし、「レン様の言うことは!ぜった~い!」と叫びながらオールドスクール式アームホイップ。さらに前方回転エビ固めからゆりかもめで捕らえるが、美帆はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。
 KYANRENはガットショットからボディスラムで叩きつけ、再度持ち上げるが美帆は首固めも2。
 美帆は串刺しドロップキック連発からフォールも2。
 美帆は寧々にタッチ。

 寧々はショルダータックルからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにロープに飛んで走り込むが、KYANRENはガットショットで迎撃し、ロープに飛んでドロップキック。さらにクラッシュサンダーバスターからフォールも2。KYANRENは菜々美にタッチ。

 菜々美はロープに飛んでのドロップキック連発からフォールも2。
 菜々美はコーナーに登ったKYANRENに寧々を振り、KYANRENなカンガルーキックから菜々美がボディプレスを投下しフォールも2。
 KYANRENがドロップキックから菜々美が水面蹴りで倒し、さらにフロントネックで絞り上げてDDT。フォールも2。
 菜々美はロープに飛ぶが、寧々はガットショットから投げ捨てると、さらにセントーン2連発からフォールも2。
 寧々は投げようとするが、KYANRENがカットし、ナイトオブファイアチョップからロープに飛ぶと、菜々美とともにダブルの低空ドロップキック。
 美帆が菜々美を突き飛ばしてKYANRENに同士討ちさせると、寧々が菜々美に走り込むが、菜々美はスクールボーイで丸め込むも2。
 菜々美は横入り式エビ固めも2。
 菜々美はロープに飛ぶが、寧々はカウンターのアルゼンチン。背後にホイップし、ブレーンバスターで叩きつけフォールし3カウント。

<試合後コメント>
荒幡寧々&石塚美帆
――デビュー戦の感想を
美帆「なんか覚えてないです(苦笑)」
寧々「なんか仲間なのに反則注意されるのヒールとしてはやりづらいですね」
美帆「やっぱりデビューしたてとして、やっぱそこは見過ごせないかなと思いまして」
寧々「次は対角がいいですね」

――今日デビューしてみたわけですけども実際リングに上がってみていかがでした?
美帆「やっぱ先輩方とか同期の応援の声っていうのが聞こえると、やっぱりすごい力になるなって思って。
そうですね。あとは声援とかも聞こえてたので、それがやっぱりなんかリング上だと違うなと思いました」

――練習の成果はどれぐらい出せました?
美帆「どうですかね?1番綺麗なものが出せたとは思えないんですけど、でもやっぱ気持ち的には1番今日が入れられたのかなと思います」

――今までどのような活動をされてアクトレスガールに?
美帆「今までだと主にナレーションとか声優の仕事 をしてまして、あとはちょこちょこ舞台とか出させていただいてたんですけど。で、その中で自分の出演した舞台の演出家さんがMARUさんだったんですけど。で、そのMARUさんにお誘いいただいて、アクトレスガールズに入ってという感じです」

――外から見ていた世界と中に入ってみた世界に違いはありました?
美帆「いやもう、思ったよりも疲れるなっていう感じですかね(苦笑)あとは覚えることが多くて、なんかほんとに1つ1つの歩き方とかじゃないですけど、ちょっと手組むのとかでもやり方があって、どう見せるかとかがあって、そこはやっぱ1つ1つ覚えるのが大変でしたね」

――普段やられてる声優とか演技に活かせそうなものっていうのは感じられましたか?
美帆「そうですね。やっぱ対面してなんですか?怒りをぶつけ合うじゃないけど、あんまり戦うことが私生活ではないので、みんなそうだと思うんですけど(苦笑)ないので、やっぱそこはそうですね、戦いのシーンとか、怒りをぶつけ合うとかのシーンがやっぱり役に立ちそうっていうか、やっぱ感情のぶつけ合いってすごいいいなと思います」

――コスチュームは何かイメージされたものはあるんでしょうか?
美帆「コスチュームは私、中国の文化がすごい好きなので、それちょっとちょこちょここういう柄だとか、あと龍が入ってまして、こことお尻に龍が入ってるんですけど、っていうところで、ちょっと中国要素を入れている感じです」

――改めてどんなアクトレスガールズになっていきたいかを含めて、今後の意気込みをお願いいたします
美帆「そうですね。今後ちょっと筋肉量を増やしたいなと思うので、ちょっと力強さを見た目でも感じさせたいなっていうのと、やっぱり1つ1つ技を磨きたいのもそうですし、なんか皆さんから見てもプロレス上手だなって思えるような人材になりたいと思います」

 コメントを出したそうにしているKYANRENを寧々が控室に下がらせて帰っていった。

第3試合

 先発はありすとヒナタ。ロックアップをスカしたヒナタが足を踏みつけ、動揺したありすを首投げから首4の字。ありすはロープに足を伸ばしブレイク。ヒナタは彩乃にタッチ。

 彩乃は髪を掴んでコーナーに叩きつけ、チョーク攻撃で痛めつける。これを離すとヒナタにタッチ。

 ヒナタはロープに振ろうとするが、逆にありすが振って走り込むもヒナタはスーフィーキックで迎撃し、彩乃がケンカキックから髪を掴んで動きをとめると、ヒナタがコーナーからダイビング式阿吽を叩き込みフォールも2。
 ヒナタはゆふぁにタッチ。

 ゆふぁはコーナーに押し込んでスタンディング式のサーフボードストレッチから、首投げで倒し光の輪も2。
 ゆふぁはコーナーに振って串刺しドロップキックからリバーススプラッシュ式フットスタンプも、アリスが避けてビッグブーツ。ゆふぁは避けてスクールボーイからヒッププレスで潰し、尻を叩いて挑発すると、髪を掴んで引き起こしロープに飛ぶ。エプロンからといろが羽交い締めにし、ありすがビッグブーツからといろにタッチ。

 といろはドロップキックからマウントエルボー連打。ゆふぁは切り返してマウントでダブルチョップから、グラウンドカンパーナで絞り上げ、これを離すと担ぐ。だがといろは胴絞めスリーパーで切り返し、ゆふぁは必死にロープを掴みブレイク。
 といろはロープに飛ぶが、ゆふぁがエルボーをキャッチするとわんだ~らんDON♪から丸め込むも絵梨沙がカット。
 ゆふぁは彩乃にタッチ。

 彩乃はケンカキックから逆エビ固め。といろはロープを掴みブレイク。
 彩乃はロープに飛んでケンカキックから、エプロンに降りて顔面にケンカキック。フォールも2。
 絵梨沙とありすで彩乃をロープに振ろうとするが、彩乃は二人まとめてスタナーで迎撃し、といろを引き起こすがといろはエルボー連打。ロープに振っていくが、彩乃はビッグブーツも避けたといろがスクールボーイも2。
 といろはドロップキックから絵梨沙にタッチ。

 絵梨沙はエルボー連打からロープに飛んでドロップキックも、彩乃が避けてストンピングからヘッドロック。そのままグラウンドになるも、絵梨沙はヘッドシザースで捕らえる。彩乃はこれを回転して逆エビ固めも、絵梨沙はロープを掴みブレイク。
 彩乃は絵梨沙に河津落としからロープに飛んでお主の耳にドロップキック。フォールも2。
 彩乃は担ぐが、着地した絵梨沙がコーナーに突き飛ばし、安全式ジャーマンからフォールもヒナタがカット。ゆふぁのピコピコハンマーがヒナタに誤爆し、アリスが羽交い締めにした彩乃に絵梨沙がドロップキック。さらにといろがダイビングフォアアームを叩き込み、ありすがビッグブーツから絵梨沙がボディスラム。再度絵梨沙がボディスラムからプリッキーヌ・レッグ・ドロップ(=I字バランス式ギロチンドロップ)を投下しフォールも2。
 絵梨沙は投げようとするが、着地した彩乃がネックブリーカードロップからキャメルクラッチ。これを離すとTeardrop Angelからフォールし3カウント。

彩乃「フレッシュ?なんかアクレス三銃士だかなんだか知らないけど、フレッシュさだけは良いんじゃないですか?またいつでも試合してあげてもいいけど、ちょっとね、今私、ベルトに、興味が出てきちゃったんで、今日の試合見て、考えたいと思います。ゆふぁなんか言ってやんな」
ゆふぁ「おうおうおうおういいんじゃないですか?アクレス三銃士?3人まとめてキラーズでも入りますか?とくに絵梨沙!お前元アイドルだとか言ってキラーズ側だろ!みんなにバレてますよ~」
絵梨沙「なに言ってんすか!ばれてないですよ!今日は負けちゃいましたけど、ごめん、といろありす。でも、私達、キラーズぶっ潰して、アクレス三銃士引っ張ってアクトレスガールズを背負って、私は!もう負けません!」
ゆふぁ「おうおうおう、良い心がけだな。夢がデカければデカいほど、敵がデカければデカいほど、夢は全部叶えるんだ~!お前ら!キラーズで待ってるからな!あははは!いくよ!」

<試合後コメント>
入江彩乃&ゆふぁ&千夜ヒナタ
彩乃「なんかアクレス三銃士っていうのを謎に3人で組んでたと思うんですけど、フレッシュさ、新人らしさっていうのはすごくキラキラしてていいと思うんですけど、それしか私には感じ取れなかった。 なんか、じゃ、前回の後楽園とか、じゃあ何を成長したのかなっていうのとか、試合見てての成長っていうのは、まあまあまあ、もうちょっと実際成長してるかなって期待してた部分もあるところもあったし、でもそれが、成長がちゃんと如実に見える部分もあったし、なんかそういう、なんだろう?三銃士っていうのを組んで3人で頑張っていくならば、切磋琢磨してもっと伸びていってほしいな~ぐらいですかね私はもう。はい。キラーズには私は待ってないかもしれない(苦笑)」
ゆふぁ「まあ私キラーズの新人歓迎特攻隊長みたいなところあるんで、とりあえず数を増やしていくっていう意味で、新人教育もね、キラーズはちょっと力を入れているので、まあまあ、まあ、あんな感じですけど、いいようにね、いけばいいかなとか。でも入る気がないんで、ちょっとそこはね、変えていかないと」
ヒナタ「それこそ皆様が言ってたようにあれですけど、生ぬるいベビーズにいるよりはキラーズに来た方が」
彩乃「言うようになったじゃん」
ヒナタ「成長できる環境はあると思います」
彩乃「こういう成長が見たいんですよ」

※アクレス三銃士はノーコメント

第4試合

 キラーズが奇襲し場外乱闘で試合開始。リングに杏加と茉莉乃が戻り、杏加がカサでスリーパー。これをレフェリーが注意しブレイクさせると、カサで顔面をフルスイングしてデスバレーボム。フォールし3カウント。

 莉子が走り込んでカサドーラも2。
 杏加のラリアットを巻きこんで引き込み式腕ひしぎも2。
 莉子はロープに飛ぶが、杏加はスタナーで迎撃する。だが莉子はすぐに立ち上がりハイキックからタイガースープレックスホールドも朝子がカット。
 朝子は杏加をコーナーに振って転がしタッチ。

 朝子は莉子を挑発するが、莉子はローキックからロープに飛んでドロップキック。避けた朝子がストップシャイニングウィザードも、莉子は受けきりストンピングからアキレス腱固め。朝子はロープを掴みブレイク。
 莉子はコーナーに振り串刺しソバットからスライディング式の水面蹴り。フォールも2。
 莉子はスリーパーで捕らえるが、その背後からMARUがチェーンスリーパー。これはなるがカット。
 莉子はハイキックも、避けた朝子がチンクラッシャーから「マ゛マ゛ー!」と叫んでチョーク攻撃。これは茉莉乃がカット。
 朝子は莉子に水を噴射するが、莉子が避けると茉莉乃を挑発。茉莉乃は「ゆい行ってこい!」と叫び、ゆいがタッチ。

 ゆいはドロップキックからリバースゴリースペシャル。さらにサイドスープレックスからフォールも2。
 朝子は地獄突きで倒し、コーナーに上るとドラゴンリングインから安全式ムーンサルト。すぐに返したゆいがガットショットからコーナーに振って串刺しラリアットから朝子を巻き投げてはるかにタッチさせる。

 はるかはドロップキックからロープに飛んでセントーン。再度ロープに飛んでセントーンからヒッププレス。フォールも2。
 はるかはセントーンからフォールも2。
 はるかはブロックバスターホールドからフォールもなるがカット。
 はるかは背中にエルボーから髪を掴んで引き倒し、リバーススプラッシュを投下するがゆいが避けて自爆させる。
 ゆいはロープに振ってキチンシンクから天鵞絨ドライバー。フォールも2。ゆいはなるにタッチ。

 なるは低空ドロップキック連発からコーナに振ろうとするが、はるかが逆に振って走り込むも、なるはコーナーから飛び越えて串刺しスピアー。さらに投げようとするも、はるかが逆にボディスラムからコーナーに叩きつける。はるかが串刺しボディスプラッシュからストンピングを落とし、リバーススプラッシュからフォールも2。
 はるかと杏加でサンドイッチドロップキックからはるかが丸め込むも2。
 はるかが担ぎ、杏加と合体ネックブリーカードロップ。フォールも2。
 はるかは走り込むが、なるはカウンターの逆打ちも2。
 なるはコーナーに上り、ミサイルキックから再度コーナに上るとおくるみプレス。フォールし3カウント。

 1-1の状況となり、茉莉乃とMARUがリングへ。
 エルボーの打ち合いからMARUがスピアーで倒し、膝十字で捕らえるが茉莉乃はロープを掴みブレイク。
 MARUは髪を掴んで引き倒し、髪を踏みつけて挑発する。顔面にフットサミングからフォールも2。
 MARUはマフラーホールドで捕らえるも、なるがミサイルキックでカット。
 ゆいがMARUにビッグブーツから莉子がハイキック。さらに茉莉乃がヒーローキックからフォールも2。
 なるがコーナーに振って串刺しドロップキックから、ゆいも串刺しドロップキック。莉子もゆいを踏み台にしての串刺しドロップキックから、なるが飛びつきDDTで突き刺し、茉莉乃がバズソーキックからフォールも2。
 茉莉乃はチキンウィングフェイスロックで捕らえるがはるかがカット。
 茉莉乃が串刺し攻撃を狙うが、MARUがヨシタニックで迎撃。
 MARUはMARUスピンクラッシュで叩きつけ、さらにバックドロップからフォールもなるがカットしようとする。これをMARUがスピアーで迎撃し、ゆい、莉子にもスピアー。
 MARUは茉莉乃の髪を掴んで引き起こし、ジャーマンを狙うが茉莉乃は耐える。杏加が椅子を持ち出して殴りかかるが茉莉乃が避けてMARUに誤爆し、なるがMARUにエルボー連打からアクトレス5で串刺しドロップキック。茉莉乃が丸め込むも2。
 茉莉乃はジャーマン・スープレックス・ホールドで3カウント。

 2-1でアクトレス5の勝利となった。

茉莉乃「アクトレス5勝ったぞー!キラーズに勝った!MARUからとったぞ!アクトレスガールズに、アクトレス5がいれば鬼に金棒です。ただ、MARUさんと、1対1で勝ててないので、シングルでリマッチさせてください。お願いします」
MARU「頭打ったから、お前、まさか、ジャーマンやるとはな。むちゃくちゃ油断してたよ。ボスとして、クソッ、あっ、ペンギンダンス、今、あたまいてー。ペンギンダンスは今できねー今できねー」
茉莉乃「ペンギンダンスは動画とかでいいんで絶対やってください。とりあえず、GENKI戦隊アクトレス5が勝ちました。ありがとうございます。そして!このあと、アクトレス5の水嶋さくらが、ベルトに挑戦します。なので皆さん、是非ともさくらの応援をよろしくお願いします。それでは後半戦も楽しんでください。ありがとうございました。みんな!行くぞ!」
アクトレス5「オー!」
茉莉乃「アクトレス~5!」

<試合後コメント>
アクトレス5
なる「10月14日後楽園ホール、アクトレス5としては2回目で。今回さくらはちょっといなかったんですけど、私的に、茉莉乃がMARUさんからスリー取ったのがめちゃくちゃ嬉しくて」
茉莉乃「でもまあ、みんながいっぱい連携で色々やってくれて、助けてくれたおかげだから、ほんとにありがとうございます」
アクトレス5「ありがとうございます」
茉莉乃「だからこそ、正真正銘1人でMARUさんを、絶対にMARUさんから勝ちをとりたいなと思っています。ちょっと、一瞬グレートに名指しされたけどごめんね」
ゆい「いやいやこっちで十分」
茉莉乃「いや、違うの違うの。いらない。グレートとやらなくていい」
莉子「私で十分です」
茉莉乃「そういうわけでもない、違う、莉子がまだヒザが危ないので。間一髪で」
なる「これからだってMARUさんから今回勝ったってことは、ワンチャンキラーズ潰せる」
茉莉乃「可能性もあるんで。4対4とはいえ、ボスに勝った。絶対、とりあえずキラーズぶっ倒す作戦は。これからも。まだまだいっぱいるから、ちょっと続けて行こうと思います。次はね、どんなキラーズとの戦いが待ってるかわからないんですけど、いつでもロボットも出せるし」
ゆい「そうですね。」
莉子「はい。準備して」
茉莉乃「そうそう、いろんな技とか連携とかも考えていきたい。また作戦会議をやりましょう。ありがとうございました」

※キラーズはノーコメント

練習生紹介&プリンセス天功ライブ

 黒の衣装に身を包んだキッズダンスユニット『Virtue』のダンスから、練習生になったグラドルでレースクイーンの植原ゆきなが挨拶。

植原「皆さんこんにちは。はじめまして。アクトレスガールズの練習生になりました植原ゆきなと申します。急遽このような場を設けていただき、すごいドキドキしてたんですけど、とても嬉しいです。初心者なんですけど、12月デビューを目指して日々練習頑張っていきたいと思います。行動で示していきます。期待して待っていてくださったら嬉しいです。改めてよろしくお願いします」

 続いてプリンセス天功さんyucatさん&KINGくんによるユニット『King00』によるライブステージが行われた。

第5試合

 睨み合い距離を見ながらゆっくりとリングを回る両者。
 茉莉がヘッドロックもすぐに抜けたさくらとバックの取り合い。さくらがロープに飛んでドロップキックも、すぐに茉莉もドロップキックで吹っ飛ばす。
 茉莉は串刺しバックエルボーからロープに飛んでスライディングレッグラリアート。フォールも2。

 茉莉はサッカーボールキックからフォールも2。
 再度サッカーボールキックからフォールも2。

 茉莉は担ぐがさくらが丸め込むも2。

 さくらがロープに飛ぶと、変則ロープワークで翻弄してドロップキックで場外に叩き出し、コーナーに上るが茉莉が急いでエプロンに登りエルボー。そのまま担いで場外へのフロントフリップで投げ捨てる。場外乱闘になり、キラーズでさくらを痛めつけていくが、さくらは場外ボディスラムで反撃しリングに戻る。

 さくらはドロップキックから足へのストンピング連打。さらにフットスタンプ連発からロープに飛んで619からフォールも2。

 さくらはストンピング連打からフィギュアエイト。茉莉はロープを掴みブレイク。

 さくらはロープに飛んでクロスボディも、茉莉はキャッチして正面に投げ捨てるとフォールも2。

 茉莉はフロントネックで捕らえるが、さくらはロープに足を伸ばしブレイク。

 茉莉はさくらをロープに押し込みチョーク攻撃。レフェリーが注意するとこれを離し、座り込んださくらの胸にサッカーボールキック連発。ロープに飛んでスライディングDからフォールも2。

 茉莉は担ぐが、着地したさくらが走り込んで来た茉莉を丸め込んで変形ジャックナイフも2。

 さくらはドロップキックから鎌固めで捕らえ、これを離すとロープに飛ぶが、茉莉はカウンターのサイドバスター。フォールも2。

 茉莉は担ぐとフロントフリップからフォールも2。

 茉莉は手を繋いだ状態でサッカーボールキックを連発し、ストンピングからコーナーに上るがさくらがエルボー連打から正面に上る。エルボーの打ち合いから茉莉が吹っ飛ばすも、さくらがランニングエルボーで場外に叩き落としコーナーからのプランチャを投下する。
 リングに戻り、さくらがストンピングからノーザンライトスープレックスホールドも2。

 さくらはロープに飛ぶが、茉莉はハイキックで迎撃すると引き起こすも、さくらがガットショットも茉莉がコーナーに振る。これをさくらはブーメランクロスボディで迎撃し走り込むが、茉莉もレッグラリアートで迎撃し両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから、茉莉が強烈なエルボーを連続で打ち込み熨斗紙を狙うが、切り返したさくらにハイキックから熨斗紙。フォールも2。

 茉莉はシュバインで叩きつけフォールも2。

 茉莉は奈落落としを狙うが、さくらは丸め込むも2。

 さくらはバックラッシュからの笑顔120%スクールボーイも2。

 さくらはコーナーに上るが、茉莉がハイキックからリストクラッチ式パワーボムで叩きつけ、さらにブラジリアンキックからバズソーキック2連発。トドメの奈落落としで叩きつけ3カウント。

 プリンセス天功さんからベルトを授与された茉莉。
茉莉「できたてほやほやの、新品の最強の、KINGの証とったぞー!アクトレスリングには、おしばいだから、プロフェッショナルレスリングじゃないとか、なんか耳に挟んだこともありますけど、じゃあこの気持ちはなんなんですかね?この痛みは何なんだろうな?さくら。お前これ、ただの記念とかに絶対するなよ。お前が取りに来いよ。これだけの思いが、お前にあるのわかってるから、でも、気持ちだけじゃ勝てないのも十分わかったよな?だからお前が、これでもいい、ポイントマッチのベルトでも良い、なんでも良い、お前が絶対てっぺん取れよ!私は、この、新設されたKINGベルト、闘いのベルトにします。このベルトに、闘いを刻む。私が!初代キングです!このベルトが欲しいやつは!誰でも構わない誰でもいい、いつでもいい、かかってこい!このベルトに!アクトレスガールズの闘いを、刻んでいこう!アクトレス、最強!」

<試合後コメント>
茉莉
「当たり前の結果すぎて、せっかくKINGベルト設立で楽しみにしてくれた皆さんには申し訳ないんですけど、当たり前すぎて楽しませてあげられたかなって。なんかトーナメントやれとかリーグ戦やれとかなんか言ってる人もいますけど、やっても結果は同じなんで」

――最後さくらさんを認めるような発言があったっていうのは戦いを通じて何かを感じたんでしょうか?
「リングの上でも言ったんですけど、別にさくらだけじゃないんですけど、気持ちはあるんですけど、ちょっと気持ちだけじゃ勝てないので、リングで言った通りですね。それでなんか楽しかったとか言って終わらせるよりは。まあベルト取って当然だと思ってるんですけど、まあつまんないっすよね」

――強さの象徴にするっていう言葉もありますけれど、さくらさん以外に相手として頭に浮かぶ選手はいるんですか?
「ん~誰ですかね?強さ、う~ん、難しいところですね」

――AWGのベルトも両方巻いているわけですが、このベルトの差別化っていうものはどう考えてますか?
「ルールは違うんですけど、でも土台にしなきゃいけないものは一緒だと思っているので。全てのポイント、強さ、キング・オブ・リングエンターテイメントっていうのは、ポイントマッチも結果としてはリングで見せるんですけど、なんでしょうね、わかんないですけど。リングで見せてるって事なのかなと私は思います」

――どちらが最強というわけではなく、どちらも見せ方が違うだけと
「そうですね、ポイントマッチは明らかに数値として闘うものなので、アクトレスガールズ内の、メンバー同士の闘いのベルトで、これをもっと世界に広げていかなきゃいけないベルトなのかなとは思います」

――今日は来れなかったですけど、このベルトをコミッショナーには報告をしたいですか?
「そうですね、1番に見せに行きたいです」

――改めて王者としてこれから目指す道や意気込みをお願いします
「目指す道。そうですね。うん、うーん。まあ、世界にと言ったんですけど、戦うのはメンバー同士なので、私がこのベルト守りたいなって思えるようなアクトレスガールズにしたいですね」

水嶋さくら
「悔しいなという思いと、やっぱ茉莉さんは強かったなという思いと。でも、なんか自分がベルトに関われると思ってなかったので、こうやってベルト戦を後楽園ホールでやらせていただけたっていうことがすごい嬉しくもあり、だからこそすごい悔しさもあります。またやりたいです」

――最後絶対お前が取りに来いという言葉もありましたけれど
「そうですね。いや、なんかそういういう言葉をいただけたぶん、またこう前を向いて頑張っていきたいなって思いました」

――今までは最強を目指すであったり、証が欲しいという言葉もありましたが、今回負けたけれど、AWGのベルトを取りに行きたいっていう思いは
「そうですね、やっぱりなんか、もちろん、もちろん、なんだろう?ベルトだけが全てではないってすごい思ってるんですけど、でもやっぱそういう、そうやって何かに関わり続けることで、なんかこう、ここはこう、熱い場所なんだって、私が証明したくて。マイクで言ってたんですけど茉莉さんが。プロレスじゃないみたいな、いろんなことを言われますけど、でもやっぱほんとに真剣に向き合って、熱さがある場所だってことを証明したくて。だから、証明するためにはやっぱり、例えば茉莉さんとか強い方と戦えるような私でありたいし、その熱さに感化されてまた他のみんなも熱くなるみたいな、そういう存在でいたいなという思いがずっとありまして。うん。だから、もちろんベルトにも挑戦したいし、誰よりも熱く上を目指し、前に進んでいく私でありたいと思っています」

――その思いは今日の試合で証明はできましたか?
「証明されてましたかね?でも、絶対勝つっていう気持ちで、絶対勝てよってすごい言われてて。勝ちたいじゃなくて、勝つって言えよってなんか色んな人に、応援してくれる人に言われて、やっぱそういう気持ちがすごい大事だって改めて思ったんで。はい。これからも頑張りたい。またベルトも挑戦したいです」

第6試合

 握手から試合開始。夏葵が走り込んでドロップキックから、コーナーに振って串刺しジャンピングニー。エルボー連打でロープに押し込み、ロープに飛ぶが惡斗はキックをキャッチしてエプロンに絡め落とすと、ロープに飛んでドロップキックで場外に吹っ飛ばす。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、惡斗が足へのストンピングから足へのサッカーボールキック。背中も蹴りつけていき、転がる夏葵を痛めつける。
 髪を掴んで引き起こし、ボディスラムでロープに逆さ吊りにすると、ロープに飛んで足へのドロップキックと徹底的な足攻め。
 夏葵のラリアットを惡斗が避けてスクールボーイ。2で返されるとそのままマフラーホールドで捕らえ、これを離すと足へのストンピングから顔面を踏みつけ挑発。髪を掴んで引き起こし、夏葵がエルボーで返すが、惡斗は髪を掴んでエルボー。エルボーの打ち合いから惡斗が踏みつけて挑発し、ロープに飛ぶが夏葵はフラップジャックで迎撃しフロントネックで絞り上げるが惡斗はロープに足を伸ばしブレイク。

 夏葵はロープにもたれかかる惡斗の背中にミドルキックを連打し、ロープに飛ぶが惡斗がドロップキックで迎撃し、足を踏みつける。さらに髪を掴んでそのまま変形サーフボードストレッチで反っていき、これを離すと低空ドロップキックからフォールも2。

 惡斗は担ぐも、着地した夏葵が顔面に膝蹴り。すぐに惡斗がエルボーで返す。惡斗はコーナーに振っていくが、夏葵はブーメラン延髄斬り。
 エプロンに横たわる惡斗の後頭部に奈落式のフットスタンプから、場外を走り込んでのドロップキック。
 リングに投げ入れ、ローキックから顔面へのソバット。さらにハイキックからコーナーに上り、ダイビングニーからキューティースペシャルも1。

 惡斗はエルボーを巻き込んで惡朱螺で投げ捨てるとダブルダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから夏葵がエルボー連打。惡斗がエルボーで返すと、夏葵のミドルキックをキャッチしてマフラーホールド。
 暴れて逃れた夏葵がバズソーキックからコーナーに上り、ダイビングフットスタンプからフォールも2。

 夏葵はコーナーに上るが、惡斗がエルボーから担いで雪崩式ACTスペシャル。フォールも2。

 惡斗はコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。

 惡斗は担ぐも、着地した夏葵がサムソンクラッチも2。
 夏葵はジャックナイフも2。

 夏葵は走り込むが、惡斗はカウンターのコンプリートショットから担いでACTスペシャル。フォールも2。

 惡斗はコーナーに上るが、夏葵がエルボー連打からハイキックを叩き込んで正面に上ると、雪崩式フランケンで投げ捨てmidnight sun(=旋回式キューティースペシャル)で3カウント。

夏葵「ベルト腰に巻いたぞー!この、AWGベルトは、アクトレスガールズ内で切磋琢磨して、自分たちを高めて、自分たちで光らせる宝、アクトレスガールズNO.1のベルトです。でも、私だけの力じゃとれなかったと思います。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!そして、今日、新たに新設されたベルト、KINGベルトは、アクトレスガールズを世界に発信していくためのベルトだと、そう思って創られました。このベルトは、2つとも、それぞれ違う意味があります。そして、その2つのベルトが、今日、私達正規軍と、キラーズの2つに分かれました。ここからまた、新たなアクトレスガールズの物語が始まります。私達は、この、アクトレスガールズというジャンルを成功させなければいけません。そのためには、何一つ欠けず、誰1つ、誰1つ欠けず、全員で、今この場所で夢を叶えたいと思ってる私達と一緒に、引き続き、まっすぐ進んでいきますんで、応援よろしくお願いします。アクトレス、最高!ということで、今日は、以上になります(苦笑)ということで、今日出演した皆様、リングに上ってきてください。来ましたか?天功さん、本日はありがとうございました!大丈夫ですか?ということで、アクトレスガールズはこれからもまっすぐ夢に向かって引き続き進んでいきます。一緒に小指を立てて、一緒に約束してください”せーの!強く!優しく!あなたに一生懸命~アクトレス~ガールズ~!」

<試合後コメント>
夏葵
――見事ベルトを取りましたが
「ありがとうございます。8月14日に、前回、ここの後楽園でメインイベントとしてポイントマッチのベルト戦をさせていただいて、詳細だとまあ同点という形になって負けてしまいまして。で、ほんとはもっと自分の訓練だったり、もっと自分のできることを、もっとポイントを稼いだりっていう時間があって、リベンジができると思っていたんですけど、ちょっとこう、惡斗さんもアメリカに行かれて、帰られてきて、タイミングで、もうすぐ次のこの14日の10月14日に、リベンジをさせてもらえたこと、まあよかったかなと思います。ちょっと早すぎるなと正直思ってはいたんですけど、もうこの自分の傷がまだまだ新しいうちに、悔しさを負けないうちに対戦することができてよかったなと思います。もう今日マイクでも言ったんですけど。このポイントベルトっていうのは、もちろん自分の努力や、運だったりとか、自分で重ねられるものではあるんですけども、やっぱり応援してくださってるファンの方々だったり、一緒に練習してくれてるメンバーだったり、私1人じゃ到底取れなかったベルトだと思います。ほんとに感謝を伝えたいと思います」

――今回の戦いの差を分けたのはなんだったのか
「詳細は、やはりこの間の期間が短かったということもあって、ほんとに、ほんとに少しだけ自分が、私がちょっとだけ、ほんの少し上の状態から、結果的にはほとんど運命できまってしまったのではありますけど、このポイントマッチではやっぱり大きく差がある部分ではあると思っているので、結果運が勝敗を分けたとは思いますけど、それでも、自分の結果は結果、結果と言いましたけど、結果は結果だと思って、勝ち越すことができてよかったなと思います」

――プロレスラーとして活躍した人ではないアクトレスガールズが初めて巻く形にはなるんですけれど、これで世代交代という思いは自分の中ではあるんでしょうか?
「そうですね、このベルトが初代、2代目、3代目、4代目と、これまで本当に自分の中で大きな存在になっていた先輩たちが本当に、伝説を作ってきた、繋いできたベルトだと思ってるので、それぞれその時にあった感動だったり、熱さだったりっていうものは継いで。ただ、ここからはアクトレスガールズ、この新体制の新しいアクトレスガールズの王者として振る舞っていきたいなと思います。VTRでちょっとお話させていただいた、ちょっと最高のアクトレスガールズっていうのを見せつけていきたいってコメント出したんですけど、正直まだ。プランっていうものは明確にはできてないんですけど、やっぱりこのアクトレスガールズっていう新しいジャンルをもっといろんな人に知ってもらいたいと思っていて。ほんとにこのプロレスアクションエンターテインメントっていうものが強みではあるんですけど、 みんなが女優だっていう強みも、モデルをやったり声優をやったりっていう、本当に他のここでしか見られない強みがたくさんあると思っているので、リング以外のところでも、ほんとに、ほんとにもっと言うと、すごくやりたいことっていうのがほんとにたくさんあって、プロレスエンターテイメントだけじゃ収まらないアクトレスガールズっていうものを作っていきたいなと思っています。それが私の思う最高のアクトレスガールズだと思います」

惡斗
「ノーコメントだ。以上」

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