SOG世界無差別級王者・石井慧介が王座V3を達成し、11・3大阪でジャクソン迎撃へ!来年4月11日に新体制で後楽園に初進出

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 ガンバレ☆プロレスが9月23日、神奈川・横浜ラジアントホールで『勝手にしやがれ2024』を開催。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の石井慧介が和田拓也の挑戦を退け、3度目の防衛に成功。ハートリー・ジャクソンが次期挑戦者に名乗りを挙げ、11月3日の大阪・176BOX(豊中市)での王座戦が決定した。

 4・27北沢で勝村周一朗を破って王座初戴冠を果たした石井は5・18新木場で岩崎孝樹、7・15高島平区民館で香港国際警察マンを下してV2。その石井の前に立ちはだかったのは元ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの和田。

 和田がミドルキックを連発すれば、石井はチョップで応戦し激しい打撃戦へ。和田は執ようなヒザ十字で追い込むが、石井はなんとかエスケープ。エプロンでの攻防から、石井が場外で両腕極めドライバーを繰り出す。リングに戻ると、和田はアンクルホールド、アキレス腱固めと関節地獄も石井は脱出。和田がドラゴン・スープレックスからアサルトポイントもカウントは2。さらに和田は2発目を狙うも、回避した石井はナガタロックⅡで締め上げる。石井はタイガー・スープレックス、胴回し式回転ボムもフォールは奪えず。ならばと石井は高角度ダブルアームDDTを見舞って3カウントを奪取した。

 試合後、この日、今成夢人との元王者対決を制したジャクソンが登場し、「スピリット・オブ・ガンバレ、久しぶり。イシイ、強いプロレスラー。強いチャンピオン。でもジャクソン・ナンバー1! ネクスト・チャレンジャー、ミー」と挑戦表明。

 石井は「こういうのを断るってあるのか? いや俺は気力はもちろん、首、肩、背中、腰が続く限り、この団体を引っ張っていくと決めたから。ジャクソンだろうと、挑戦を受ける」と受諾。三島通義社長が11・3大阪での開催を提案し、両者ともに異存なし。同王座戦が地方で行なわれるのは初となる。

 次期タイトル戦が決まったところで、石井が今大会こそ締めようとするも、またまた大家健がマイクを奪い取る。大家が締めるのかと思いきや、「2025年4月11日、ガンバレ☆プロレス、後楽園ホール大会をやります!」と重大発表。今年4月に新体制になったガンプロが後楽園に進出するのは初で、旧体制時代の昨年12月27日以来の後楽園大会となる。最後は選手全員で「ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス!」でエンディング。

 バックステージで石井は「苦手なタイプだと思っていたので、強気な気持ちだけではいられなかった。戦ってみて、関節がすごい、打撃が強い、スープレックスのキレにも警戒してて。いいものたくさんもらって厳しかったですけど、プロレスのキャリアで勝てました。いろんな選手とシングルマッチをしてきた経験で勝てたと思ってて。また新しいライバルとして、あと3回はシングルで戦いたい。(ジャクソン戦は?)また苦手なタイプ。スタミナをもっと強化しないと。増量もヘタしたら必要かなと。ジャクソン対策を必死に考えて。大阪では人気がなくて悔しい思いをしてきたので、大阪で締めて、石井ファンを増やしたい」と話した。

 王座奪取ならなかった和田は「ベルトを獲れなかったので0点。最後アサルトポイントまで決めて仕留められないんじゃ、自分の完敗。プロレスをあと何年やるかわからないけど、短い時間のなかで(ベルトは)獲らなきゃいけないもの」と次の機会をうかがっていた。

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