【試合詳細】9・23 大阪プロレス アゼリア大正大会 入江茂弘vsTORU ツバサ&大坂丈一郎&タコヤキーダーvsビリーケン・キッド&えべっさん&ザ・ボディガー ゼウス&松房龍哉&HUB&佐野蒼嵐vsクワイエット・ストーム&ゴリアテ&浅川紫悠&菊池悠斗

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『株式会社上町建物管理presents天王山2024~誰が一番強いねんトーナメント~優勝決定戦』
日程:2024.9.23.(月祝)
開始:13:00
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:300名(超満員札止め)

▼天王山準決勝 シングルマッチ 30分1本勝負
○TORU
7分50秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
●大瀬良泰貴
※TORUが決勝進出

▼天王山準決勝 シングルマッチ 30分1本勝負
●タイガースマスク
11分40秒 方羽締め
○入江茂弘
※入江が決勝進出

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
ゼウス/松房龍哉/HUB/●佐野蒼嵐
10分31秒 クローズラインfromN.Y.→片エビ固め
○クワイエット・ストーム/ゴリアテ/浅川紫悠/菊池悠斗

▼6人タッグマッチ130分1本勝負
ツバサ/●大坂丈一郎/タコヤキーダー
10分51秒 ライジングドラゴン
ビリーケン・キッド/えべっさん/○ザ・ボディガー

▼天王山決勝戦 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
●入江茂弘
23分59秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
○TORU
※TORUが初優勝

TORUが天王山2024で天王山初優勝!大阪プロレスを体現する元祖「ごちゃ混ぜ」6人タッグではボディガーが丈一郎を得意技で締め落とし!

第1試合

 ローグネイション同士による準決勝戦。このカードが天王山準決勝で実現するということはローグ軍の勢いを証明することになる。ゴングと同時に大瀬良が自ら横たわりTORUに勝利を献上するかと思われたが大瀬良はカウント2でキックアウト。その後はロープすり抜けトぺコンやトルネードDDTなど持てる技を全て出す猛攻でTORUを攻め立てる。完全に裏をかかれたTORUは怒りの猛反撃に出てコーナーに投げっぱなしブレーンバスターを決めるなど仲間でも容赦なし。TORUの猛攻を耐え抜いた上で逆襲に転じた大瀬良だったが会心のナックルパートが決まり棒立ちの所を垂直落下式ブレーンバスターでTORUがいち早く決勝進出を決めた。

第2試合

 悲願の初出場初優勝まであと2つまで来た入江は気合十分でタイガースをぶちかまし圧倒する。しかし百戦錬磨のタイガースはインサイドワークと得意の蹴りを駆使して対抗し、入江の右腕を蹴りで痛めつける。そこの多種多様な腕攻めで入江を追い込むも入江はカウンターのラリアットを右腕で打ったが苦痛の表情でうずくまる。咄嗟にだしたスリングブレイド式のスリーパーでタイガースに大ダメージを与える事に成功した。これで閃いた入江はなりふり構わずパウンド乱打で闘志を削いでから一気に締め上げて執念の決勝進出を決めた。

第3試合

 正規軍とローグネイションによる全面対決。試合開始から会場全体を使ったド派手な場外乱闘から総力戦になる。両軍が入り乱れた展開の中、HUBが八面六臂の大活躍を見せ場内大歓声に包まれる。しかし手ごわいローグネイションは堂々の反撃に転じて昨日は失敗したストームとゴリアテのクロスボンバーを今日は見事に決めて結束をアピール。孤立した佐野にとどめを刺すべく浅川が椅子を持ち出すがストームはそれは不要と浅川を制して自らの剛腕で仕留めた。

第4試合

 これぞ大阪プロレスを体現する元祖「ごちゃ混ぜ」プロレスはツバサとビリーの華麗なルチャリブレの攻防からボディガーのパワーファイト、えべっさんらのコミカルファイトと様々なスタイルのプロレスが見事に融合した理想形に。途中ツバサとビリーがくいえべが憑依するなどいつもと違う見どころもありお得感満載に。最後はボディガーが丈一郎を得意技で締め落としハッピーエンド。

第5試合

 初出場初優勝を狙う入江と3度目の正直を狙うTORUによるどちらが勝っても初優勝となる今年の天王山優勝戦。TORUはローグ軍全メンバーを引き連れふてぶてしく入場。対する入江は準決勝で痛めた右腕のテーピングが痛々しい。当然TORUは入江の右腕に集中砲火。多勢に無勢を感じたかいつの間にか入江のセコンドにタイガース他正規軍が駆け付ける。苦痛に顔が歪む入江はTORUの猛攻に耐えるのみ。カウンターのブラックホールスラムで逆襲に転じるも単発に終わる。対するTORUは入江をエプロンの角に河津落としを仕掛けたり対する入江もエプロン上でパイルドライバーをみせるなど共に優勝に向けて荒業を見せる。一度はTORUの必勝パターンに入ったかと思われたが入江は準決勝で見せた片羽締めで食い下がる。しかしTORUは前後から閃光魔術3連弾から垂直落下式ブレーンバスター2連発で入江を仕留め3度目の正直で悲願の初優勝を決めた。

 ローグネイション全メンバーから祝福されてマイクを握ったTORUは大阪プロレスに憧れてプロレスを始めた時から苦節16年で天王山を制した喜びを伝えた。そして天王山優勝の記念にお願いがあるとしてゼウスの持つ王座に挑戦を表明した。そしてこれからもローグネイションは大阪プロレスに刺激と熱を注入し続けるから目を離すなと改めてファンに宣言し締めをボスであるストームに託す。しかしストームが締めようとした所を背後から襲い掛かりメンバー全員でストームをフルボッコにしてストーム追放を宣言。これ以上ないサプライズで今年の天王山が幕を閉じた。

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