【インタビュー】“平成のテロリスト”村上和成がレジェンド王座初防衛戦の相手に船木誠勝を指名!船木は「18年間心の奥に残っている想いをこの試合に懸けます」

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 6月20日(木)後楽園ホールで開催された『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.29』に於いて間下隼人から団体至宝のレジェンド王座を奪取した村上和成。村上は王座を管理するストロングスタイルプロレスに対して、次回9・26後楽園ホール大会で初防衛戦の相手に“甦ったサムライ”船木誠勝を指名した!

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.30』
日程:2024年9月26日(木)
開始:18:30
会場:後楽園ホール

▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第18代王者】村上和成(フリー)
VS
【挑戦者】船木誠勝(フリー)
※村上和成選手の初防衛戦

――村上選手、第18代レジェンド王座獲得、おめでとうございます
「ありがとうございます」

――改めまして、ベルトを奪取。レジェンド王者となって、ご感想を教えてください
「ベルトを取ったからどうのこうのではなくて、俺の中ではたまたま、どの試合も同じであって、結局、そこに対して付いてきたものがベルトっていうおまけであったので、それぐらいでしかないですね」

――そして、前チャンピオンの間下隼人選手(第17代王者)とのタイトルマッチだったんですけども、試合内容、そして間下選手と戦ってみて、いかがでしたでしょうか
「そうですね。本当にまっすぐというか。チャンピオンですから、負けるわけにはいかないという立場で、俺(間下)は負けたくないという、その意地というか、奥歯をかみ締めて、まだまだ、まだまだっていう、そういう闘志というか、内から秘める熱はすごく感じました。逆にそれに僕は、さあ来い、さあ来い、もっと来い、もっと来いみたいな。逆にそれは俺はすごく感じて、気持ちの闘いができたという印象が強いです。

――間下選手も以前と比べて、だいぶ変わった印象でしたか?
「以前の彼をあまり知らないのですが、俺の中では、小手先のことをせずに、真っ向勝負で来い!ということ全てかなと。それを俺にぶつけてきたということが、すごく嬉しいことではありましたね」

――では、まだまだ将来的に期待を持てる選手ですか?
「そうですね。彼がそれを出せた、出たと。今までの試合、分かんないですけど、そこに彼自身の中で気付いたというか、発見したものってあるんじゃないかなと。試合開始後、最後、僕が倒すまでの間に、彼はすごく変わった気がしましたね。俺のことを憧れてたって聞いてましたけど、憧れを超えて、一レスラーとして戦うという、背負うもの、意地に変わってきたのを感じたので、その辺はすごくいいんじゃないかと思います」

――続きまして、このベルトは初代タイガーマスク、佐山サトルの団体(ストロングスタイル)の頂点・王者のベルトとなります。王者となっての今後の展開、展望などはありますか?。
「本当に俺の中では(ベルトは)おまけでしかなかったんですけど、そのおまけが、やはりベルトの価値というのはすごいものであって、力というのはすごいものであって、すごく武器になるということを分かったので、この武器を存分に使わせてもらって、自分の思うように、タイトルマッチ他をしていきたいなとは思いますね」

――今回、ベルト初戴冠ということで、初めてベルトを取ったことに対しての思いというのは?
「ベルトを巻くということ、このベルトが佐山さんの団体のベルトであったという。それを人生初として巻けたこと、俺はすごく誇りに思うし、良かったなと思います」

――今、佐山サトル総監のお名前が出ましたが、もともとプロレス界に入るきっかけも佐山総監だったとお聞きしました。
「佐山さんがいなければ、声を掛けていただかなければ、俺は猪木さんとも会うこともなかったし、プロレスラーになることもなかったわけなので、プロレスラーになるための道を引いてくださったのは佐山さんでした。俺は猪木さんの言葉に惚れてというか、心打たれて、プロレスラーになると決めたんですけど、そこまでの道のりを全部つくって、道筋をつくってくださったのは佐山さんなので個人的な思いはすごく強いですね」

――初戴冠のベルトが、他のどの団体のベルトではなく、初代タイガーマスク佐山サトル総監の団体のベルトだったっていうのは、非常に村上選手にとっても大きなものだと。
「それはすごく重いですね」

――そして次の大会が9月26日、後楽園ホールになりますが、ずばり、初防衛戦の相手に指名したい選手はいらっしゃいますか?
「船木誠勝さんと勝負をしたい。船木さんとタイトルマッチをしたい、という強い気持ちでいます。本人船木さん、そして団体側にも、俺の気持ちを汲んでもらえれば、ありがたいと思います」

――もしも船木選手との対戦が決定した場合、どのような戦いになると思われますか。
「俺は本当に本能のまま、ぶつけるのみです。そこに対して船木さんが、どんな刀を抜いて、どんな刀を振ってくるのか。それに対して俺は真っ向勝負で潰しにいく。ただそれだけなので、最後に立っている者が「チャンピオン」という試合になると、俺は思っています」

――その戦いたい相手、船木選手へメッセージを送るとしたら、どのようなものでしょうか。
「僕のこの思いを受けて、リングに相対してください!それだけです。船木さんの返事を待っています」

 対戦相手の船木誠は「18年前村上選手を相手に復帰する予定が、個人的な理由で流れてしまいました。2006年2月26日ビッグマウスラウド離脱後から村上選手の記事を見る度にずっと思っていました。今回の指名受けさせて頂きます。18年間心の奥に残っている想いをこの試合に懸けます。」と対戦受諾メッセージを送った。

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