【試合詳細】8・21 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&柳川澄樺&神姫楽ミサ vs 咲蘭&しのせ愛梨紗&若菜きらり YuuRI&トトロさつき vs 海乃月雫&古川奈苗

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『アイスリボン1365』
日程:2024年8月21日(水)
開始:19:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:47人

▼シングルマッチ10分1本勝負
○杏ちゃむ(信州ガールズ)
5分0秒 腕固め
●藤滝明日香

▼シングルマッチ10分1本勝負
●Yappy
6分8秒 サムソンクラッチ
○真白優希

▼タッグマッチ15分1本勝負
[トトキューレ]○YuuRI(ガンプロ)/トトロさつき
12分13秒 胴締めドラゴンスリーパーホールド
海乃月雫/●古川奈苗

▼6人タッグマッチ20分1本勝負
○藤本つかさ/柳川澄樺(JTO)/神姫楽ミサ(JTO)
19分8秒 ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド
●咲蘭/しのせ愛梨紗/若菜きらり

藤本が休業前最後の道場マッチで新人の若菜きらりと対戦!YuuRIと海乃の最後のICE×∞前哨戦でYuuRIが勝利し海乃を挑発!

第1試合

 8月24日後楽園ホール大会で『グリズリー藤滝』に改名する藤滝明日香の現リングネームでのラストマッチは杏ちゃむとの初シングル戦。開始早々に力任せに杏ちゃむをぶん投げ、グランドで上を取った明日香が腕を固めにいく。しかし、これを切り返した杏ちゃむが脇固めからアームブリーカーへ。ロープに逃れた明日香の腕をロープにからめて絞った杏ちゃむはスタンドに戻ると、明日香の腕を肩口に打ち付ける腕折り攻撃を仕掛け、さらにアームホイップからのサッカーキック3連発。続くPKは明日香がかわすも、上体を起こした明日香の顔面にスライディングキックでカバーもカウント2。

 続けて脇固めに入った杏ちゃむだが、これを反転した明日香は、蹴り足をキャッチしての変形バックブリーカー。さらにバスターを決めカバーもカウント2。明日香が逆エビ固め。ロープに逃れた杏ちゃむをリングに向かってはりつけると、自らロープに飛んでのラリアット。さらにタックルを決めカバーもカウント2。杏ちゃむの蹴りをかわしてのタックルからのカバーもカウント2。続けて明日香がジャンピングプレスでカバーもカウント2。バックフリップでカバーもカウント2。「決めるぞ!」とダブルアームの体勢に持っていった明日香。しかしこれを着地して逃れた杏ちゃむがそのまま脇固めでグランドに引き込むと、腕固めに移行し、一気に絞め上げギブアップ勝ちを飾った。

第2試合

 8月24日後楽園ホール大会で休業前の藤本のラストマッチの対戦相手を務める真白はYappyとの2年ぶりのシングルマッチ。藤本に「次期エース」に指名された真白は、真正面からロックアップで挑むも、Yappyに余裕でロープ際に押し切られてしまう。もう一度、ロックアップにいくとみせて、亀の体勢になった真白はYappyを前方に転がすと低空ドロップキックでカバーもカウント2。真白がキャメルクラッチ。そのまま四つん這いになってロープまで這って行ったYappyはそのまま上体を起こして真白を転がせようとするが、こらえた真白がYappyの背中にストンピング。さらにはりつけドロップキックでカバーもカウント2。

 Yappyをコーナーに振るも飛び込みを捉えたYappyが絞首刑。中央に戻ってのヒップアタックでカバーもカウント2。さらにコーナーに真白を詰めてのヒッププッシュ、真白をコーナー2段目と3段目の間に、横に寝かせてのチョップ攻撃を入れ、串刺し攻撃を狙うが、これを真白がかわし串刺しドロップキック。カバーもカウント2。Yappyのラリアットをかわして真白がグランドに誘ってのキーロック。ロープに逃れたYappyに低空ドロップキックでカバーもカウント2。ロープに飛んだ真白にYappyが飛び込みラリアット、開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。ウェイストランドを狙って真白をファイヤーマンズキャリーに持って行ったYappyだが、真白がバックに回って後方回転エビ固めを狙う。これをこらえたYappyが雷電ドロップでカバーもカウント2。Yappyがドラゴンスリーパー。真白がマットを蹴ってYappyに逆さでしがみつく。振り落とそうとするYappyを丸め込むもカウント2。真白が目突きからサムソンクラッチを決め、Yappyからカウント3を奪った。

第3試合

 8月24日後楽園ホール大会のメインでICE×∞王座戦を行うYuuRIと海乃の最後の前哨戦。YuuRIはトトロとの久々タッグ『トトキューレ』で臨めば、一方の海乃は古川との『ド根性ヤンキース』を結成。試合はYuuRIvs海乃でスタート。バックに回ったYuuRIを海乃がヘッドロックに取る。切り返して逃れたYuuRIがソバットを決めれば、海乃がクロスボディを決める。トトロvs古川へ。トトロにタックルを仕掛ける古川。これをこらえるトトロ。逆に古川を吹っ飛ばしてロープ際での物置攻撃。バックに回った古川がトトロの腰にハンマー連打。トトロをロープにはりつけ海乃を呼び込むとトトロの両サイドから耳元に大声攻撃。耳にダメ―ジを受けたトトロをお神輿で担ごうとした古川だが、その重さに崩れてしまう。エルボー連打を仕掛ける古川にトトロは1発のエルボーで古川の動きを止める。古川がヘッドバットに切り替え連打。代わった海乃がトトロの顔面を蹴りまくる。さらに古川とのダブル低空キック。しかし起き上がったトトロが海乃の飛び込みをボディアタックで吹っ飛ばす。代わったYuuRIがミサイルキック。エルボーの打ち合いから海乃がダブルチョップでカバーもカウント2。

 海乃の飛び込みをかわしたYuuRIが619も、海乃がかわす。再度、飛び込む海乃をYuuRIがネックロープ。さらに619。飛び込みのフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。バックの取り合いから海乃がクレイモア。起き上がったYuuRIがソバット、延髄ハイも海乃がロープに飛んでのクレイモア。代わった古川がエルボーをYuuRIの側頭部に連打してカバーもカウント2。古川がバックに回ってスリーパー。コーナーに叩きつけて逃れたYuuRIに今度は飛びつきの三角締め。これを持ち上げて叩き落したYuuRIが正面ドロップキック。トトロとの串刺し連係から合体のランニングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。海乃がミサイルキック、古川とのダブルブレーンバスター。古川がカバーもカウント2。古川がスリーパーもロープに逃れたYuuRIは飛び込み式の同締めスリーパーから胴締めドラゴンスリーパーに移行し、古川からギブアップを奪った。

 試合後、ベルトを手にしたYuuRIが海乃を挑発。そのベルトを海乃が奪い取り、レフェリーに止められるなど、一触即発状態のまま、YuuRIvs海乃はタイトル戦に突入する。

第4試合

 休業前の藤本のラスト道場マッチ。対戦相手に選んだのはアイス所属のティーンズトリオ。藤本は柳川&神姫楽の『1111』との東北トリオで臨んだ。試合はティーンズの奇襲でスタート。串刺し攻撃から3人がエプロンに並んでのヒッププッシュ攻撃。試合は藤本vsきらり。藤本がきらりをコーナーに振ろうとするがきらりが側転で逃れドロップキック。ボディスラムを狙うが、藤本がこらえ、逆にきらりをボディスラムを狙って持ち上げるが、きらりがこらえて着地。藤本をボディスラムで投げカバーもカウント2。きらりがエルボー連打。藤本がダブルチョップできらりを倒しサッカーキック。代わった神姫楽がボディシザースからミサロック、キャメルクラッチでたこ焼き。神姫楽がボディスラムでカバーもカウント2。代わった柳川が自軍コーナーできらりを踏みつけ、これを藤本、神姫楽がアシスト。柳川が首投げ連発でカバーもカウント2。きらりをロープにはりつけ。藤本、神姫楽も加わってきらりをいたぶり東北魂をアピール。きらりがチョップ連打で反撃も藤本が至近距離からのドロップキックでカバーもカウント2。代わった柳川がストンピング、きらりをコーナーに叩きつけネックブリーカードロップでカバーもカウント2。きらりがエルボー連打からドロップキックで咲蘭に交代。

 咲蘭もドロップキック。藤本と神姫楽が入り、2人で咲蘭をロープに振るがクローズラインをかわした咲蘭が藤本に神姫楽を叩きつけ、愛梨紗を呼び込み、愛梨紗が藤本に、咲蘭が神姫楽にドロップキック。柳川がバッククラッカー、かかと落とし、鎌固め。ロープに逃れた咲蘭は柳川の飛び込みをかわし丸め込みもカウント2。代わったきらりがドロップキック。柳川もドロップキックで返し串刺しジャンピングニー、串刺しダブルニーアタックでカバーもカウント2。柳川をロープ際に追い込み、愛梨紗が低空クロスボディ、咲蘭がフットスタンプ、きらりがドロップキックでカバーもカウント2。柳川がボディスラム、ダブルニードロップでカバーもカウント2。代わった神姫楽がエルボードロップ。セントーンをかわしたきらりがエルボー連打も神姫楽が1発のエルボーできらりを吹っ飛ばしカバーもカウント2。神姫楽が猪ムーブからの串刺し攻撃もきらりがかかわし、丸め込みもカウント2。きらりが逆さ抑え込みもカウント2。オクラホマロールもカウント2。きらりが低空ドロップキック、側転プレスでカバーもカウント2。愛梨紗に交代。ちあぷり対決へ。タックルの打ち合いはお互いが一歩も退かない気迫を爆発する。愛梨紗がエルボー連打からロープに飛んでのタックルで倒して逆エビ固め。さらにきらりがキャメルクラッチからの鼻フックで合体。ロープに逃れた神姫楽に愛梨紗が飛び込み低空クロスボディでカバーもカウント2。

 愛梨紗がブレーンバスターを狙うが、神姫楽がブレーンバスターで切り返し、さらにラリアットでカバーもカウント2。代わった藤本が卍固め。ロープに逃れた愛梨紗にはりつけドロップキックでカバーもカウント2。藤本がPKも蹴り足をキャッチした愛梨紗がそのまま起き上がり、強烈なエルボー、さらにタックルでカバーもカウント2。バックの取り合いから藤本がカサドーラでカバーもカウント2。藤本がインフィニティを狙うが愛梨紗が振りほどきネックブリーカードロップでカバーもカウント2。代わった咲蘭がドロップキック、おんぶスリーパー。ロープに逃れた藤本にはりつけドロップキック。咲蘭が飛び乗りレッグドロップを狙うが、これをキャッチした藤本が肩車に決めジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙う。着地して逃れた咲蘭がエルボー連打。愛梨紗、きらりもエルボーを藤本に続けて連打し、トリプルドロップキックを決める。咲蘭がカバーもカウント2。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。ロープに飛んだ咲蘭に神姫楽が飛び込みラリアット。咲蘭をコーナーに詰め、東北トリオが3人でかなり激しめの猪ムーブ。神姫楽が串刺しスピアー、柳川が串刺しエルボー、そして藤本が串刺し低空ドロップキックでカバーもカウント2。藤本がサッカーキックからのPKでカバーもカウント2。藤本が極楽固めもきらりのカットが間に合う。藤本が咲蘭を肩車に。咲蘭がネックドロップで逃れカバーもカウント2。咲蘭がでんでんむしもカウント2。咲蘭が♡さらんらっぷ♡を狙うが藤本が潰してカバーもカウント2。藤本が咲蘭を肩車。3度目の正直でジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを決め、残り時間1分を切った激戦を制してカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
※試合後、いきなりマイクを手にしたのはきらり。会場がざわつく中、藤本に向かって話始めた。
きらり「本日は最後の、道場マッチ最後のカードで戦っていただいてありがとうございました。」
藤本「本来だったら戦えなかったはずの若菜きらりですが、後楽園合わせて5回も試合でからめて、デビュー早めてくれてありがとね。頑張ってね。愛梨紗、いいパートナー見つけたね。組んでも良し、戦っても良し、めっちゃ面白かった。」
神姫楽&愛梨紗「ありがとうございます!」
藤本「そろそろもう1段階、ワンステージ上がるしのせ愛梨紗が見たいな。期待してるね。」
愛梨紗「期待に応えます!」
藤本「(大の字で泣いている咲蘭に歩み寄って)咲蘭!何、泣いてるの!今日、ずーっと泣いてたじゃん。控室でもずーっと泣いててさ。もう先輩なんだよ。怖かった?痛かった?緊張した?でも咲蘭がこうやって10代でプロレス続けているから、今、この2人(=愛梨紗、きらり)がいるんだよ。咲蘭、先輩だから泣かないで。」
※藤本が咲蘭にマイクを向ける。
咲蘭「(泣きながら)寂しいですーつっかさんがいなくなると…。」
藤本「ありがとう。でも私は引退しないんで。みんな、最後とか、もう会えなくなるとか言ってるんですけど、私、休業してもこの会場のスタッフとしているんで。そしてね、後楽園。あと3日後です。そこでまたしばらくリング降りるのかなって思うとちょっと寂しいんですけど、でもなんかアイスリボンの所属じゃないけど、こうやって盛り上げてくれる2人(柳川&神楽姫)がいて、すごく安心です。これからも東北魂とともによろしくお願いします。」
柳川&神姫楽「よろしくお願いします!」
※リングサイドの選手を呼び込み、最後も藤本が「のこりわずかですけども引退はしないので!必ずアイスリボンをみんなといっしょに盛り上げていきたいと思います!」と語り、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で休業前最後の道場マッチを締めた。

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