「心から初めてライバルと言える関係ができた」「お前と週7やってもいいよ!」元・前橋育英甲子園優勝球児が元・国士舘大学ラグビー部から勝利し新たな時代をスタート!
1日、TDCホールにて『GLEAT Ver.12』が開催。第7試合では田村ハヤトの持つG-REX王座に飯野雄貴が挑戦した。
昨年T-Hawkを破り王者となった田村は5度の防衛に成功する快進撃を続けている。だが6月6日に行われた『GLEAT×DDT』のメインイベントで田村は飯野のスピアーで敗北。DDT所属の飯野は田村を踏みつけながらG-REXのベルトを掲げて放り投げており、この蛮行を受けて王座戦が決定した。
激しいショルダータックルのぶつかりあいで試合が開始し、序盤は国士舘大学ラグビー部仕込みのパワーで飯野が圧倒。だが前橋育英甲子園優勝球児としてスタミナには自信がある田村が徐々に押していく。
バックドロップの打ち合いからラリアットの相打ちを経て、飯野のスピアーが炸裂するもカウントは2。
再度スピアーを狙った飯野をかち上げエルボーで迎撃した田村は、バックドロップからロープを往復してのラリアットで叩き伏せ20分以上に及ぶ打撃戦を制した。
勝利した田村は「心から初めてライバルといえる関係ができたと思ってる。お互い見た目によらず飯野は29歳、俺は28歳。まだまだ何十年も俺らやりあえるよな?」と問いかけ、飯野はこれに「同世代どんどんやってこうじゃねーかよ!GLEATのリング、DDTのリングでもいいよ、いつでもいいよ。タッグでもなんでもやってやるよ!お前と週7やってもいいよ!」と共闘も含めて応じた。
この日カズ・ハヤシが引退し、一つの時代が終わったGLEAT。新たな時代を作る若い世代の中心として、王者田村ハヤトが今後もGLEATを熱くしていく。