【試合詳細】1・3 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】中嶋勝彦vsチャーリー・デンプシー 諏訪魔&鈴木秀樹vs宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr. 芦野祥太郎&綾部蓮vs斉藤ジュン&斉藤レイ 青野未来&夏葵vs皇希&後藤智香
『新春ジャイアントシリーズ2024』
日程:2024年1月3日(水)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,331人
▼新春ジュニアスペシャル8人タッグマッチ 20分1本勝負
田村男児/ライジングHAYATO/ブラックめんそーれ/●井上凌
7分57秒 孤高の芸術→片エビ固め
佐藤光留(パンクラスMISSION)/土井成樹(フリー)/○岩本煌史(フリー)/阿部史典(格闘探偵団)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[東京ヤンキース]黒潮TOKYOジャパン(フリー)/●立花誠吾(フリー)
12分19秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/大森北斗
▼タッグマッチ 30分1本勝負
青柳優馬/●青柳亮生
13分33秒 ファイナルベント→片エビ固め
[New Period]○本田竜輝/安齊勇馬
▼アクトレスタイム
青野未来/●夏葵
9分55秒 アメジスト・バタフライ→片エビ固め
○皇希/後藤智香
▼タッグマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎/●綾部蓮(フリー)
12分6秒 ダイビング・ボディプレス→体固め
[VOODOO-MURDERS/SAITO BROTHERS]斉藤ジュン/○斉藤レイ
▼タッグマッチ 30分1本勝負
●諏訪魔/鈴木秀樹(フリー)
20分2秒 前方回転エビ固め
○宮原健斗/デイビーボーイ・スミスJr
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○中嶋勝彦(フリー)
19分42秒 ノーザンライト・ボム→片エビ固め
【挑戦者】●チャーリー・デンプシー(NXT)
※第71代王者が2度目の防衛に成功。
中嶋がデンプシーから王座防衛し「三冠王座をNXTに持っていく」と衝撃宣言!芦野が挑戦表明しW-1王座戦以来の再戦へ!アクトレスタイムDay2は大好評!
第1試合
先発は岩本と男児。ロックアップから一度離れ、再度ロックアップから岩本がロープに押し込むも、お互い切り返しあいながらコーナー際になるとHAYATOがその背中にタッチ。岩本も下がり土井にタッチ。
ロックアップからリストの取り合いになり、HAYATOが強烈なチョップ。コーナーに振って走り込むが、土井が飛び越えると走りこむも、HAYATOが足を伸ばしてカットしコルバタで場外に投げ捨てる。そのままトペを狙うかに見せて、セカンドロープに飛び乗りリング中央に飛ぶとポーズを決める。さかさず土井がサッカーボールキックも、避けたHAYATOが丸め込み、抜けた土井がドロップキック。スカしたHAYATOと睨み合う。両者タッチ。
めんそーれと光留となり、めんそーれはロックアップをスカして挑発。再度ロックアップをスカして挑発しためんそーれの手に光留が噛みつき、これを離すとガットショットからロープに振るが、めんそーれはドロップキックで場外に叩き出し、トペを狙うかにみせてロープの反動をつけてポーズを決めようとするが土井が蹴りつけてカット。
光留がストンピングからチョップの打ち合い。光留がガットショットから背中にサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
光留はコーナーに叩き込み阿部にタッチ。
阿部は首投げからサッカーボールキック。さらに光留もサッカーボールキックを叩き込み、阿部が引き起こすとめんそーれはチョップ連発。阿部は手をクロスさせてガードすると、チョップを狙うが避けためんそーれが延髄切り。めんそーれは井上にタッチ。
井上はミドルキック連発も、阿部がチョークで前に出るも井上はビンタからミドルキック連発。コーナーに振って串刺しバックエルボーから首投げで倒しPKを叩き込みフォールも2。
井上はフロントネックで捕らえるが、切り返した阿部が突き飛ばして回転浄土宗。さらに背中にサッカーボールキックから岩本にタッチ。
岩本は串刺しバックエルボー。井上が逆にコーナーに振るが、岩本はすぐに走り込みショルダータックルで倒す。
岩本は担ぐも、着地した井上にバックエルボーからロープに飛ぶが、井上がキチンシンクから延髄切り。カットに来た光留にも延髄切りも、土井が出てきて阿部とともに井上をロープに振るが、井上が土井のバックを取るも、土井が切り返し羽交い締めに。阿部が伊良部パンチもこれは井上が避けて土井に誤爆し、井上が阿部に延髄切り。HAYATOが場外に落下した選手たちにプランチャを投下し、井上が岩本にバズソーキックからフォールも2。
井上はスピンキックも、避けた岩本が投げ捨てジャーマンからアルゼンチンドライバー。フォールも男児がカット。
男児と岩本がエルボーの打ち合いから岩本が走り込んできた男児にニーアッパーも、すぐに男児がショートレンジラリアット連発。岩本は受けきりラリアットでなぎ倒し、井上をロープに振って孤高の芸術。これで3カウント。
<試合後コメント>
岩本煌史
「今日の味方たち、騒がしいな?味方で良かったよ。昨日、現世界ジュニア王者の田村男児がバックステージコメントで次のチャレンジャーにこの俺、岩本煌史を指名したみたいだ。今日がいわば前哨戦か。直接は取れなかったけど、リング上で最後アイツをなぎ倒したでしょ?2日連続、孤高の芸術。でも、この孤高の芸術は2日、3日に来てくれたファンの皆さまへのお年玉だよ。ただよ、ジュニアのリーグでやってて楽しかったと純粋に感じたのは田村男児だよ。だからよ、俺復帰以降、ベルトとかってあんまり興味無かったんですけど、ベルトに興味があるというより、強い田村男児が持っている世界ジュニアのベルトだから興味があるんだよ。だから田村男児、思う存分、楽しもうよ」
ブラックめんそーれ
「おいおいおい!昨日なんだ立花のアニキ!GAORA、挑戦したいだって?俺はなあ、アイツならいつだってOKだよ。アイツ、6人タッグ獲って、アジア獲って、シングルの称号も取りたいんじゃないか?おい、正々堂々とタイマン張ってやるぜ!楽しみにしてるぜ!シャーッ!」
井上凌
「あ~くっそ!いってぇ!昨日バトルロイヤル勝っていい気持ちだったのに。岩本煌史!岩本煌史とは、必ずシングルで決着付けます。こんないい流れ、止める訳にはいかないから。1月14日、必ず取り戻します」
ライジングHAYATO
「やっと1年が始まったって感じがするね。最初はずっこけてたかもしれないけど、ずっこけて立ち上がるのがプロレスラーじゃないかな。今年は俺、ライジングHAYATOと全日本プロレスの年になるよ。Let‘s PUNK!」
田村男児
「昨日、僕が岩本選手を指名した形になるんですけど、今日は僕が世界ジュニア王者になって初めて岩本さんと当たりました。そんなに当たってないんでまだまだアレなんですけど、相変わらず一発一発が重いですね。それは気をつけないといけないですね。大きい壁なんで。それを超えるために、僕がそれを打ち砕きます」
第2試合
黒潮の入場を鈴木が途中でカットし場外乱闘で試合開始。黒潮のジャケットパンチ連打に鈴木がボディブローから強烈なエルボーを叩き込みリングへ戻る。
北斗が黒潮をリングに投げ入れ、鈴木は黒潮を直立させてジャケットを半分脱がせると、胸へ強烈な逆水平チョップを叩き込んでいく。
黒潮はジャケットを前後逆に着て防御するが、鈴木は背中にチョップを叩き込み北斗にタッチ。
黒潮はジャケットが手に絡まってしまい、北斗が一方的にエルボーを打ち込んでいく。さらに首投げからエルボードロップを投下しフォールも2。
黒潮はジャケットを脱ぎ捨てスリーパー。さらにゴッチ式パイルドライバーを狙うが北斗がリバース。
北斗はコスチュームを使ったチョーク攻撃。黒潮は普通のナックルも北斗がエルボーでふっ飛ばし串刺し攻撃を狙うが、黒潮が避けて立花にタッチ。
立花はエルボー連打から串刺し攻撃を狙うが、北斗が追走串刺しバックエルボーからロープに飛ぶが、立花はマンハッタンドロップからヤンキー座りで挑発し、ロープに飛んでビッグブーツ。
立花はインディアンデスロックからヤンキー座りで挑発し、鈴木が目の前でヤンキー座りで挑発してからケンカキックでカット。これは北斗と立花2人に大ダメージ。
立花はロープに振っていくが、北斗がエルボーを打ち込むと立花もエルボー。ロープに飛んだ北斗にビッグブーツも、北斗は投げ捨てジャーマンからRKO。北斗は鈴木にタッチ。
鈴木はボディブローからコーナーに振って串刺しビッグブーツ。さらに首投げからPKを叩き込みフォールも2。
鈴木はエルボー連打も、背後から黒潮が近づきジャケットパンチ。北斗が黒潮をロープに振ろうとするが、黒潮はジャケットパンチで場外に叩き出し、ロープに飛ぼうとするが立花と衝突する。
どちらが飛ぶかもみあいになるが、鈴木が近づくとおしつけあい、鈴木を眼の前にしてチューチュートレイン。仁王立ちする鈴木に手を回すように指導し、改めてチューチュートレイン。3回目で鈴木が立花の背中を蹴り飛ばしていき、コーナーに振ろうとするが立花が逆に振ると黒潮が串刺しジャケットパンチから立花が串刺しナックル。さらにサンドイッチヘッドバッドから、頭を回す鈴木とともにチューチュートレインを完成させると、立花がブレーンバスターからフォールも北斗がカット。
立花はビッグブーツからフォールも2。
立花はロープに飛ぶが、鈴木が追走してからスリーパーで捕らえ、すかさずゴッチ式パイルドライバーで突き刺しフォール。黒潮のカットが間に合わず3カウント。
<試合後コメント>
鈴木みのる
「正月早々……正月もクソもないよ。俺が持ってるのは、プロレスがある日と、プロレスが無い日。たったその2種類だけだ。だから今日はプロレスがあった日だ」
大森北斗
「1月今日が3日。そして世界タッグ選手権試合が1月14!あと10日くらいあるぞ斉藤兄弟!忙しかったみたいけど、10日もあれば大丈夫だろ?変な言い訳すんなよ。昨日も言ったけど、俺とお前らでガッチリプロレスが出来れば、変なものは全部かすむんだ」
黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾
黒潮「お前っ、いつの間に負けてんだよぉ~(笑)」
立花「お前!お前ッ!お前が!ふざけんなよお前!」
黒潮「ダッサ」
立花「ふざけんなお前!なにがダセーだよ!?」
黒潮「全然ヨユーで勝てたろ!」
立花「お前!お前が大森北斗を!押さえときゃ俺が3入ってたよ!」
黒潮「アイツ何歳だよ。お前26だよ?なにお前半分も年が上のやつに負けてんだよ~。弱いって!そんなんじゃGAORA取れないよお前みたいな奴はぁ~。勝手にやってろ1人で。(※1人先に去ろうとするも突然ヒステリーを起こして立花につかみかかる)お前!1人で勝手に挑戦しやがって!俺も入れろ!俺も入れろよォーーーッ!!」
立花「なんだお前!馬鹿がよ?!あっち行けボケ!」
黒潮「じゃあこっちに行こ♪(※立花にしなだれかかる)俺も入れろよォーーーッ!(※立花の首を絞める)好きにしろ!(※立花の方を見ながら控室を目指すも、照明器具に頭をぶつける)いたぁっ!いてぇこの照明ッ!」
立花「お前帰れよぉ」
黒潮「なんだとお前?」
立花「早く帰れボケ!」
黒潮「ハゲ!」
立花「ロン毛が!」
黒潮「デブ!」
立花「ガリ!」
黒潮「(※再び立花に掴みかかって)テメーコノヤロー!死ねえええ!1人で挑戦しやがって!」
立花「1人のベルトだからよ!」
黒潮「(※再び照明器具に頭をぶつける)痛い!痛ぁい!なにすんだ!」
立花「ちょったぁ学べ!アホ!とりあえずGAORA、今日めんそーれ、前哨戦でもなんでもねーけど俺は負けちまった。必ずGAORAを獲って全日本の所属でもなんでもねーけどよ、フリーになってずっと出させてもらったお礼だ。俺が明るく楽しく激しいプロレスを、GAORAでやってやるから。テメー楽しみしとけコノヤロー!あぁ~ん?あのクソロン毛タコが!」
第3試合
先発は亮生と本田。手4つをフェイントにバックの取り合いからリストの取り合い。亮生が足を刈って倒しグラウンドになるが、本田がヘッドシザースで捕らえると亮生が抜けて距離を取る。
ロックアップから亮生がバックを取り、そのまま下がって優馬にタッチ。
本田も安齋にタッチ。
ロックアップから優馬がヘッドロックで捕らえ、ロープに飛ぶが安齋がドロップキックでカット。
安齋はエルボーでふっ飛ばし、コーナーに振っていくが、優馬が避けて亮生がエプロンから延髄切り。優馬は亮生にタッチ。
優馬が安齋を場外に投げ捨て、そこへ亮生が三角飛びケブラーダを狙うが本田が足を掴んで落下させ場外乱闘へ。
リングに戻り、安齋がフォールも2。
亮生がエルボー連打も安齋が強烈なエルボーで倒し逆エビ固めで捕らえる。亮生はロープを掴みブレイク。
安齋は本田にタッチ。
亮生はエルボーを打ち込んでいくが、本田は強烈なエルボーで倒し、エプロンの優馬もエルボーで落下させると正面ロープに亮生を押し込み後頭部に膝を押し付け反則カウント4で離す。優馬がカットにくるが、迎撃した本田が優馬もロープに押し込むと膝を押し付け反則カウント4で離す。
レフェリーに詰められる本田だったが、亮生をロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも2。
本田はエルボーからロープに振るが、亮生はハンドスプリングオーバーヘッドキックから優馬にタッチ。
優馬はロープに飛んでビッグブーツ。本田はロープに振るが、優馬はジャンピングエルボーで倒しコーナーに登るとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
優馬はバックを取るが本田が耐えるとロープに飛ぶも、本田はスパインバスターで迎撃し安齋にタッチ。
安齋は串刺しジャンピングエルボーからフロントスープレックス。フォールも2。
優馬はエルボー連打からロープに飛ぶと、ドロップキックをスカしてエルボードロップ。さらに串刺しジャンピングエルボーから再度串刺し攻撃を狙うが、安齋が追走串刺しジャンピングエルボーからエルボー合戦。優馬がエルボースマッシュからロープに飛ぶが、安齋が追走エルボーからロープに飛ぶも、優馬はドロップキックで迎撃。両者タッチ。
本田のラリアットを避けた亮生とエルボー合戦。打ち勝った本田がコーナーに振ろうとするが、亮生はこれを抜けるとブーメランアームホイップからドロップキック。さらに安齋にもアームホイップからドロップキックを叩き込むが、本田がケンカキックからロープに振るも、亮生は飛びつきDDT。さらに場外に転がった本田と安齋に三角飛びケブラーダを発射する。
リングに戻り、優馬と亮生が本田をコーナーに振って亮生が串刺しバックエルボー。優馬も串刺しエルボーから中央に振り、亮生が旋風脚から優馬がドロップキック。亮生がその場飛びムーンサルトからフォールも2。
亮生はフィッシャーマンの体勢も、耐えた本田にエルボー連打からロープに飛ぶが、安齋がポップアップして本田がボディへのラリアット。フォールも優馬がカット。
優馬が交互にエルボーも、本田がラリアットからロープに飛んでラリアット。優馬がカウンターのチョークスラムから、安齋もチョークスラムで叩きつけロープに飛ぶ。だが安齋はジャンピングニーで優馬を迎撃し、本田がファイナルベントを狙うが亮生が着地しトラースキック連発。さらに旋風脚からロープに飛ぶが、本田がラリアットで迎撃し、ロープに飛んでラリアット。フォールも2。
本田はファイナルベントで叩きつけフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
本田竜輝&安齊勇馬
安齊「1月2日、3日、俺個人として2連勝!New Periodも勝ちで始まりました。この調子で2024年、俺たちNew Periodの年にしたいと思います!ありがとうございました!」
本田「青柳兄弟から勝った!そして1つ、言いたいことがあるんだよなあオイ。斉藤兄弟、お前ら世界タッグのベルト持ってるよな?俺たち2人はお前らから直接勝ってんだ。次、もしお前ら2人が防衛したら、次は俺たちに挑戦させろ!」
アクトレスタイム
普段のアクトレスリングのように、和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズ(なる、夏葵、皇希、福永莉子、みあ朝子、青野未来、朝陽、後藤智香、澄川菜摘、才原茉莉乃、水嶋さくら)たちが『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露。途中で衣装を脱ぎ始め、試合パートへ。
リングアナはさくらが務め、レフェリーとしてMARUがリングイン。
前日と違いセコンドも声を出し華やかな感じで試合開始。
先発は皇希と未来。手4つから皇希がロープに振るが、お互いロープワークでスカすと未来がドロップキック。受けきった皇希がラリアットでなぎ倒すが、すぐに立ち上がった未来。両者タッチ。
夏葵がガットショットからコーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらにロープに飛んでフットスタンプからフォールも2。
夏葵は投げようとするが、逆に智香がボディスラムで叩きつけフォールも2。
智香は皇希にタッチ。
皇希はビッグブーツからロープにもたれかかる夏葵の顔面にビッグブーツ。さらにボディスラムから170cmプレス。フォールも2。
皇希はロープに飛んでいくが、夏葵はジャンピングニーで迎撃し未来にタッチ。
未来はドロップキックでふっ飛ばし、智香が皇希の背中にタッチ。
智香はビッグブーツからコーナーに振って串刺しラリアットも、避けた未来が串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックからバズソーキック、避けた智香がマンハッタンドロップから投げようとする。耐えた未来がダブルアームスープレックスを狙うが皇希がカット。
皇希が上半身を、智香が下半身をプッシュアップしてそのままリングに叩きつけ、ロープに飛んでサンドイッチ攻撃を狙うが、未来が避けるとダブルラリアットでなぎ倒す。
未来はフィッシャーマンスープレックスからコーナーに上るが、智香がエルボー連打から担ぎ、そのままジャイアントスイングへ。智香は皇希にタッチ。
皇希は串刺しビッグブーツからフォールも2。
皇希はショートレンジラリアットも、避けた未来がスネを蹴りつけてからニークラッシャー。さらにロープに飛んでいくが、皇希はパワースラムで迎撃しフォールも2。
皇希はロープに飛ぶが、未来は追走ラリアットからロープに飛ぶも、皇希も追走ラリアット。
皇希はロープに飛ぶが、未来がラリアットをスカしてブレイク・ダウンからフォールも2。
未来はコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。
未来は夏葵にタッチ。
夏葵は低空ドロップキックからサッカーボールキック。さらに投げようとするが、耐えた皇希がカナディアンで担ぎ、そのままフェイスバスター。フォールしようとするが未来がカット。
未来がダブルアームスープレックスから夏葵がダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。
夏葵がキューティースペシャルも智香がカット。
未来と夏葵がロープに飛ぶが、智香が未来をチョークスラム、皇希が夏葵をスパインバスターで迎撃。
皇希が起き上がりこぼし式のショートレンジラリアット連発も、夏葵がスカして顔面に膝からロープに飛ぼうとするが、皇希がコスチュームを掴んで引き寄せてバックドロップ。フォールも2。
皇希はコーナーに上りアメジスト・バタフライを投下しフォール。これで3カウント。
第4試合
先発は芦野とジュン。ロックアップからジュンがヘッドロックで捕らえショルダータックルでなぎ倒す。
バックの取り合いから芦野が足を刈って倒しアンクルホールドを狙うが、すぐに抜けたジュンが距離を取りレイにタッチ。芦野の背中に綾部もタッチ。
ロックアップから綾部がヘッドロックで捕らえショルダータックルのぶつかりあいへ。綾部が打ち勝つが、すぐにレイが走り込みショルダータックルでなぎ倒す。
レイがコーナーに押し込みガットショット連発からチョーク。これは京平レフェリーが反則カウントをとるが、レイが「ジジイすっこんでろ!」と挑発し、芦野が出てくるがレイは芦野を場外に投げ捨て、綾部にボディスラム。フォールも京平レフェリーは芦野とジュンに目線を移しカウントを叩かない。
レイがストンピングからジュンにタッチ。
綾部はエルボー連打も、ジュンがガットショットからミドルキック。フォールも1。
ジュンはカウントが遅いレフェリーに詰め寄り、踏みつけフォールも京平レフェリーはフォールと認めない。
レイとジュンが綾部をロープに振ってダブルのショルダータックルからジュンがエルボードロップを投下しフォールもゆっくり叩きカウント2。
ジュンが投げようとするが綾部が逆にブレーンバスターから芦野にタッチ。
芦野はエルボースマッシュ連発から張り手連発でコーナーに押し込み串刺しエルボースマッシュ。ジュンがコーナーに振るが、芦野はすぐに走り込みエルボースマッシュからジャンピングヘッドバッド。さらに足を刈って倒しスライディングエルボースマッシュからフォールも2。
芦野は俵投げからフォールも2。ジュンはレイにタッチ。
レイはフェイントつきの逆水平チョップ連発。さらに串刺しラリアットを叩き込むが、芦野はエルボースマッシュ連発。レイはビンタを叩き込み、芦野はエルボースマッシュから左右のエルボー連打。さらにエルボースマッシュも、レイはビンタ。
芦野はエルボースマッシュ連発もレイが左右のビンタを叩き込むと芦野が前のめりに倒れそうになるが、これを支えたレイがショートレンジラリアット。避けた芦野が投げ捨てジャーマンから綾部にタッチ。
綾部はエルボー連打からロープに振ろうとするが、レイが逆に振るも綾部はネックブリーカードロップ。
綾部は串刺しビッグブーツからフォールも2。
綾部は投げようとするが、耐えたレイがダブルチョップ。綾部がロープに振ってドロップキックからフォールも2。
綾部はコーナーに上るがジュンが突き飛ばして落とし、芦野がコーナーに登るとミサイルキック。綾部がコーナーに上りミサイルキックを発射しフォールも2。
綾部がロープに飛んでビッグブーツも、避けたレイがロープに飛んでクロスボディアタックで迎撃しフォールも2。
レイとジュンが綾部を斉藤いぎなりスマッシュ(※ダブルのチョークスラム)で叩きつけ、レイがコーナーに上りダイビング・ボディプレス。これで3カウント。
<試合後コメント>
芦野祥太郎
「初めて綾部と組んで、いいでしょ。いいもん持ってるし、あのデカさ、メチャクチャ武器になるでしょう。俺には無いもの持ってるよね。ただ俺は俺で武器は山ほど持ってるから。ジュン、レイ、しっかりお前ら世界タッグ防衛しろよ。中嶋勝彦なんかにこれ以上ベルトをくれてやるな。今この混沌とした全日本プロレス、俺は動くよ。休んでた期間とか関係ないよ。動いてやるよ。俺は俺の意志でプロレスしてんだよ。分かったか」
斉藤ジュン&斉藤レイ
レイ「フォーーーッ!勝ったぜぇ!綾部は相変わらずデケーし、芦野もやっぱり強いなアイツ。だが今日、いい勝利を掴むことが出来たぜ」
ジュン「2024年、一発目の勝利だ。お前、芦野にジャーマンで投げられてなかった?」
レイ「いや、気の所為じゃねえか?」
ジュン「お前今何キロあるんだ?」
レイ「150くらい」
ジュン「珍しいな。それよりも次の1月14日、世界タッグの防衛戦だ。アイツがベラベラとうるさいから、ナルシストの大森北斗の心を折って、中嶋勝彦、アイツの闘魂を俺たちで捻り潰してやる。DOOM!」
レイ「楽しみにしてろ!フォーーーッ!カモーン!」
第5試合
先発はスミスと諏訪魔。ロックアップから諏訪魔がヘッドロックで絞り上げる。諏訪魔がショルダータックルを連発も、スミスが受け切りショルダータックルでなぎ倒すと、引き起こしてボディスラムからギロチンドロップ。諏訪魔が避けるとスミスは宮原にタッチ。諏訪魔と鈴木は言い合いになりながら客の秀樹コールを聞いて諏訪魔がタッチ。
ロックアップから鈴木がロープに押し込むも、宮原が切り返してクリーンブレイク。
バックの取り合いからリストの取り合いへ。宮原がエルボーを打ち込むと、鈴木は脳天唐竹割り。自分の手を痛めた鈴木はエルボー合戦にもちこみ、再度脳天唐竹割りも手を痛そうにしながらエルボースマッシュ。
鈴木はロープに振るが、宮原はビッグブーツを叩き込み、エプロンの諏訪魔にもビッグブーツを叩き込むが、諏訪魔は場外から足を掴んで引きずり落とし場外乱闘へ。
リングに諏訪魔と宮原が戻り、諏訪魔がストンピング連打から鈴木がやっとリングに戻るとフォールせずに諏訪魔にタッチしようとするが、諏訪魔が拒否して鈴木がしかたなく宮原にキャメルクラッチ。鈴木はこれを離すと諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はケンカキックで挑発すると、宮原がチョップ連発も諏訪魔はダブルチョップでなぎ倒す。
鈴木が出てきて諏訪魔とともに宮原をロープに振るが、タイミングが合わず鈴木のドロップキックは当たらず自爆し、諏訪魔のショルダータックルは届かず。
呆然とする諏訪魔は宮原の背中にハンマーブローを落とし、サイドバスターからフォールも2。
諏訪魔は逆エビ固め。宮原はロープを掴みブレイク。
鈴木は宮原の四肢にストンピングからネックスクリュー。さらにリストをひねってボディにエルボーからエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、宮原はビッグブーツで迎撃しスミスにタッチ。
スミスはショルダータックルで倒し、滞空時間の長いブレーンバスター。フォールも2。
スミスはボディへのストンピングからバックドロップを狙うが、耐えた鈴木にエルボー。改めてバックドロップからフォールも2。
スミスは串刺し攻撃を狙うが、鈴木が足を伸ばしてカットするとぶら下がり首4の字で捕らえる。これを離すと諏訪魔にタッチ。
スミスはボディにエルボーからロープに振ってエルボーも、避けた諏訪魔がジャンピングエルボー。
諏訪魔と鈴木がスミスをコーナーに振り、諏訪魔が串刺しラリアットも避けたスミスが鈴木にビッグブーツから諏訪魔にラリアット。スミスは宮原にタッチ。
宮原はビッグブーツからラリアットを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
諏訪魔をコーナーに振ってスミスが串刺しラリアットから宮原が串刺しブラックアウト。諏訪魔が交互にダブルチョップを打ち込んでいき、それぞれをラリアットでなぎ倒すと場外で倒れている鈴木を強引に呼び込む。
諏訪魔と鈴木は宮原をコーナーに振り、お互いどちらが振るか回転し、諏訪魔が鈴木を振るが鈴木は崩れ落ちるように宮原に突っ込み、諏訪魔が串刺しラリアット。
ぐったりとする鈴木とともに宮原をロープに振り、諏訪魔がラリアットから鈴木がニードロップ。諏訪魔がエルボードロップを投下しフォールも2。
諏訪魔はスリーパーで捕らえ、鈴木がカットに来たスミスに卍固め。宮原はロープに足を伸ばしブレイク。
諏訪魔は串刺しラリアットも、宮原が前に出てエルボー合戦からエルボー連打。諏訪魔がダブルチョップ連発からショートレンジラリアットも、避けた宮原が投げ捨てジャーマンからロープにもたれかかる諏訪魔にブラックアウト。ロープに飛んでブラックアウトも、キャッチした諏訪魔がショートレンジラリアットからバックドロップを狙うが、宮原は顔面に膝蹴りから、走り込んで来た諏訪魔にその場飛びブラックアウト。さらにブラックアウトを叩き込んでフォールも2。
宮原はシャットダウンを狙うが、耐えた諏訪魔が逃れると、鈴木が宮原にドロップキック。諏訪魔がタッチを要求する鈴木をダブルチョップで場外に叩き出し、宮原にバックドロップからフォールも2。
諏訪魔はラストライドを狙うが、宮原が前方回転エビ固めで3カウント。
<試合後コメント>
諏訪魔&鈴木秀樹&岡田裕也レフェリー
鈴木「勝ったぞ~ッ!ちょっと来い!いいからこっち来い!(※岡田裕也レフェリーを強引に引っ張り込む)」
諏訪魔「2だろ?」
岡田「3です」
鈴木「座れ!どっちが勝った?どっちが勝ったんだ?」
岡田「宮原さんです」
諏訪魔「内容的にはどっちだ?!」
鈴木「内容で決めろ!印象ではどっちだ?!印象で言え。印象で言え!」
岡田「いえ、あの……」
鈴木「印象で言え!早く言え!じゃ、手ェ挙げろよ」
岡田「勝ったわけじゃないんで」
鈴木「帰れじゃあお前ッ!(※岡田レフェリーを突き飛ばして追放)」
岡田「ぐわああああ」
諏訪魔「すげーいいカードだったよな!今度は俺らで世界タッグ行けるんだよ!」
鈴木「全然遠回りじゃん」
諏訪魔「9割8部俺等が勝ってんだ。そうでしょ?俺らもっと……」
鈴木「いや、ちょっと呼びすぎ。呼びすぎ」
諏訪魔「いや、疲れちゃったからさあ」
鈴木「いや、馬鹿みたいに呼びすぎだから」
諏訪魔「それはちょっと悪かった」
鈴木「俺もちょっと。だから力をさ、加減してよ」
諏訪魔「いや俺は常にね、全力投球なんでね。加減してとかわかんない」
鈴木「ダメだあ~~~っ!!」
(※鈴木が頭を抱えて1人で先に去る)
諏訪魔「俺らね、まだまだ発展途上なんで。ベルト取れるチームだって俺は信じてる。いいチームになっていくようもっと成長させていきますわ」
宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.
宮原「OK!カモン!スミス!ドリームタッグだドリームタッグ!1月2日、そして今日1月3日!三冠ベルトゲット出来なくてももう俺の中では次の景色が見えている。今日もなんだこの熱すぎるプロレスファンの声は。俺の体中に充満してるぜ。次は1月14日、後楽園ホール。フッチ!(チャチャチャ)フッチ!(チャチャチャ)」
スミス「宮原と俺のタッグは素晴らしかっただろう?その昔、俺の父がナオキ・サノ(佐野直喜)がSWSタッグを組んで闘った。日本とイギリスのベストレスラー同士が組んだんだ。そして今日、ベストな宮原とこの俺がこの後楽園ホールで組んだ。全日本プロレスには偉大なガイジンレスラーが参戦してきた。ジョニー・エース、ゲーリー・オブライト、スティーブ・ウィリアムス、スタン・ハンセン……そして今は俺だ!俺と宮原でやるぞ。よく見ておけ!」
第6試合
リングをゆっくりと周り、中嶋が強烈なミドルキック。再度リングを周り、ロックアップからチャーリーがロープに押し込みクリーンブレイク。
中嶋が水面蹴り連発。さらにバックを取るが、リストを取ろうとしたチャーリーにスクールボーイも、チャーリーはフロントネックで捕らえグラウンドへ。そのまま中嶋は立ち上がるが、チャーリーが絞り上げるとそのまま潰してフォールも2。
逃れようと回転した中嶋の腕を捕らえてついていくチャーリーだったが、中嶋は切り返してヘッドロック。チャーリーはキムラロックで絞り上げて逃れるとグラウンドに持ち込もうとするが、中嶋がヘッドシザースで捕らえるも、回転して逃れたチャーリーがヘッドロックからグラウンドへ。中嶋がそのまま回転してフォールも、チャーリーは絞り上げて戻るが中嶋はロープを掴みブレイク。
中嶋がボディブロー連発からエルボーも、チャーリーはエルボーからエルボースマッシュ。さらにフロントネックで捕らえるが、中嶋は力任せに押し倒すと腕極めヘッドロック。チャーリーは回転してフォールするが、中嶋は絞り上げるとそのままチャーリーも切り返してロープ際になりブレイク。
中嶋が場外に引きずり出し場外乱闘へ。リングに戻るとチャーリーがヘッドロックで絞るが、中嶋が左右のエルボーをボディに叩き込んで逃れ、ミドルキックを放つがチャーリーはキャッチしてドラゴンスクリュー。
チャーリーはストンピングから足を取ろうとするが、中嶋がロープを掴むとそのロープを蹴り上げ、リング中央に引きずり膝を痛めつけ逆片エビ固め。暴れる中嶋に変形アキレス腱固めからSTF。これを離すとローリングフルネルソンから脇固め。中嶋はロープに足を伸ばしブレイク。
チャーリーはヒールホールドも中嶋はロープを掴みブレイク。
チャーリーは足へのストンピングから引き起こし、エルボースマッシュからロープに振ろうとするが、耐えた中嶋の足を蹴りつけエルボー。ロープに振っていくが、中嶋は低空ドロップキックからミドルキック。キャッチしたチャーリーに逆の足で延髄切りから、チャーリーの前蹴りをキャッチしてドラゴンスクリュー。
中嶋は串刺しビッグブーツから顔面を踏みつけてシャッターチャンス。
チャーリーはエルボーも避けた中嶋がエルボー。中嶋は再度エルボーを避けてエルボーから、バックを取るがチャーリーは耐えるとボディに膝蹴りからダブルアームスープレックスからそのままブリッジしてフォールも2。
チャーリーはアンクルホールドで捕らえるが、中嶋は前転して逃れるも、チャーリーはボディにランニングニーからニークラッシャー。さらに串刺し攻撃も、避けた中嶋がカニバサミで倒し背中にサッカーボールキック。
中嶋はトラースキックからPKも、避けたチャーリーは投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった中嶋がサッカーボールキックから投げようとするも、チャーリーが逆にブレーンバスター。両者ダウン。
エルボーの打ち合いからチャーリーがエルボースマッシュ連発。中嶋はミドルキックも、チャーリーはボディにヒザ蹴りからエルボースマッシュ。中嶋のビッグブーツとチャーリーのランニングエルボースマッシュの撃ち合いから、チャーリーがエルボースマッシュを連発。中嶋がガットショットからトラースキックを叩き込み、膝へのトラースキックからトラースキック。フォールも2。
中嶋はバーティカル・スパイクからフォールも2。
中嶋は担ごうとするが、耐えたチャーリーにハイキック。避けたチャーリーがウィングクラッチホールドも2。
チャーリーはランニングエルボースマッシュからリーガル・プレックスも2。
チャーリーはドラゴンスープレックスを狙うが、耐えた中嶋にエルボースマッシュ。エルボーの打ち合いから中嶋がビンタを叩き込むとチャーリーは前のめりに倒れ、中嶋がノーザンライト・ボムで叩きつけ3カウントを奪った。
中嶋「全日本プロレスの会場に、お越しいただいた、皆様、そして、全日本プロレスTVを、ご覧の皆様、あけましておめでとうございます。デンプシー、いなくなっちゃったけど、俺は、日本プロレス界の、地形を変えるため、そして、三冠ヘビー級という、このタイトルを上にあげるため、デンプシー、NXTに持っていくから待っていてくれ。三冠ヘビー級!この、本来の意味を、俺は、取り戻す」
芦野がリングに上がるとマイクを受け取ろうとするが、中嶋はマイクを投げ捨てる。
芦野「お前のそういうのに慣れてるから大丈夫だよ。おい、三冠の?価値?お前の闘魂スタイルなんかに価値はねーよ。俺達全日本プロレス所属の人間は、その三冠のベルトに誇り持って戦ってんだよ。ヘビー級も、ジュニアも、その三冠ベルト、全日本プロレス、誇り持ってやってんだよ。全日本プロレスに、闘魂スタイルは、必要ありません」
芦野はマイクを渡すかにみせて下に落とす。
中嶋「まさかお前が来るとはな。おまえどこにいたんだよ?そんな簡単にな、とれるものじゃねーんだよ。口だけはなんとでも言える。だったら、テメーの力で、奪ってみろ」
中嶋は芦野にマイクを手渡しリングを後に。
芦野「三冠のベルト、簡単にとれるなんて一回も思ったことねーよ。一回も獲ったことねーんだよ。それを獲るために、8ヶ月、歯食いしばって怪我治してきたんだよ。全日本プロレス、皆さま色々、不安があると思います。俺もたくさん不安あるよ。不安だし不満もある。でもな、これはレスラーが変えなきゃいけない。俺達が変えなきゃいけないと思ってます。だから、中嶋勝彦と、闘魂スタイルを、この王道の全日本プロレスから追放します。そのために、1月27日、八王子大会、三冠戦、会社はやってくれるでしょう。そこで俺が取り戻します。色んな思いがあるかもしれない、ただ俺は覚悟持ってこの全日本プロレスで王道を守りたいと思ってます。皆さんその姿を是非確かめに来てください。今日はほんとにご来場ありがとうございました」
<試合後コメント>
中嶋勝彦
「リング上で言った通り。俺はこの三冠ヘビー級、このベルトの本当の意味を取り戻す。今日NXTからデンプシーがこの三冠のベルトに挑戦したけど、近年そんなことがあったか?どうなんだ?海外の選手、しかもNXTというところからこの三冠のベルトに挑戦したことがあったのか?どうなんだオイ?あったのか?無いだろ?なあ?どういう意味なのか。それは、三冠、このベルトの本当の意味があるってことだよ。その意味を俺は取り戻す。そして今度はこの三冠ベルトがNXTに行く。待ってろよ、NXT!」
芦野祥太郎
「挑戦表明、してきました。全日本プロレスには全日本プロレスのやり方があって、それを見に来ているファンの方々がいる。そしてそれが、大晦日が終わり、今日が終わり、揺らいできてる状況がある。これはレスラーが一番痛感してますよ、それを。それをいち早く変えなきゃいけない。彼が言った、『三冠のベルトはそんな簡単じゃない』……そんなことは俺が一番わかってるよ。今まで1回も取れたこともないし、ましてや怪我もしていた。ただ、今全日本プロレスを見渡して、動かなきゃいけないでしょ。誰かが。だったら俺が一番最初にでていきますよ。今日のメイン、全日本プロレス関係ないですからね。俺は所属なんすよ。みんなが王道を背負ってこの全日本プロレスで闘ってるんです。俺はそれをまっさきに出て行って彼と闘います。そして、もう1度言いますよ。全日本プロレスには、闘魂スタイル、中嶋勝彦、必要ない。俺が彼らを、全日本プロレスから追放してやります。1月27日、八王子で、俺の三冠初戴冠とともに彼らを追放して、全日本プロレスを正しい姿に戻したいと思います。それが一番三冠の価値が高まるでしょう」