「私と出会ったたくさんの人を幸せにしたい」夢と希望に満ちたスターダムの新人・玖麗さやかがデビュー!
25日、東京都・品川インターシティホールにて『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 12』が開催。玖麗さやか(くららさやか)がデビューを果たした。
玖麗は上谷沙弥に憧れており、デビュー戦の相手が上谷に決まると「デビュー戦が決まった日からいままでずっと緊張していて、いまも心臓のドキドキが止まらないです!」と思いを語っていた。
「私と出会ったたくさんの人を幸せにしたい」という目標を掲げるなど、未来の正統派エースの片鱗を感じさせる期待株として注目を集めてきた。
試合が始まると玖麗がドロップキックで先制するも、余裕の表情で受け止めた上谷はすぐさまドロップキックでお返しして執拗に顔面を踏みつけていくというプロの洗礼。
上谷は厳しいエルボー連打で畳み掛けるも、玖麗が怒涛のドロップキック連打で意地を見せ、スワンダイブ式のアームドラッグや一瞬の隙を突いてのスピアーを突き刺すなど持ち味の片鱗を見せる。
これらをすべて受けきった上谷は、側頭部へスピンキックを叩き込み、旋風脚で追撃。さらにカミゴェ式のバイシクルキックで顔面を貫き、最後はスター・クラッシャーを決めて決着。
試合を終えた玖麗は、痛むアゴを押さえつつも「今日はデビュー戦、ありがとうございました!言いたいことが色々あるはずなんですけど、頭の中がもう真っ白です。私は今日、プロレスラーとして第一歩を踏み出しました。私がプロレスラーとして、夢を与えるところを最後まで見届けてください。よろしくお願いします!ありがとうございました!」と前向きなコメントを残した。
2023年は他にHANAKO、さくらあや、弓月(ゆづき)がデビュー済み。同日には八神蘭奈(やがみらんな)もデビューしており、新人が豊作の年となった。
12月から新体制を迎えたスターダムが2024年以降にどのような躍進を見せるのかに今後も注目していきたい。