田村潔司の弟子がスターダム初戦をUWFスタイルでタップアウト勝利!対戦相手は「弱っちいんじゃねーの?ふざけんじゃねーよ」

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 3日、有明・東京ガーデンシアターにてスターダム『JR東海 推し旅 presents STARDOM NEW YEAR DREAM 2025』が開催。第5試合では虎龍清花(こたつきよか)のスターダムデビュー戦が行われた。

 虎龍は1歳から芸能活動を開始し、現在24歳のアクション俳優。第6回および第7回剛柔会空手道世界選手権大会で優勝を果たすなど古くから格闘技の心得を持ち合わせている。田村潔司の弟子となり、2021年7月1日のGLEAT旗揚げ戦で橋本千紘を相手にUWFルールで格闘家デビューし、7月25日の『アクトリング』“葉隠”八咫烏焔役でアクトレスガールズデビュー。2022年2月にはアクトレスリングでプロレスも行い、その後はキックボクシングなどにも挑戦している。
 2022年6月にアクトレスガールズを卒業し7月にはGLEAT所属へ。格闘家として研鑽を積み、2024年6月にはジョシュ・バーネットが主催する『ブラッドスポーツ武士道』で小波を相手に戦い完敗。この試合を最後にGLEATも退団し、フリーの格闘家となっていた。

 12月17日に芸名を福田茉耶(ふくだまや)から虎龍清花に変えると、12月29日のスターダム両国国技館で朱里vs小波戦後に乱入。
 虎龍は「私はここスターダムに、スターダムにしかない強さを求めてやってきました。プロレス界に入ってから、ずっと憧れだった朱里選手、私は朱里選手の強さがずっとずっと憧れでした。そんな朱里選手のもとで強さを学んで強くなりたいです。God’s Eye(ゴッズアイ)として一緒にやらせてください」とアピールし、朱里もこれを受け入れた。

 「田村潔司コーチから継ぐ格闘プロレス。UWFの技術や思いをこの令和の形で盛り上げて次の世代に継ぐこと。これを目標にこのスターダムのリングを盛り上げる」と語っていた虎龍のスターダムデビュー戦は『蹴撃6人タッグマッチ』銘打たれた朱里&稲葉ともか&虎龍清花vs渡辺桃&稲葉あずさ&フキゲンです★に。


 元UFCファイターの朱里、UWFスタイルの虎龍、空手をバックボーンにする稲葉姉妹、師匠の風香から学んだ蹴りを使う桃がバチバチ蹴り合い、その中でフキゲンはマイペースに「ブレーンバスターDEATH★」と予告して虎龍を丸め込んでいく。
 因縁あるあずさが虎龍の髪を掴んで倒すと顔面を踏みつけ、マウントからチョーク攻撃と痛めつける。だが朱里とともかがカットに入りイーブンに戻すと、最後は虎龍がフキゲンをアキレス腱固めで捕らえてギブアップを奪った。

 試合を終えてあずさは「弱っちいんじゃねーの?まだまだプロレスの技術は私の方が上だ。あいつが休んでる間にやってきたことは私の方が上だし、まだまだ負けねーよ。ふざけんじゃねーよ」と嫌悪感をあらわに。
 勝利した虎龍は「今日は緊張したんですけど、試合前も試合中も2人に支えてもらって思いっきり戦う事ができました。これからまだまだ強くなっていきたいと思います」と正統派なコメントを残した。

 スターダムでは異色な戦いをする虎龍。正式にGod’s Eye入りし今後どのような相手とストーリーを紡ぐのか注目だ。

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