【試合詳細】12・20 アクトレスリング新木場公演 茉莉vs澄川菜摘vs皇希 松井珠紗vs水嶋さくら 未依vs朝陽 夏葵&汐月なぎさvsMARU&ブルドーザー轟
『ACTwrestling Step27』
日程:2023年12月20日(水)
開始:18:45
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:145人
▼Tag match
キラ☆アン/●かなみっく
6分34秒 GCS(ゴチカ・チョーク・スラム)→片エビ固め
○後藤智香/青葉ちい
▼Tag match
青野未来/●みあ朝子
11分7秒 ムーン・ウルフ→片エビ固め
[BE∀STZ REBELLION]○CHIAKI/荒幡寧々
▼Tag match
夏葵/●汐月なぎさ
10分16秒 アースクエイク・ヒップドロップ→体固め
[蛇道衆]MARU/○ブルドーザー轟
▼Single match
[update+]●未依
8分2秒 ビクトリー・サンライズ
[てっぺん☆]○朝陽
▼Single match
[てっぺん☆]○松井珠紗
12分36秒 ヨーロピアン・クラッチ
[update+]●水嶋さくら
▼3Way match
○茉莉
11分42秒 疾風迅雷
[The Royal]●皇希
※もう1人は[The Royal]澄川菜摘。
茉莉が次期王座挑戦者決定戦を制して後楽園で青野とアクトレス頂上対決へ!てっぺん☆とupdate+が全面抗争へ!朝子と謎の轟サンタがタッグ結成!
オープニング
和風の衣装に身を包んだアクトレスガールズが『宵々古今』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンスを披露した。
第1試合
先発はかなみっくと智香。智香が手を伸ばすがかなみっくが足を刈って倒しフロントネック。さらにロープに振って行くと、追走してロープワークで翻弄するが、智香が担いでマンハッタンドロップ。智香はちいにタッチ。
ちいはドロップキックから引き起こしてエルボー。エルボーの打ち合いになり、かなみっくがガットショットから腕を捻って大外刈りから倒立プレス。フォールも2。
かなみっくはアンにタッチ。
アンはサッカーボールキックからカカト落とし。ロープに振ろうとするが、ちいが逆に振るとラリアットを避けてスクールボーイも2。
ちいがロープに飛んでドロップキックも、アンは二度三度と受けていきちいはエルボー連打。アンは脳天にげんこつからボディスラムで叩きつけ、コーナーに転がすと智香を要求。ちいは智香にタッチ。
智香のエルボーにアンがローキック。智香が再度エルボーもアンはハイキックを叩き込む。ならばと智香はエルボーから足を刈って倒し、俵投げを狙うがアンがエルボー連打からフロントネック。そのまま胴締めフロントネックとなるがちいがカット。
かなみっくのドロップキックとアンのサッカーボールキックのサンドイッチを智香に叩き込み、アンがハートブレイクショット。智香がエルボー連打からアンのハイキックをガードして飛行機投げから俵投げを狙うがかなみっくがカット。
かなみっくは腕を巻き込んで回転させるとアンがそこへラリアット。フォールも2。
アンはかなみっくにタッチ。
かなみっくはセカンドロープに登るが、智香がエルボーから担ぐもかなみっくは着地してエルボー連打。智香が強引に担ぐが、かなみっくが丸め込むも2。
かなみっくはミックミックナイフも2。
かなみっくはセカンドロープからのサマーソルトドロップを投下しフォールも2。
かなみっくはコーナーに振ろうとするが、智香が逆に振るとアンのラリアットが誤爆。智香がアンにラリアットからちいがアンをドロップキックで場外に落とし、智香がかなみっくにチョークスラムを狙うが逃れたかなみっくがドロップキックからロープに飛ぶ。智香はチョークから強引にジャイアントスイングで投げ捨てるが、すぐに立ち上がったかなみっくが背中にドロップキックからロープに飛ぶ。だが智香がカウンターのGCSで叩きつけて3カウント。
第2試合
先発はMARUと夏葵。ロックアップから一度離れ、再度ロックアップからMARUが足を踏みつける。ロープに振って開脚して夏葵を避けるが、夏葵が丸め込むも2。
MARUはスピアーから膝十字で捕らえるが夏葵はロープを掴みブレイク。
MARUは正面ロープに夏葵をくくり、背中に飛び乗ると蛇道衆でシャーポーズ。
MARUは髪を掴んでリングに顔面を叩きつけると、顔面にフットスタンプから首投げで倒しバンテージでチョーク攻撃。
レフェリーに注意されると夏葵をロープに振るが、夏葵はドロップキックから引き起こす。MARUはサミングからコーナーに叩きつけ轟にタッチ。
轟は串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでスライディングクロスボディ。フォールも2。
轟は170kgプレスを投下するが、避けた夏葵がドロップキックからなぎさにタッチ。
なぎさはドロップキックからダブルチョップ連発。さらにマシンガンチョップからロープに振ろうとするが、耐えた轟の背中に夏葵がエプロンからミドルキック。夏葵となぎさで轟をロープに振ると、なぎさがガットショットから夏葵が背中にジャンピングニー。さらにダブルのエルボードロップから引きおこそうとするが、アレンがリングに上がりカサ攻撃でカット。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、轟はMARUにタッチ。
MARUがなぎさに串刺しスピアーも、避けたなぎさがドロップキックから夏葵にタッチ。
夏葵は串刺しジャンピングニーからロープに飛んでフットスタンプ。フォールも2。
夏葵は投げようとするが、耐えたMARUがスタナーから引き起こす。夏葵はミドルキックからハイキックを叩き込みフォールも2。
夏葵はシャイニングウィザードも、避けたMARUがマフラーホールドで捕らえるがなぎさがカット。
MARUはなぎさをエルボーでふっ飛ばし、MARUが夏葵をコーナーに振ると、轟が竹刀を使ったスリーパー。MARUは轟にタッチ。
轟はロープに飛んでラリアット。さらにモンゴリアンチョップからロープに飛ぶが、腕を掴んだ夏葵はハイキックからストンピング連打。さらに背中へのサッカーボールキックを叩き込みフォールも2。
夏葵はなぎさにタッチ。
なぎさはコードブレイカーからキャメルクラッチで捕らえるが、MARUがチェーンでチョーク攻撃から首投げ。さらに轟に振ると、轟がボディアタックからMARUがコーナーに登りダイビングフットスタンプ。轟がストンピング連打からコーナーのサードロープに登りダイビングボディプレスも、なぎさが避けると夏葵がコーナーに登りダイビングフットスタンプ。MARUが夏葵にケンカキックからなぎさの髪を掴んで動きを止めるが、轟とサンドイッチ攻撃を狙うも、なぎさが避けるとダブルのコードブレイカーから轟を投げようとする。だが轟がガットショットから逆さ押さえ込みも2。
なぎさはドロップキックから横入り式エビ固めも2。
なぎさはメイルストロムボムを狙うが、轟が担ぐとそのまま投げ捨て、ロープに飛んでアースクエイク・ヒップドロップ。そのまま3カウントを奪った。
第3試合
CHIAKIは未来を要求するが、朝子が「未来さんが出るまでもないですよ~」と先発へ。
ロックアップからCHIAKIがエルボーでふっ飛ばし、未来が座り込んだ朝子にタッチ。
ロックアップからリストの取り合い。未来がヘッドロックで絞り上げ、ロープに飛ぶがCHIAKIがショルダータックルで吹っ飛ばす。なぜか朝子がCHIAKIの前に立ちはだかるが、CHIAKIは突き飛ばすと未来とエルボー合戦へ。
未来がローキックも、CHIAKIがエルボー連打。未来がローキックで倒し背中にサッカーボールキックから朝子にタッチ。
朝子はオーロラヒップドロップを投下しフォールも2。
朝子と未来でそれぞれ左右から腕を捻り、これを離すと未来がコーナーに戻ろうとするが朝子がダブルと呼び戻す。
CHIAKIをコーナーに振って朝子が串刺しドロップキックから未来も串刺しドロップキック。朝子がフォールも2。
朝子は再度未来をダブルと呼び出し、CHIAKIを2人でロープに振っていくが、CHIAKIはまとめてスピアーで迎撃する。
CHIAKIは朝子に「調子のってんじゃねぇ」とストンピングからボディスラムで叩きつけ寧々にタッチ。
寧々は四つん這いの朝子の背中にセントーンを投下し、逆エビ固めで捕らえる。朝子はなんとかロープを掴みブレイク。
寧々はセントーンからアルゼンチンで担ぐが、未来がサッカーボールキックでカット。
朝子はロープに飛んでドロップキックから、再度ロープに飛ぶも寧々がチョークからネックハンギングツリー。朝子がぐったりすると、寧々がフォールするが朝子はすぐに立ち上がり、唖然とした寧々にストンピング連打から未来を呼び出し、寧々をコーナーに振って未来がラリアット。さらに朝子がコーナーに登ると、ドラゴンリングイン式インセインエルボー。フォールも2。
朝子は未来にタッチ。
未来はミドルキックからロープに飛んでラリアット。さらにスライディングラリアットも、寧々は巻き投げてCHIAKIがエプロンからサッカーボールキック。寧々が大外刈りからCHIAKIにタッチ。
CHIAKIはドロップキックからフォールも2。
CHIAKIはコーナーに振ろうとするが、未来が逆に振って串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックからフォールも2。
未来は39ロックで捕らえるが、寧々がカット。
未来がロープに飛ぶが、寧々が場外から足を掴んで倒し、CHIAKIがケンカキックを叩き込む。
CHIAKIは担ぐが、着地した未来がミドルキック。キャッチしたCHIAKIが足へのエルボーからエルボーも、未来はローキックで倒しロープに飛ぶが、CHIAKIはパワースラムで叩きつけフォールも2。
CHIAKIはロコモーションフィッシャーマンスープレックスからロープに飛ぶが、未来がカウンターのボディプレス。ロープに飛んでスライディングラリアットからフォールも2。
朝子がタッチを要求し、未来はしぶしぶタッチ。
朝子はコーナーのセカンドロープに登り「CHIAKI来い!」と要求。朝子は近づいてきたCHIAKIにドラゴンリングイン式スクールボーイも2。
朝子は串刺し攻撃を狙うが、CHIAKIはスピアーで迎撃し、担ごうとするが朝子は座禅を組んで耐える。CHIAKIは容赦なく背中にドロップキックから狼煙を狙うが、朝子は胴締めフロントネックで捕らえ、CHIAKIは力付くで担ぎ直すと狼煙で叩きつける。だが未来がCHIAKIにラリアットも、寧々が未来をコブラツイストで捕らえ、CHIAKIが未来にガットショットからダブルのブレーンバスターで叩きつける。
CHIAKIはロープに飛んでケンカキックも、避けた朝子の背中に側転ダブルニー。さらに髪を掴んで引き起こし、アルゼンチンで担ぐとそのままムーンウルフで叩きつけ3カウント。
朝子「ごめんなさいせっかく組んでくれたのに!未来さん、もうすぐクリスマスですね。朝子にも、サンタは来るのでしょうか?強くて、可愛い、セーラームーンみたいな、タッグを組みたいな~。パートナー、いないかな~?未来さん、私と!セーラームーンタッグ!組んでください!おねがいしま」
未来「(マイクを遮るように奪って)ごめんなさい」
未来がリングを去って暗転するが、ミラーボールの光とともにクリスマス的な曲が流れ始め、サンタの衣装を着てクリスマスツリー装飾の竹刀を持った轟が入場。
轟「強くて?かわいい?タッグパートナーがほしい?わーったよ!あたしが、タッグ、組んでやるよ。なんか、岩井と?ボスが?なんかタッグ組んで、なんかやるらしいから、それが開催される時まで、轟朝子、夢のセーラームーンタッグ。(クリスマスツリーの装飾をつけた)竹刀だよ」
朝子「(受け取って)かわいい~」
轟「クリスマス仕様の。喜んでる?喜んでるのほんとに。オイお前ら、ぼさっと聞いてんじゃねーぞ。オイ応援しないとな、月に変わってお仕置きだ!シャー!」
朝子「ありがとうございまーす!」
第4試合
未依が客席にアピールして回るが、朝陽は背中を蹴りつけてロープに押し込みチョーク攻撃。これを離すとヘア―ホイップから顔面を踏みつける。レフェリーが注意するが、執拗に顔面攻撃を続けた朝陽に未依が足を刈って倒し、朝陽の顔面を踏みつけていく。
未依はコーナーに振ろうとするが、朝陽は逆に振って走り込む。未依は足を伸ばしてカットし、エプロンからハイキックを叩き込みロープを使ったスタナー。
未依はロープに飛んでいくが、朝陽がフェイスバスターで迎撃しフォールも2。
朝陽はチキンウィングから未依の髪を掴んでロープに押し込み、ロープに飛んで619。避けた未依がロープに飛んでクロスボディアタックで倒し、くまちゃんを持ち出し往復くまちゃんビンタ。朝陽がガードするが、くまちゃんを持たせるとドロップキック。朝陽は避けるとお返しにくまちゃん往復ビンタ。朝陽は未依にくまちゃんを持たせるとロープに飛ぶが、未依は避けるとくまちゃんを顔面にフルスイングする。さらにシーソーホイップからフットスタンプ。フォールも2。
未依がロープに飛ぶが、朝陽はアームホイップから顔面に低空ドロップキックを叩き込み、ロープにもたれさせると619。フォールも2。
朝陽はコーナーに登るが、未依がエルボー連打からデッドリードライブで叩きつけ、コーナーに駆け上がるとダイビングフットスタンプ。フォールも2。
未依はバックを取るが、朝陽が取り返すも未依がスピンキック。避けた朝陽がロープに飛ぶが、未依がスピンキックからくまちゃんボムで叩きつけフォールも1。
朝陽は蹴りつけるとダブルリストアームサルトも1。
朝陽は投げようとするが、未依が腕を巻き込んで後頭部にカカト落としからくまちゃんチョココロネも2。
朝陽はコードブレイカーも、未依がスリングブレイド。ダブルダウン。
未依が引き起こすが、朝陽が左右のバックブローからコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
朝陽はビクトリーサンライズで3カウント。
第5試合
ロックアップからリストの取り合い。珠紗はヘッドロックで捕らえるが、これを抜けたさくらとロープワークの攻防から巻き投げる。さらにさくらのドロップキックを避けてドロップキックで吹っ飛ばすと、場外に蹴り落とし場外乱闘へ。
リングに戻り、珠紗がミサイルキックからフォールも2。
珠紗はクロスフェイスで捕らえるがさくらはロープに足を伸ばしブレイク。
珠紗はコーナーに叩きつけるが、さくらが切り返すとエルボー連打。だが珠紗も切り返し強烈なエルボーからコーナーに振るが、さくらはブーメランクロスボディで迎撃するとロープに飛んでドロップキック。さくらはボディスラムで叩きつけ、鎌固めで捕らえる。これを離すとコーナーに上るが、珠紗がエルボーから正面に上り雪崩式ブレーンバスター。
珠紗は座り込んでさくらを挑発し、さくらはエルボーを打ち込んでいくも珠紗はエルボーでふっとばす。
エルボーの打ち合いからさくらがエルボー連発も、受けきった珠紗が強烈なエルボーからスライディングキック。さらにスライディングクロスボディからフォールも2。
珠紗はMKDを狙うがさくらが丸め込むも2。
さくらは逆打ちを狙うが、珠紗はそのままコーナーに下がり潰す。だがさくらはおぶさったままスリーパーで捕らえ、崩れた珠紗に胴締めスリーパー。珠紗はロープに足を伸ばしブレイク。
さくらはコーナーに登り、ダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
さくらはキルスイッチからフォールも2。
珠紗がバックをとるが、さくらがバックエルボー連打も、珠紗は強引にキャプチュード。
珠紗はコーナーに上り、ミサイルキックからコーナーに登るとセカンドロープからのムーンサルトプレスを投下。フォールも2。
珠紗はグリーンキラーからフォールも2。
珠紗は転がったままのさくらをフォールも2。
さくらはスクールボーイから丸め込むも2。
さくらはスクールボーイを狙うが珠紗が潰してフォールも2。
珠紗はラ・マヒストラルも、さくらが潰してフォールも2。
さくらがロープに飛ぶが、珠紗が追走してジャンピングニーからスライディングニー。フォールも2。
さくらはエルボーも、巻き込んだ珠紗がヨーロピアンクラッチで3カウント。
珠紗「さくら、私とシングルで戦いたいと言ってくれてどうもありがとう。さくらはさぁ、多分皆さんも見てわかるんですけど、すごい頑張ってるんですよ。すごい頑張ってて、その頑張りは絶対誰かが見ててくれる。だけど、その見てるだけの誰かなにもしてくれないから。だから、図々しいぐらい、自分で、自分の価値を誇示して、自分が何をやりたいか、頑張るだけじゃなくて、頑張ったもっと先、さくらが何をしたいのか、そういう、本当の思いを私は聞きたいなと思います」
さくら「戦ってくださってありがとうございました。珠紗さんは団体を背負って、すごい、背負っていつも引っ張っていってくれる存在で、今日こうやってシングルマッチくんでもらえて、本当に嬉しかったです。でも、負けちゃって、めちゃくちゃ悔しいです!だから、またこうやって、珠紗さんと1対1で向き合うチャンスをいただけるように、私はこれからも、頑張る。それは絶対やめません。でも今日こうやって一人で戦って、負けてしまって、でもまだこれからも、高め合っていきたいです。一人じゃダメだったけど、今日こうやってセコンドに付いてくれたアップデート。ユニットとして、1+1で10とか20とかもっと大きくなるアップデートと、アップデートとてっぺんでもう一回挑戦させてほしいです。未依さん!これで、てっぺんと、戦って、これでも負けたら私またここから1から出直します!だから、どうですか?」
未依「朝陽、負けて、すっごく悔しかった。でも楽しかった。でも、やっぱ負けて終われないから、年内はアップデート負けて終わったかもしれないけど、年始はアップデート勝ってハッピーに始めたいので、アップデートとてっぺん!1月5日、どうですか?」
朝陽「いやこっちは全然いいんだけど、何回やっても結果は同じだと思いますよ?そんでさくら、ユニットでも負けたらほんとに1から出直してきな。何回も何回も次があるって思ってるから変われないんだよ。アップデートがどうなっていきたいのか私にはわからない。ここにいるお客さんの8割もわかってないと思う。てっぺんはてっぺんを獲るためのユニットなので、いい踏み台として使わせていただきます・・・カードが決まれば是非よろしくお願いします」
第6試合
3人で手4つから皇希と菜摘が茉莉に左右から大外刈り。ロープに振っていき、茉莉のドロップキックをスカすと菜摘が走り込んでハイキックをスカし、皇希がロープに振って菜摘がアームホイップ。だが茉莉は皇希をアームホイップで投げ捨てる。
再度手4つになるかと思われたが、茉莉が菜摘にヘッドロックから皇希を蹴りつけ、さらに皇希にハイキックから菜摘とグラウンドの攻防。抜けた菜摘が蹴りつけてロープに振るが、茉莉がショルダータックルで倒すも、背後から皇希がラリアットでなぎ倒し逆エビ固め。茉莉はロープを掴みブレイク。
菜摘が茉莉の背中にダブルニードロップを投下し、コーナーに振っていくと皇希が菜摘を振ろうとするが、菜摘は皇希を丸めこむも2。
皇希が菜摘を茉莉に振ると、茉莉は走り込んで迎撃し皇希に走り込むが、皇希はパワースラムで迎撃しフォールも菜摘がカット。
皇希は菜摘をカナディアンバスターで茉莉に叩きつけていき茉莉に170cmプレスを投下しフォールも2。
皇希は茉莉を担ぐが、着地した茉莉がローキックからミドルキック。ロープに飛ぶが、皇希はスカすも茉莉は担ぐとバックフリップ。さらに側転プレスからフォールも2。
茉莉は熨斗紙を狙うが、皇希が耐えると水面蹴りで倒しロープに飛ぶ。そこへ菜摘が追走ニーからボディへ膝蹴り連発。ロープに飛ぶも、茉莉はレッグラリアートで迎撃するが、菜摘はすぐさまランニングニーからコーナーに上る。だが皇希が茉莉を踏みつけながら菜摘にエルボー連打。さらにデッドリードライブで投げ捨て、茉莉と菜摘をまとめて逆エビ固め。これを離すと皇希は菜摘を引き起こし投げようとするが、菜摘が丸め込むも皇希が切り返すが茉莉が皇希にトラースキック。菜摘が茉莉にバズソーキックも、皇希が菜摘にビッグブーツ。全員ダウン。
茉莉が皇希にエルボー連打。ロープに飛ぶが、皇希はスパインバスターで迎撃し起き上がりこぼし式のラリアット。フォールも茉莉が切り返し、お互い切り返し合うが菜摘が茉莉に蒼魔刀からフォールも2。
菜摘は皇希とエルボーの打ち合いとなり、菜摘はボディに膝蹴り連発も、皇希はラリアットでなぎ倒しフォールも1。
菜摘はハイキックからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
菜摘はコーナーに上りダイビングダブルニードロップ。フォールも茉莉がカット。
菜摘は茉莉にエルボー連打から、エルボーを巻き投げるが茉莉がブラジリアンキックから投げようとする。だが皇希が二人まとめてバックドロップからロープに飛んでダブルラリアット。
皇希は茉莉を引き起こしてカナディアンで担ぐと、変形RKOからフォールも2。
皇希はコーナーに上りアメジストバタフライを投下するが、避けた茉莉が疾風迅雷で丸め込み3カウント。
茉莉「青野未来~!チャンピオン姿の最後の新木場公演になりました。12月29日、私が相手で、文句ないでしょうか?」
未来「もちろん、誰が来てもおかしくないと思ってました。茉莉さん、私は、あなたから一度も勝ったことがない直接。あなたから勝って、真のチャンピオンになります。よろしくお願いします」
菜摘「(睨み合う未来と茉莉を見て)ちょっと?握手しないんですか?握手せーへんのかい!ちょっと、あの、3WAY、ほんとに、まあ納得するしかないんですけど、自分が挑戦したい時にほんとに次から次へと色んな人が、あーさんがきて、今回も皇希、2人でベルトの挑戦賭けてやろうって言い出して、お客さんもうちらのシングル、うちらがベルトを賭けた試合をすることを楽しみにしてくれてた人も中にはいらっしゃいます。だからこんな悔しい気持ちのまま終われないんで、12月29日後楽園、シングルでやりましょう。いいですね?」
皇希「菜摘さん、私もちょっと思ってました。今日もそうですけど、今年、私は自分が満足行く結果を残すことができませんでした。だから、今年の最後、菜摘さんに勝って、いい結果残したいと思います。よろしくお願いします」
菜摘「100年早いんだけどー!私に勝つなんて100年早いんですけど、ということで私と皇希のシングル、12月29日おこないますので、ベルト戦より熱い試合お届けします。よろしくお願いします」
茉莉「今日出場した、間違えちゃった、出場した皆さん、あがってください。それでは、今年最後の新木場公演、本当にありがとうございました。強くやさしく、あなたに一生懸命。アクトレスーガールズ~!」
<大会後コメント>
青野未来
――後楽園の挑戦者が茉莉選手に決まったことについて
「茉莉さんに直接勝ったことは今までに1度もなくて。1度、すごく覚えてるのは、前体制のアクトレスガールズでKKMK(※カケミク。パートナーは関口翔)で組んでたときに、パートナーが茉莉さんから獲ったことはあって。それは嬉しかったんですけど、やっぱり自分はそのあとのシングルでも負けてたし、茉莉さんに勝ったことがないっていうのはずっとモヤッとする部分であったので。そんな中で、新体制になってやっと1vs1で当たれるっていうのは、私にとってもすごく挑戦だなと思います」
――茉莉選手を倒して防衛したら、いよいよ挑戦者がいなくなってくる?
「でも、今日闘ったあと2人、菜摘さんと皇希ちゃん。皇希ちゃんと最後、このベルトかけて決勝戦で当たったんですけど、皇希ちゃんもあれからもっと成長してると思うし、菜摘さんとはベルトをかけてやったことはないので。菜摘さんとも私はやりたいなとずっと思ってますね」
――新体制になってからは青野選手と茉莉選手のツートップのような構図があった。いよいよ頂上決戦が行なわれることについて
「正直、このベルトができたときも、ベルトができてからも、茉莉さんはベルトに対しての発言ってほとんど無かったと思うんですよね。だから、ベルトに興味ないのかなって思ってて。それはそれで私もすごく悔しかったです。でも、こうやって、やっとベルトに向いてくれたっていうのも、茉莉さんはSNSとかで『小さいピラミッドの中でやってるベルトだ』って言ってますけど、でも私はそんなこと思って無くて。確かに、『若手の子も含めた全員で』っていうのは出来てないですけど、その中でも強い選手と志を持っている選手をやってきたつもりなので、私は自信を持ってこのアクトレスガールズの頂上のベルトとだと思ってるし、それを思う茉莉さんがいるなら、私はその茉莉さんに勝って真の王者になりたいなと思います」
――先日、全日本プロレスとの連携の話が出たが、チャンピオンとしてはどう受け止めているか
「そうですね。アレは決定になったみたいなんですけど、色々言われちゃうのは仕方ないと思います。私たちはそのいただいたチャンス、大きな団体さんのリングで私たちアクトレスガールズをアピール出来るいい機会だと思うので。『プロレスを辞めたのに』とか色々言われますけど、私たちが今やっていることを見ていただくのが早いと思うので。私たちアクトレスガールズは、それを大きなチャンスだと思って、存分にアピールしたいと思います」
――全日本との連携も含めて、2024年も新しいアクトレスガールズを見せ続けられると
「そうですね!楽しみです、すごく。今まではこのアクトレスガールズの中でみんなで成長して頑張ってきて、若手の子もどんどん成長してきている時期だと思うので、すごくタイミングもいいと思いますし、もっともっと新しい景色を見られると思うし、応援して下さる皆さんと一緒に新しい景色を見たいと思っています」