「まつ毛の長さは女の気高さ」世界最強のアジアンビューティー女子が世界初のベトナム系米国人女子レスラーを制して王座防衛!

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 1日、東京都・後楽園ホールにて『東京女子プロレス誕生10周年記念興行~We are TJPW~』が開催。上福ゆきがVIVA VANからQueen of Asia王座を防衛した。

 上福は今月24日にシンガポールのプロレス団体・SPWに参戦し、同団体のシングル王座であるQueen of Asia王座を戴冠。海外から誉を自団体へと持ち帰った。
 そんな上福に挑戦を表明したのは、初のベトナム系米国人女子レスラー・VIVA VAN。AEW、ROH、AAAなどで活躍し、6冠王にも輝いた強者として知られている。

 VANの挑戦を受けた上福は「とてもゴージャスで美しい、日本に初めて来たと言っているVIVAちゃんが挑戦したいって言ってくれて。とてもアジアンビューティーな試合になると思うので楽しみ」と“アジアの女王”を決める闘いに戦意を高揚させていた。

 試合開始前から互いにセクシーアピールで観衆を煽っていくが、VANへの声援がわずかに勝ると上福は「もういいから、真面目に」と手4つを求めていく。
 上福は得意の目潰しで勝機を作ろうとするが、VANもロープを踏み台にしたアームドラッグや多彩な蹴り技で翻弄。上福もその長い脚を活かしたビッグブートやドロップキックで対抗し、試合は真っ向からの打撃戦へ。
 打ち勝った上福が卍固めからフェイマサーを発射も、これをかわしたVANがランニングダブルニー。さらにもう一撃を狙うが、上福がカウンターの逆フェイマサー。再び足を止めてのチョップ合戦となるが、VANがラリアットでなぎ倒してミサイルキック。さらにコーナーに上がるが、上福が雪崩式ブレーンバスターから再び卍固め。
 これを驚異的な腕力で振り払ったVANがダブルアームに捕らえるが、振り払った上福がその場飛びのフェイマサー。さらにロープに走って正調式のフェイマサーを決めて3カウントを奪った。


 バックステージに戻った上福は、「Queen of Asiaってタイトルに本当に相応しい“ザ・アジアンビューティー”って感じのVIVA VANちゃんが挑戦してくれて、見習いたいところもたくさんあって。試合もいいな~と思ったし、昔藤沢のスナックのママに『まつ毛の長さは女の気高さ』と教わって。あの人まつ毛7cmくらいあるのかな?絶対プロレス的にはやりづらいのにビューティーにこだわってまつ毛をバシッと付けて、メイクも絶対めんどくさいのにあんなにやって。尊敬できることはいっぱいある」と、VANのプロレスの実力だけでなく美意識も高く評価。いつかタッグ等のベルトを一緒に巻きたいという展望を語る。

 そして、今後の防衛ロードについて「海外でも防衛戦していきたいですね。フィリピンとかタイとか色々。私、タイ行ったときに女の子が1人所属してて。めちゃくちゃダサかったんですよ、雰囲気が。化粧とかテキトーだったんで、私が持ってる間はキレイなおかつアジアンないい奴と試合していきたいと思ってるんで。女度とアジア度を上げていきたいと思います」と語った。

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