【試合詳細】11・18 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&弓李vs星ハム子&松下楓歩 YuuRI&古川奈苗vs神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗 トトロさつきvs咲蘭 Yappyvs緑野アミサ
『アイスリボン1313』
日程:2023年11月18日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:53人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○Yappy
6分42秒 ウェイストランド→片エビ固め
●緑野アミサ(AlmaLibre)
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○トトロさつき
6分22秒 体固め
●咲蘭
▼タッグマッチ 15分1本勝負
YuuRI(ガン☆プロ)/●古川奈苗
10分15秒 オクラホマロール
神姫楽ミサ(JTO)/○しのせ愛梨紗
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●星いぶき/弓李
12分48秒 ファルコンアロー→エビ固め
星ハム子/○松下楓歩
楓歩がいぶきとの大晦日決戦を前に2連勝でICE×∞初戴冠に向け驀進!Yappyがフィリピンから帰国し華麗に勝利
第1試合
フィリピンに帰国していたYappyがアイスのリングに戻ってきた。8月26日後楽園ホール大会以来となる復帰第1戦の相手は緑野。ロックアップからタックル合戦で緑野がYappyを倒し、ショルダークロー、Yappyの腕をクロスさせてのチンロックで絞め上げる。ロープに逃れたYappyをコーナーに振った緑野。コーナーに飛び乗ったYappyは飛び込んできた緑野をコーナーでの絞首刑に持ち込もうとするが、緑野のウエイトにいつものように引き上げることができず。逃れた緑野がYappyをデッドリードライブで投げ落としボディプレスもYappyがかわす。緑野をコーナー2段目に横に固定したYappyが串刺しボディアタックからカバーもカウントは2。Yappyが変形キャメルクラッチ。絞め上げたあとヒップドロップを落とす。エルボーの打ち合いからYappyがタックルで緑野を吹っ飛ばし、ロープ際に追い込むと飛び込みの開脚ヒップドロップ。Yappyがギロチンドロップでカバーもカウントは2。緑野がYappyをボディスラムで投げ自らロープに飛んでの低空ボディアタックでカバーもカウントは2。緑野がラリアットでカバーもカウントは2。緑野がYappyをロープに飛ばすが、Yappyがカウンターのアックスボンバーを決めカバーもカウントは2。Yappyが緑野をファイヤーマンズキャリー。前方に叩き落すWASTELANDを決めカウント3を奪った。
第2試合
圧倒的なウエイト差があるトトロと咲蘭の4度目のシングル戦。観客のコールを受ける咲蘭にイライラを爆発させるトトロ。そのトトロの感情を逆なでするように、トトロに対して左手を挙げて「来いよ!」と挑発する咲蘭。トトロが手を合わせるタイミングで、咲蘭がトトロのつま先を踏みまくる。さらに前のめりになったトトロの両手を踏みつけた咲蘭がフットスタンプを狙うが、これをかわしたトトロが逆に咲蘭の両手を踏みつけての腰振りダンスからフットスタンプ。これをかわした咲蘭がトトロの両手を踏みまくると、ロープに逃れたトトロの手を狙った低空ドロップキック。さらにエプロンにトトロの両手を引き出し手の甲へのフットスタンプを決めた咲蘭は、トトロにエルボーで挑む。「なめんな!」と前蹴りで咲蘭を吹っ飛ばしたトトロはストンピングからコーナーに咲蘭を詰めての踏みつけ。引きおこすとコーナーに咲蘭の頭を叩きつける。さらにロープを使って咲蘭の顔面をこすって引きずるとはりつけボディアタックでカバーもカウントは2。エルボーで反撃に出る咲蘭だが、トトロのウエイトの乗ったエルボーを浴び動きが止まってしまう。咲蘭をコーナーに振ったトトロ。トトロの飛び込みをかわした咲蘭が串刺しエルボーから足へのドロップキック、膝立ちのトトロへ低空ドロップキックでカバーもカウントは2。咲蘭のドロップキック2連発を仁王立ちで受けて立ったトトロは咲蘭をロープに振るが、咲蘭がドロップキックでトトロを倒す。咲蘭がカバーもカウントは2。さらにそのまま2度押さえ込んだ咲蘭だが、いずれもトトロがキックアウト。咲蘭が胴締めスリーパー。ロープに逃れたトトロに咲蘭がコーナー最上段からのダイビングボディアタック。カバーもカウントは2。トトロが咲蘭を肩口に担ぎ上げるも咲蘭が逃れる。咲蘭をコーナーに振ったトトロだが、飛び込みを咲蘭が高角度回転エビ固め。カウントは2。続けて咲蘭がオクラホマロールに入るもトトロのウエイトの下敷きになった咲蘭。これを返すことができず、カウント3が入った。
試合後、納得がいかない咲蘭がレフェリーのMIOにクレーム。11月23日横浜リボンで対戦する網倉について「次もデブが相手。何か自分にハンディがほしい。」と訴え、これを受けてMIOが咲蘭のみ2カウントフォールを認め、網倉とのウエイトのハンディを補う変則マッチにすることとした。一転して俄然、やる気満々になった咲蘭は「横浜、皆さん来てください!」と大会をPR。
第3試合
前回はハロウィンリボンに参戦し、楓歩との恐竜タッグを結成した古川がYuuRIとの初タッグを結成し、神姫楽&しのせと対戦。試合前から古川に対してバチバチムードのしのせは自ら先発に出ると「古川、出て来いよ!」と挑発。これを古川が受け、試合はしのせvs古川でスタート。いきなり古川の髪を掴み喧嘩上等のしのせ。古川もしのせの髪を掴み返し、両者がにらみ合う。ここで神姫楽がアシストに入り、しのせで2人で古川をロープに振ってのダブルタックル、ダブルエルボードロップを決め、しのせがカバーもカウントは2。さらに古川をロープにはりつけたしのせは古川の髪を掴み、さらに後ろから古川をチンロック。代わった神姫楽がボディスラム3発を決め、再びしのせに交代。古川を起こしたしのせだが、古川がエルボー連打でしのせをロープ際に追い込む。さらに古川がヘッドバットを入れYuuRIに交代。YuuRIがボディスラムから後頭部への低空ドロップキックを決めカバーもカウントは2。YuuRIがしのせをコーナーに詰めての踏みつけから古川を呼び込んでの串刺し連係。さらに古川がサマーソルトドロップを決めたところにYuuRIが旋回式ボディプレスでカバーもカウントは2。しのせがカウンターのドロップキックでYuuRIを吹っ飛ばし、神姫楽に交代。神姫楽が飛び込みタックル、助走つき正面ドロップキックから串刺しラリアット、タックル、エルボードロップを決め、セントーンを仕掛けるもこれはYuuRIがかわす。YuuRIがサッカーキック、バックキック、側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウントは2。エルボーの打ち合いから神姫楽がミサボムを狙うが、こらえたYuuRIがハイキック。これをかわした神姫楽だが、YuuRIが追撃のトラースキックをヒット。しかしすぐに神姫楽がカウンターのラリアットを決め、グランドを仕掛けにいくが、ここでしのせがチェンジを要求。代わったしのせがタックル、串刺しボディアタック、タックルでカバーもカウントは2。しのせがネックブリーカーでカバーもカウントは2。しのせがマウントを取ってのエルボー連打からYuuRIを引き起こすが、YuuRIがカニばさみでしのせをロープ際に追い込み619、サッカーキック、PK、正面ドロップキックでカバーもカウントは2。YuuRIがフェイスロックを仕掛けるも、ここで古川がチェンジをアピール。代わった古川が串刺しニーでカバーもカウントは2。古川がアームバー、ダブルハンマー、サソリ固めで猛攻に出る。神姫楽がカットに入り、古川をコーナー際にボディスラム。しのせにコーナーに上がるように指示も、ここでYuuRIが間に合い、しのせをデッドリードライブ。古川がスライディングのダブルハンマーでカバーもカウントは2。古川が腕十字固めを狙う。グリップを固めてこらえたしのせが反転して抑え込むもカウントは2。古川が体勢を戻す前にしのせがオクラホマロールで丸め込み、カウント3を奪った。
第4試合
大晦日の後楽園ホール大会のメインでICE×∞王座戦を行ういぶきと楓歩の前哨戦第2ラウンド。前回の道場マッチで初めていぶきから勝利した楓歩は、いぶきを知り尽くしたハム子をパートナーにリングに立つとゴングと同時に奇襲攻撃を仕掛ける。弓李を場外に落とし、いぶきにダブルタックル。ハム子がボディプレスでカバーもカウントは2。さらにいぶきに串刺し連係からダブルのお・し・り・ダーッ!ハム子がいぶきにブルドッキングヘッドロックを決めカバーもカウントは2。いぶきを自軍コーナーに押し込むと楓歩と2人でいぶきの顔面を踏みつけ。代わった楓歩がリングインするも、ここでいぶきがタックルを決め代わった弓李がドロップキックから踏みつけロープ走り、側転プレスでカバーもカウントは2。弓李が脇固めから髪を掴んでレフェリーに怒られ、首筋を肘でぐりぐりしてレフェリーに怒られる。楓歩が反転しようとするも弓李が腕4の字へ。ハム子がカットに入り、2人で弓李をロープに振るとロープ際に追い込んでの連続ボディアタックからダブルエルボー。楓歩がカバーもカウントは2。楓歩がサイドバスターでカバーもカウントは2。代わったハム子が弓李をコーナーに詰めて腹ウォッシュを狙うが、弓李がハム子のお腹に噛みつき、これを阻止。さらに腕に噛みつきレフェリーに怒られる。弓李がハム子の腹にパンチ連打もハム子は仁王立ち。弓李がヘアーからカバーもカウントは2。弓李が口封じ攻撃。これが苦手なハム子が嗚咽しながらエルボーで反撃しコーナーに弓李を振るが、エプロンに逃れた弓李はコーナートップからのダイビングボディアタックでハム子をカバーもカウントは2。代わったいぶきもダイビングボディアタックを決め、さらにトラースキック、河津落としからグランドでの変形アームバー。楓歩がカットに入り、楓歩が弓李、ハム子がいぶきをロープに振ろうとするが切り返したいぶきと弓李が同時バッククラッカー、同時ネックブリーカーを決め、いぶきがハム子をカバーもカウントは2。いぶきがアッパーエルボーからバックフリップもハム子がカウント1でキックアウト。今度はハム子がいぶきをバックフリップも、いぶきもカウント1で返す。ハム子が腹アタック連打からシャイニング腹ザードでカバーもカウントは2。代わった楓歩がドロップキック、串刺しエルボー、ミサイルキックでカバーもカウントは2。楓歩が延髄ハイキック、PKでカバーもカウントは2。いぶきがエルボー。楓歩も返しエルボーの打ち合いへ。エルボーに逆水平チョップも加えるいぶきが正面ドロップキックからロープ際に楓歩を追い込み顔面ウォッシュ、飛び込みニーでカバーもカウントは2。弓李がアシストに入り、楓歩の両足を取って跳ね起こしたところにいぶきがトラースキックを決め、楓歩を担ぎ前落としでカバーもカウントは2。楓歩が切り返しの動きからSTOを決め、さらにブレーンバスターでカバーもカウントは2。いぶきが楓歩の腕を巻き込みながら河津落としの形で後方に倒れて丸め込む変則的な動きでカバーもカウントは2。さらに楓歩の首を固め小股すくいの形で前方に回転するムーブからカバーもハム子がカット。前回の楓歩のフィニッシュ技に対して、この日はいぶきが2つの新しい技を仕掛けてきたが、いずれもカウント3にはならず。弓李がハム子をフィッシャーマンズ・スープレックスで投げ、いぶきをアシスト。いぶきが楓歩にランニングダブルニーアタックを決め丸め込むもカウントは2。いぶきがバズソーキックも楓歩がかわす。楓歩のハイキックもいぶきがかわす。このタイミングでハム子が飛び込みラリアットをいぶきに叩き込む。楓歩が振り子落としでカバーもカウントは2。起き上がったいぶきにまたもハム子が飛び込みラリアット。楓歩が変形ブロックバスターも弓李がカット。ハム子が弓李を牽制。楓歩がファルコンアローでいぶきを叩きつけエビ固めでカウント3。ハム子という司令塔を得て、前回に続き、またも前哨戦は楓歩が自らいぶきを押さえ込んでの連勝となった。
試合後、マイクを手にした楓歩は「勝ったぞーっ!ハムさんとの2回目のタッグで、ハムさんのアシストのおかげで勝つことができました!ありがとうございます!先週に続いて星いぶきから2連勝ですよ。いぶきさん、タイトルマッチだけに結果を求めているんじゃないんですか、あなたは今。23日も前哨戦決まってます。またハムさんと、真琴さんと組んで前哨戦決まってます。私は大晦日まですべてのあなたとの試合、松下楓歩が全勝するんで。私があなたから1回も負けないで大晦日、挑戦しようと思います。」と前哨戦全勝を宣言した。これをじっと聞いていたいぶきは手元に置かれたマイクを手にすることなく、先週に続き、この日も沈黙を通した。そして、この日も最後は楓歩がセンターに立ち「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。