70歳を迎える藤波辰爾と葛西純が凶器乱舞の流血戦!

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 17日、東京都・後楽園ホールにてドラディション『THE RISE OF SPIRIT TOUR PHASE-2 IN TOKYO DRAGONCUP 2023 ~準決勝&優勝決定戦~』が開催。船木誠勝&LEONAが優勝を果たした。

 藤波は1971年5月9日に日本プロレスでデビューし、新日本プロレスで活躍。現在は自身の団体であるドラディションを率いているが、1プレイヤーとしても衰えを見せることなく、2021年にはプロレスリングHEAT-UPにてHEAT-UPユニバーサル王座&PWL WORLD CHAMPION王座のシングル二冠王を戴冠。昨年にはデビュー50周年を迎え、今年12月には70歳を迎えようという老齢ながら今も尚一線級の実力を保持している。
 半世紀にわたってプロレス界を支えてきた偉人の1人であり、2015年にはWWEで師匠・アントニオ猪木さんに次ぐ(日本人プロレスラーとして)2人目の殿堂入りを達成。“飛龍”藤波辰爾の名は世界に轟いている。

 藤波は今年からプロレス界の若手育成プロジェクト『ドラゴンスタジアム』をスタート。他団体の若手が一同に集って切磋琢磨し、藤波自身も若手選手に50年以上に渡るプロレス経験値を授けるという場を創って後進の育成にも着手している。
 さらに、プロレス界活性化の一環としてドラディション初のタッグトーナメントである『DRAGONCUP 2023』も開催するに至り、界隈を大いに賑わせている。

 藤波はZERO1の若手・星野良と組んで出場したが、残念ながら1回戦負け。
 この日は藤波辰爾&関本大介&樋口和貞vs藤原喜明&葛西純&吉田綾斗の6人タッグマッチが実施。ストロングスタイルの体現者たる藤波と、デスマッチのカリスマたる葛西の対面に注目が集まっていた。


 葛西は試合前から藤波を激しく挑発していき、試合開始直後にポケットからフォークを取り出して振りかぶるなどやる気満々。
 中盤には藤原組長のサブミッションが光って藤波らが苦戦する展開となるも、藤波が吉田にドラゴンスクリューからのドラゴンスリーパーを決める。これで試合は決着かと思われたが、組長が一本足頭突きでカット。そのまま藤波が袋叩きにされる展開に。
 ここで葛西は代名詞的な凶器である竹串の束を取り出し、藤波の額に突き刺さんと襲いかかる。これを受け止めた藤波がドラゴン張り手で撃退すると、葛西は関本の頭に竹串の束を突き刺す。
 この蛮行に怒りが爆発したか、藤波はイスを持ち込んで葛西をぶん殴り、止めに来た組長、吉田、そしてレフェリーまでもイスで殴打。場外で藤波と葛西が殴り合う中で藤波の反則負けを告げるゴングが打ち鳴らされるという波乱の結末に。

 試合は終わっても乱闘は終わらず、口元から流血した藤波が葛西の額に竹串を突き立てて血を吹き出させるなど大荒れの流血戦となった。

 バックステージに戻った藤波は、「今更このキャリアでデスマッチとかああいうものを経験しようとは思ってないけど、みなぎってきたね。違う意味の闘志が。『まさかウチのリングでは』って思ったけど、アイツの場合は関係ないか。ドラディションのリングを串で汚そうだなんて。でも、彼にとっては串なんて朝飯前だろう。あんなんで俺が騒いだらアイツら笑ってるだろう。昔猪木さんとタッグを組んで上田馬之助&タイガー・ジェット・シンと闘っていたときのような、若い感覚……腹の底から沸き上がるものを感じたね。やっぱり、俺もプロレスラーだな」と不敵に笑った。

 今年12月28日に70歳の誕生日を迎える藤波だが、まだまだ現役。
 葛西との再戦も仄めかした他、この日にタッグトーナメント優勝を果たしたLEONAが父との対戦を求めて初の親子対決の可能性が浮上するなど、これからも藤波のストーリーには楽しい続きがありそうだ。

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