プリプリ王者・山下実優、悪態ざんまいの挑戦者レジーナに「5分以内で蹴り倒したい!」

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 東京女子プロレスが10月25日、都内で記者会見を行い、同月27日の東京・後楽園ホールでプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者・山下実優と挑戦者・レジーナが登壇した。

 フィンランドから初来日となったFCF(Fight Club Finland)ヘビー級王者の“北欧の未確認モンスター”レジーナは166センチ、105キロの大型選手。来日初戦(10・20会津若松)では鳥喰かやを、第2戦(10・21仙台)ではHIMAWARIをいずれも5分ほどで料理した。


 携帯電話で話をしながら、コーヒーを片手に現れたレジーナは着席するなり、テーブルに両足を乗せる行儀の悪さ。調印書にサインしたレジーナは「日本に来て1週間経つけど、日本のレスリングは私にとって楽勝で楽しいもの。27日、このベルトがフィンランドに来ることになる。彼女はかわらしい弱々しいキックを使うけど、私には通用しないでしょう。彼女が通用するか試したいならやってみればいいんじゃない?」と不敵に語った。

 山下は「瑞希からベルトを獲って初めての防衛戦。一発目、レジーナ選手は大きくて、試合もいくつか見ましたけど、身体の大きさだけじゃなく、彼女の持っているベルトはミックストマッチで男子レスラーから勝ち獲ったものなので、彼女の強さは分かってます。彼女からはかわいらしい蹴りとか言われたけど、試合をした後も同じことを思えるのか? その後のコメントが気になります。彼女は東京女子に来て2戦しているけど、いずれも5分で終わってる。私はこのタイトルマッチで5分以内で蹴り倒したいと思います」とキッパリ。

 この発言に対し、レジーナは「2試合とも5分で勝ってるし、すごくかわいらしい冗談を言っているわね」と笑い飛ばした。

 レジーナの悪態について、山下は「どういう姿勢で来ようと関係ないですけど、会見のときは電話を控えてもらって。それは人としてというか。それだけですね。闘いのときにも携帯を持ち込まないよう気を付けてほしいです」とクギを刺した。

 山下が敗れると、ベルトがフィンランドに流出してしまうが、レジーナは「フィンランドに持って帰って、獲ったからには世界中、私がいくところでタイトルマッチをやりたい」とコメント。阻止したい山下は「瑞希を含めてですけど、今までのチャンピオンたちも形は違えど、そういうリスクをたくさん負ってきたなかでベルトを守ってきたと思う。そこに対して焦りもないし、チャンピオンとしてやるべきことなのかなと思うので、しっかり守ってレジーナには渡さない」と言い切った。

 フォトセッションが終わると、レジーナは山下に肩をぶつけて退場し、最後まで悪態ざんまいだった。

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