長谷川美子が引退ロードで縁あった清水愛、本間多恵、高瀬みゆきと熱闘を展開!「本当に幸せな一日でした」

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 東京女子プロレスが6月28日、東京・TOKYOSQUARE in Itabashiでスピンオフ興行『TJPW INSPIRATION』を開催した。7月8日の新宿FACE大会で東京女子を卒業し、プロレスを引退する長谷川美子が引退ロードで縁があった選手たちと熱い戦いを繰り広げた。

 まず、長谷川は第1試合で声優でもある清水愛と3分のエキシビションマッチで激突。長谷川と清水はかつてプロレスを題材とした舞台で共演した縁がある。主に2014年から2016年に東京女子で活躍していた清水はしばらくリングから離れており、この日が約9年ぶりの試合となった。

 清水はロープ拝み渡り、カミカゼ、ロメロスペシャルを決めるなど、ブランクを感じさせないファイトぶり。長谷川もニードロップ、足決め式フェースロックなどで攻め込むも、あっという間にタイムアップのゴングが鳴らされた。

 そして、長谷川は第4試合で鳥喰かやと組み、アクトレスガールズ時代の先輩にあたる本間多恵、高瀬みゆきと対戦。特別レフェリーはアクトレスガールズでの先輩で昨年7月に引退した角田奈穂が務めた。長谷川がエルボーを連打すれば、高瀬はチョップで反撃し、ヘッドロックの応酬となる。高瀬がパートナーの本間をブレーンバスターで、長谷川の体の上に投げ捨てる。高瀬と本間が口論となり、かつてタッグを組んでいた本間と角田レフェリーがまさかの連係。長谷川は高瀬にエルボー連打から変型卍固め。長谷川が本間にマフラーホールドもエスケープ。高瀬が長谷川を雪崩式ブレーンバスターで投げる。高瀬が角田レフェリーをブレーンバスターで投げようとすると、切り返した角田レフェリーが逆に投げる。長谷川が本間、高瀬とエルボーのラリー。本間が長谷川に腕取り式DDT、ワキ固めから腕固めに移行してギブアップを奪った。

 バックステージで長谷川は「INSPIRATIONということで、ふだんの東京女子では見られない(メンバー、カードで)。私は清水愛さんとも対戦させていただいて。次の試合の相手は多恵さんとみゆきさんで、まさか奈穂さんまで来て。隣には安心のとりっぴーがいて、ホントに幸せな一日でした。ありがとうございます」と満面の笑み。残された長谷川の試合は7・5横浜、7・8新宿での2試合となった。

 スペシャルレフェリーを務めた角田は「これからも継続して、厳格にやらせていただくのであれば、機会があればやりたいなって気持ちはあります」と再度のレフェリングに色気を見せていた。

 また、約9年ぶりの試合となった清水は「いきなりだと難しいので、何度か練習に参加させていただいて。やってみたところ、意外と体が覚えてるなって。以前やっていたことが染みついてるというか、意外と早く思い出せて。人間の体ってすごいなって思いました」と話した。今後のプロレス参戦については「オファーがあれば。求めていただいてなんぼなので。もうちょっと見たいぞっていう方がいらっしゃれば、この大会あるから来てもらえるっていうのをもらったら、スケジュールが合えば参加したいなって」と意欲を見せた。

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