瑞希がデビュー10周年記念試合を自らの勝利で飾る!「この空間で自分がやらなきゃいけないことに向けて突っ走る!」

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 東京女子プロレスが12月15日、東京・新宿FACEで『Angel and Rabbit』を開催。デビュー10周年を迎えた瑞希が記念試合を自らの勝利で飾り、さらなる飛躍を誓った。

 瑞希は2012年12月にデビューし、2017年3月より東京女子にレギュラー参戦。当初は伊藤麻希率いる「伊藤リスペクト軍団」のメンバーとして活動したが、2018年夏に坂崎ユカとマジカルシュガーラビッツ(マジラビ)を結成し、同年8月にプリンセスタッグ王座を初戴冠。2019年、2020年の夏のシングル最強決定トーナメント『東京プリンセスカップ』で2連覇を達成。同年11月、TOKYO DOME CITY HALLではパートナーの坂崎が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑み、敗れはしたものの名勝負を繰り広げた。その直後に同団体への入団を発表。2021年10月にはマジラビでプリンセスタッグ王座を2度目の戴冠を果たした。坂崎とのマジラビは同団体きっての名タッグで、東京女子には欠かせない選手だ。

 この日の記念試合では自身の希望で、辰巳リカと異色タッグを結成し、本来のパートナー坂崎、角田奈穂組と激突。序盤、瑞希は対戦相手の坂崎との合体攻撃を角田に見舞うハプニングも発生。しかし、その後は坂崎ともガッチリ激しい攻防を展開。瑞希がトップロープから場外めがけてダイビング・ボディアタック、クロス・フェースロックを繰り出せば、坂崎は腕と足を極める複合技、垂直落下ブレーンバスターで対抗。さらに、2人はエルボーのラリーで意地の張り合い。瑞希は秘技・渦飴を繰り出して坂崎を排除すると、角田にキューティースペシャルを決めて3カウントを奪った。

 瑞希は「いろんなことを一緒に乗り越えてきたSAKIちゃんとデビューして、尊敬できる先輩たちに囲まれて、東京女子に出会って、たくさんの仲間が増えて。そんななかで、プロレスができて幸せだなって思いました。10年って言っても、何一つ誇れるようなことはないかもしれへんけど、応援してくれるみんなのためにこれからも戦っていきたい」とマイク。

 バックステージで瑞希は「(坂崎と対戦して?)2年ぶりになるんですかね。やっぱり複雑な気持ちになった。でも、一番横で見ててほしい人であって、一番成長を見ててほしい人であるから。戦って、どう思ってくれたかなと思いつつ、やっぱりユカッチ(坂崎)の隣が落ち着くなって。(11年目に向けては?)10年やってきて、胸張って言えない自分がいて。この空間で自分がやらなきゃいけないことは自分が一番分かってるので、それに向けて突っ走ろうと思います」とコメント。

 また、来年のイッテンヨン(1月4日、後楽園ホール)で、赤井沙希と保持するプリンセスタッグ王座の防衛戦(挑戦者はマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)を控える荒井優希(SKE48)は、宮本もかとのコンビで、リオ、伊藤組と対戦。荒井はリオのパワーにやや押される場面もあったが、伊藤にドロップキック、リオにエルボー、ビッグブーツを叩き込むなど好調ぶりをアピール。試合はリオが宮本をドレイデッドエンドで沈めて勝利は逃したが、荒井は「海外の選手と戦うのが最初は怖かったけど、今日海外の選手と当たれたことで、そこに対しての恐怖心はなくなった」と防衛に向け手ごたえを感じたようだ。

 なお、イッテンヨンで練習生の上原わかな、HIMAWARIがデビューすることが決まった。タレント活動との両立を目指す上原は「夢プロレスはエキシビションだったんですけど、今度は東京女子の一員として、東京女子のリングで試合できるのをうれしく思います。東京女子をより盛り上げていけるよう頑張ってまいります」、HIMAWARIは「まだ実感がありません。でも上がるからには皆さまを楽しませられるような試合をできるように頑張ります」と意気込みを述べた。

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