イッテンヨンのW前哨戦で愛野ユキが上福ゆきに直接勝利で王座奪取に弾み!「あと1回戦うってことはまた私たちは強くなるってこと」

東京女子プロレスが12月21日、東京・東京たま未来メッセで『せ~の、メリークリスマス!2025』を開催した。来年イッテンヨン(1月4日)後楽園ホールでのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者=渡辺未詩vs挑戦者=鈴芽)、プリンセスタッグ選手権試合(王者組=上福ゆき&上原わかな《Ober Eats》vs挑戦者組=愛野ユキ&風城ハル《春雷烈火!!プリズムグリード》)のダブル前哨戦が行われ、愛野が上福から直接勝利を挙げ、ベルト獲りに弾みをけた。
この日、王者チームの渡辺&上福&上原が挑戦者チームの鈴芽&愛野&風城と対戦。風城が上原にドロップキックを叩き込めば、愛野はショルダータックルをぶちかました。上福が風城に串刺し式ビッグブーツ、上原が串刺し式エルボーを繰り出すなど、目まぐるしい攻防に。鈴芽が渡辺にフェースクラッシャー、ミカヅキ流星群。リング・ア・ベル狙いを阻止した渡辺はアバランシュホールド。さらにジャイアントスイングにいこうとするも、鈴芽が踏ん張って回避。鈴芽が渡辺にドロップキック3連発。だが鈴芽をキャッチした渡辺が開花式ジャイアントスイング。上福が愛野を雪崩式ブレーンバスターでぶん投げると、愛野も愛と炎のフルネルソンで反撃もカット。風城がロープを利したドロップキックを繰り出しと、鈴芽がエプロンから断崖式フェースクラッシャーで渡辺を排除。最後は上福を捕獲した愛野がヴィーナスDDTの体勢に入ると、風城が両足を持ち上げて、そのままマットに叩きつける合体技(アップドラフト!!オーバードライブ)を決めて3カウントを奪った。
試合後、愛野は「挑戦者組、勝ったぞ! 私と鈴芽は前哨戦はもうないけど、でもあと1試合(12・27新宿)あるんだよ。あと1試合戦うってことは、私たちはまた強くなるってことだからら。イッテンヨンに向けてたくさんパワーを溜めていこう!」と勝利の雄たけび。
バックステージで愛野は「私はタイも行ってないから2週間ぶりでうずうずしてて。タイトルマッチが決まってから試合がないというお預け状態だったから。今日に向けて気合いが入りまくっていたんですよ。なので今日、この3人で戦えて勝てて本当によかった」と笑み。風城は「ユキさんたちとできる前哨戦は今日が最初で最後だったけど、イッテンヨンに向けて残り2週間。今日ですごく気合いが入ったし、勝ったことでベルトを持っている姿が少し想像できるようになった。この気持ちを、わかなさんとのシングルで明確にして、ユキさんと鈴芽さんもイッテンヨンでベルトを巻きにいこうと思います」とキッパリ。
鈴芽は「私もメラメラとした熱い風みたいなものを感じてめっちゃ気合い入った。私は自分の持てるものを全部使って、自分らしいとか自分らしくないとか考えずに、未詩さんにぶち当たろうと思うし、今日ので未詩さんは全方向に警戒しないといけなくなったと思うので。どこからでも刺せる。未詩さんにとって一番危険な存在になろうと思います。私はイッテンヨンの先で、この3人でベルトを巻きたいです」と力を込めた。
















